「SAO」ゲーム最新作「Echoes of Aincrad」スペシャルイベントのプロモーションアニメ「Unanswered//butterfly」舞台挨拶をレポート!内山昂輝さん演じるレックスにはある秘密が……!?

発表会・イベント取材
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電撃文庫より刊行されている川原礫氏のライトノベル「ソードアート・オンライン(以下、SAO)」シリーズ。その家庭用ゲーム最新作「Echoes of Aincrad」が、PS5/Xbox Series X|S向けに2026年7月9日、PC(Steam)向けに同年7月10日に発売される。

先日5月11日には、その発売に先駆けてスペシャルイベントが実施。プロモーションアニメ「Unanswered//butterfly」が上映されたほか、松岡禎丞さん、戸松遥さん、黒沢ともよさん、内山昂輝さん、加藤礼愛さん、理名さん、マフィア梶田さん(MC)、吉平“Tady”直弘氏(ポリゴン・ピクチュアズ)、二見鷹介氏(バンダイナムコエンターテインメント)登壇の舞台挨拶も行われた。

アフレコや劇中歌の収録についての裏話、声優陣が感じた「Unanswered//butterfly」の物語やそれぞれのキャラクターの印象が明かされたので、本稿でその模様をレポートする。

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内山さん演じるレックスは、物語の前半と後半とで落差がある!?

「Unanswered//butterfly」の上映後にMCを務める梶田さんの呼び込みで、登壇者がステージに登場。まずは、黒沢さんから順番にご挨拶を述べていった。

最初に監督の吉平氏から、作品が上映された今の心境を伺うことに。吉平氏は本作を110分という尺の物語で、劇場で上映できるような本気の長編アニメを目指して制作に打ち込んでいたとコメント。脚本を執筆した牧野圭祐氏をはじめ、音楽もその場面ごとにあったものを作曲していた音響チームなど、制作における全てのセクションに時間をかけていたことから、実際に劇場で上映をし、舞台挨拶まで出来たことに幸せがあったのだとか。

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続いて主演の黒沢さん&内山さんがコメント。黒沢さんは「SAO」関連作品への出演は初だそうだが、TVアニメ第1期が放送された当時はまだ中学生くらいだったとのこと。もちろんリアルタイムでいち視聴者として見ており、そんな作品の世界に自分がキャラクターとして存在できるのかと考えたら、胸の高鳴りが止まらなかったと語ってくれた。

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内山さんは長い歴史を持つ「SAO」の世界にこのタイミングで参加できると思っておらず、出演できたことに驚いたそう。また、本作がゲームのプロモーション映像であることにも驚いたそうで、アフレコ収録時からどのような形で完成して世に出るのか気になっており、それがこのイベントでファンへと届いたことへの喜びを露わにしていた。

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松岡さんは、内山さんが演じられているレックスのキャラクター性について言及。詳細はネタバレになってしまうので実際に本作を見て確かめていただきたいのだが、物語の序盤と終盤とでレックスは落差があることを窺わせてくれた。

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その後は収録時のエピソードに花が咲きつつ、戸松さんにも作品の感想を話してもらうことに。戸松さんも内山さん演じるレックスが怖かった様子で、それくらい視聴者として本作にのめり込んだと明かした。また、収録時から映像と音が入ることでよりそれぞれのキャラクターが立体的になっていたとも語られた。

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そんなレックス役の内山さんは、最初に台本をチェックした際の本作の印象を問われると、キャラクターデザインがかなり可愛らしく少年味があったので、自分で大丈夫なのだろうかと考えたことを明かしてくれた。しかし、物語の後半の展開を見た時には「ああ、俺だな」「そういうことなんだろう」という印象をひしひしと感じたと述べていた。

内山さんは収録ではグラデーションの部分を設けつつ、二人分の役作りを用意するような気持ちだったのだとか。そして、物語が進むにつれてまた違った表情を見せてくれる……という流れを作ろうとしていたそうだ。いったいレックスがどのようなキャラクターなのかは、実際の作品で確かめてみてほしい。

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ビーターと呼ばれていたキリトを第三者目線で見たときにどんな印象を持つのか

監督の吉平氏に、どのような意図をもって牧野氏と共に本作の物語を作り上げたのかを伺う場面も。ここで吉平氏は、「SAO」のアインクラッド編で新たなエピソードを描こうと考えた時に、どうしてもキリトという存在が厄介だったと語ってくれた。

その理由としては、彼が登場するとあっという間に事件を解決に導いてしまうため。そこから、キリトを悪役に据えるというアイディアを思い付き、アインクラッドの第1層~第3層の攻略を進めている当時の“ビーター”と呼ばれていた頃のキリトを、「Echoes of Aincrad」から新たに「SAO」の世界観に触れる人や、本作から登場するキャラクターたちがどう見るのか……という発想から物語が始まったのだとコメント。

そして、令和の時代を生きる今時の女の子の成長物語を描こうとなった際に、もうひとつ世界観を膨らませる要素として生まれたのが、レックスというキャラクターだったことも判明。

また、エミルンについて掘り下げていくトークもあった。黒沢さんは台本が手元に届いた当時がちょうど結婚するかしないかという時期だったことを明かし、後半の展開を踏まえつつ自分のパートナーがレックスのような人物だったらどうするだろうか考えたと話した。

加えてエミルンの前向きさや前に進もうとする力が強いことにも言及。それを否定することにならない形になると良いなと思いながら、受け止めたり、フィルターをかけずに事実を飲み込むことに注力しながらお芝居したとも。

作中に登場するエミルンとレックスの喧嘩シーンなどについても掘り下げていき、話題は劇中歌「Reach for the Rainbow」を担当した加藤礼愛さん、理名さんについて。加藤さんはオファーをもらった当時まだ中学3年生だったそうで、劇中歌を担当する経験もこれまでなく、自分の声が曲に当てはまるのか不安があったと共に、素直に嬉しい気持ちがあったとのこと。

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理名さんはバンドのボーカルとしての活動がありつつ、その枠をこえてソロ名義で歌う経験が初めてだったとコメント。また、「SAO」という歴史ある作品の楽曲を、新参者の自分が歌うことができるのかという不安や、同時に嬉しい気持ちもあったと話してくれた。

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プロデューサーの二見氏からはふたりにオファーした理由を明かす場面も。10代半ばの少年少女がデスゲームに囚われてしまうというのが「SAO」のアインクラッド編の物語だが、そんな不安の中でも前に進もうとする希望を叫んでくれるような存在を探した結果が今回のふたりだったのだとか。

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また、海外向けの英語バージョンもふたりが歌唱しているとのこと。収録では発音についてレクチャーを受けつつ、休みなしで収録を続けていたことが明らかに。さらに、収録に立ちあっていた吉平氏&二見氏から、歌うたびにおふたりがどんどん上手になっていったことなども話され、曲が完成するまでのドラマを感じられる一幕にもなっていた。

その後、主題歌がAimerさんの歌う「Live to Survive」であることなど、作品に関する関連情報を告知。さらにこの主題歌を使用した30秒ほどのCM映像も上映すると、イベント終了の時間に。

最後に「Echoes of Aincrad」の発売を楽しみにしているファンに向けて、プロデューサーの二見氏と松岡さんから一言。二見氏はデスゲームになったアインクラッドで生きる大変さを体験できるゲームになっていると期待を煽る。松岡さんは、アインクラッドの第1層~第2層あたりはプレイヤーたちが混乱している状態の中、どうやって前に進もうとするのか追体験するような物語になっていると思うとコメント。当時のキリトは余裕がない状態ながら、「Echoes of Aincrad」の主人公と対話するようなシーンがあることも話していた。

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いよいよ発売の近づく本作。ゲーム「Echoes of Aincrad」はもちろんのこと、本イベントで上映された「Unanswered//butterfly」も長編映画1本分くらいのボリュームがあるので、ぜひどちらも期待しつつ発売を心待ちにしておこう。

アニメ・ゲーム系の媒体でお仕事をしているフリーのライター。Gamerさんでは2022年夏頃よりお仕事をいただいている。 主にプレイするのは大作RPGからFPS、18禁の美少女アドベンチャーゲームなど。ゲームセンターが好きで「BLAZBLUE」や「MELTY BLOOD」などのコンボ重視の対戦格闘ゲームや、「機動戦士ガンダム VS.(バーサス)」シリーズなどをよく遊んでいたが最近はちょっと年齢を感じて辛い。 最近は仕事のために始めたカメラにハマり、スナップ写真や動物写真を撮ることも。使用しているカメラのメーカーはNikon。

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