リズムに合わせてバトルを展開するリズムアクション×ハック&スラッシュRPG「Lilt Way」をレビュー。リズムにノって次々敵を倒し、アイテムを獲得していく気持ちよさが魅力の一作。
「Lilt Way」は、ズーから配信されたスマートフォン向けのハック&スラッシュRPG。特徴は、リズムアクション要素が取り入れられていること。移動や攻撃といったあらゆるアクションがリズムと紐づいており、リズムにノってバトルを展開、アイテムを獲得していく。攻撃や回避といったアクションとの一体感に加え、リズムゲーム特有の音楽との一体感も味わえる。これがなんとも気持ちイイ。
移動方向をタップ!ノリノリでステージを探索しよう
本作の世界観は、剣と魔法のファンタジー。ピクセルアートで描かれたビジュアルからは、8bit時代のRPG的な空気感が醸し出されている。ただ、ビジュアルに若干カーブがかかっており、それが本作ならではの味に繋がっていると感じた。
この世界でプレイヤーは「探索者」として様々なエリアの探索へ挑むことになる。ひとつのエリアは複数のステージから構成されており、ステージの右端に待つポータルへ到着するとクリア。エリア内のすべてのステージをクリアすれば、エリアクリアとなる。
操作は、上下左右のボタンをタップするだけ。タップすることで主人公はその方向へと移動する。ただし楽曲のビートにノっている必要があり、ビートから著しく外れたタイミングでタップした場合、移動できない。
モンスターへの攻撃は左右のボタンが兼ねている。武器によって攻撃範囲が決まっており、左右ボタンタップ時、攻撃範囲内に敵を捉えていれば攻撃が行われるというかたちだ。左右のボタンで攻撃を行う都合上、基本的に左右方向しか攻撃できないが、武器によってはナナメ上方向へ攻撃範囲を持つものも存在するため、装備中の武器によって立ち回りが変わってくる。
立ち回りの基本は、モンスターを回避しつつ、うまく攻撃範囲にとらえて攻撃する…というもの。ただ、ステージクリアするだけならポータルに入るだけでOKなので、必ずしもすべてのモンスターを倒さなきゃいけないわけではない。とはいえ、モンスターを倒さなければ装備増強のためのゴールドが獲得できないので、モンスターは可能な限り倒した方がいいだろう。
ステージによっては巨大なボスモンスターも登場。サイズが大きいだけでなく、ボスとして君臨するだけの攻撃力と体力を備えている。しっかり攻撃を回避した上で、繰り返しこちらの攻撃をヒットさせなければ倒せない。このため、非常にスリリングなバトルが味わえる。
もちろん本作はRPG。強大なボスであっても、主人公を育成すれば難易度を下げることができる。本作の場合、まずどんな武器を装備するかによって難易度が大きく変わる。遠距離かつ、広い攻撃範囲を持った武器であれば攻撃時のリスクが大きく減少。さらに攻撃力が高い武器であれば、少ない攻撃回数で敵を倒せるため、さらに難易度は下がる。その上防御力の高い防具を身に着けていれば、ボスを難なく倒すことができるだろう。
ではどうやってアイテムを獲得するのか?その方法は大きく分けて、「ステージ中の宝箱」と「ボックス」という2種類。1つめの「ステージ中の宝箱」というのは、読んで字のごとく、ステージ内に配置されている宝箱から獲得するという方法。宝箱を見つけたら、その方向へ移動することで宝箱がオープン。出現したアイテムと重なると獲得できる。
2つめの「ボックス」は、ホーム画面の「ショップ」からアクセスできる機能で、ランダムでアイテムを獲得できるというもの。いわゆるガチャにあたるものだ。「ボックス」の獲得は、「ジェム」を消費するか、動画広告を閲覧することで可能。「ジェム」はログインボーナスやクエスト達成によって手に入れることができ、ゲームスタート時点で一定数獲得した状況になっている。このため、ゲームスタートしたらまず「ボックス」にチャレンジし、可能な限り装備を獲得したほうがいいだろう。
装備によっては強化用素材が必要なこともがあるが、先に軽く触れたとおり、基本的に獲得した装備はゴールドを使うことで強化できる。強化することで攻撃力や防御力がアップし、バトルがどんどん楽になっていく。こうした面白さは、まさにハック&スラッシュRPGのもの。そこにリズムゲームとしての気持ちよさが加わることで、音楽にノる気持ちよさとアイテム獲得&強化の楽しさがぐるぐるループする。これこそ、本作ならではの魅力だろう。
リズムゲーの気持ちよさ×ハクスラの中毒性をお手軽に楽しめる
リズムゲーの持つ気持ちよさとハック&スラッシュRPG…ハクスラの中毒性を同時に味わえるのが本作最大の魅力。これは間違いないが、ここに加えて、「お手軽」という点も魅力だと感じた。
最近のスマートフォンゲームは起動時にゲーム用のデータをダウンロードすることが多く、アプリを起動してから実際にプレイし始めるまで時間がかかることが少なくない。この点本作は起動がスムーズで、スピーディーにゲームをプレイできる。
またスキマ時間でのプレイを念頭に置いているためか、そもそも1ステージが短めに作られている。その上エリアの攻略途中で中断しても、続きからプレイ可能。だからこそ、ちょっとしたスキマ時間についついプレイしてしまうのだ。リズムゲーの気持ちよさ×ハクスラの中毒性が、ちょっとしたスキマ時間でもお手軽に楽しめてしまう…。これは、ハマりすぎに注意した方がいいかもしれない。それくらい、よくできた一作だ。
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