バンダイナムコエンターテインメントは、2026年5月5日・6日、「アイドルマスター ミリオンライブ!」(以下、「ミリオンライブ!」)13thライブを有明アリーナにて開催。ここでは5月5日の「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 13thLIVE DAY1 全力援走」の模様をお伝えする。
「ミリオンライブ!」の新たな試みである“主演公演”。毎回、主演アイドルの個性溢れる演出やセットリストで楽しませており、今回の13thライブの主演は高山紗代子と二階堂千鶴。その1日目となる高山紗代子主演公演のタイトルは「全力援走」。その名の通り紗代子と演じる駒形友梨さんがまさに全力で、熱くノンストップに走り切る公演で、プロデューサー(「アイドルマスター」ファンの呼称)たちも一緒に盛り上がった。
なお、本公演の配信チケットは2026年5月18日18:00まで販売しており、視聴コメント付きアーカイブはDAY1/DAY2とも2026年5月7日18:00~5月18日23:59(予定)の期間に視聴することが可能となっている。
アーカイブ配信情報ページ
https://idolmaster-official.jp/live_event/million13th/streaming/
出演者(敬称略)
駒形友梨(高山紗代子役)
山崎はるか(春日未来役)
Machico(伊吹 翼役)
角元明日香(島原エレナ役)
諏訪彩花(徳川まつり役)
小笠原早紀(野々原 茜役)
原嶋あかり(中谷 育役)
木戸衣吹(矢吹可奈役)
渡部優衣(横山奈緒役)
稲川英里(大神 環役)
桐谷蝶々(宮尾美也役)
浜崎奈々(福田のり子役)
近藤 唯(篠宮可憐役)
平山笑美(北上麗花役)
ゴールデンウィークも後半、心地良い晴天に恵まれた5月5日のこどもの日。会場となった有明アリーナ周辺は、開演前からプロデューサーたちの熱気に溢れていた。高山紗代子の主演公演が熱いものになることは、「全力援走」というライブタイトルから想像されており、場内にもこれから起こるステージへの期待感が漂う。
開演時間となり、スクリーンに765プロダクションの高木順二朗社長と765プロライブ劇場の事務員・青羽美咲さんが登場。挨拶や主演の紹介、諸注意アナウンスなどを行い、2人がライブの開演を宣言する。青春感のある熱いメロディとオープニング映像にのせて出演者たちが次々紹介され、最後に主演が映し出されると、会場には一段と大きな歓声があがった。


そして、ステージ上段にスポットライトで照らされた“メガネ姿”の駒形さんが姿を見せる。紗代子がそうであるように、メガネを投げ捨ててアイドルとしての臨戦態勢になると、「たった1秒だって俯かない」と声を突き上げ、紗代子のソロ曲「Only One Second」で熱いステージをスタートさせた。
拳を握りしめ、前を向いて熱く突き上げる歌声は凛としていて、力強く会場に響き渡る。2番になると、ほかのメンバーもステージに登場し、彼女と一緒に披露。ソロ曲を全員で歌うのは感慨深く、迫力満点だ。笑顔を浮かべて歌う駒形さんの表情も素敵で、みんなと一緒のこの瞬間を楽しんでいるようだ。ラストフレーズでこれでもかと気持ちをこめ、人差し指を高々と突き上げて曲を締めくくった。


歌い終わり、挨拶をする駒形さん。彼女が1人ずつ紹介する形で出演者たちも挨拶していき、「さっそく走るぞ〜!!」と声をあげて、怒涛のライブ本編へと走り出した。

まずは、駒形さん、角元さん、原嶋さん、渡部さん、稲川さんによる「ランニング・ハイッ」。一気にトップスピードへと突入し、プロデューサーたちのボルテージもアップ。コールや掛け声が響き渡る中、賑やかにステージを繰り広げていく。
続けて、赤いライトと激しいドラムがかき鳴らされて始まったのは、「ビッグバンズバリボー!!!!!」だ。山崎さん、小笠原さん、木戸さん、浜崎さんが「超ビーチバレー」をテーマとした劇中劇らしいバレーの動きも取り入れて披露していくと、4人の背後に登場したのは駒形さんと渡部さん。劇中劇では海理音高校超ビーチバレー部キャプテンである高山紗代子、そして帝花女学院のクイーンである横山奈緒。まさに彼女たちのような強さを漂わせて、ともに熱唱。動きにも声にもさらなる気合と熱がこもっていった。


全力のステージは休ませることなく、今度はMachicoさん、桐谷さん、近藤さんによる「Hypernova」へ。「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」(以下、「ミリシタ」)にて、同じ役を別のアイドルが演じていく新機軸のドラマを展開した「STARDOM ROAD THEATER」の楽曲らしく、今回の3人はそれぞれ別の役を担当したメンバー。熱く格好良く決める3人は、後ろを向く姿でもプロデューサーたちを引き込んでいくと、Dメロで駒形さんが登場。ギアをさらに上げて4人の熱い響きが会場を貫いていった。
途中から加わるパターンもあったとはいえ、オープニングのソロ曲以降ここまで3曲連続で駒形さんが登場しており、もしかして駒形さんは全曲歌うのでは? といった思いがプロデューサーたちの頭によぎったことだろう。5曲目は、美しいイントロから角元さんと平山さんが「brave HARMONY」を披露。背後のスクリーンはステンドグラスが映し出され、青い炎のように輝く。曲の後半には、みんなの期待通り駒形さんと渡部さんが登場し、さらに勇敢なハーモニーを響かせた。
5月5日が誕生日の水瀬伊織のソロ曲であり、曲名に「全力」とあることから予想していた人もいたのは、次の「全力アイドル」。全力のアイドルらしい可愛さをタイプ・Princessのアイドルを演じる山崎さん、木戸さん、諏訪さんが歌い上げる。3人それぞれのセリフやポーズも可愛く決めて歌い踊る3人のもとへ、「紗代子さーん!」との呼びかけに応じて駒形さんが登場。見せ場とばかりに「I・D・O・L」のコールを決めて颯爽と去っていった。ちなみに、この曲はアイドル自身ではなくキャストによるライブとしては過去に一度披露されただけであり、貴重なステージでもあった。
そして、駒形さんと小笠原さんが、「ミリシタ」で展開中の「BATTLE OF THEATER」に登場した楽曲「Texting you」をライブ初披露。オリジナル歌唱メンバー(オリメン)である2人(もう1人は所 恵美役の藤井ゆきよさん)の美しいハーモニーはとても綺麗で、ステージ上段で徐々に近づいていく姿も胸にグッとくる。ラストは中央で背中合わせとなり、スクリーンの大きなハートもステージを彩っていた。


温かなイントロから、今度はアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」の挿入歌のひとつ「バトンタッチ」をMILLIONSTARS Team5thのメンバーである駒形さん、小笠原さん、原嶋さん、桐谷さんが披露。心を込めた4人の歌声はみんなを応援していくようであり、大きく包み込むようでもあり、みんなの胸に響いていく。バトンを繋ぐ振り付けも感動的だった。



曲後、後ろを向いた駒形さんが「バトンタッチ!」と叫んでバトンを渡したのは、Machicoさんと稲川さん。ここからは駒形さんが歌ってきた楽曲や本公演らしい楽曲を、バトンを受け取った“駒形さん以外のメンバーが”歌い繋いでいった。
Machicoさんと稲川さんが披露したのは、なんと紗代子の最初のソロ曲「君想いBirthday」。2013年のリリース以降、何度も歌ってきたこの曲であるが、ほかの人がライブで披露したのは初めて。それも主演公演ならではの新鮮さで、紗代子のことを思って歌う仲間たちの気持ちも感じられるものだった。


「Birthday」のバトンが渡り、今度は美しいギターのイントロから「空色♡ Birthday Card」を木戸さん、浜崎さん、平山さんが階段に腰掛けて歌い上げる。会場の壁や天井にはたくさんのハートが飛び交い、美しく温かな歌声がプロデューサーたちの心に届けられていく。ラストは3人で大きなハートを形作ると、ステージの階段にも大きなハートが浮かんでいた。
続いて、「空(スカイ)」繋がりで、ユニット・Cleaskyによる「想い出はクリアスカイ」へ。ステージ上手と下手に登場した角元さんと桐谷さんが爽やかに披露すると、プロデューサーたちのクラップも響く。お互いに向き合って歌うシーンは胸が熱くなる。この曲自体は久しぶりだったが、ユニットとしては何度もステージに立ってきた2人だけに息の合った可愛いパフォーマンスをみせてくれた。
そして、再び紗代子のソロ曲「vivid color」。この曲を歌うのは諏訪さんと近藤さんだ。カラフルでビビッドなライトがステージを彩りながら、気持ちを込めて歌う2人。感動的なメロディと歌声がプロデューサーたちの心に浸透していった。2人の駒形さんへの思いは最後の挨拶で語られていたが、特に近藤さんは最初のCDシリーズのリリースイベントも一緒だったこともあり、思いもひとしおだったという。


熱い楽曲はとどまることを知らず、「ジレるハートに火をつけて」をオリメンである稲川さんと桐谷さんに、山崎さんが加わった構成で熱唱。炎が吹き上がり、赤く染まった会場で熱く歌い上げる。プロデューサーたちを煽り、叫び、どんどん魂を燃やしていくと、歓声もヒートアップした。
さらに、熱いイントロから「聖炎の女神」を原嶋さん、木戸さん、近藤さんが気合の表情で披露。こちらも765プロの先輩たちの楽曲ではあるが、「聖炎」の読み方「せいえん」が「声援」にかかっていること、炎や収録されているCDの「RED」からの熱いイメージ、「アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover」でミリオンのメンバーがカバーしていたことなどから、予想していたプロデューサーもいたのはさすがだ。この曲も、キャストでの披露は過去の1回だけであり、嬉しい瞬間となったことだろう。


ほかのメンバーが繋いできたバトンを受け取り、ステージ上段に登場した駒形さんが熱い声を響かせ、ソロ曲「REACH THE SKY」を歌い出す。しかも、今回は1人ではなく両翼を担うのはMachicoさんと平山さん。歌唱力抜群の3人による「REACH THE SKY」は圧倒的で、駒形さんが気合満点で声を突き上げれば、2人も負けじとさらなる気合の声で応じる。そして、「みんなバトンを繋いでくれてありがとう!」と叫び、最後まで全力で走り切ると宣言する駒形さん。


その言葉を受け、本編終盤はさらに熱いステージを畳み掛けていく。しかも、みんなのバトンを受け取った駒形さんは、ここから全曲を担当。主演の圧倒的な存在感、紗代子と駒形さんの気合とともに熱い楽曲たちが届けられていった。
「Let's Get Down」の声から、駒形さん、Machicoさん、角元さん、渡部さんが「Dance in the Light」のダンサブルで格好いいパフォーマンスを披露。レーザーもバチバチに輝きダンスホールと化した会場で、間奏には熱いダンスもみせていくと、最後はアイドルカラーのライトに照らされてポーズを決めていた。
そのままステージ前方に駒形さんが立ち、後方のステージ上段に登場した山崎さん、近藤さん、平山さんとともに「Raise the FLAG」を熱唱。腕を突き上げ、気合を込めて歌声を響かせる激アツなステージに、プロデューサーたちも大興奮。ラストの声はまさに魂の叫びのようで、気合が溢れていた。
熱さは熱さでも趣を変え、「よ〜っ!」との掛け声から始まったのは「BORN ON DREAM! 〜HANABI☆NIGHT〜」。壁や天井に花火が打ち上がる中、ステージを練り歩くように移動しながら駒形さん、渡部さん、浜崎さんが披露すると、プロデューサーたちの合いの手も大音量で響く。連続ステージを繰り広げている駒形さんだが、誰よりも楽しそうな表情だったのも印象的だ。
プロデューサーたちを煽ってさらに気合を求めると、続いては「My Evolution」。駒形さん、Machicoさん、角元さん、小笠原さん、浜崎さんが楽しく元気に歌い踊ると、プロデューサーたちも叫び、手を振り、会場が一体に。ライトを落として薄暗い中で踊る演出も抜群に格好良い。
そして、ホイッスルの音が会場に流れ、大きな歓声があがる。ライブ直前の「アイドルマスター ミリオンラジオ!」で山崎さんがペンライト(コンサートライト)を持ってきた方がいいよ、と話していたことで感づいたプロデューサーもいたであろう、応援といえばの「紅白応援V」だ。手にポンポンを持ち、紅組と白組にわかれたメンバーによる応援合戦では、山崎さんの「押したくなるボタンの色は〜?」のような各アイドルらしいセリフも楽しい。コンサートライトで紅白に色分けされた会場は熱気と興奮の渦となった。


ほかのメンバーが退場し、1人残った駒形さんがステージ中央へ。スポットライトに照らされた彼女は、自分自身に気合を入れ、腕を突き上げ、大きな声をあげる。そのまま本編ラストに披露したのは、主演公演のために制作された新曲「SPARKERS」だ。
曲中に「皆さんの全力の声援、私に届けてください!」と叫んでマイクを会場に向けると、「Oh Oh〜」の声が会場に響き渡る。みんなの声、雰囲気を全身で浴びて感無量な駒形さんの表情は最高に輝いていて、ラストも全力で声をあげてプロデューサーたちに手を差し伸べていた。


熱いステージの興奮は収まらず、アンコールという名の声援に背中を押され、ステージに再登場したメンバーは「ミリシタ」8周年記念楽曲「蝶々むすび」を披露。スクリーンには大きなリボンが映し出され、印象的な手の振りも決めつつ歌い上げる。ソロパートはもちろん主演の駒形さんが務めていた。


オープニング後の挨拶以降、本編をノンストップで駆け抜けてきた本公演。アンコールのタイミングで、ようやくきちんと話せる時間が来たと笑うメンバーは、熱いステージでの格好良さとはまた違う、ずっと一緒に走ってきたからこその気のおけないやり取りもみせる。
今回の衣装については、チアっぽい駒形さんの衣装はお腹もチラッと見えることを隣のMachicoさんが大興奮で紹介。さらに、お腹といえばのMachicoさんと渡部さんが、駒形さんも腹仲間にしようとしてツッコミを受ける場面もあった。
ほかのメンバーの衣装は応援団をイメージ。アイドルカラーのたすきを着けているのもポイントだ。また、髪型にもこだわっており、駒形さんは普段の紗代子らしい髪型から、ライブ後半にはセカンドヘアスタイルのポニーテールに変えていたと話す。ほかにも髪型をチェンジしていたメンバーがいるので、ぜひアーカイブで細部までチェックしてもらいたい。
なお、主演の駒形さんはアンコールも含めて23曲中17曲を担当したと明かしていたが、それも主演公演だからこそ。その頑張りは助演として出演したみんなが感じていたようで、挨拶では駒形さんのすごさや頑張り、思い出などを口々に語る。感動的なトークがあったかと思いきや、Machicoさんから謎の「あいうえお作文」が飛び出すなど、いい意味での緩さも彼女たちの魅力だろう。
駒形さんは、仲間たちやスタッフさん、声援をくれるプロデューサーさんがいて初めて走り切れたと感謝を口にする。本当に宝物のような最高の1日だったと振り返り、自分と紗代子を支えてくれたことへの感謝と、これからも全力で進んでいくとの意気込みを届けるその目には、涙が浮かんでいた。
「最後まで全力で声出せますか?走りきれますか?」と叫び、高山紗代子主演公演のラストは、数々の思い出とともに歌い続けてきたユニット・閃光☆HANABI団の「咲くは浮世の君花火」。スクリーンには花火が打ち上がり、プロデューサーたちの声や合唱が響き渡る。
ラストの曲はステージを自由に移動しながら、プロデューサーたちに手を振ったりお互いに笑い合ったりするのも恒例だが、主演として駒形さんの頑張りを目の当たりにしてきたメンバーが彼女を抱きしめていたのも印象的で、みんながひとつとなって最後まで全力でステージを走り切っていた。


そして、いつもの言葉をいつも以上に全力で叫んで「全力援走」を締めくくる駒形さん。みんなをハイタッチで送り出した彼女は階段を駆け上がり、「『ミリオンライブ!』と高山紗代子は私の人生です!」と素敵な表情で叫んで、DAY2の野村香菜子さんと二階堂千鶴へとエールを送っていた。
「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 13thLIVE DAY1 全力援走」セットリスト
01. Only One Second/ミリオンスターズ
02. ランニング・ハイッ/駒形友梨、角元明日香、原嶋あかり、渡部優衣、稲川英里
03. ビッグバンズバリボー!!!!!/駒形友梨、山崎はるか、小笠原早紀、木戸衣吹、渡部優衣、浜崎奈々
04. Hypernova/駒形友梨、Machico、桐谷蝶々、近藤 唯
05. brave HARMONY/駒形友梨、角元明日香、渡部優衣、平山笑美
06. 全力アイドル/駒形友梨、山崎はるか、諏訪彩花、木戸衣吹
07. Texting you/駒形友梨、小笠原早紀
08. バトンタッチ/駒形友梨、小笠原早紀、原嶋あかり、桐谷蝶々
09. 君想いBirthday/Machico、稲川英里
10. 空色♡ Birthday Card/木戸衣吹、浜崎奈々、平山笑美
11. 想い出はクリアスカイ/角元明日香、桐谷蝶々
12. vivid color/諏訪彩花、近藤 唯
13. ジレるハートに火をつけて/山崎はるか、稲川英里、桐谷蝶々
14. 聖炎の女神/原嶋あかり、木戸衣吹、近藤 唯
15. REACH THE SKY/駒形友梨、Machico、平山笑美
16. Dance in the Light/駒形友梨、Machico、角元明日香、渡部優衣
17. Raise the FLAG/駒形友梨、山崎はるか、近藤 唯、平山笑美
18. BORN ON DREAM! 〜HANABI☆NIGHT〜/駒形友梨、渡部優衣、浜崎奈々
19. My Evolution/駒形友梨、Machico、角元明日香、小笠原早紀、浜崎奈々
20. 紅白応援V/ミリオンスターズ
21. SPARKERS/駒形友梨
<ENCORE>
22. 蝶々むすび/ミリオンスターズ
23. 咲くは浮世の君花火/ミリオンスターズ
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