激闘の決勝戦から歴代シリーズの振り返りまで!8時間半におよぶ「OVER the LORD サマーフェスティバル2016」をレポート

アーケードゲーム
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アーケードカードゲーム「LORD of VERMILION Re:3」のイベント「OVER the LORD サマーフェスティバル2016」が、8月7日に東京ビッグサイトにて開催された。公式大会あり、新情報発表ありと盛りだくさんであった本イベントのステージをレポートする。

2008年に初代作が稼働してから8年が経ち、現在も「LORD of VERMILION Re:3」として稼働中の「LORD of VERMILION」(以下、「LoV」)のイベント「OVER the LORD サマーフェスティバル2016」が、8月7日に開催された。

このイベントでは、大会「OVER the LORD」(以下、「OtL」)決勝トーナメントを始め、公開生放送やトークイベントなど、さまざまな催しを実施。ここではステージイベントの模様を紹介する。

オールインブースターの発売が発表された「マナタワー情報局」

声優の立花慎之介さん、荒川美穂さん、三宅麻理恵さんがパーソナリティを務めるWEBラジオ「RADIO of VERMILION~マナタワー放送局~」の特別公開放送「マナタワー情報局」が、ステージ前に多くのファンが集まる中で実施された。

左から立花慎之介さん、三宅麻理恵さん、荒川美穂さん

この放送では、オールインブースター第二版が9月8日に発売されることが明らかに。こちらで収録されるエラッタカードも数多く紹介された。特に以前の環境で猛威を振るうも、現在はあまり見かけなくなったプルートーが上方修正され、活躍が期待できそうだ。エラッタ情報はこちらの記事を参照してほしい。

ステージではその他、通常放送で行われているレギュラーコーナーの特別版も実施。来場者を巻き込んだ一幕もあり、盛り上がりを見せた放送となった。

テーブルクロス引きを見事に成功させる荒川さん

「OtL~第8章 魔猛る餓牙、神穿つ咆咬~」優勝チームは!?

3位決定戦

「YYT+カニ」チームと「盈燈とさるに支援金をお願いします」チームの一戦となった3位決定戦。準決勝で悔しい思いをしたチーム同士の戦いは、一進一退の攻防に。「YYT+カニ」チームが一歩リードするも、残り15カウントを切ったところで「盈燈とさるに支援金をお願いします」チームが逆転。そのまま押し込んで勝利を掴んだ。

決勝戦

注目の決勝戦は、「宮城動物園~群馬を添えて~」チームと「Cast a spell on me!(魔法をかけて!)」チームの対決に。余裕のあるコメントを放つ「魔法をかけて!」チームに対し、「宮城動物園」チームはチャレンジャー精神旺盛に挑む。

試合は「魔法をかけて!」チームが先行してマナタワーを荒らしていく展開に。一進一退の展開の中、残り60カウント少々で「魔法をかけて!」チームがアルティメットスペルで勝負をかけるも、空振りに終わってしまう。

そのまま「宮城動物園」チームがリードを奪い押し切るかと思われたが、「魔法をかけて!」チームが崩れず、目視ではどちらが勝利したかわからないままタイムアップ。そして「魔法をかけて!」チームの2冠が決定した瞬間、会場からは大きな歓声と拍手が上がった。

優勝した「魔法をかけて!」には、ペナントと特別称号が授与された。こちらの特別称号は、マッチング時にスペシャルな演出が飛び出すものだ。また決勝トーナメントに進出したその他の12名にも、特別称号が与えられた。

あのコーナーが再び!“帰ってきた”貴正の部屋

柴貴正氏
柴貴正氏

過去に開催された「OVER the LORD」でも行われてきたた「貴正の部屋」。シリーズ総合プロデューサー・柴貴正氏による、本人が「休憩時間です」と言うほどゆるいトークが展開されるコーナーだ。今回は2人のゲストが登場し、柴氏とゲーム大会談義に花を咲かせた。

最初のゲストは「はぎわらさん」さん(以下、はぎわらさん)。「LoV Re:3」はプレイしていないものの、過去の大会では幾度となく決勝トーナメントに進出してきた実力者だ。

トークは柴氏とはぎわらさんがラスベガスで開催された格闘ゲーム大会「EVO」で偶然会った話からスタート。ステージもあたたまったところでプロゲーマー・ふ~ど選手も参加し、ゲーム大会の話題に。

左からはぎわらさん、ふ~ど選手

「日本の大会には勝てる選手が参加するが、海外の大会はそのゲームが好きな人が参加する」という国内外のゲーム大会の違いに始まり、「トレーニングモードが少ないカードゲームでは、ストーリーモードがトレーニングだった」「対決で勝敗を分けるのは知識の差」「シングルプレイは自分が強くなればいいが、マルチプレイはチームを強くする意識が必要」など、「LoV」だけにとどまらない、広く深い話が続く。

「何歳までトッププレイヤーとして続けていきたいか?」という質問に、家庭を持つはぎわらさんは、自分の時間が少なくなっていく中で、おもしろい格闘ゲームが出続けている限りはゲームセンター通いを続けるとコメント。またふ~ど選手は、引退した選手がまだいないプロゲーマーという職業で、自分は何歳まで続けていられるのか基準を作る側であると話し、ずっとトッププレイヤーでいたいと抱負を述べていた。

歴代有名プレイヤーが集結!「LEGEND of VERMILION」

「LEGEND of VERMILION」は、「LoV」の歴代有名プレイヤーが集い、懐かしトークを展開するコーナー。ステージには柴氏のほか、「LoV」「LoVII」ディレクター・上原利之氏、「LoV」「LoVII」「LoV Re:2」開発チームの町田俊彦氏、そしてfan114さんが登壇し、「LoV」の歴史に名を刻んできたプレイヤーたちを迎えた。

左から柴氏、上原利之氏、町田俊彦氏、fan114さん、総合司会の野引香里さん

「LoV」稼働前のロケテストの様子や、「愛染テンプレ」など稼働後の流行デッキが紹介されたのち、話題はVer.1.1の環境に。ここで栄斗さん、神無月@超ノーマナーさん(以下、神無月さん)、新藤景さんがステージに登った。

右から神無月さん、栄斗さん、新藤景さん

本来は稼働から半年後に実装予定だったが、バグの影響もあって急遽実装されたVer.1.1では、「LoV」初のカード追加が実施。「不死セレブ」デッキが流行したほか、「メデューサ」が脚光を浴びた環境でもあった。

またこのバージョンで、本シリーズ初の全国大会が開催。会場では栄斗さんVS新藤景さん、神無月さんVS新藤景さんの試合ダイジェスト映像が流された。

続いて、のどぐろさん、パチュリーさん、シザーハンズさん、ADLさんが登場。ワーライオンのあまりに長い攻撃範囲に緊急修正が入ったVer.1.2に始まり、アフロディーテなどが流行したVer.1.3、のどぐろさんが使用していた「ミラ機甲」デッキが光ったVer.1.4の話題が次々に展開される。

さらに「OtL第二章」の名勝負、パチュリーさんVS新藤景さん、ADLさんVSシザーハンズさんの戦いがダイジェストで披露された。

さて、トークは2010年10月27日より稼働開始となった「LoV II」へと移る。当時開発陣は、難しすぎると言われ続けていたゲーム内容や、前作のユニット、装備品をどう移行するかを日々考え続けていたという。

サキュバス役・中島沙樹(右)さん、フェアリー役・ささきのぞみさん(中央)も登場
以前の大会に出演したスタッフたちの写真もお披露目

「LoV II」パートでは、D.C.さん、Zeroさん、Take@25さん、KAZさん、カヲルさんがステージに登場。「ピンダメ魔種」「範囲ダメ神族」「不死4」「チャイナデッキ」など、当時一世を風靡したデッキが、使用していたプレイヤーの口から次々に紹介されていく。

右からカヲルさん、Zeroさん、D.C.さん、
Take@25さん、KAZさん
「LoV II」初の全国大会から、D.C.さんとKAZさんの一戦をダイジェスト

「Ver.2.5 ULTIMATE Ver」からはレナス、ポポイ、服部半蔵の3枚がピックアップ。いずれもかなりの威力を誇ったカードで、これらが入っていればデッキであとはデッキではなかったとKAZさんが語るほどであった。

ユーザー投票で出場者が決まった「OVER the LORD ALL STAR TOURNAMENT」が開催されたのは、Ver.2.6でのこと。この大会からはZeroさんVSカヲルさんの対戦をプレイバック。さらに他社とのコラボカードも登場した「Re:2」「Re:2 verRe:2.0」も振り返っていった。

「OtL」第四章の決勝、ドラクエVIIはおさんとD.C.さんの一戦は、敗北したD.C.さんが悔しそうに振り返っていた

そして話題は「オズ鳴上」「FEZ不死」デッキなどが流行した「Re:2 VerRe:2.2」へ。最後に前回大会「OtL第五章」の決勝戦、KAZさんとTake@25さんの戦いをプレイバックし、「LEGEND of VERMILION」コーナーの幕を閉じた。

「アニゲラ!ディドゥーーン!!!」が会場限定配信!

声優・杉田智和さんがパーソナリティ、マフィア梶田氏がアシスタントを務めるラジオ番組「アニゲラ!ディドゥーーン!!!」の特別版が、会場限定の動画で配信。

番組ではfan114さん、そして「LoV」ではブルコドラクを始め数々のキャラクターのボイスを務めた声優・北沢力さんを迎え、「LoV」の歴史を振り返っていった。

また、懐かしの「Re:2」筐体で杉田さんとfan114さんが対戦するシーンも。自身のTwitter IDにも「LOV」の文字を使用するほど「LoV」が好きな杉田さんだが、その腕前は衰えていないようで、熱戦の末にfan114さんから勝利をもぎとっていた。

イベントで発表された新情報をまとめて紹介

ここからは、LINEスタンプから新バージョンまで、本イベントで公開されたさまざまな情報をまとめて紹介する。

「LoV」LINEスタンプ現在出願中!

多くの要望が寄せらているという「LoV」LINEスタンプが、現在出願中であることが発表された。順調に承認されれば、8月中に配信される見込みだ。こちらには40個のスタンプが収録されており、今回はその一部も公開された。

「グランブルーファンタジー」でのコラボ内容が先出し!

イベント中に行われた初出し情報ステージに、ソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」プロデューサーの春田康一氏(Cygames)が登場。「グラブル」で実施される「LoV」コラボの内容を発表した。

左から「LoV」宣伝担当・にゃべさん、春田康一氏、「LoV Re:3」プロデューサー・丹沢悠一氏

このコラボでは、ジョブスキンに「ギデオン&アンジェラ」モデルが登場。今回はまだ監修中ではあるものの、そのイラストも公開された。またコラボ期間中、ミリアがある場所にボスとして登場し、召喚石としてもゲットできることが明らかに。またコラボは9月に実施予定とのことだ。

「LoV」ポイントの続報

公式大会などで手に入る「LoV」ポイントの続報も公開。ポイントのファーストシーズンは12月31日までとなっており、今後も大会やイベントなど、ポイントを溜める機会が用意される。賞品はまだ調整中とのことなので、楽しみに待っていよう。

「LoV」の新しい楽しみ方「タッグ大会」

本イベントでは、新たな大会「タッグ大会 白き牡鹿の双争」の開催が発表された。その名の通り2人1組でタッグを組んで開催する公式大会で、9月と11月に開催予定だ(11月開催店舗は今後も追加予定)。なお、対戦は2vs2ではなく4vs4となる。

また期間限定で、演習場にてタッグマッチングが解放。こちらは時間も限定されるそうなので、詳細な時間は公式サイトをチェックしよう。上記公式大会の日程やタッグ出撃するまでの手順などはこちらの記事を参考にしてほしい。ちなみに、タッグマッチングは同店舗はもちろん、離れた店舗でタッグを組むことも可能だ。

限定プレゼントは使い魔ドールのサマー・セルキーズ

会場では、丹沢氏&立花さんペア、三宅さん&荒川さんペアによる模擬戦が実施された。嬌声を上げながらも、しっかり役割分担を果たした三宅さん&荒川さんペアが勝利。敗れはしたものの、立花さんもチャットよりも早くコンパクトなコミュニケーションが取れる楽しさを感じていた様子だった。

新バージョン「SAVIOUR OF THE 13 SWORDS」が2016年秋に稼働!

最後に、新バージョン「ロード オブ ヴァーミリオン Re:3 Dear Servant ~SAVIOUR OF THE 13 SWORDS~」が2016年秋ごろに稼働予定であることが明らかにされた。

このバージョンでは使い魔の物語が新たな進展を見せるほか、総勢17体ものストレンジャーが追加。「ファイナルファンタジーIV」「ヴァルキリープロファイル -レナス-」「スターオーシャン4 THE LOST HOPE」といった作品からキャラクターたちが参戦する。今回はその中からエッジ、ブラムスのスペックが公開された。

また、以前からシリーズをプレイしている人にはお馴染みの「【】使い魔」が登場。「【】使い魔」とは、同じ名前だがアビリティやジョブなどの能力が異なるカードのことで、ステージではその中から4枚のカードが公開された。強力なアーツを持った「バハムート」が披露された際には、観客から歓声も上がった。

「Dear Servant」のバージョンアップは「SAVIOUR OF THE 13 SWORDS」に留まらず、まだまだ実施されるとのことなので、楽しみにしていよう。さらにステージの最後には、「来週この会場(東京ビッグサイト)にいると何かが」という含みを持たせた言葉も飛び出した。気になる人は続報をチェックしつつ、コミックマーケット90に足を運んでみてはいかがだろう。

今回のイベントで「LoV」宣伝担当を離れるにゃべさんには、観客から温かい拍手が送られた

※画面は開発中のものです。

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