「デジモンストーリー タイムストレンジャー」序盤と“アビス・エリア”を先行プレイ!オメガモンとの共闘や御神楽ミレイの登場などファンにはたまらないポイントも

プレイレビュー
0コメント げっしー

バンダイナムコエンターテインメントが2025年10月2日(Steam版は10月3日)に発売予定のPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)用ソフト「デジモンストーリー タイムストレンジャー」。本作の第二回メディア向け体験会とプロデューサー&ディレクターインタビューの模様をお届けする。

今回の試遊では、ゲームの序盤、そして中盤に登場する“アビス・エリア”と呼ばれる場所での物語を楽しむことができた。またインタビューでは、プロデューサー・原氏に加えて、ディレクター・友野氏も登壇。よりゲームの中身に迫った話を伺えた。

ゲームの基本的な情報などを含めて、前回の体験会レポートとあわせて、本記事も読み進めてほしい。

ゲーム開始時には、容姿/名前を決めることになる。選択したほうが主人公となり、もう一人は指示やアドバイスを届けるオペレーターとしてプレイヤーをサポートしてくれる。なお容姿/名前ともに、後から変更可能とのことなので、安心してプレイしてほしい。

決定後はいよいよゲームスタート…となるわけだが、いきなり過去の「デジモン」ゲームをプレイしている人であれば反応せざるを得ないキャラが登場。その場では、自身のことを含めて多くは語らない彼女であった。今回の試遊範囲では、彼女の詳細には迫ることができなかったが、後述するインタビューで情報を伺えたので、忘れずにチェックしてほしい。

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物語の舞台となるのは日本・東京。超常現象の調査・解決を専門とした秘密組織“ADAMAS”のエージェントである主人公は新宿へと向かっていた。8年前に起きた謎の大規模爆発事故をきっかけに建造された“きぼうの壁”の内側へと侵入し、調査を進めることとなった。

壁の内側で出会ったのは、超常現象が観測される地域に高確率で確認される謎多き存在“デジタルモンスター(以下、デジモン)”。対抗する手段として送られたパートナーデジモンと共に、先へと進んでいく主人公の前に突如、メタルグレイモン(青)が出現。道中にコンバートを用いて、戦力を整えてきたものの、幼年期と成長期が主軸なため、完全体にバトルで勝つことはかなり厳しいだろう。

「戦闘になってしまうのか…?」と恐る恐る進めていたが、後ろから迫るメタルグレイモン(青)から逃げ切るというアクションゲームのような体験が待っていた。ギリギリのところで逃げ切れない…という危機を救ってくれたのは、今回のミッションにおける保護対象となっている御園イノリだった。

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超常現象の影響を受けているのか、何の脈絡もない会話を繰り広げる彼女と共に、都庁の屋上を目指すことになった主人公。道中にはたくさんのデジモンたちが待ち受けていたが、その多くは幼年期や成長期となっており、こちらの成長段階とリンクしているように感じた。

時には成熟期のクリサリモンも出現し、少し苦戦はしたものの、無事に倒すことができた。少し世代が離れているからと言ってあきらめる心配はなさそうだ。ただ、都庁入り口には見た目からして明らかに強そうなデジモンの姿も確認できた。

後のインタビュー内で詳細を伺うことができたが、究極体のデジモンとのこと。その時点では到底かなうはずのない敵なのでスルーするのが得策。それこそ戦闘前にアナライズをしていけば、相手の強さもおのずとわかるようになっているので、エリア内ではアナライズからのデジアタックを心掛けたほうが良いだろう。

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またこの時は、幼年期や成長期を主としたパーティ編成となっていたため、デジライドは解放されていなかったが、一部の地形ではエリア内にいるデジモンの力を借りて移動するという場面も存在した。ここでは、崩れた通路の反対側へ渡るため、ピヨモンの力を借りて、向こう側まで飛んで移動することに。とはいえ、元々飛ぶことが苦手なデジモンなため、目的地まではたどり着かず、その手前に不時着するという結果になったが…。

デジライド自体の楽しみはもちろん、それ以外の要素としてどのデジモンの力を借りて、どのように移動するのかにも注目したいポイントとなっている。

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オメガモンとの共闘など、「デジモン」ゲームファンのみならず、アニメシリーズファンにはたまらない展開を挟みつつ、都庁の屋上へたどり着いた一行。そこにはクワガーモンが待ち受けていたのだが、道中のコンバートやレベル上げといった育成はもちろん、主人公を起点に発動できる必殺技“クロスアーツ”の解放もあり、難なく勝利することができた。

しかし、謎の存在たちの衝突により生じた爆発で、主人公は別世界、その後も現実世界のような場所などを訪れることになったが、前半の試遊はここまでとなった。

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試遊後半からは、美しい海が広がる“アビス・エリア”へと場所を移し、ボス戦終了までをプレイすることができた。

ここからはパーティメンバーも成熟期がメインとなっていたこともあり、さっそくデジライドを堪能。気が付けば、リザーブにいたデジモンを含め、デジライド可能なデジモンすべてに乗るほど没頭していた。

前回のインタビュー時にも伺うことができたが、モーションや速度の違いなどを実際に味わえた。それこそグラウモンやジオグレイモンといったどっしりとしたデジモンはそれに合うようなスピード感となっており、それに比べるとキュウビモンやガルルモンといた四足歩行型のデジモンは速く感じた。他のデジモンにおいても、「そうやって乗るのか」と少し驚いてしまうようなものもいたので、さまざまなデジモンにデジライドして、お気に入りを見つけてみてほしい。

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ストーリーについては、途中からだったため、大まかな説明となってしまうものの、どうやら主人公はアビス・エリアで起こっている種族同士の争いを収めるために奮闘していた模様。襲撃をかけてきたタイタン族のボス・シャークモンの元までたどり着くも、交渉は失敗し、戦闘へ。

アイギオモンはもちろん、ハンギョモン、サブマリモンもゲストメンバーとして参加し、6体のデジモンが戦闘に並ぶという圧巻の光景に。「ここまで数が揃っていれば楽勝なのでは?」と思っていたが、ボスである以上なかなかに歯ごたえのある戦闘となっていた。

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成熟期メインのパーティでバトルをこなしていく中で気になった点が一つあった。それはアグニモンについてなのだが、ハイブリッド体という少し特殊なデジモンとなっており、過去作までで言えば成熟期相当、そしてヴリトラモンが完全体として扱われていたのを記憶している。

しかしアグニモンのスキルの欄にはバーニングサラマンダー、そして“コロナブラスター”が存在していた。後者はヴリトラモンの技だったような…と思いながら使用してみると、戦闘中にモードチェンジし、ヴリトラモンへと姿を変えた。その後もヴリトラモンとして戦い続け、自ターンでバーニングサラマンダーを使用すればアグニモンへモードチェンジできるという仕様になっていた。

今回はアグニモンのみ確認できたが、他にもモードチェンジ可能なデジモンは存在しているようなので、実際にプレイする際はぜひとも注目してもらいたい。

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その他にも、アビス・エリアまで進んだことによって確認できた新たな要素について紹介していく。まず一つ目が“カードゲーム”。その場にいたデジモンとカードバトルも行えたのだが、ルールはシンプルで交互にカードを出し合い、生成されたジョグモン同士を戦わせる。種族の相性はもちろん、カードの左上に書かれた数字によって勝敗が決まっていくのだが、開発陣曰く、確定的な勝利方法というのは存在しないとのこと。

確かに、相性が悪いわけでもなく、数字でも上回っているのに負けとなった場面も多々存在。逆の場面もあり、運要素も強くなっている。それこそ、ストーリーを進めていく中での箸休め的な感覚で気軽に楽しむものとなっている。

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もう一つが“デジファーム”。こちらは狭間劇場と呼ばれる場所から実際に行えるのを確認した。その場所、受付で話している相手など気になる点も多いと思うが、デジファームを簡単に説明するならば育成メインの施設。デジモンを預けて、特訓やごはんといったコマンドで育成していくことができる。特訓ではステータスを絞っての育成が可能で、より尖ったデジモンへと育てることが可能だ。それこそ進化条件の中には、特定のステータスが〇〇〇以上必要といったものも存在しているので、より育成に力を入れていくプレイヤーには重宝する施設となっている。

また特訓などには影響はないものの、デジファーム自体の見た目などもいじることができ、アクアリウム的な遊び方もできるようだ。

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なお近日中には、体験版が配信されるとのことなので、楽しみにしつつ、続報を待とう。

最後に、試遊後に行われた「デジモンストーリー タイムストレンジャー」のプロデューサーである原氏、ディレクターの友野氏へのインタビューの模様をお届けする。

左から原氏、友野氏
左から原氏、友野氏

――進化できるデジモンの段階がメインストーリーとリンクしているように感じました。その中で、デジモンの進化に必要な“エージェントランク”はどのようにすれば上がっていくのでしょうか?

原氏:エージェントランクは、アノマリーポイントを消費してエージェントスキルを獲得することで上昇していくのですが、本作におけるエージェントスキルは主人公の心の成長の証であり、心の成長をデジモンの成長として紐付けている部分があります。エージェントスキルと主人公の心の成長を紐付けている部分があります。シナリオの進行とデジモンの成長が紐づくことで、より没入感が味わえるものになっていると思います。

――エージェントスキルについて、振り直しのようなことは可能なのでしょうか?

原氏:そこはかなり議論したポイントでした。例えば、勇敢なデジモンにスキルポイントを振り、進化させた後にポイントをリセットして、他のスキルに振り直そうということが可能になると、全ての強化が効率よくできてしまいます。そういったことも踏まえて検討した結果、振り直しはできないという選択をしました。

友野氏:振り直しを可能にすると、エージェントスキルがいつ引っ込めてもいいような無難なものになってしまいます。それをやるくらいなら、多少我慢してもらいつつ、スキルの内容や効果値を尖ったものにシフトさせた方が良いと思い、今の形にしました。

原氏:アノマリーポイント自体は、メイン/サブクエストのクリアなどで獲得できます。仮にサブクエストをクリアし忘れたという場合でも、ゲームクリアまでには必ず全部回収できるような形になっているので、安心して遊んでもらいたいです。

――今回試遊したアビス・エリアでは、成熟期のデジモンがメインとなっていましたが、メインクエストとサブクエストのバランス的に、“このエリアではこれ以上のランクはいかないように”というような設定はあるのでしょうか?

原氏:常に最適解で進めていれば、“このメインクエストの段階では、この成長段階に達している”というような基準はあります。もちろん育成にもさまざまな方法があるので、サブクエストを取り逃したとしても、しっかりクリアできるようなバランスにはなっています。

――最初の都庁のエリアで明らかに強そうなデジモンがいるのを確認しました。その場は後にしましたが、ある程度先まで進めた時に前のエリアに戻ってくるということは可能なのでしょうか?

原氏:全ての場所に必ず戻れるかというと、そうとは限りません。ただ、クリア後は同じデータを持った状態で、新しい難易度に調整することも可能です。…今のが冒頭にいたあの強いデジモンの倒し方のヒントです(笑)。

――エリア内を歩いている時にパーティにいるデジモンと会話でき、内容によって性格が変わることがありました。これはレベルアップや時間によって発生するのでしょうか?

友野氏:あれはフィールドの移動時間や戦闘の回数で発生します。できるだけ多くの性格/スキルでプレイできるチャンスがあった方がが良いと思い、この要素を取り入れました。

――ゲーム内の図鑑を見た時に、各デジモンの3Dのモデルに加えて、ドット絵も見られることに驚きました。

友野氏:バトル中には液晶化もしますし、カードゲームのことも考えるとかなりの物量があったと思います。450体分のデータを搭載したという点は、開発陣としても誇っても良いところだと思います。

原氏:ドット絵について補足すると、元々世に出ているものに関しては流用させていただいていますが、本作のために新規で作成したものもあるので、注目してみてください。

――オープニング、そしてゲーム中に御神楽ミレイの姿があったと思います。立ち位置的には過去作と同じと考えてもよろしいのでしょうか?

原氏:立ち位置は近いと思っていただいて大丈夫です。ゲーム中では主に狭間劇場という場所に登場しますが、あの空間自体が世界の狭間に存在し、時間が安定していません。それが関係してミレイもあのような姿になっている…とこの場ではお伝えできればと思います。

友野氏:ミレイは私が初めてディレクションさせていただきました「デジモンワールド リ:デジタイズ」から登場していますが、今回は幼い姿でありながら、髪の毛は伸びているといった点をヒントに、考えを巡らせてもらえると面白いかと思います。

※画面は開発中のものです。

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