聴けば聴くほどいろいろな味がわかる楽曲に―「ロボティクス・ノーツ エリート」OPテーマ「約束のオーグメント」を歌うZweiにインタビュー

インタビュー
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5pb.より2014年6月26日に発売されるPS Vita用ソフト「ロボティクス・ノーツ エリート」。そのオープニングテーマ「約束のオーグメント」を歌うZweiへのインタビューをお届けする。

(左から)Meguさん、Ayumuさん
(左から)Meguさん、Ayumuさん

ベースのMeguさん、ボーカルのAyumuさんという編成で活動し、今年デビュー10周年を迎えたZwei。PS3/Xbox 360用ソフト「ロボティクス・ノーツ」のオープニングテーマ「拡張プレイス」、TVアニメ「ロボティクス・ノーツ」のオープニングテーマ「純情スペクトラ」をこれまで担当し、「ロボティクス・ノーツ」とは切っても切れない存在感を放つ彼女らが、間もなく発売を迎えるPS Vita用ソフト「ロボティクス・ノーツ エリート」のオープニングテーマも担当する。

そんなZweiの2人への合同インタビューが行われ、作曲・編曲を大島こうすけ氏が担当する表題曲「約束のオーグメント」や、Ayumuさんが作詞に挑戦したカップリング曲「未知なる私」、そして音楽というかたちで「ロボティクス・ノーツ」の関わり続けてきた彼女たちならではの思いを聞くことができた。

――「ロボティクス・ノーツ エリート」のOPテーマを歌うことが決まった時の喜びのコメントをお願いします。

Meguさん:「あ、来ましたね!」という感じでした。「ロボティクス・ノーツ」に合うような、それ以上にカッコいい世界を表現できればなと思いました。

Ayumuさん:一回アニメも挟んだものの、「やっぱり『ロボティクス・ノーツ』はゲームでしょ!」ということで、その喜びを一緒に分かち合えて嬉しいなと思いました。

――大幅なアップデートが行われているPS Vita版のOPテーマを歌う、演奏するに当たってどういった点を意識されましたか?

Meguさん:OPにこだわるというよりはあくまでZweiの音楽として見た上で、どう表現して「ロボティクス・ノーツ」とシンクロさせていくかを考えていました。

Ayumuさん:“拡張”、“純情”、そして“約束”というかたちで来ているのですが、最初の「拡張プレイス」の時はゲームに寄り添うかたちで歌っていました。逆に今回は3部作のイメージで、Zweiの良さをなるべく表に出していきたいなと思って、臨みました。

――「約束のオーグメント」はどんな楽曲になっていますか?

Meguさん:今回は「拡張プレイス」や「純情スペクトラ」とはまた違う、より複雑なアレンジになっていると思います。1回聴いて、というよりは何度も聴いて、いろいろな味がわかってくる楽曲になっていると思います。

Ayumuさん:最初に聴いた時には笑っちゃうぐらい難しそうだなと思いました。こういうかたちで楽曲が来ているということは、「ロボティクス・ノーツ」にも何か変化があるのかなと思い、ワクワクしながら聴いていました。

――レコーディングで印象に残っていることはありますか?

Meguさん:ベースラインも今回はものすごく動いて、今までになかった自分のベースのプレイのかたちでもあったので、ある意味で挑戦でした。結構苦戦したところもあったのですが、アーティストとして、ベーシストとしてはすごく成長できたかなと思える楽曲になりました。

Ayumuさん:まず通しでやったのですが、1番サビが終わった後に「ふざけんな」と思うほどに苦しすぎて、思わず笑っちゃってました(笑)。

――出来上がりを聴いてどう感じましたか?

Meguさん:大島さんが作編曲をされているということで、今までずっとお世話になっていたこともあり、Zweiというボーカスとベースのユニットならではのバランスがすごく出ている楽曲に仕上がっていると思いました。それと、私たちがデビューして10年が経った今だからこそできるような楽曲であり、プレイなのかなと思って満足できました。

Ayumuさん:ゲームと寄り添って、突っ走って聴いていただけると嬉しいかなと思います。すごくテンションが上がると思います。

――楽曲の中でお気に入りの場所はありますか?

Meguさん:私は出だしのベースがお気に入りです。そこがベーシストとして一番主張しているところですし、あそこのイントロでどういった楽曲が始まるのか、いろいろと想像できるかと思います。

Ayumuさん:最初と最後の部分には、当初英語の詞が入っていたのですが、同じく「WOW WOW」の歌詞が入っていた「拡張プレイス」で盛り上がれたことを覚えていて、ライブの時にみんなと一緒に盛り上がれたらいいなと思って、「WOW WOW」に変えてほしいとお願いしました。ここは気に入っているところです。

――ゲームのPVも公開されていますが、歌と映像が合わさっているのを見た時はいかがでしたか?

Meguさん:今回の楽曲がすごくスタイリッシュで、カッコいいという感じで、あき穂ちゃんや海翔君たち5人がイントロと同時に並んでいる姿がすごく勇ましく見えました。普段の学生らしいイメージというよりは、イントロの疾走感とマッチした正義感のあるような感じがして面白かったです。普段とは違うキャラクターの勇敢な部分が見えていると思います。

Ayumuさん:去年種子島でライブをやらせてもらった時に各地を回って、滑走路や海翔君が乗っていた原付とかを見て興奮したんです! それを経て、久々に「ロボティクス・ノーツ」の映像を見させてもらったので、すごく嬉しかったです。

――「ロボティクス・ノーツ」の楽曲といえば自分たちという意識はありますか?

Meguさん:シリーズものの第1弾としてオープニングを歌ったりと、作品に対するインパクトは最初が一番だと思うので、次に担当するアーティストはそれなりのプレッシャーはあると思いますし、その逆もあると思います。

次に違うアーティストになった時は何か理由があるんだなと思いますし、最初に担当したということが誇りなので、そのイメージを自分たちも持っていますし、お客さんもそう思っていてほしいということもあり、やり続けたいと思います。

――ジャケットイラストがあき穂の水着姿になっていますが、感想はいかがですか?

Meguさん:かなり衝撃的でした。夏ということもあって爽やかなイメージでいいですよね。

Ayumuさん:(取材陣に向けて)こういうの男の人好きですよね?(笑) 自分の印象としては昔ながらの居酒屋とかにある、ビールのキャンペーンガールみたいな印象なので、ビールを持ってほしいです。

――「約束のオーグメント」は、ワンマンライブで初披露となったのですが、その時の感想をお聞かせください。

Meguさん:ライブの中でもちょうどピーク時の新曲披露だったので、必死さと興奮が入り混じっていた状態でした。「約束のオーグメント」は複雑な部分のある楽曲なので、何度も聴いて、お客さんにジワジワ来てもらえる楽曲なんだなというのは感じました。逆に、お客さんからはどういう楽曲なのかを感じ取ろうとしている姿が見てとれて、嬉しかったです。

Ayumuさん:ライブの時は1分ぐらいの長さに感じられたくらい、ぎゅっと詰め込まれた感じでした。1回ではわからないと思うので何度か聴いていただいて、その後に個別のパートごとに聴いてもらえたらさらに面白いと思いますし、弾ける人は真似して弾いてもらえると練習になると思います。

――「約束のオーグメント」の発売後に、ライブなどで披露するにあたっての聴いてほしいポイントをお聞かせください。

Meguさん:「約束のオーグメント」は聴けば聴くほど味が出るスルメ的な曲だと思うので、とにかくCDで聴きこんでほしいです。なおかつ盛り上がる曲でもあるので、ライブに足を運んでもらって拳を上げて盛り上がりたいですね。

Ayumuさん:サビの歌詞の頭が「走り出した」と「動き出した」で入るのですが、そこをみんなで言ってほしいなと思いますね。そのくらいお互いが熱くなってもらいたい楽曲かなと思います。

――ロボノ・コラボ盤には「拡張プレイス」「純情スペクトラ」も再収録されますが、そちらに関する思い出もお聞かせください。

Meguさん:「拡張プレイス」でZweiを知ってくださった方は多いと思っています。今ではライブの終盤で演奏するお決まりの曲にもなっていますし、すごく爽やかな曲なので、この曲が私たちの作品になったということはすごく嬉しいです。「純情スペクトラ」も同じような感じではあるのですが、より熱があり、私たちのアーティスト性が出せたのではないかと思います。

Ayumuさん:「拡張プレイス」の時からこの出会いを大事にしたい、こちらも「ロボティクス・ノーツ」に負けないよう、パワーを与えてもらい、逆にパワーを与えたいと思っていました。昨年、舞台版「ロボティクス・ノーツ」を観に行った時に大泣きしてしまったのですが、そういった感動をぜひみんなに知ってもらいたいと思います。

「純情スペクトラ」は毎週アニメが放映されていた時に、気付かずにテレビをつけていていきなりオープニングが流れてビックリするということがありました(笑)。

Meguさん:友達からも連絡が来ました。この曲を出すということを知らなくても、Zweiの曲だということをわかってくれるんですよね。それがすごく嬉しかった思い出があります。

――「ロボティクス・ノーツ」の楽曲を歌い続ける中で、自分たちが作品に影響を受けた部分はありますか?

Ayumuさん:種子島に行った時に思っちゃいましたね。元々ゲームが苦手で、Meguさんがやっているのを見ていく中で物語に夢中になっていったのですが、自分はリアルが好きなのでゲーム内の場所が実在することがすごいなと思いましたし、実際にあるとなると自分も頑張れると思えました。ゲームやアニメの中でもあき穂ちゃんが頑張ろうと元気を持ってやっていたので、自分も「やってやる!」というような気持ちになりました。

Meguさん:私たちはアーティストなので、自分たちを主張したいという気持ちが強いんですよね。最初に「ロボティクス・ノーツ」というゲームがあり、それに合わせなければいけないという概念だったのですが、ゲームをプレイしてみて主人公たちがすごく熱くて、感動するし青春モノだしで、忘れていたものを思い出させてくれた作品でもありました。ともに上がっていこうという作品だったことが良かったなと思いました。

――通常盤のみに収録されるカップリング曲「未知なる私」はどのような楽曲になっていますか?

Meguさん:すごくドラマチックで映画のオープニングみたいな、ダークな雰囲気をイメージさせるような、Zweiの得意とする分野でもあるヘビーで力強い楽曲になっていると思います。

Ayumuさん:今回は作詞に挑戦させていただきました。お話をいただいたのが最初だったのですが、その時点では正直やりたくないと思っていました。元々自分の中で作詞・作曲をしてみたいという気持ちはあったものの、心の準備ができておらず、今じゃないと思っていたのですが、いろいろと話し合って自分で結論を出して、作詞をしようと決めました。

物事は自分が決めるということはわかっていても実行できなかったり、人に流されてしまう中で、後悔ない人生を送るために自分に問いかけ続けるという詞を書きたいと思いました。作詞、作曲をする上では人に伝えるということを意識すると思いますが、この楽曲については、まず自分を引き出すための歌にしたいと考えていました。

――作詞は難しかったですか?

Ayumuさん:やりたいことがたくさんあるので、定まらないんですよね。自分の今日の気持ちをとりあえず書いていく中で、気持ちをどこに持っていけばいいのかと考えて、結局自分なんだというところにたどり着きました。それを上手くコントロールできれば楽しく過ごせると思ったので、芯をしっかりと持ちたいと思いました。

――先に楽曲があっての作詞だったんですか?

Ayumuさん:今回は作曲が先だったのですがメロディーをあまり意識せず、言葉重視で思いを伝えたいと思っていました。

――10周年へのお気持ちも添えて、ファンに向けたメッセージをお願いします。

Meguさん:今回の曲は、私たちが10年間音楽をやってきてできたようなクオリティの楽曲ができあがったと思いますし、「ロボティクス・ノーツ」ファンの方のどんな曲が来るんだろうという思いに対して、期待以上のものができたと思っています。Zweiや「ロボティクス・ノーツ」を知らない人にもこの楽曲を聴いてもらい、「ロボティクス・ノーツ」という世界を知って、Zweiのこともぜひ知ってほしいと思いますので、コラボ盤と通常盤の2枚をぜひ手にとってください。

Ayumuさん:10周年を迎えて1か月後のリリースとなりますが、長くやってきたからこそこういっためぐり合わせがあると思っていますし、「ロボティクス・ノーツ」の中の高校生ならではの気持ちも青春も忘れずに、また新たに活躍できたらなと思います。「ロボティクス・ノーツ」ももちろんですが、Zweiも一緒に上昇していくようなかたちになればと思います。たくさん、この世界を楽しんでもらえればと思います。

――ありがとうございました。

※画面は開発中のものです。

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