バブル世代にも迫る介護?岡本夏生さんがハイレグ姿で登場!「介護」の実践的な知識を学習できる日本初のDSソフト「介護ナビDS」記者発表会を開催

発表会・イベント取材
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フォルテックは、ニンテンドーDS専用ソフト「介護ナビDS」について、2011年6月2日に発売、6月1日に東京・千代田区「都市センターホテル」において記者発表会を開催した。

現在介護にかかわっている人は約176万人。そしてこれから介護を受けるであろう人は約2400万人と言われている。

「介護ナビDS」は、いつか来る介護を身近に知ること、介護をする人・される人が日常感じている疑問・不安・不便をサポートすることを目的とし、介護を身近に感じて、知って、理解してもらうために、ニンテンドーDSを使ってトレーニングメニューを提供するとともに、日常の介護の資格取得も併せてサポートする、学びながら誰もがカンタンに「介護」に関する知力や自分ケア、気づきを整理することができる、「介護」の実践的な知識を学習できるDSソフトとしては「日本初」の介護をテーマとしたゲームソフトとなっている。

株式会社ア・ライブ 代表取締役「田尻 良」氏は、本作の開発の経緯として、「介護ベッド事故による従兄弟の死」について、簡単に終わってしまった事故説明に対して強い憤りを感じ、自分や配偶者やごく身近な家族が「要介護」になったとき、どのような判断をすればいいのか、何をどうすればいいのか、誰に聞いたらいいのか、という不安や疑問をゲーム感覚で気軽に勉強できるものを作りたかったと語った。

また、本発表会のゲストとして、持ち前の明るさで「介護ナビDS」とともに介護業界を盛り上げてもらうために、介護応援サポーターとして日本最高齢・40代のグラビアアイドル「岡本夏生」さんが会場がざわついた介護とはまったく関係のない?「ハイレグ」姿で登場した。ちなみに「ボディコン」で登場の予定だったが、Tバックをどうしても家の中で見つけることができず、急きょ「ハイレグ」にしたということだ。

45歳の岡本さんは、もちろん美容や健康にも気を付けているが、自家製の青汁を毎朝作って飲んでいるのが美肌の秘訣だとか。また今もおひとり様を満喫している岡本さんも「孤独死」についてはかなり恐れているようで、誰にも気付かれないで何かあったら本当に困ると笑っていた。とにかく「危険のサイン」を発信できる友人などを作ることが大事だと苦笑いをしていた。

「介護ナビDS」については、こっそり家や移動中の新幹線などで本作を使って、今後の自分の老後に備えて勉強したいらしく、芸能界に現在「介護」されているようなものと感じている岡本さんをぜひ応援してほしいものである。またゲーム内のコンテンツを使って資格を取ることも考えているらしいぞ。

「介護ナビDS」新商品記者発表会

日程

2011年6月1日(水)

会場

都市センターホテル

登壇者

株式会社ア・ライブ 代表取締役「田尻 良」氏

ゲスト

岡本夏生さん

介護ナビDS作製の経緯

2007年10月26日、厚生労働省から医療用具を取り扱う関係先に「福祉用具使用の際の重大製品事故発生に関する注意喚起の御願いについて」という1通の通達が送られました。「近年、医療用具による重大事故が多発しているので注意するように」といった内容です。

その通達に添付してある事故リストの最上段「事故発生日:平成19年5月10日、被害状況:死亡1名、事故発生:兵庫県」として掲載されていたのは、私(このソフト「介護ナビDS」のプロデューサー)の従兄弟にあたります。

事故内容は次のように記載されていました。

「当該事故は、スイングアームを固定せず使用した際に、固定ノブが着衣の首部分に引っかかることによって発生したものと推定される。固定ノブの形状は、球状であり引っかかる等による危険性は低いものであると考えるが、事故発生時の被害者の状況及び行動が明らかでないため、原因の特定には至らなかった。」

この通達を見た多くの方にとって、彼の事故は単にリストの一行にすぎないでしょう。中には、「ああ、事故のないように気をつけなければならないな」と思われた方もおられるかも知れません。でも彼にはちゃんと名前があります。彼の名は田崎謙也(享年47歳)です。彼と私は子供の頃よく喧嘩もしましたが、共に宮崎県高千穂町にある祖父母の家で小学生の夏休み1ヶ月を過ごし、野山を駆け巡った大切な存在でした。

社会人になり、コンピューター技術者となった彼でしたが、20代半ばのとき脳梗塞で半身の自由を失い、その後の人生で多くの苦労を強いられました。もともとスポーツマンであった彼はきっと何度も絶望の淵に立たされたことでしょう。しかし困難を乗り越えた彼は着実に自分の人生を取り戻し、障害者のバレーボールであるシッティングバレーで全国大会に出場したり、得意の知識を活かして地域でのパソコン教室の講師の仕事をひき請けたりしていました。そう、彼の人生は輝いていたのです。

そんな彼が突然、自分の意思に反して人生の幕を閉じなければならなくなったのです。それはどんなに悔しいことだったでしょう。遠ざかる意識の中で、彼がいったい何を感じていたのか。それを知るすべはもうありません。

突然の不幸に彼の父母は、葬儀をごく身内だけでひっそりと行おうと考えました。ところがどこで聞きつけたのか、大勢の方が次々に弔問に来られ、彼の突然の死を悼んでくださったのです。我々縁者は改めて彼の人柄を知ることとなり、彼の死が一層悔しくてなりませんでした。

彼がこのような最期を迎えるとは、誰一人考えもしませんでした。もちろんベッドメーカーの方も、自社のベッドでそんな事故が起こるとは夢にも思っておられなかったでしょう。彼の父母も、誰かを責めようとは一切しませんでした。

介護や看護に完璧はありません。そのことを私たちは痛いほど感じています。しかし同時に、我々はこの現実に挑戦しつづけていかなければなりませんし、現に多くの方たちが挑戦しつづけておられます。

この「介護ナビDS」は、とても小さいですが、そんな挑戦のひとつです。

この挑戦に共感してくださった、多くの皆様のご協力のもと、現場の方が悩んでおられること、「あればいいな」と思っておられるものを、少しでも形にしようと考えました。「心のケア」にも配慮できるように意識しました。 また、できれば知っておいた方がいい情報やツールも、できるかぎり入れました。その結果このソフトは、ナビ的な機能だけでなく、ツール集的な要素が多く含まれています。

そしてもちろん、このソフトさえあれば完璧であるとは思っていません。この挑戦はまだ始まったばかりです。さまざまな意味で不自由、不完全な介護の世界において、それぞれの人が不安に思っていること、疑問に思っていること、不便に思っていることを、ひとつひとつ努力して打ち破っていきたい。 私はこの「介護ナビDS」を通じて、現場で悩んでいたり、困っておられたりする方のお役に少しでも立てればと願ってやみません。

2011年6月
ニンテンドーDS専用ソフト「介護ナビDS」プロデューサー 田尻 良

※画面は開発中のものです。

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