カプコンがPS5/Xbox Series X|S/Steamにて2026年に発売を予定しているアクションRPG「鬼武者 Way of the Sword」が、gamescom2025に出展されている。本稿では、同作の試遊プレイレポートをお届けする。
なおPS5版での試遊のため、ボタンの配置などもPS5基準となっている。また、今回プレイした内容は出展向けに調整されたもので、製品版とは異なる部分がある点は留意いただきたい。

「鬼武者」シリーズが初めてでも大丈夫!
「鬼武者」は、2001年にカプコンから発売されたアクションRPG。戦国時代を舞台にした人気シリーズで、第一作目では俳優の金城武さん、第二作目では故・松田優作さん、第三作目ではジャン・レノさんをモデルに主人公キャラクターが作られた。そして本作の主人公である宮本武蔵のフェイスモデルは、故・三船敏郎さんとなっている(CVは細谷佳正さん)。
当時のキャッチコピーにも使われた「バッサリ感」が魅力のアクションで、敵である幻魔の攻撃をかわして繰り出すカウンター技「一閃」が気持ちよく決まると、まさに「バッサリ感」を味わえるのが特徴だ。
本作は「織田信長三部作」と呼ばれた「鬼武者」~「鬼武者3」や、「鬼武者3」の続編に近い立ち位置の四作目である「新 鬼武者 DAWN OF DREAMS」とは異なり、舞台を江戸時代の京都に移しているので、「鬼武者」シリーズを初めてプレイする人にも入りやすい。
今回は30分ほどの試遊だったが、その模様についてお届けしよう。
難易度選択あり! 随所で「バッサリ感」を感じられる爽快アクション
今回の試遊では、難易度を「活劇(物語重視)」と、「剣戟(戦闘重視)」のふたつから選ぶことができた。デフォルトは「剣戟(戦闘重視)」になっていたが、アクション下手な筆者は迷うことなく「活劇(物語重視)」を選択。
なお、カメラは上下左右反転派な筆者であったが、今回の試遊ではカメラなどの各種設定を変えることはできなかった。そのためプレイ動画ではお見苦しい点がしばしばあるかと思うが、何卒ご容赦願いたい。
試遊を開始するとまずは宮本武蔵が鬼武者となり、清水寺を浄化しなければならないという、ゲーム序盤と思われる部分のあらすじが表示された。そして清水寺の奥では、宿敵が待ち受けているという。宮本武蔵の宿敵といえば佐々木小次郎が真っ先に思い浮かぶが、果たしてその予想はあっているのだろうか?
何はともあれ、ゲームを開始してみることにする。

重い扉を開くと、清水寺に入る。清水寺の再現性はもちろんながら、ダークファンタジーである「鬼武者」シリーズならではの重い空気感の表現も、さすがのひとことである。

次にマップを開いてみる。基本的に難しいギミックを解いていくような気配はなく、ほぼ一本道に近いマップだ。過去の「鬼武者」シリーズでも、ギミックを解かないと進めない場所もあるにはあったがそこまで難しいギミックではなかったので、基本的には一本道なゲームだということだろうか。

では早速奥を目指して進んでいく。途中で数々の幻魔と遭遇して戦っていくことになるが、難易度を「活劇(物語重視)」にしていることもあってか、苦労する場面はほぼない。
□で片手攻撃、△で両手攻撃、〇で回避、×で調べる、L1でガード/受け流し、そして「鬼武者」シリーズで忘れてはならないのがL2での魂吸収である。また、L1+×で、敵の攻撃を弾くことができる。



また、もうひとつ「鬼武者」シリーズで忘れてはならないのが「一閃」と呼ばれる必殺技である。
一閃は、「力動(体勢)」が崩れた敵に□、あるいは△で「崩し一閃」が発動する。難易度のせいかもしれないが、片手攻撃を連打しているだけでも崩し一閃は比較的発動させやすかったような気がする(バトルの詳細はまだまだ不明だが)。

他にも鬼力ゲージ最大時にR1で「妖刀【二天】」などを発動させることもでき、随所で「バッサリ感」を感じやすく、道中では爽快にバトルを進めていくことができた。

途中で封印が施されたような門があり先に進めなくなったのだが、L2+R2で「眠覚醒」を発動させて封印を解く鍵を見つけるようなギミックがあった。ただこのギミックも然して難しいことはなく、小手調べ的なものだった。


佐々木巌流との戦い。難易度「活劇(物語重視)」ながら、まかさの敗退も……
清水寺の舞台で待ち受けていたのは、やはり佐々木巌流(佐々木小次郎)であった。なんとも美しく妖艶な雰囲気の佐々木巌流で、その登場シーンには思わずうっとりしてしまった。


そして、ここで筆者は油断した。難易度「活劇(物語重視)」なので、□ボタンを連打していれば勝てるだろうと舐めたプレイをしていたところ、なんとまさかの敗退。やはりボスはそこまで甘くなかった……。

気を取り直して、佐々木巌流戦からやり直すことに。今度は、受け流しや弾きをきちんと意識する。特に、崩し一閃は確実にキメられるようにしたい。
強敵相手の崩し一閃は、崩し一閃を当てる部位を選択でき、赤の部位は体力を多く削り、紫の部位は多くの魂を放出するというのだが、一度負けてしまったのもあってあまり深く考えることができず、とにかく赤の部位を狙って崩し一閃を入れる。すると、佐々木巌流の体力が、一気にゴリっと削れた。



なるほど、やはり難易度「活劇(物語重視)」といえども、強敵相手にしっかり崩し一閃を入れるくらいのことは必要だと思っていいだろう。
とはいえアクション下手な筆者でもしっかりとキメられるくらいなので、少し練習すればだれでもできるようになるだろう(ちなみに筆者はこれまでの「鬼武者」シリーズもほぼ「易しい」でクリアしている)。
あと、ここぞというところではきちんとチュートリアルが入るようになっているので、あせって□ボタン連打するのではなくチュートリアルには従おうという、当たり前のことを思ったのであった。

しかしさすがに難易度「活劇(物語重視)」でゲームオーバーになるとは全くの想定外だった。これは難易度「剣戟(戦闘重視)」だと序盤からそこそこの強敵ではないのか? と思いつつ、試遊はここまでで終了だった。

一回佐々木巌流に負けたことや慣れないカメラ操作に手間取りはしたものの、ここまでで20分ほどだったので、カメラ操作(リバース)が対応して、佐々木巌流にもあっさり勝てれば、恐らく15分ほどで終わっていたのではないかと思われる。
と考えると、プレイボリュームは大体これまでの「鬼武者」シリーズとそう変わらなさそうに思うが(10~15時間程度)、「鬼武者」シリーズは周回でやりこむ形が多いので本作のボリューム感とやりこみ度については今から気になるところだ。
また、「鬼武者2」のリマスター版に登場した難易度「修羅」(一撃でも攻撃を受けるとゲームオーバー)のような最高難易度の搭載もあるのだろうか。
さらに、「鬼武者」シリーズといえば強敵として登場する幻魔も魅力的なキャラクターばかりだった。
今回登場した佐々木巌流も宮本武蔵同様に鬼の篭手を持っているようで、短いカットシーンながらも佐々木巌流が鬼の力に酔いしれているかのような狂気を感じられたのだが、今後宮本武蔵と佐々木巌流の対決もまだまだ続いていくだろうことはもちろん、佐々木巌流以外にどのような敵キャラクターらが登場するのか、楽しみでならない。

「鬼武者 Way of the Sword」の今後の情報に期待したい。
(C)CAPCOM
※画面は開発中のものです。
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