エンターグラムは、PS4/Nintendo Switch用ソフト「穢翼のユースティア」を2022年6月23日に発売すると発表した。
「穢翼のユースティア」は、2011年4月にPC向けに発売され、退廃的かつ美しい世界観を描いた意欲作。本作はPS4/Nintendo Switchへの移植にあたり高解像度版となり、より美しく描かれる“ノーヴァス・アイテル”での物語が楽しめる。
ストーリー
悲劇は往々にして不条理なものだが、これほど不条理という形容がしっくりくる悲劇もなかった。
その日、この都市の一角が多くの人命とともに大地へと崩落した。
性別、年齢、人間性、地位、経済力……
犠牲者に一切の区別はなく、ただそこにいたという一事だけが、彼らの命を奪った。
なぜ死なねばならなかったのか。
無数の死に何の意味があったのか。
答えはなく、残された人々に与えられたのは、輪郭のない茫洋たる喪失感だけだった。
後に<大崩落>「グラン・フォルテ」と呼ばれる悲劇だ。
あれからずっと、この都市「ノーヴァス・アイテル」には不条理の雨が降り烟っている。
上層から下層へと、都市を濡らした水は低きへ流れ、やがて牢獄に聚まり澱む。
嵩を増す汚水を取り除く術もないまま、囚人たちはただ喘ぐ。
いつの日か、この都市「ノーヴァス・アイテル」に陽が差す時が来るのだろうか。
キャラクター
ユースティア・アストレア
CV:南條愛乃
血液型:A型
身長:149.6cm
体重:39.1kg
背中に羽が生える病、<羽化病>に冒された少女。とある事情で主人公が引き取ることとなる。生みの親も育ての親もなく、物心ついた頃から下級の召使いとして使役されてきた。
辛い人生を送ってきた割に、性格は明るく朗らかで、周囲を和ませてくれる。主人公に言わせれば、脳みそに向日葵が群生しているような女。今までの人生経験により家事全般にそつがなく、主人公の世話を一方的に見ていたエリスには目の仇にされる。
エリス・フローラリア
CV:浅川悠
血液型:B型
身長:158.8cm
体重:46.3kg
娼婦になりかけのところを主人公に身請けされた女。娼館街の医者を生業としており、その腕前は娼婦たちに高く評価されているが、医者は副業で本業は主人公の妻だと強く主張している。残念なことに患者への愛情と家事能力はかなり足りていない。
性格はドライで面倒くさがりだが、主人公の怪我を治療することには並々ならぬ情熱を燃やす。死ねと言うと本当に死にかねないので、発言には注意が必要。主人公曰く、まず自分の頭を治した方がいい女。
聖女イレーヌ
CV:岡嶋妙
血液型:A型
身長:155.3cm
体重:42.7kg
第29代聖女イレーヌ。大崩落の責任を取って処刑された先代聖女に代わり、祈りの力でノーヴァス・アイテルを空に留めている。民衆の前に姿を現すことはごく稀で、聖堂の奥にある聖域で、人生を祈りに捧げているという。
光を失っていることから”盲目の聖女”と呼ばれ、民衆からの人気は絶大である。人柄はごく一部の人間にしか知られていないが、純粋で論理的。シニカルな物言いをするので、きつい性格と取られることが多いようだ。
リシア・ド・ノーヴァス・ユーリィ
CV:中村繪里子
血液型:AB型
身長:146cm
体重:37.7kg
王家の第一王女で継承順位は一位。実父である現王が病に伏せっているため、代理として政務を執り行っている。まだ戴冠の儀を行っていない彼女を”無冠の女王”と揶揄する貴族もいるようだが、本人はまったく気にしていない様子。
明瞭で活力に溢れるが、育ちの良さ故か撃たれ弱い一面も。王家の人間にしては世俗への関心が強いようで、召使いから炊事や裁縫などの仕事を奪っては迷惑がられている。
フィオネ・シルヴァリア
CV:斎藤佑圭
血液型:O型
身長:162.6cm
体重:48.9kg
<羽化病>が発症した人を、半ば強制的に治癒院へ送るために作られた組織<羽狩り>。その牢獄地域を担当する部隊の隊長を務めている。羽狩りの持つ社会的な意義を信じて仕事に打ち込む真面目な性格。
娼婦街などには嫌悪感を持っており、それが元で主人公たちと衝突する。剣の腕にも覚えがあり、訓練などには労を惜しまない努力家でもある。
一方プライベートの面では綺麗なものや可愛いものを好む女性らしい面も。ただ融通が利かないところがあり、周囲とぶつかることも多い。それを本人も自覚しているのが救い。
カイム・アストレア
CV:近藤隆
本編の主人公。<大崩落>ですべてを失い牢獄に流れ着いた男。受けた傷痕は未だに癒えず、その胸の奥で赤い雫を滲ませている。
幼少の一時期は娼館<リリウム>の下僕として酷使されるも、<不蝕金鎖>の先代に運動能力を見込まれ、命をひさぐ仕事につく。以来、牢獄の泥の中で刃を振るい続け、ただ己が生のために他社の命を糧としてきた。
先代の死を機に暗い仕事からは手を引いたが、いまだ彼の周りから血の匂いが消えることはない。
ジークフリード・グラード
CV:三木眞一郎
牢獄の暗部を支配する組織<不蝕金鎖>の当代頭であり、カイムの昔なじみでもある。性格は牢獄の混沌を象徴するかのように定型を持たず、前に立つものによっては、神にも魔物にも見えることだろう。
娼館街の奥底にありながら牢獄を俯瞰し、指の動き一つで人の人生を変える。先代より受け継いだ立場は、彼を幸せにしたのか不幸にしたのか。いずれにせよ、彼は今日も牢獄の暗闇で組織を動かし続けている。
メルト・ログティエ
CV:麻見順子
娼館街の入り口にある酒場<ヴィレノタ>を一人で切り盛りしている。かつては娼館街で最も人気のある娼婦だったが、ジークの父親である<不蝕金鎖>の先代頭に身請けされ、酒場を任されるようになった。
牢獄全体を取り巻く不安や絶望に逆らうかのように、いつも明るい笑顔を絶やさない。
クローディア
CV:本間ゆかり
娼館<リリウム>で最も高い売り上げを誇る娼婦。血のつながらない娼婦たちを妹と思い面倒を見ることで、仄暗い生活の中に僅かな光を見出している。牢獄に相応しくない優雅な言葉遣いをするが、彼女の口から過去が語られることはない。
娼婦たちには二度と戻れぬ過去に思いを馳せるほどの余裕はなく、ただ明日を迎えるためだけの日々を生き続ける。
リサ
CV:中島沙樹
自ら命を断った娼婦の亡骸を前に彼女は思う――何を絶望することがあるだろう。どうせ抜けられない泥沼なのだ。
沈みゆくまでの過程を楽しめばいい――
だから、彼女は舞う。眩しい春を謳歌する蝶のように、極彩色にきらめく娼婦街の夜を、ひらひらと、ひらひらと。そんな自分を冷ややかに見つめる目が、己が胸の内にあるのを知りながらも。
アイリス
CV:深田愛衣
クローディアやリサとともに娼館で働いている。客商売には不向きな性格をしており、愛嬌も見せず、ロビーの隅でぼんやりしていることが多い。
娼館に拡がる紫煙に身を任せながら、彼女はいつも、くすんだ何者かへと変わっていく自分を怖れ、蔑み、そして願う。諦めという名の麻薬が身体を冒し尽くすその日を。
ルキウス・ディス・ミレイユ
CV:高橋広樹
改革派の旗手として名声を得ている若き貴族。いかにしてその立場を手に入れたのかを知る人は少ない。多くの貴族たちは、成功者である彼を称え、へつらい、時には嫉妬する。
<羽狩り>の指揮を執る立場だが、牢獄の中でも彼を支持するものは少なくない。日々の生活が荒んでいればいるほど、彼のような俊英に期待をかけるのだろう。
システィナ・アイル
CV:武田華
ルキウスの片腕として、主の後ろにいつも付き従っている。洗練された物腰や話し方から、ルキウスと同じく上層の貴族ではないかとの憶測もあるようだ。
感情を表に出さず、常に沈着冷静。氷のように冷たい雰囲気を纏っている。ルキウスに忠誠を尽くしており、多くの時間を彼のために捧げている。
ラング・スクロープ
CV:谷山紀章
<羽狩り>の一員。フィオネと同じ部隊の副隊長を務めている。剣技には優れるが、皮肉っぽい性格が災いし、人望は厚くない。
<羽化病>患者―通称<羽つき>は害悪であるという信念の持ち主であり、一切の慈悲を持たずに職務を遂行する。国家から見れば非常に優秀な役人であり、称賛されるべき存在だ。たとえその剣が多くの血を吸い続けていたとしても。
ギルバルト・ディス・バルシュタイン
CV:藤原啓治
王の執務を支える<執政>という役職に就いており、貴族たちからは一般的に<執政公>と呼ばれている。家柄はさほど良くなかったが、激しい権力闘争を勝ち抜くことで現在の地位を手に入れた。
現王が病に伏せている上に、継承順位一位のリシア姫がまだ若いため、<執政公>にかかる負担は膨大なものとなっている。
ヴァリアス・メイスナー
CV:一条和矢
青年時代、王に見いだされて騎士に取り立てられた過去を持ち、忠誠心の厚さは右に出る者がいない。現在は近衛兵を統率する<近衛騎士団長>を務めている。
現王が病に伏してからは、王の快復を祈りながら城内の秩序維持に力を尽くしている。
ラヴィリア
CV:種﨑敦美
聖女イレーヌとともに聖域で暮らし、身のまわりの世話をするほか、聖堂の神官たちとの連絡役も務めている。聖女が現在の地位に就く以前からの知り合いで、現在でも関係は緊密。
性格は穏和で実直だが、長い時間を聖域だけで過ごしてきたこともあり、世間知らずで純粋すぎるところがある。
ナダル・アトレイド
CV:杉山紀彰
神官長は神官の最高位であり、教会の実際的な業務のすべてを取り仕切っている。対外的な折衝なども行うことから、聖職者としての能力に加え政治感覚も求められる重要な役職だが、民衆にはその存在がほとんど知られていない。
ナダルは、若くして大崩落後の難しい情勢を乗り切った神官長として、教会内部では高い信頼を得ている。
タイトル概要
タイトル:穢翼のユースティア
価格:
・通常版:7,678円(税別:6,980円)
・完全生産限定版:10,978円(税別:9,980円)
・DL版:7,370円(税別:6,700円)
対応機種:PS4/Nintendo Switch
発売日:2022年6月23日
CERO:審査予定
ジャンル:アドベンチャー
原画:べっかんこう
シナリオ:榊原拓 ほか
「穢翼のユースティア」オフィシャルサイト
http://www.entergram.co.jp/eustia/
(C)AUGUST/ARIA/ENTERGRAM
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