セガが2023年8月30日に発売を予定しているNintendo Switch用ソフト「サンバDEアミーゴ:パーティーセントラル」のプレイレポートをお届けする。
「サンバDEアミーゴ:パーティーセントラル」は、アーケードやドリームキャスト、Wiiで人気を博した、誰でも気軽に楽しめるリズムアクションゲーム「サンバDEアミーゴ」の完全新作だ。
筆者は同シリーズのタイトルをこれまで遊んだことは無かったのだが、今回リリースされた本タイトルは、アーケード発のゲームならではの体感リズムアクションが楽しめる仕上がりとなっていた。
本稿では一通りのゲーム内容を紹介するとともに、筆者が特に面白く感じたポイントをお届けしていく。
Joy-Conをマラカスに見立てて楽しくプレイ!
本作には幅広いジャンルから40曲以上の楽曲を収録。さらに、有料ダウンロードコンテンツ(DLC)として配信される「ソニックミュージックパック」「セガミュージックパック」では「ソニック」シリーズ、「龍が如く」シリーズといったセガタイトルの楽曲、「ジャパンカルチャー ミュージックパック」では「廻廻奇譚」「KING」「マツケンサンバII」という人気楽曲が楽しめるようになっている。
本作のメインモードである“リズムゲーム”ではこれらの楽曲を楽しむことができるのだが、基本的な操作はNintendo SwitchのJoy-Conをマラカスに見立て、音楽と共に飛んでくる“リズムダマ”を枠に入るタイミングで振るだけ。片手で振るものから、両手同時に振るもの、連続で振るものといった振り方のバリエーションを楽しめつつ、さらに曲中にはランダムで表示される指示に合わせたダンスやポーズを決める“ポーズマーク”が出てきたり、矢印の方向に向かってスライドさせたりと、トリッキーな動きを要求されることも。
さらに、本作では“ハプニング”と呼ばれる要素が用意されている。リズムゲーム中に現れる“?”のリズムダマをたたくとルーレットが出現し、出た目に合わせたパフォーマンスを行うことになる。
ルーレットで指定される内容はリズムダマが小さくなるなどプレイ自体に影響するものから、ハンドダンスやハイタッチを楽しむといった、幅広さが魅力となっている。もちろん、こういったイレギュラーな要素を望まない人はプレイ開始前の画面でON/OFFを設定できるので安心だ。
今回のプレイでは「La Bamba」などどこかで聴いたことのあるような楽曲や、筆者が愛してやまない「リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産」の「怪盗Rのテーマ」などをプレイ。本作はNORMAL、HARD、SUPER HARD、CRAZYの4段階の難易度が用意されているが、最高難度のSUPER HARDにもチャレンジし、初見でもなんとかクリアすることができた。リズムゲームが苦手な人も、NORMALからHARDまでならプレイに慣れてくれば十分に対応できるのではないだろうか。
また、本作で新たに登場するCRAZYはノーツの複雑さよりも、体をたくさん動かす難易度で、とにかくカロリーの高いものとなっていた。同一の楽曲であっても、SUPER HARDとCRAZYの両方を極めるのはなかなかに大変そうで、ゲームのやりこみ要素にもなってくるだろう。
なお、本作ではボタン操作にも対応しているのだが、遊んでみた印象だとJoy-Conを振ってのプレイすることに最適化されたゲーム構成という印象だった。まずは振って遊んでみて、違うベクトルのプレイを楽しみたい人はボタン操作を試してみてはいかがだろうか。
“ふたりでパーティー”はパーティーゲームとしての魅力が満載
また、本作には2人同時プレイが可能な“ふたりでパーティー”が用意されている。こちらはその名が示す通り、同じ楽曲を2人で楽しめるリズムゲームを基本として、ラブチェッカー、アピールバトル、プチリズムゲームという、3つのバラエティ豊かなパーティーゲームも遊べるモードとなっている。
ラブチェッカーは、2人のJoy-Conのシェイクがいかにシンクロしているかで、その相性を計ることができるモードとなっている。シンクロしていると画面上に表示されたハートマークが接近し、最終的にハートを獲得。どれだけのハートを稼いだかでその相性が表示される。
それぞれが合わせる枠は分割されてはいるものの、曲中ではその枠が1つに合体する場面もあり、そこではどのリズムダマを振るのかを分担したり、ポーズのタイミングで息を合わせたりといった、コミュニケーション力も求められる、まさに相性を確かめるにふさわしい(?)内容だ。
そして、100%の相性を達成することで、“ベスト・ラバーズ”な2人を祝福するかのようなサプライズが待ち受けている。ぜひ実際のプレイで楽しんでみてほしい。
アピールバトルは、ゲーム中のオーディエンスにどれだけアピールできるかを競う。曲の一定区間をプレイするごとに判定が行われ、1曲の中で最終的により多くのオーディエンスを獲得できたほうが勝利となる。
負けてしまった場合は“アピールチャンス”となり、周囲のオーディエンスへのアピール(という名のムチャぶり)を行うことに。勝者の側が満足するまで先には進めないということで、まさに多人数プレイにピッタリの遊びとなっている。
プチリズムゲームは、先述したハプニングに出現するリズムミニゲームの特定内容だけを丸々遊んで競う。リズムに乗って飛んでくる球をフルスイングする“かっとばせ!”、指定された動きをとにかく続けていく“エクササイズ!”、リズムダマごとに指定されたほうの手で振ってスコアを競う“レフト&ライト!”と、頭も体もフル回転な体感リズムゲームを楽しめる。
これらのパーティーゲームの数々は、曲そのものを楽しむというよりはJoy-Conを用いた体感アクションを楽しむことに特化したものとなっている。ゲームをプレイできるのは2人までだが、入れ替わり立ち替わりプレイすることで、大勢でもワイワイ楽しめるのではないだろうか。
ひとりでも長く遊べる“SteamiGo!”やオンラインモードも
その場その場で楽しめるパーティーゲームとしての側面がある一方で、ひとりで少しずつプレイできるモードが“SteamiGo!”だ。こちらはアミーゴの世界で流行しているSNSの名称であり、プレイヤーはさまざまなミッションをクリアすることでフォロワーを獲得していく。
プレイ中は画面の左下にオーディエンスのコメントが表示。また、ゲーム内通貨“ギャラ”を投げ銭してもらえたりすることもある。
通常のゲームプレイでも入手できるギャラは、“きせかえショップ”でアミーゴの見た目やスキン、衣装などの購入に使用可能だ。こちらは主にオンラインモードで映える要素となっていて、デジタルデラックス版およびDLC「オールインパック」で追加されるきせかえアイテムも加えれば、よりユニークな姿を楽しめることだろう。
ちなみに、今回はオンラインモードである最大4人プレイの“リズムゲームオンライン”、世界中のプレイヤー最大8人とCPUの合計20キャラクターによるバトルロイヤル形式のモード“ワールドパーティ”も用意されている。パーティーゲームとしての側面だけでなく、ひとりで遊び続けられるような要素が盛りだくさんだ。
ちょっとした運動にもオススメ
一通りの要素をプレイしてみて筆者が感じたのは、Joy-Conを振り続けるというアクションの運動量の多さ。さらに、本作では手を動かすことがベースながらも、結果的に全身を動かすようなポーズも豊富で、一曲を終えただけでも少し息が上がってくるような感じだった。
恥ずかしながら筆者は年齢を重ねるごとに運動不足を痛感する日々なのだが、本作をプレイすることで、カジュアルに楽しみながら運動にもなるのでないかと密かに期待している部分もある。そういう点も含め、幅広い人が楽しめるゲームになっていると思うので、気になる人は配信中の体験版でぜひ触ってみてはいかがだろうか。
(C)SEGA
※画面は開発中のものです。
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