東京・渋谷発の新インディーゲームレーベル「C#4R4CT3R」は、開発中のタイトル「Rain98」について、2025年に予定していたリリース時期を、2026年へ延期することを発表した。
あわせて、ディレクター・Shoon T氏によるディレクターレターが公開。スケジュール変更の経緯、そして本作が目指す「完成形」と、そこに到るまでの道筋について語っている。

以下、発表情報をもとに掲載しています
ディレクターレター
みなさん、こんにちは。「Rain98」ディレクターのShoon Tです。
皆様にひとつ大切なお知らせがあります。
現在鋭意開発中の「Rain98」ですが、より理想的なクオリティでお届けするため、リリース目標を「2026年内」へと変更させていただくことにいたしました。
発売を楽しみにお待ちいただいている皆様に、まず深くお詫び申し上げます。
ここでは、今回の判断に至った理由をお伝えさせてください。
お時間を頂くことになった経緯
2025年4月に本格的に開発をスタートして以来、私たちはG-fusion、BitSummit、ChinaJoy、PAX East、TGS、Gamescom Asia、WePlayといった世界中のイベントに参加し、延べ1000名以上の方にイベント試遊版をプレイしていただきました。

ブースでのさまざまな反応、プレイ後に静かに深呼吸する人、興奮しながら私たちに感想を伝えてくれる人、そして多くの的確なフィードバック。そのすべてが、想像以上に作品の輪郭を深く、濃くしてくれました。
イベントのたびに、私たちは強く思うようになりました。
「この作品は、もっと深く潜れる」と。
「Rain98」は、ただ遊んで終わる作品ではなく、触れた時間が心に残り続ける体験にしたいと考えています。
そのためには、いまの私たちが出せる熱量のすべてを、惜しみなく、より大量に注ぎ込む必要があると判断しました。
「Rain98」はシンプルなビジュアルノベルをベースにしつつ、名作と呼ばれるアニメや映画など、世代を超えて記憶に残るカルチャーのワンシーンを描くような密度を目指しています。
そのために、現在のアセットも含めて、さらにもう数段階の磨き込みが必要という結論に至りました。

また正式版では、イベント試遊版にあった「内職」だけではなく、1998-1999年の東京で暮らす生活そのものを感じられるインタラクションをより多数用意しています。
それぞれのインタラクションは単なる小ネタ以上の、キャラクターの心理や物語の湿度に自然につながる要素として設計しています。
この空気を丁寧に立ち上げるため、開発チームはさらに時間を必要としています。
今後の情報発信について
現在、Steamのウィッシュリストは 45,000 を突破しました。まだ一部の情報しかお伝えできていないにも関わらず、本当に励みになる数字です。

また、特定地域に偏ることなく、アジア・北米・欧州など、世界中から応援の声をいただいています。
この場を借りて、心より感謝申し上げます。
延期とはなりますが、ここからは情報発信をむしろ増やす方向で動いていきます。
SteamコミュニティやDiscordにて、開発進捗やイベント出展、デモ更新などを定期的に共有していきます。
最後に
ここまで応援してくださった皆様に、必ず「待っていて良かった」と思っていただける作品に仕上げます。まだまだ未熟な部分もありますが、どうかやさしく見守っていただけると嬉しいです。
そして、あなたとこの物語を共有できる日が一刻も早く訪れるよう、開発チーム一同、引き続き全力を尽くします。
ディレクター
Shoon T
(C)C#4R4CT3R
※画面は開発中のものです。
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