ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアより、2013年10月17日についに発売となったPS3「BEYOND: Two Souls」。ゲームの紹介と先駆けて実施したテストプレイのインプレッションをお届けしよう。
「BEYOND: Two Souls」は、「HEAVY RAIN -心の軋むとき-」を手掛けたQuantic Dream社が開発する、アドベンチャーゲーム。不思議な能力を持った少女「ジョディ」と、彼女だけがコンタクトできる霊体「エイデン」によって、数奇な運命を辿る。物語はジョディの8歳から23歳までの15年間が描かれ、彼女の幼少期や思春期、そして大人になってからのシーンなど、さまざまな場面を追っていくこととなる。
登場キャラクターにはハリウッド俳優のエレン・ペイジ氏やウィレム・デフォー氏などの豪華ハリウッド俳優陣を起用。ハイレベルなパフォーマンスキャプチャー技術による細かな演技の再現、美麗なグラフィック、そして重厚なシナリオで、まるで自らが物語の中にいるような没入感を体験できる。
序盤プレイインプレッション
今回、発売に先駆けて最新版の開発中ROMでプレイする機会を得た。物語の導入部分や霊体「エイデン」の特殊な操作方法、プレイヤーがジョディとして「どう生きるのか?」を選択できるシステムなどを順を追って紹介していこう。
ジョディの過去の出来事を体験して紐解いていこう
これまでに公開されたトレーラーで公開されたシーンでは、ジョディ自身からこれまでに起こったことのすべてを忘れてはいけない、と語られる。また、どこかの警察に保護されている若いジョディと、警官が話しかけている姿を見ることができる。警官に頭の傷を指摘されると、何故か突然デスクのコーヒーカップが壁に向かって吹っ飛んでしまう…。
そして…ある男が電話で止めていると思われるが、その警察署に特殊部隊「SWAT」が突入。銃火器を装備した大勢の隊員が警察官に「保護した女は何処だ」と詰め寄る。そして扉を開き…その男がそこで見たものは…?
「実験」
このパートでは、幼少の頃のジョディが登場。政府の特別研究施設「D.P.A.」で何かの実験対象となっているようで、ネイサン・ドーキンス教授の助手であるコール・フリーマンに呼ばれる。ジョディの操作は左アナログスティックで移動、右アナログスティックで視点操作、△ボタンで霊体「エイデン」に切り替え、とかなりシンプル。
ジョディを操作して部屋の中などを移動すると、白い点が現れる箇所があるが、そこを左アナログスティックで注視すると「左アナログスティックを右に傾ける」「×ボタンをホールド」というような操作のヒントが出るので、気になったところは調べてみよう。本作には無駄なUIなどは一切存在しない。
また、Quantic Dream社の得意とするリアリティーのあるグラフィックは、ここまでくるとさすがとしか言えない。美麗なだけではなく、生活感、空気感なども再現されており、TVに映る番組や、機械類のモニター、そして自分に関わる人、そうでない人の動きも本当に素晴らしい。ぜひ散策して見て欲しい。
ネイサンの待つ、実験室では観測装置を頭に付けられ、別室にいるキャサリンが見たカードの絵柄を当てるという試験が実施されている。ここでは霊体のエイデンを初めて操作できる。△ボタンでエイデンに切り替え、右アナログスティックで視点操作、L1ボタンで、物質に関係なく、周囲のオレンジ色の光点に移動。△ボタンをもう一度押せばジョディに戻る。紫のラインはジョディとつながっていることを示している。
そして青色の光点ではエイデンの特殊な操作が可能。L1ボタンを押しっぱなしで2つのアナログスティックを特定の方向に引いて弾くように離すと、積み木や椅子など、現実の物質に直接干渉できる。キャサリンはその現象を見てパニックに。うまく制御できないようで(もちろんプレイヤーの操作にもよるが)ジョディは苦しむ。ネイサンに抱かれたジョディはかなり辛そうだった。
恐ろしいほどの没頭感、登場人物の息遣いが聴こえるような作品に
9月に開催された「東京ゲームショウ2013」インタビューにてディレクターを務めたDavid Cage氏が本作で表現したかったことを「1人のキャラクターを通して成長の過程における人生の分岐点を描く」と語っている通り、本作ではさまざまな時代のジョディの目線を基本にして、まわりの人間との関係性や、その時々の状況を徐々に知っていき、それを回想とともにパズルのように組み立てていくと繋がっていくことも多く感じた。
なぜジョディにエイデンがいるのか、エイデンとはいったいどんな存在なのか、そしてこの物語の結末はどうなっていくのか、一旦始めると恐ろしいほどこの世界観に没入してしまい、自然とジョディと一体化しているような錯覚を感じてしまった。一度体験してしまったら、貴方もジョディになる。
(C)2013 Sony Computer Entertainment Europe. Developed by Quantic Dream.
※画面は開発中のものです。
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