8年ぶりのシリーズ最新作となる「ロックマン11 運命の歯車!!」を、アクションゲーム初心者の目線でレビュー!
ファミコン時代から「ロックマン」シリーズを楽しんできた筆者。「ロックマン11 運命の歯車!!」は8年ぶりの新作ということでワクワクしながら待っていました! ただ、自分はゲームライターでありながらアクションゲームが得意ではないため、ちゃんと最後まで楽しめるのか不安な部分もありました。
前々作の「ロックマン9 野望の復活!!」は難しくて挫折。前作の「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」は新たに追加された「イージーモード」のおかげでなんとかクリアできました。
そんな自分が果たしてロックマンをクリアできるのか? ちょっと不安でしたが、本作には「NEW COMER」「ADVANCED」「ORIGINAL SPEC.」「EXPERT」という4つの難易度が用意されており、「NEW COMER」でプレイすればトゲや落下による一撃死が無くなり、かなりプレイしやすくなります。
タイミングよく足場をジャンプしたり多彩な攻撃を仕掛けてくる敵の攻撃を避けたりと難所はあるのですが、その手助けになるのが「ダブルギアシステム」です。『ロックマン11』はファミコン時代のシリーズを意識して作られた「ロックマン9」や「ロックマン10」と異なり、「ロックマン11」は現行向けに大きく進化しているのですが、このダブルギアシステムの追加がいちばんの特徴と言っていいでしょう。
ロックマン以外のスピードが遅くなる「スピードギア」とロックバスターや特殊武器が強化される「パワーギア」を任意のタイミングで発動できるのですが、これがとても便利で使っていて楽しい! とくにスピードギアは「ダメだぁ。もう間に合わない……。スピードギア! 間に合ったぁ!」というような使い方になることが多くて爽快です。
ステージは「ラバーマン」なら跳ねるゴムだったり「ブロックマン」なら落ちてくるブロックだったりとボスの特徴にちなんだギミックが用意されていますが、スピードギアを使うことで上手に切り抜けられる部分が多くなっています。
本作は従来のシリーズに比べてステージが長めになっていることもあり最初はボスまでたどり着くまで苦労しましたが、ギアの扱いに慣れてくるとスイスイと進めるようになって楽しくなってきます。
また、本作は操作性がよくラッシュをワンボタンで呼び出したり、特殊武器を右スティックで自由に切り替えることができます。とくに特殊武器の切り替えが便利で、武器の切り替え→パワーギアによる強化を一瞬で行えるようになります。
ギアに関しては使いすぎるとオーバーヒートしてしまい、しばらく使えなくなってしまうため残量の見極めも重要。ゴリ押しができないため、バランスを大きく壊すことはありません。
また、ライフエネルギーが残り少ないときだけ使えるダブルギアが強力! スピードギアとパワーギアの両方が発動して「ファイナルチャージショット」が使用可能になるのですが、この状態でボスに一発逆転できるとめちゃくちゃテンションが上がります!!
また、ギアシステムはロックマンだけでなく敵のボスも使用。ある程度のダメージを与えると強力な攻撃を仕掛けてきます。
これまでのシリーズではボスのパターンを見極めると同じことの繰り返しでクリアできてしまうことも多かったですが、今回は最後まで緊張感のある決闘が楽しめるようになっています。
また「ロックマン7」から導入されたネジも本作には導入されています。これはステージに配置されていたり敵を倒したりすることで入手したネジを研究所で攻略に役立つアイテムと交換できるというもの。ネジは集まりやすいので、“腕に自信は無いけど「NEW COMER」は簡単すぎて歯ごたえがない”という人は難しい部分だけネジで購入したアイテムを駆使して攻略していくのもいいと思います。
ロックマンとしての様式美を残しつつ、新たなシステムの追加による革新性もある本作。幅広い難易度選択によって誰でも楽しめる作品になっているので、シリーズに難しいイメージを持っている人も手にとってもらいたいですね。
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