3DSでもう一度「逆転裁判4」!10年間の感謝が詰まった巧舟氏のサイン&握手・撮影会の模様をレポート

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ニンテンドー3DS版「逆転裁判4」が本日11月22日に発売。これを記念して、同作のディレクター・巧舟氏のサイン&握手・撮影会が、ビックカメラ新宿西口店で開催された。

新米弁護士・王泥喜法介を主人公に据えた「逆転裁判4」ニンテンドー3DS版が本日発売。同ハードでは既に「逆転裁判123 成歩堂セレクション」「逆転裁判5」「逆転裁判6」がリリースされており、この「逆転裁判4」の発売をもって、すべてのナンバリングタイトルがニンテンドー3DSでプレイできるようになった。

この日、ビックカメラ新宿西口店で「逆転裁判4」ディレクター・巧舟氏のサイン&握手・撮影会が開催。同店舗ではこれまでも「逆転」シリーズの発売記念イベントがたびたび行われており、ファンにはおなじみのことだろう。

ただ、平日昼に行われるのが通例だった発売記念イベントだが、今回は18時半からのスタートと、より参加しやすい時間帯に開催。またサインだけでなく握手や撮影もOKとのことで、この日は約50人ものファンが足を運んでいた。中には、過去の「逆転」シリーズ発売記念イベントに来ていた人の姿も。

あいにく風邪気味の巧氏だったが、笑顔でペンを走らせていた

巧氏にサインを書いてもらうために差し出されるグッズも、相変わらず多彩だ。ニンテンドー3DSや「逆転大全」などはもはや定番。この日はアニメ版のポスターや、10年以上前の書籍「逆転裁判ファンブック なるほど逆転裁判!」を持参したファンも見受けられた。

記念撮影には江城元秀氏(左)も参加 撮影ではポーズをお願いするファンも

巧氏とのひと時を楽しんだファンは、くじ引き形式のプレゼント抽選にも参加。景品はクリアファイルに缶バッジ、ポストカード、ステッカー、ポスターといった定番の品から、直筆サイン色紙、そして現在実施中のキャンペーンでもらえる「ガリューウエーブ オリジナルツアーTシャツ」といったレアなアイテムがラインナップされていた。

イベントを終えた巧氏、江城氏にインタビュー

――ファンの方々との交流はいかがでしたか?

巧氏:このゲームは10年前に作ったのですが、その頃はこういうイベントはありませんでした。いつもお店の物陰から見ていたのですが、10年後にこういうイベントができて感慨深いです。10年間支えてくださった皆さんに来ていただけて、本当にうれしかったです。

――今日、心に残ったコメントなどはありましたか?

巧氏:年齢的にも10年前から「逆転裁判」シリーズを遊び始めた方が多くて、「逆転裁判4」をきっかけにして「123」にさかのぼったという方がたくさんいらっしゃいました。あとはアジア、海外の方たちも来てくださいました。その方たちも全作遊んでいらっしゃるそうで、いつの間にかこんなに広がったんだなと思いましたね。

「大逆転裁判が好き」といった言葉をかけていただいて、ちょっと風邪が治ってきました(笑)。

――行列を見ていて、女性が大変多かったのが印象的でした。

江城氏:女性を意識して作っているわけではないんですけどね。

巧氏:そうですね、特に女性ウケを狙っているということはないです(笑)。

江城氏:みんなに楽しんでもらえるようにね。

巧氏:10年前にも女性の方が比較的多いとは言われましたけど、その理由はわかりません。キャラクターが魅力的なんでしょうね……って、他人事のように言っていますが(笑)。

――10年前の思い出などはありますか?

巧氏:ちょうど三部作が終わった直後に開発が始まったのですがで、頭の中が真っ白でした。塗くん(塗和也氏)と一作品を丸々作ることができて、何かの始まりみたいな熱さがあったと思います。

江城氏:僕はちょうど10年前に「逆転裁判4」でアシスタントプロデューサーとして加わって、ここからシリーズに関わりました。そういう意味でも思い入れがあるタイトルです。

――これでナンバリングタイトル6作が全部ニンテンドー3DSでプレイできるようになりましたね。

巧氏:僕は「4」で一度離れているので、6作品も出ていることに不思議な感慨がありますね。ファンの方と話して、僕のあとに山﨑くん(山﨑剛氏)たちが受け継いで物語を作ってくれていたんだなと再確認できました。

江城氏:6作品がニンテンドー3DSに揃ったので、このタイミングで「逆転裁判」を知った方は1から順番にプレイすれば、成歩堂くんと王泥喜くんの物語が両方楽しめるんじゃないかと思います。

――本作は王泥喜くんが新たに主人公となっていますが、彼にまつわる思い出などはありますか?

巧氏:王泥喜くんは名前が決まるまでに結構時間がかかりましたね。僕はミステリーが好きなのですが、ミステリーの「なるほど!」って“驚き”だと思うんです。なので「王泥喜」くんを提示したのですが、なかなか賛同が得られませんでした。

江城氏:(笑)。当時ね。

巧氏:特に「泥」という字が主人公として受け入れられなかったようで。そんなこと言ったら「お」の字も「汚」にするぞと脅しをかけつつ(笑)、最終的には提示したとおり「王泥喜」としました。新しい主人公なので、成歩堂くんと逆にしようと熱い性格にしたり、一人称を「俺」にしたり、そういった工夫を重ねて生み出したキャラクターですね。

成歩堂くんはギザギザ頭ですが、それに変わるアイコンを塗くんと考えました。一回見たらスッと入ってくるシルエット、デザインを常に目指しているので、この姿になるまで結構苦労しましたね。

――最後に改めて、「逆転裁判4」の見どころを教えてください。

巧氏:当時は成歩堂くんの物語が一段落した後で、チームも新章を始める勢いと熱い気持ちをもって作りました。なので、主人公である王泥喜くんが登場する際のインパクトは見どころです。

第1話はかなり気合を入れていましたね。(牙琉)霧人さんの話とか、結構練り込んで考えました。

江城氏:当時は現場操作に3Dを使ったり、新しい試みを始めましたね。「みぬく」とか。

巧氏:今見ると「みぬく」は「大逆転裁判」につながっている感じがしますね。

江城氏:そうそう。「123」とは違う新しいことに挑戦しているので、そのあたりを見ていただけるとうれしいですね。

※画面は開発中のものです。

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