2013年2月16日、六本木ニコファーレにて「ニコニコゲームマスター2 with コール オブ デューティ ブラックオプスII」の本戦が開催された。ニコニコらしく参加者の特徴的なパフォーマンスも見れたイベントの様子をお届けしよう。
このイベントは、ニコニコ動画ユーザーでゲームをこよなく愛している260名以上の「コール オブ デューティ ブラックオプスII」プレイヤーの中から、Web予選を勝ち抜いた24名のプレイヤーにより勝者を決するというイベントだ。
第1試合の舞台は邸宅をイメージした「Raid」。混戦を勝ち抜いたのは?
まず1回戦では、Web予選を勝ち抜いた24名のプレイヤーをさらに3ブロック8名ずつに分け、自分以外のプレイヤーは全て敵となるモード「フリーフォーオール」で、制限時間は5分間で、制限時間が経過するか、誰かが先に30キルを達成すると終了となる。これをそれぞれ2戦ずつ行い、合計キル数が多かった5人が準決勝へと進出する。
1回戦のマップは「Raid」というマップだ。このマップは高級住宅街にあるような邸宅をイメージしたマップで、ある程度開けたエリアから建物内など狭い部分もあるマップとなっている。自分以外は全て敵というルールで頼れるのは自分だけなので、立ち回りやAIM技術はもちろん、武器の選択も重要なファクターとなる。
試合を見ていると、アサルトライフルの「SCAR-H」、サブマシンガンの「MP7」を使うプレイヤーが多かった。ゲストとして解説を行った猫マグロさんによると、単発のダメージではSCAR-Hの方が優れているが、連射速度はMP7の方が速いため、「中距離ではSCAR-Hが、近距離ではMP7の方が有利だと思います」とコメントしていた。
試合は拮抗した状況が多く、目まぐるしくキル数トップのプレイヤーが入れ替わるような状況だった。ステージのスクリーンには現在のスコアトップの選手のプレイ画面が表示されていたのだが、メモをとるために一瞬目を話したら画面がすでに違うプレイヤーに変わっていたことも多かった。これも個々のプレイヤーの実力が拮抗していた結果だろう。
イベントの内容はニコニコ生放送でも放送されており、ニコニコ生放送のコメントが会場にも流れていたのだが、「AIMがすごすぎて逆に参考にならない」といったコメントも表示されていた。もちろん選手への応援コメントも多く流れており、応援に応えて試合中にカメラに向かってアピールを行なうプレイヤーもいた。
結果1回戦を勝ち抜いたのは「かすたん」さん、「ツグミ」さん、「nico747」さん、「ayuhei」さん、「石原莞爾」さん、「あちゅう」さん、「マクミラン」さん、「ぐっさん」さん、「狼の人」さん、「ア(ト)ム」さん、「カイバー」さん、「waffle」さん、「べいびー」さん、「mosa」さん、「ぽりたんく」さんの15名だった。
試合後のコメントでは多くのプレイヤーが「緊張していつも通りの実力を発揮できなかった」と話していたが、中には「初めて六本木のドンキホーテに行ったら店内で迷子になってしまいました」や、「家でニワトリを育てていてニワトリの精霊のお陰でスコアが出せたと思います」というあまり試合に関係のない(?)コメントもあり、さらには「(この後ゲストとして登場する)FB777さんが好きです……」という”男性参加者”も居て、会場も生放送も大きく沸いていた。
目も離せない接戦が続く。決勝戦へ駒を進められるのは15人中8人
ここでゲストが交代し「M.S.S.Project」の4人が登場し、セミファイナルが行われた。セミファイナルでは1回戦を勝ち残った15人を7人と8人の2グループに分け、先ほどと同じく「フリーフォーオール」で制限時間5分間、30キル先取で終了というルールで行なわれた。このルールで2試合行い、キル数合計の上位4人が決勝戦へと駒を進められる。
マップは空母の上をイメージした「Carrier」が使われる。このマップは大きく開けた甲板エリアと、狭めの艦内が組み合わされたマップで、「FB777」さんによると、「普段はスナイパーが多いマップですが、フリーフォーオールというマップの特性上、多くのキルを取る必要があるのでどんな武器選択になるか気になりますね」とコメントしていた。
実際試合が始まってみると先ほどの試合に引き続き、SCAR-H、MP7を使用しているプレイヤーが多かったが、スナイパーライフルを使ったプレイヤーもおり、改めて戦い方の幅広さを感じた。
試合展開は1回戦と同じくスコアトップが目まぐるしく変わる展開だったが、先ほどのマップと違い有利なポイントを確保し、そこを起点に着実にスコアを稼いでいくシーンが多く見られ、改めて立ち回りの重要さを感じさせられた。
そんなセミファイナルを勝ち抜いたのは、あちゅうさん、ポリタンクさん、waffleさん、狼の人さん、ア(ト)ムさん、ぐっさんさん、ツグミさん、ayuheiさんの8人。決勝戦はこの8人で雌雄を決することになる。
決勝戦は時間無制限、先着100キルを取ったものが勝利!優勝の栄光を勝ち取ったのは……
決勝戦はこれまでの試合とルールが少し異なる。フリーフォーオールというルールは変わらないが、制限時間無制限で先に100キルを達成したプレイヤーが勝者になるというルールだ。マップは洋上の客船をイメージした「Hijacked」。このマップはかなり狭く、さまざまなポイントで遭遇戦が起こることが予想される上、これまでの試合に比べて試合時間が長くなるので最後まで集中力を維持できるかが大きなポイントになると見られていた。
参加者たちもこの頃になるとすっかり緊張もほぐれたのか、試合前のコメントでは「僕が優勝してFB777さんを頂きます」、「FB777さんの為に頑張ります」と優勝賞金ではなくなぜかFB777さんを奪い合うという展開の中、決勝戦参加者の中で唯一結婚していて子供もいるayuheiさんが「ここで優勝して子供と妻への愛を見せつけたいと思います」と男らしいコメントを残し、会場からひときわ大きな応援の声が飛んでいた。
試合の展開は序盤はぐっさんさん、つぐみさんがスコア上位をキープしていて、最初に50キルを達成したのもぐっさんさんだった。しかしこの辺りからア(ト)ムさんが、“覚醒”し、ぐいぐいとスコアを追い上げていく。さらにあちゅうさんも追い上げていくが、覚醒したア(ト)ムさんを止めることはできず、そのままア(ト)ムさんが優勝した。
優勝したア(ト)ムさんには「CoD:BO2」の刻印入りiPad mini、賞金10万円が贈られた。賞金の使い方を尋ねられたア(ト)ムさんは、「職場のお姉さま方にケーキをおごる約束をしていたので」と謙虚なコメントした後、「私は動画投稿歴4年半で、これを自負してこの戦いに参加し、そして優勝することができました。そして最後に……私がア(ト)ムだ!」と感極まりながらも力強くコメントし、会場からも生放送からも惜しみない盛大な拍手を受けていた。
会場のニコファーレには200人超の観覧者が来場し、生放送は来場者数16万超と大注目だった本イベント。参加したスクウェア・エニックスの塩見プロデューサーも「こんなに盛り上がった「CoD」の大会はなかったと思う」とイベントを振り返っていた。参加者はもちろん、観覧者も視聴者も“ニコニコ”できる素晴らしいイベントだった。
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※画面は開発中のものです。
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