「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」プレスイベントレポート!新プレイアブルキャラ、無料版、福原哲也氏へのインタビューも

インタビュー
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Cygamesが2023年に発売を予定しているPS5/PS4/PC(Steam)用ソフト「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」について、2023年8月初旬に行われたプレスイベントの内容をまとめてお届けする。

「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」は、CygamesのiOS/Android/PC向けRPG「グランブルーファンタジー」のキャラクターたちが1vs1で戦う対戦格闘ゲームだ。開発には、「ギルティギア」シリーズなどでおなじみのアークシステムワークスが携わっている。

初代「グランブルーファンタジー ヴァーサス」から新システムや一新されたロビーを備え、パワーアップしたのが本作「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」だ。

こちらの記事では、プレスイベントで発表された新情報をまとめてお届けしていく。記事の最後にはクリエイティブディレクターの福原哲也氏への簡単な質疑応答コーナーもあるので、最後まで目を通していってほしい。

なお、本プレスイベントは「グランブルーファンタジー リリンク」と合同で行われた。「リリンク」の内容も後日お届けするのでお楽しみに。

写真左から「グランブルーファンタジー リリンク」ディレクターの梶泰幸氏、「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」クリエイティブディレクター/「グランブルーファンタジー リリンク」総合ディレクターの福原哲也氏

新キャラクター含めプレイアブル28人で2023年11月30日発売決定!

プレスイベントでは、冒頭で本日のEVOでお披露目となった本作のトレーラーを公開し、発売日が2023年11月30日であることが発表された。その後は、福原氏より、トレーラーについての詳しい紹介が行われた。

対戦・バトル面について

本作の基本方針は、前作でのシンプルさが好評だったことを受け、ベースの対戦部分はそのままに、より攻撃的に試合が動かせるよう、レイジングストライクなどの新システムが追加されている。福原氏曰く、本作の目指すところは“格闘ゲーム入門の決定版”とのことで、複雑になりすぎないように、あくまで調整方針はシンプルさを重視するとの旨も語っていた。

そのほか、対戦時のラグを軽減するロールバックネットコード、Steam版とPS版のクロスプレイも実装されるとのことなので、所持ハードが異なる友人同士での対戦がやりやすくなるほか、大会などへの参加もしやすくなるだろう。

また、グラフィック、エフェクトが大きく進化。エフェクトについては、単純にきれいになっただけではなく、元となっている「グランブルーファンタジー」のエフェクトに、より近づけたものへと進化しているとのことだ。

7月末に実施されたオープンβ版を筆者もプレイしてみたが、「グランブルーファンタジー」らしい、水彩画タッチなイラストをベースに、よりメリハリがはっきりし、あたたかな雰囲気を持つグラフィックに独特の印象を覚えた。

キャラクター・ストーリーについて

プレイアブルキャラクターについては、新たにジークフリート、アニラ、ニーア、グリームニルが参戦し、リリース時のプレイアブルキャラクターは総勢28人であることが発表。PVについては、GBVSシリーズの公式YouTubeチャンネルでも公開されているとのことなので、動いている姿はそちらで確認してみよう。

ストーリーは、前作の本編を収めた第1部、DLCでの追加ストーリー分を収めた第2部、そして新規製作の第3部という構成になっているとのことだ。第3部には、今回参戦のジークフリート達もかかわってくるとのことだ。既存部分のストーリー(第1部・第2部)については前作からの引き継ぎやスキップが可能とのことなので、既プレイヤーはストーリーをやり直す必要はないとのことである。

ロビー・パートナーシステムについて

本作では、格闘ゲームプレイヤーが誰しも経験する“敗北感”を軽減するため、パートナーシステムという新システムが導入された。これは、好きなキャラクターを設定しておくことで、対戦に負けてしまったときは励ましてくれたり、勝った時はほめてくれたりと、プレイヤーのモチベーション維持に一役買ってくれる。とがったキャラクターを設定した場合、勝っても素直にほめてくれない、という事もあるそうだ。

福原氏曰く、オンラインマッチはゲームセンター環境に比べて、どうしても孤独感がある。その孤独感をどうにか軽減できないかと考え、本システムを採用したとのことであった。

また、前作で好評だったオンラインロビーについては、もっとプレイヤーが楽しめるように大幅な強化が行われており、前作ではグランサイファーの甲板のみだったところを、なんと島丸々一つまで拡張。アバターができるアクションも強化され、ジャンプアクションやグライダーを使った滑空などが可能になる。また、破壊不可能オブジェクトのサンドバックも設置されるので、ストレスが溜まったらサンドバックを殴っての発散もできるという小ネタも。

そのほか、このロビーでは対戦とは別にアバターで参加するパーティーゲーム「ぐらぶるレジェンドばとるっ!」がプレイ可能で、今回の発表では障害物競走の「ライジングダッシュ」、ヒヒイロカネを自分の陣地に運ぶ陣地戦「ヒヒイロカネパーティー」、ベルゼバブが爆弾を落とす中生き残る「キング・オブ・タフネス」といったゲームモードが公開された。

さらに、現実世界の渋谷を模したロビーの姿も確認でき、こちらについては後日発表予定とのこと。格闘ゲームとしてだけはなく、こういったミニゲーム的なモードでもプレイヤーのストレス発散が可能とのことで、本作の目標として設定されている「格闘ゲーム入門の決定版」の名に恥じぬプレイヤーへのケアが感じられた。

発売日・価格情報

最後に、発売日は2023年11月30日を予定。スタンダードエディションが6,600円(税込)、デラックスエディションは9,680円(税込)となっている。本日8月7日より予約開始なので、気になった人は予約の方もお忘れなく。また、PS5/PS4版では、「グランブルーファンタジー」で使えるアイテムセットが期間限定でもらえる。

デラックスエディションには、グランとジータのコスチュームスキンや、昨今の格闘ゲームではおなじみのバトルパスといったものが付属する。コスチュームスキンは、グランとジータ以外にも随時追加予定とのことだ。デラックスエディションの内容は以下の通り

あわせて、無料版となるフリーエディションの情報も紹介された。無料版ではロビーで遊べる「ぐらぶるレジェンドばとるっ!」がすべて遊べるほか、オンライン対戦も4キャラクターのみだがプレイ可能とのことだ。購入を迷っているという人は、配信後にまずはこちらを触ってみて、感触を確かめてみるのはどうだろうか。「GBVSR」は3つのエディションともすべてダウンロード専用ソフトのみの展開となる。

福原氏インタビュー:レイジングストライクの調整など発売に向けたβテストからの反映も

――本作をプレイするにあたって、グラブル本編の知識はどれほど必要でしょうか?

基本的には事前知識なしで遊べるようになっていますが、主人公とルリアがなぜ旅に出ることになったかを押さえておくとより楽しめると思います。アニメ版の第1話、第2話でその理由がわかりますので、気になる人はそこだけでも観ておくことをオススメします。

――対戦型格闘ゲームとして本作を制作するに至った経緯を教えてください。

原作となる「グラブル」はブラウザアプリなため、バトルの表現にどうしても制限がかかる部分があったので、アクション要素の強いジャンルでの制作を考えました。格闘ゲームは、プレイヤーがキャラクターと長い期間付きそうジャンルですので、RPGと違ったプレイフィールをお届けできるのではないかと考えています。

――前作や先月末に実施されたβテスト参加者からのアンケートでのフィードバックを踏まえ、どういった調整を予定されていますか?

シンプルに楽しめる、という基本方針はそのままに、前作での「守りが強すぎる」という指摘を踏まえて、本作では攻めのシステムを追加しました。何かしたら試合が動くようにしたいという考えをもとにアークシステムワークスさんと相談して決めています。ですが、先日のβテストでは主に前作からの変更部分に対して様々な声をいただいたので、今後調整していく予定です。

――ロビーの大幅な機能拡張が印象的ですが、どういった狙いで制作されたのでしょうか?

前作のロビーシステムがそもそも好評だったので、良いところは伸ばすべきという事で素直にパワーアップさせました。「ぐらぶるレジェンドばとるっ!」については、ロビーで歩く以外にもアバターに使い道を持たせたかったので、いっそのことゲームを追加してしまおう、という事で実現したものになります。極端な話、対戦をしなくてもロビーで楽しめることを目指していて、遊びの幅を縦にも横にも広げたいと考えています。

――「ぐらぶるレジェンドばとるっ!」は、プレイすることで報酬などはもらえるのでしょうか?

繰り返しプレイしていると経験値が溜まっていき、レベルアップすることで称号やアバターなどがもらえるようになっています。それとは別に、キャラクターごとのレベルもあり、こちらは対戦などで溜まっていき、レベルアップでキャラクターのEXカラーなどがもらえます。

――前作からのデータ引継ぎは可能ですか?

新作という事で、ランクマッチの段位などは引継げません。ですが、大会の報酬などでもらえる特別称号や、限定のEXカラー、バトルパスの武器スキンなどは引継ぎ可能です。また、ストーリーの進行度も引継ぎ可能ですね。

――前作経験者との新規参入者の実力差について、何か対応策はお考えでしょうか?

ランクマッチを最初に起動するとき、格闘ゲーム経験の有無についてなどの設問が用意されています。これで開始段階の段位がわかれるようになっていますので、正直に答えてくださいね(笑)。

また、前作でご指摘があった“ランクマッチの息苦しさ”といった部分を改善するため、段位システムも改修予定です。

――新規キャラクターの選定理由などはありますか?

格闘ゲームとしてキャラクターが並んで立ったときに、バトルスタイルのバランスがいいか。原作の人気や、ストーリー上の立ち位置など、さまざまな点を考慮に入れています。本作からは、原作の人気をより重視していく方針です。

前作では、ナルメアが想定より難しいキャラクターになってしまったのでアニラを少し簡単にするなどのバランス調整も行う予定です。

――DLCのキャラクター追加のペースや、コラボキャラクターの予定などがあれば教えてください。

最初のバトルパスの時点で6キャラクターを追加予定です。コラボキャラクターについては現在検討段階ですが、現段階で渋谷のマップに「ウマ娘」の看板などを設置していますので、良ければ探してみてください。

――格闘ゲーム大会「EVO 2023」でβ版でのトーナメントを開催しましたが、こちらの理由についてお聞かせください。

EVOが開催される夏までに開発が終わらないことはわかっていて、前作のアップデートもない中なにかできないかと考えたとき、EVOでβ版を使ったトーナメント開催をすることにしました。

EVOで発表しましたが、秋ごろにまたβテストを開催予定ですので、良ければそちらにもご参加ください。

――最後に、プレイヤーに向けてコメントをお願いいたします。

発売日が決定し、前作から期間をあけての再出発という形になりますが、普通のアップデートでは実現不能レベルの追加要素を「新作」としてお届けできればと思います。前作を遊んだ人にも満足してもらえるようにギリギリまで調整していきますし、前作以上に広く遊んでもらって、格闘ゲームの盛り上がりに貢献していきたいと思います。グラフィックやコスチュームスキンなども前作から大きな進化を遂げていて注目のところだと思っています。格闘ゲームコミュニティは特別なものだと思っているので、前作以上に長期にわたって盛り上げていきたいと考えていますので、ご期待ください。無料版もありますので、ぜひ手に取ってもらいたいと思います。

※画面は開発中のものです。

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