カプコンより2025年5月16日に発売予定の「カプコン ファイティング コレクション2」先行プレイ動画を「Gamerチャンネル」にて公開しました。
「カプコン ファイティング コレクション2」は、歴代のカプコン製格闘ゲームを収録したコレクションタイトルです。

今回の動画では、収録タイトルの中から以下の3タイトルを先行プレイしてきました。
・Street Fighter Zero 3 UPPER
・Capcom vs. SNK 2:Millionaire Fighting 2001
・燃えろ!ジャスティス学園
本作の発表当時、「Capcom vs. SNK 2:Millionaire Fighting 2001」(カプエス2)の参戦は非常に話題になった印象です。
本記事では、軽く編集後記テイストで各タイトルの見所を紹介していこうと思います。
Street Fighter Zero 3 UPPER
「Street Fighter Zero 3 UPPER」は、2001年3月にアーケードで稼働した「Street Fighter Zero 3」の調整バージョンです。動画では基本に立ち返り、「Street Fighter Zero 3」を象徴するシステムである“ISM”について紹介しています。

ナンバリングシリーズの前日譚(パラレルワールドという設定も)ということで、若かりし日のリュウやケンの姿も印象的ですね。
「ZERO3」と言えば、個人的にLv3専用スーパーコンボはどれも言語化し難いほどのカッコよさがあると思います。後の作品に引き継がれている技も多くありますが、中でもバルログの「レッドインパクト」と、“アッパー”からの追加キャラ・フェイロンの「龍八砕」は無性に使いたくなるカッコよさがあると思いますね。
編集に際して、各ISMの違いを調べてみたら、Xは空中ガード不可だったり、Vは実は基礎攻撃力が低かったりと、知らなかった部分があったので非常に勉強になりました。



Capcom vs. SNK 2:Millionaire Fighting 2001
「ストリートファイター」シリーズのカプコン、「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズのSNKがコラボした夢の作品です。2001年8月3日よりアーケードで稼働し、PS2やドリームキャストなどの家庭用バージョンも含めて大ヒットした作品です。動画では、本作のコラボ演出、グルーヴについて紹介しています。


秀逸なコラボ演出の数々は格闘ゲームファンならぜひ一度はご覧になってみてほしいところ。特に、特定のキャラクター同士を選択した際に発生する“特殊開幕演出”は、カプエスというコラボ作品ならではの魅力があります。
ベガVSルガールのラスボス対決の掛け合いは特におすすめですね。普段は上から目線なベガが、「その首、搔っ切る」と本気モードになっているのが印象的です。


余談ですが、グルーヴ紹介でAグルを紹介する際に「やっぱりベガのバニコン※は見せなきゃダメっしょ!」という思いがありまして、収録前にPS2版の「カプエス2」とコントローラーをPS2に接続するコンバーターを購入し、かなり練習してから本番に臨みました。
練習の甲斐もあって咲桜連打の方は上手くとれたのですが、バニコンは一回だけ立ち強パンチが混じっちゃってます。良ければ探してみてください。
※ベガのサイコバニッシュを連続で当てる代表的なコンボ。シンプルな見た目の5倍難しい。

これは格闘ゲーマー向けのちょっとしたアナウンスですが、今回収録されている「カプエス2」はバージョン選択が可能です。前転キャンセル※が使える通常版と、使用不可となる「EO版」の2種類がありますので、「カプエス2は好きだけど前キャンが……」というプレイヤーの人でも安心の仕様となっています。
※前転を必殺技でキャンセルすることで、約0.5秒の無敵時間が必殺技に付与されるテクニック。
燃えろ!ジャスティス学園
動画のトリを飾ったのは、「ジャスティス学園」シリーズの続編となる「燃えろ!ジャスティス学園」です。ストーリーがかなり描き込まれた作品で、学園を舞台に繰り広げられる物語が注目ポイント。動画では、アーケードモードの序盤を軽くプレイしてお届けしております。
先ほど紹介した2作品と異なり、本作は3D格闘ゲーム。しかも筆者はシリーズ初プレイということで緊張しましたが、操作感は想像よりも快適でした。ポリゴンを使った対戦画面はスルスルと快適で、コンボ面も2D格闘ゲームに近い操作感でプレイできました。

ストーリーモードでは見た目が気に入ったので「ひびき 蘭」がいるパシフィックHSチーム(実際はパシフィックHSと太陽学園の連合チーム)を使用しました。実際に本作をプレイしてみて、各キャラクターのデザインがどれも魅力的で、「ストリートファイターV」では“あきら”がゲスト参戦していたように他のタイトルでもいずれ使ってみたいなと思いました。



と、こんな感じで3タイトルを魅力たっぷりでご紹介しておりますので、本記事を読んだ方でまだ動画の方を見ていない人がいましたらぜひ、動画の方もぜひご覧いただければと思います!
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※画面は開発中のものです。
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