「グラディウス オリジン コレクション」収録のシリーズ最新作「沙羅曼蛇III」をひと足お先にプレイ!ステージごとの特徴を紹介

プレイレビュー
0コメント 高島おしゃむ

コナミデジタルエンタテインメントより8月7日に発売されるPS5/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Steam向けゲーム「グラディウス オリジン コレクション」に収録される、「沙羅曼蛇III」の先方プレイレポートをお届けする。

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本作は、今年で40周年を迎える「グラディウス」を始めとしたシリーズ作品ををひとつのパッケージにまとめたものだ。全7作品18バーションがこれ1本で遊べるなど、収録タイトルとしてもかなりボリューミーになっているところも魅力である。

1985年にアーゲードゲームで登場した「グラディウス」では、日本ROM版と日本バブルシステム版、北米版と欧州版という各バージョンに加えて、今回が初収録となる北米プロト版もラインナップに含まれている。

他にも「沙羅曼蛇」や「LIFE FORCE」、「グラディウスII GOFERの野望」、「沙羅曼蛇2」など各バージョンで収録されているほか、「グラディウスIII 伝説から神話へ」にはこれまた初収録となる「日本AMショー版」が含まれていることでも大きな話題となった。

さらにそれらとは別に、まったくの新規で作られたのが今回こちらの記事で取り上げる「沙羅曼蛇III」だ。「グラディウス」シリーズとしても、2008年にリリースされた「グラディウスリバース」以来17年ぶりとなるが、どんな内容なのか気になっている人も多いことだろう。そこで今回は、この「沙羅曼蛇III」をステージごとにどんな内容になっているのか紹介していく。

※本記事内は、ボス戦のネタバレを含みます。ご注意ください。

残機数の変更やブラウン管風の見た目などプレイヤー好みのカスタマイズも可能!

この「沙羅曼蛇III」は、1998年にリリースされた「沙羅曼蛇2」の続編が出ていたとしたら、というコンセプトで生まれたものだ。そうしたこともあり、「グラディウス オリジン コレクション」で収録されているほかのタイトルとは異なり、各バージョンは存在しないだけではなく、「イージーモード」や「無敵モード」、「トレーニングモード」なども用意されていない。選べるのはあくまでも「オリジナルモード」のみだ。

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だが、「ゲーム設定」ではプレイヤー数の変更が行えるほか、難易度もNORMALからEASY、HARD、VERY HARDの4段階で選べるようになっている。もちろん、コンティニューも無限にできるので最後のステージまでたどり着くことは可能だが、その場合はオンランランキングに登録されないので注意しよう。

ゲーム自体の基本な設定は行えるので、自分の遊びやすいものに変更しておこう。
ゲーム自体の基本な設定は行えるので、自分の遊びやすいものに変更しておこう。

もうひとつ、これはゲームプレイそのものにはそれほど大きな影響を与える物ではないが、「スクリーン設定」で映像の表示パターンもいくつか選べるようになっている。例えば「画面位置」は中央になっているものを、左右に寄せることも可能だ。中でもユニークなのが画面モードで、こちらはクッキリとした現代風の映像のみならず、にじみや画面の歪みに加えて、スキャンラインが入った昔風の雰囲気を再現した見た目に変更することもできる。

「スクリーン設定」で映像の表示パターンもかなり細かく選ぶことができる。
「スクリーン設定」で映像の表示パターンもかなり細かく選ぶことができる。
ブラウン管のディスプレイで表示しているときのような歪みやスキャンラインも再現できる。
ブラウン管のディスプレイで表示しているときのような歪みやスキャンラインも再現できる。

なお、「ビジュアルギャラリー」や「グラディウス図鑑」など、ゲームの資料がまとめられているコーナーに「沙羅曼蛇III」が含まれてはいないが、限定版に収録されている冊子には「沙羅曼蛇III」のステージ名、敵名称が収録されているとのこと。ゲーム内で確認できないのはやや残念だが、それ以外は特に大きな不満点はなく、かなり快適にゲームを楽しむことができた。

ふたつの機体のどちらかに乗り込みサラマンダ軍に立ち向かう!

少々前置きが長くなってしまったが、さっそく今回のメインであるシリーズ最新作の「沙羅曼蛇III」について紹介していこう。ゲームのストーリーとしては、こんな感じだ。

王子ロード・ブリティッシュとグラディウス軍の活躍で平和を取り戻した水の惑星ラティスだったが、サラマンダ軍が再び襲来する。また、宇宙全体ではバクテリアンによるダーク・フォースの脅威が拡大し、グラディウス軍も苦戦を強いられる。新たな援軍の到着は望めないなか、ラティスの皇女は兄の機体を改修した「ロード・ブリティッシュMk-III」に乗り込み、「ビックバイパー・タイプL」と共に新たな戦いに挑むというものだ。

実際のゲームプレイ時には、最初に「ロード・ブリティッシュMk-III」または「ビックバイパー・タイプL」を選んで開始することができる。ざっくりと機体の違いをご紹介すると、「ロード・ブリティッシュMk-III」はミサイルとリング拡散型レーザーの能力がやや優れており、「ビックバイパー・タイプL」のほうはレーザービームの性能が優れているといった感じだ。

どちらの機体を選んだ場合であっても、基本的には赤い色をした敵か特定の敵編隊を全滅させたときに出現するパワーアップアイテムを取ることで、自機の強化ができるところは変わらない。

自機は「ロード・ブリティッシュMk-III」または「ビックバイパー・タイプL」が選べる。
自機は「ロード・ブリティッシュMk-III」または「ビックバイパー・タイプL」が選べる。
こちらがパワーアップアイテムの種類。「LASER」と「RIPPLE LASER」は重ならず、どちらか片方のみ使える。
こちらがパワーアップアイテムの種類。「LASER」と「RIPPLE LASER」は重ならず、どちらか片方のみ使える。
赤い敵などを倒すとパワーアップアイテムが出現する。
赤い敵などを倒すとパワーアップアイテムが出現する。

攻撃方法は通常のショットに加えて、ミサイルで上下の敵を倒すことができるほか、ここぞというとき一定時間強力な攻撃が行える「バースト攻撃」を繰り出すことができる。「バースト攻撃」は敵に囲まれてしまったときなど、ここぞという場面でかなり役に立つことも多いのでどんどん活用していこう。

「バースト攻撃」を繰り出すと、四方八方に弾を連射するなど強力な攻撃が行える。
「バースト攻撃」を繰り出すと、四方八方に弾を連射するなど強力な攻撃が行える。

オーソドックスでありながら徐々にダークな世界になっていくステージ1

このゲームでは横スクロールと縦スクロールがステージごとに変化していくのだが、オープニングのステージは比較的オーソドックスな横スクロールだ。まずはこちらで敵を倒していきながら、次期をパワーアップしていくことになる。

最初は宇宙空間から始まり、徐々に背景がダークな雰囲気に染まっていく。途中から細胞や牙のような物がむき出しになっているところがあるなど、ステージ自体の作りもだんだん複座さを増していくような作りだ。さらに先に進むと、一面細胞に覆われたポイントが出現。そちらを撃ち抜きながら先を目指していくことになるのだ。

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なにやら脳の塊のようなものが現れたら、ボス出現の合図である。この1面に出現するボスだが、プレイヤーが操る自機の背面側(画面左側)から出現する。そのため、まずはこちらを避けるために前方にある安全地帯に移動しないとすぐにやられてしまうので注意が必要である。

1面のボスは、両端からかなりぶっといレーザー攻撃をしかけてくることに加えて、細かいレーザーを雨のように降らしてくる。その合間をかいくぐりながら、中央の青いコアにダメージを与えていくことで倒すことができる。初戦のボスだが、これまでのシリーズを踏襲したような戦いが楽しめるところに、思わずニヤリとしてしまった。

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ステージ2は複数の隕石が飛び交う縦スクロール

ステージ2は、縦スクロールのシューティングゲームへと切り替わる。こちらは大小サイズが異なる隕石が漂っているエリアで、油断すると圧倒今にミスしてしまうようなエリアだ。ある程度進んでいくと大きな月のような物が出現。これがボス戦の合図となっている。

このステージ2のボスは、4本の触手のようなものの先に隕石のようなものを付けており、プレイヤーを挟み込むように攻撃してくる。そちらを避けながら、中央のコアを破壊していくことになるのだ。とくに左右の触手から複数の敵が飛び出してくると手に負えなくなるので、早めに処理しておきたいところである。

ステージ2のボス。4本の触手で攻撃とガードをしてくるのでやっかいだ。
ステージ2のボス。4本の触手で攻撃とガードをしてくるのでやっかいだ。
左右の大きな触手からは、複数の敵が飛び出してきて挟み撃ちしてくる。
左右の大きな触手からは、複数の敵が飛び出してきて挟み撃ちしてくる。

砂漠や遺跡など風光明媚なエリアをくぐり抜けていくステージ3

ステージ3は、ふたたび横スクロールに切り替わる。序盤は「グラディウス」の火山ステージを彷彿とさせる見た目になっているが、若干移動できる範囲が狭い印象だ。その先に進むと、徐々に砂漠へと変化していく。また、途中からは遺跡の間を通り抜けていような形になり、こちらも位置取りを気にしながら進めていかなくてはならない。

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ふたたび横スクロールに切り替わる。
ふたたび横スクロールに切り替わる。
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ステージの途中から砂漠や遺跡が立ち並ぶ世界へと切り替わっていく。
ステージの途中から砂漠や遺跡が立ち並ぶ世界へと切り替わっていく。

このステージ3のボスは、野生のイラクサ・ガウが2体同時に出現する。それぞれ放射状に攻撃を放つほか、目玉も合わせて排出。さらに、それぞれ交互に突進までしてくるのでなかなかやっかいな相手だ。そのため、どちらか片方に狙いを付けて倒していった方が効率が良さそうである。

ステージ3のボスは、弾や目玉などの波状攻撃に加えて、突進まで仕掛けてくる。
ステージ3のボスは、弾や目玉などの波状攻撃に加えて、突進まで仕掛けてくる。

ステージ4では超巨大なモアイとバトル!

ステージ4は、これまたふたたび縦スクロールに切り替わる。ここは大量のモアイが出現するエリアだ。途中でいくつかのルートが選べるようになっており、どちらを選ぶかによっても難易度も変わってきそうな印象である。また、中には土を切り崩しながら進んでいく場所があるなど、プレイしていてなかなか楽しめるエリアとなっていた。

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ステージ4では大量のモアイが出現する。
ステージ4では大量のモアイが出現する。

そうして先に進んでいくと、突然目の前を通り過ぎていくのが超巨大なモアイだ。そして、これがボス出現の合図でもあった。この超巨大なボスは、数段階で異なる攻撃を仕掛けてくるのが特徴だ。まずは大量のモアイが降り注いでくるので、そちらをかいくぐっていこう。それが過ぎるとモアイの口元からイオンリングが複数吐き出される。そちらを破壊していくことで次の段階へと進んでいく。

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ステージ4のボスが出現。オープニングはモアイの雨とイオンリングによる攻撃だ。
ステージ4のボスが出現。オープニングはモアイの雨とイオンリングによる攻撃だ。

イオンリングの攻撃が終わった後、モアイの顔がアップで表示される。ここでは2ヵ所ある目玉を破壊していくのだが、複雑なレーザー攻撃を仕掛けてくるので、そちらをかいぐっていかなくてはならない。このレーザーの攻撃は、最初に横方向に4本仕掛けられたあと、次に格子状に変化。さらにモアイが回りを取り囲みイオンリングを撃ちまくってきた後で、水車のようにぐるぐると回るといった攻撃に変わっていく。

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まぁ、なかなかのおもてなしぶりなのだが、そうこうして目玉をふたつ壊すことに成功するとようやく終わり! ……と思ったら大間違いで、さらに小さなモアイが額の辺りに出現。これを倒すことで、ようやくステージクリアとなるのだ。

この小さいモアイがボスの正体か!?
この小さいモアイがボスの正体か!?

惑星の重力に引き寄せられるステージ5

ステージ5は横スクロールに切り替わる。こちらでは惑星の間を進んでいくようなエリアになっているのだが、気を付けなければいけないのが、この惑星の重力に引き寄せられてしまうことだ。もちろん敵の攻撃も激しいのだが、このときに重力に引っぱられてしまい、うまく弾を避けることができない場合もあるのだ。

敵の攻撃だけではなく、重力に引っぱられないようにしなければならない。
敵の攻撃だけではなく、重力に引っぱられないようにしなければならない。

惑星のゾーンを抜けた後、敵が隊列をなして突撃してくることに加えて、隕石も飛び買うエリアに出る。そちらを抜けると、いよいよボスとのご対面だ。こちらは左右に円状の物体が前後に動きながら攻撃を仕掛けてくる。ボス本体もときおり前進してくるため、どうしても逃げ場を失ってしまいがちになるのだ。それらをかいくぐっていきながら、本体中央の青いコアに攻撃をしていかなくてはならないのである。

ステージ5のボス。本体だけではなく、左右の物体が常に前後に移動しながら攻撃を仕掛けてくる。
ステージ5のボス。本体だけではなく、左右の物体が常に前後に移動しながら攻撃を仕掛けてくる。

ついにラスボスとの対決!そして決死の脱出へ

ラストとなるステージ6は縦スクロールに切り替わる。こちらでは、いきなり隕石が大量に降り注いできた後で、複数の戦艦が列をなして出現するなど、これまでにも増して激しい攻撃が続いていく。その先に出現するのが、1体目のボスキャラだ。見た目はステージ2のボスに似ているが、こちらは触手の部分が岩の代わりにバクテリアのようなものが付いている。

このボスを倒すと、敵の攻撃というよりもステージに設置されているギミックなどからの攻撃が厳しくなっていき、かなり苦戦させられた。一撃で死んでしまうところも多いので、何度もプレイしながら最適解を見つけていく必要がありそうなエリアとなっている。それらをなんとかくぐり抜けると、いよいよラスボスとのご対面だ。

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このラスボスは目玉のような形をしており、手前の円状の部分に攻撃を当てていくことで赤から青へと色が変化する。まずは回りを這い回るドラゴンのような生き物を避けながら、こちらに攻撃を集中させていこう。ボスの色が青く変化した後も、同じように手前の円状の部分を攻撃していけばOKだ。

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ラスボスは3段階で変化する。
ラスボスは3段階で変化する。

このラスボスは3段階で変化するのだが、最後は緑色に変化する。この3段階目はそれまでのように目玉のようなものを狙うのではなく、回りを這い回る緑色のドラゴンのような生き物を狙っていくことになる。このドラゴンを攻撃していくと、複数に分裂していくので、それらすべて倒していくのだ。

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3段階目は回りを飛び交うドラゴンを狙っていこう。
3段階目は回りを飛び交うドラゴンを狙っていこう。

なんとかラスボスを倒すことに成功し、これでクリアか! ……と思ったら、やはりそうは問屋が卸さず。ここから恐怖の脱出劇が始まるのである。ルートも複雑で行く手を阻む要素も大量に出てくる。最後はいくつかの壁をぶち破らなければならいが、それらをすべてこなしてなんとか外に出ることができると、ようやくクリアとなるのだ。

「グラディウス オリジン コレクション」収録のシリーズ最新作「沙羅曼蛇III」をひと足お先にプレイ!ステージごとの特徴を紹介の画像
家にたどり着くまでが遠足だとはよくいったものだが、無事脱出しなければクリアにはならない。
家にたどり着くまでが遠足だとはよくいったものだが、無事脱出しなければクリアにはならない。

ということで、かなりざっくりとではあるが「沙羅曼蛇III」の各ステージをひと通り紹介してきた。実際にプレイした印象としては、全く新しい作品ではあるものの従来までのシリーズ作品のエッセンスがあちらこちらに散りばめており、少しだけ懐かしい雰囲気も漂っていた。ぶっちゃけシューティングゲーム自体はそれほど得意ではないため何度もコンティニューを繰り返してしまったのだが、ゲームセンターで遊ぶのとは異なりその都度お金が掛からないのはかなりありがたい。

これまでのシリーズ作品をプレイしてきた人たちにとっても、かなりやり応えのある作品となっているのは間違いないので、ぜひとも高得点をたたき出してオンラインランキングの上位入手を目指すのも良さそうだ。

また、本作を含む「グラディウス オリジン コレクション」は、マニア向けだけではなく初心者向けのモードも多数用意されているところが特徴のひとつだ。そのため、シューティングは大好きだけどあまりうまくないという人でも十分に楽しむことができるようになっている。こちらの記事を読んで少しでも気になっているならば、ぜひとも手に入れて遊んでほしい1本だ。

※画面は開発中のものです。

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