声優の岩澤俊樹さんによる連載コラム「岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負」。第3回は、アークシステムワークスより12月26日に発売されたPS4ダウンロード専用ソフト「ダウンタウン乱闘行進曲 かちぬきかくとうSP」をプレイします。

皆様こんにちは! 岩澤俊樹です。
第2回を読んで下さった方々、有難うございました。前回から本格始動ということで、「キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ」を紹介いたしましたが、如何だったでしょうか?
今後ともこの様な形で好きな作品の魅力をお伝え出来たらと思いますので、よろしくお願い致します。
さて、今回ご紹介するのはこちら!
「ダウンタウン乱闘行進曲 かちぬきかくとうSP」とは?
「ダウンタウン乱闘行進曲 かちぬきかくとうSP」は、PS3用ソフト「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 ~オールスタースペシャル~」に搭載されていた、「勝ち抜き格闘大会」をより遊びやすく、本格的に格闘に特化したタイトルだ。本作では新システム・ステージの追加をはじめ対戦要素で重要な駆け引きやバランスが強化され、戦略性が拡大。オンラインプレイにも対応している。
第3回にしてタイトルに相応しく格闘ゲーム(?)を紹介出来る機会が来ましたよ!
僕と同年代の男性なら誰もが一度はプレイしたことがあるであろう「くにおくんシリーズ」。普段ゲームをあまりやらなくても「名前は聞いた事がある」という方も少なくはないと思います。
1986年にアーケードで稼働した「熱血硬派くにおくん」。正義の不良「くにお」の物語を描いたケンカアクションゲームです。
ここからデフォルメタイプのくにおくんシリーズとして、様々な作品に発展していきます。
主人公の「くにお」。喧嘩が強いのはもちろんなのですが、ドッジボール部に入部していて、その運動神経を活かし、弱小のサッカー部やホッケー部の助っ人をしたり、学園対抗の運動会やオリンピックで大活躍します。
そんな多数の名作を生み出している「くにおくんシリーズ」。その中でどれが1番好きか、もしくは沢山プレイしたか? という質問を僕と同年代の人に質問したらきっと「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」という回答が大多数を占めるでしょう(多分)。
かく言う僕もかなりやり込んでいたのはいい思い出です(個人的に「びっくり熱血新記録!はるかなる金メダル」も相当やりこみました)。
クロスカントリー、障害部屋競争、玉割り競争、勝ち抜き格闘の4種目で争って勝敗を決めるのですが、何でもありのハチャメチャなゲーム性が新鮮で友達と夢中でプレイしたのを覚えています。
そしてもう1つ新鮮だったのが、最大4人まで同時に遊べるということです。しかしファミコンにはコントローラーが2つしか付いていないため、3人以上でプレイするには別売りのコントローラーが必要でした。
小学生のお小遣いではなかなか手が出ない高級品…なので持っている友達は軽くヒーロー扱いされましたね(笑)。因みに僕は持っていませんでしたよ…。
さて、前置きが若干長くなってきたのでそろそろ本題に入りましょう。
そんな少年ゲーマー達を虜にした「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」ですが、2015年3月5日にアークシステムワークス様よりPS3用にリメイクされた「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 ~オールスタースペシャル~」が発売されました。
その中に搭載されていた「勝ち抜き格闘大会」をより遊びやすく、格闘に特化させたタイトルが、今回紹介する「ダウンタウン乱闘行進曲 かちぬきかくとうSP」というわけです。
ファミコン版ダウンタウン熱血行進曲の4競技中、どれが1番好きか、もしくは沢山プレイしたか? という質問を僕と同年代の人達にしたら「勝ち抜き格闘」という回答が大多数を占めるでしょう(2回目)。
多数あるゲームモードのうちの1つが独立したタイトルになるというのは、かなりの需要、要望、作り手の熱意がないと成しえないことだと思うので、やっぱり皆好きなんですよ。勝ち抜き格闘。
簡単操作で熱い駆け引き!数ある必殺技を使いこなそう!
この作品の魅力の1つとして操作とルールが簡単で覚え易く、誰でも気軽にプレイ出来るところだと思います。
ベースがファミコンなので、基本的に方向キーと◯ボタンと×ボタンの組み合わせで、パンチ、キック、ジャンプ、武器、投げ技、必殺技の操作が出来るようになっています(キーコンフィグで自分好みにカスタマイズする事も可能です)。
| 移動 | ↑or↓or←or→ |
|---|---|
| パンチ | ○ |
| キック | × |
| ジャンプ | □ |
| ダッシュ | ←←or→→ |
| アイテムを拾う | アイテムの近くで○ |
| アイテムで殴る | アイテムを持って○ |
| アイテム投げ | アイテムを持って× |
| 敵持ち上げ | ダウンした敵の近くで○ |
| ジャイアント スイング | 敵を持ち上げた状態で←or→+× |
| パワーボム | 敵を持ち上げた状態で↓+× |
| アッパースロー | 敵を持ち上げた状態で↑+× |
ルールも実にシンプル。基本的に4チームで戦うバトルロイヤル。各チーム1人ずつ選手を選び、指定されたラウンドを戦い、最終的に1番ポイントを獲得したチームの勝ち。ポイントは攻撃を当てたり、勝ち残った順位に応じて獲得出来ます。どうです、わかりやすいでしょう?
ルールはとてもシンプルですが、戦略性は非常に高いです。では、その戦略性とはなんなのか?
このゲームは勝ち残るより、沢山攻撃を当てた方がポイントの効率がいいのです。しかし生き残らなければ攻撃を当てる回数も減ってしまいます。なので逃げ回り過ぎても、特攻し過ぎても勝てないのです。つまり「如何にして生き残って攻撃を沢山当てるか」ということです。
そのためにテクニックを磨くのも大事ですがそれと同じくらい重要なのが「どの選手を使うか」です。登場キャラクターはなんと25チーム×6人で150人、必殺技は全部で67種類。各選手ごとに使用出来る必殺技、パラメーターが違います。
必殺技、パラメーター共に強力なエースでゴリ押すか? 相手がエースを投入してきているのであえてそのラウンドは捨てて、次のラウンドに勝負を掛けるか? 近距離が得意な相手が多いから遠距離が得意なキャラにするか…等々。
一度出場した選手も体力を引き継いで再度出場できますし、ラウンドを置けば少し体力も回復します。つまり3ラウンド以上の試合の場合、休ませることでエースを2回出場させる事もできます。このようにオーダーが勝敗を分ける大事な要素の1つであることは間違いありません。
もちろんバトル中の駆け引きも重要です。ダメージを受けると「怒りゲージ」が溜まっていき、MAXになると「怒り状態」になりステータスがアップしたり、必殺技が強化されたりします。なので序盤はわざとダメージを受けて後半で一気に勝負をかける、といった事も可能なわけです。
このように一見シンプルなゲーム性なのですが、やり込めばやり込むほどその奥深さに気付かされます。
思い出に浸ろう!
ここからは若干マニアックな話になります(笑)
この作品の魅力の1つ。それはやはり「ノスタルジー」ではないでしょうか。
くにおくんシリーズの魅力はゲーム性は勿論、キャラクター、BGMもとても大きな要素です。ゲーマーに限った事ではなく、新作に自分の好きだった過去作品のキャラクターが出てきたりBGMが流れたりするとテンション上がりますよね。ね!?
僕は「くにおくんシリーズ」の中で特に「ダウンタウン熱血物語」「熱血高校ドッジボール部サッカー編」「いけいけ!熱血ホッケー部すべってころんで大乱闘」「びっくり熱血新記録!遥かなる金メダル」が大好きです。
そしてPS3版の「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 ~オールスタースペシャル~」を未プレイだったので「熱血物語」冷峰四天王、「サッカー編」に登場した服部学園、死愚魔高校、恐山商業高校が参戦していたり…
じゃぱん選抜チームに「ホッケー部」の大雪山高校のとびやま、わーるど選抜チームに「びっくり熱血新記録!」のオクラホマのキャラクターが所属していることにかなりテンションが上がりました。
他にも「ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合!」のくにまさや、りきごろうが使えるなど、シリーズファンならニヤリとする事間違いなし。
そしてBGMセレクトで、過去作品の曲を選ぶことができ、これだけでも懐かしい気分になります。僕の中ではダブドラ兄弟のテーマが不動の1位。オクラホマのテーマや大雪山高校のテーマも捨て難いですが…。是非自分の好きな曲で気分を盛り上げてプレイして欲しいですね!
やっぱりワイワイやるのが1番楽しい!
ここまで色々と語ってきましたが、このゲームの最大の魅力はやはり「皆んなで気軽にワイワイ遊べる」こと。これに尽きると思います。
先程戦略性など語りましたが、全く気にせず好きなキャラクターで好きなように戦うのも勿論アリです。必殺技をひたすらぶっ放したり、混戦のなかに飛び込んで暴れたり、徒党を組んで1人を集中狙いしたり…ハチャメチャなのが醍醐味ですからね!
操作、ルールがシンプルなので、初めてのプレイする方でも安心。是非4人で集まって遊んで欲しいです。
更に対戦を盛り上げる要素として、ステージギミックがあります。今作からの新要素で、バイクでステージを横断したり、ランダムでアイテムを増やしたり、
サッカーボールをゴールに叩き込めば全員にダメージを与えられたり、突然ステージが崩れたり等々…。
こう言った要素が実力差を埋めてくれるので、更に対戦が盛り上がること間違いなし!
そして個人的に好きなモードが2vs2のタッグマッチです。技の相性などを踏まえてどの選手を出すか、分散して戦うか、1人を集中して狙うかなど、チームメイトと相談しながら作戦を立てる楽しさがあります。
もし近くにゲーム好きがいない方でも大丈夫。オンラインに対応しているので気軽に対戦を楽しめますよ!
過去作品がやりたくなる!
このゲームをやって思ったこと。とても懐かしい気持ちになり、純粋にゲームを楽しんでいた頃を思い出しました。そして「またサッカーとかホッケーとかびっくり熱血新記録やりたいなぁ…」と。
やっぱり楽しいんですよね「くにおくん」。他の作品もこう言った形でリメイクして頂けると非常に喜びます。僕が。
もし「ダウンタウン乱闘行進曲 かちぬきかくとうSP」をプレイして過去作品に興味が湧いてきた…そんな同志にオススメなのが「くにおくん熱血コンプリート ファミコン編」(http://www.kuniokun.jp/famicom/)です!
あれ? またパターン…? などと言うことなかれ。
ファミコンで発売された「くにおくんシリーズ」が全て入って非常にリーズナブル。かなりお買い得ですよ! 僕も欲しいです…(買います)。
最後に、昨今ゲームは1人で、複数人でやるときはオンラインで、というのが日常になっていました。なので友人と集まってワイワイ遊ぶ、という感覚を久しぶりに味わい「やっぱり良いものだな」と思いました。こういった機会をもっと増やしていきたいですね。
そんな童心に帰れる「ダウンタウン乱闘行進曲 かちぬきかくとうSP」、オススメですよ! オンラインでマッチングしたときはお手柔らかに…。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
岩澤俊樹さんプロフィール

アイムエンタープライズ所属
生月日:10月17日
趣味:ゲーム、音楽鑑賞、散歩
主な出演作品:【TVアニメ】問題児たちが異世界から来るそうですよ?(ヴェーザー)、【吹き替え】謀りの後宮(李重俊)、【ゲーム】GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ダレル)、ファンタシースターオンライン2 es(ダンテ、セイメイキカミ)など。「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR- BATTLE MANIA」でMCとしても活躍。
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※画面は開発中のものです。
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