「CoD:MW3」ゾンビモードで見られた思いもよらぬ遊び方とは!?アソシエイトディレクターオブデザイン・Kevin Drew氏への合同インタビューをお届け

インタビュー
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PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC用ソフト「Call of Duty: Modern Warfare III」に実装されているゾンビモードについて、日本のゲームメディアを対象とした合同インタビューの模様をお届けする。

今回のインタビューでは、ゾンビモードのアソシエイトディレクターオブデザインを担当するKevin Drew氏が、ゾンビモードの今後の展望やユーザーから届いた意見について語っている。今も本作を楽しんでいる人はもちろん、普段はゾンビモードをプレイしていない人も目を通してみてはいかがだろうか。

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みんなで和やかに楽しめる時間があってもいいのではないか

――オープンワールドという新たな試みを導入されましたが、開発陣としては手ごたえはありますか?

Kevin氏:チーム全体がオープンワールドのゾンビモードに自信を持っていたので、一部では受け入れられないのではとの懸念はありつつ、ユーザーの興味を引くことはできると思っていました。反応を見てみると、思いもよらない遊び方をしてくれる方がおり興味深かったです。まさか24人が目的のために一丸となって遊んでくれるとは思いませんでした。本当に感謝しかありません。

――具体的にユーザーのどんなプレイが興味深かったのでしょうか?

Kevin氏:「Call of Duty(以下、CoD)」シリーズのユーザーはあまり優しくない方が多いと感じていたので、死亡したプレイヤーを救助に行くなど仲間と協力するプレイを見られるなんて予想していませんでした。装備が整っているベテランが、武器やアイテムを独り占めせずルーキーに渡す光景も印象に残っています。ユーザーが互いを思いやる気持ちを、このコミュニティでも見られたというのが一番の驚きだったんです。

――ゾンビモードは迫力はあるのに和やかな気持ちで遊べる不思議な魅力があるように思います。

Kevin氏:緊張感のあるゲームも好きなのですが、みんなで和やかに楽しめる時間があってもいいのではないかと思うので、そういった意見が聞けて嬉しいです。

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――「Call of Duty: Modern Warfare III(以下、CoD:MW3)」では過去作のゾンビモードのシステムを一部引き継いでいるかと思います。その意図や開発段階でまったく別のシステムを導入する計画はあったのかを伺わせてください。

Kevin氏:ウォールバイやパックアパンチはゾンビモードの基本や中枢ですので、往年の「CoD」ファンは理解しやすいし、親しみがあると思います。以前にこれらを外してみたのですが、物凄く不評でした。なので今回はそのままにしたのですが、改善点はあると思うので手は入れたいと考えています。「Call of Duty: Black Ops Cold War」ではユーザーがどんな銃でも使えるようにしたところ好評だったので、そういった微調整を加えつつも軸となる部分をブラさず、より良いゲームに仕上げたいと思っています。

――前作「Call of Duty: Modern Warfare II(以下、CoD:MW2)」の「DMZ」ではPvPvE要素が新鮮でした。しかし、「CoD:MW3」のゾンビモードでは純粋なPvEに戻っています。開発段階では本作のゾンビモードにPvP要素を入れる予定はあったのでしょうか?

Kevin氏:PvPにするかPvPvEにするかは開発でもずっと抱え続けた問題のひとつで、「DMZ」からもかなり影響を受けています。ですが最終的にゾンビモードという題材を前提に置くと、広大なマップでユーザー同士が共闘する形が適していると感じました。

最終的には用意した物語をイベントなどのミッションを通して伝える試みなので、そこにPvP要素が入ると他のプレイヤーにキルされるなどして中断されてしまう。それでフラストレーションを溜めるプレイヤーが出てくる懸念がありましたので、最初の内は純粋なPvEに特化させました。そのおかげかユーザー同士が自発的に助け合うなど、我々からしても本当に素晴らしい光景が見られました。

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ラウンドベースが消えることはない

――歴代のゾンビモードのようなラウンド制を求める声に対してはどのような考えを持っていますか?

Kevin氏:ラウンドベースのゾンビモードは中枢として考えていますし、ユーザーの熱量も感じているので消えることはありません。ただ「CoD:MW3」の場合は、オープンワールドという新たな挑戦をするいい機会だったんです。

やはりオープンワールドだとユーザー主体になるので、人によってかなり違うプレイ体験になる。なので、自分で行き先や難易度を選べる形は気に入っていますね。ラウンドベースもオープンワールドもどちらも好きなので、これからも新しい要素を両方に注ぎ込んでいきたいです。

――ゾンビモードのプレイヤーから現状はどんな改善要望が届いていますか?

Kevin氏:コンテンツについての意見は数多く届いており、中でもユーザー体験の改善を求める声は大きいです。かなりの人数が同じゲームを一緒に遊ぶためユーザー間のコミュニティ要素がとても強くなっており、そういった部分はもう少し模索する必要があると考えています。

例えば互いに助け合ったり、アイテム交換をするユーザーが多く見られていまして。だからなのか、アイテム交換をもっとスムーズにしたいだったり、スクアッドを合併したいだったり、ソーシャルな面での改善要望をいただいています。

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――今後「CoD:MW3」のゾンビモードのプレイヤー数を保つ秘策や離れてしまったプレイヤーを呼び戻す秘策は考えていますか?

Kevin氏:ユーザーの興味を引くためには、このオープンワールドのゾンビモードをいかに楽しんでもらうかだと思っています。マップ内に秘密やパズル要素を盛り込む工夫はしており、今シーズンだけでなく以降もそういった要素でゾンビモード全体の謎を解き明かす流れにしたいと思っています。

ただ、ひとつひとつのゲームをまったく違う体験にしたいので、他にも色々と計画していることがあります。マルチプレイヤーや「Call of Duty: Warzone 2.0」のユーザーも興味を持つような報酬も用意しているので、彼らが少しでもゾンビモードをやってみたいと考えてくれたら、ちょっとしたヘッドスタートを切れる感じにしたいとも考えています。

――今後のゾンビモードや「CoD:MW3」、次回作に期待しているファンのみなさんへのメッセージをお願いします。

Kevin氏:今はゾンビモードをプレイする絶好のタイミングです。今年は様々な新しい試みにチャレンジしているので、エキサイティングな体験ができると思います。また、新たにユーザーやファンを獲得できる空間を作り出せているとも思っています。この物語を最後まで伝えられることにワクワクしていますし、往年のファンが喜ぶ試みも用意しているので期待していてください!

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アニメ・ゲーム系の媒体でお仕事をしているフリーのライター。Gamerさんでは2022年夏頃よりお仕事をいただいている。 主にプレイするのは大作RPGからFPS、18禁の美少女アドベンチャーゲームなど。ゲームセンターが好きで「BLAZBLUE」や「MELTY BLOOD」などのコンボ重視の対戦格闘ゲームや、「機動戦士ガンダム VS.(バーサス)」シリーズなどをよく遊んでいたが最近はちょっと年齢を感じて辛い。 最近は仕事のために始めたカメラにハマり、スナップ写真や動物写真を撮ることも。使用しているカメラのメーカーはNikon。

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