2026年5月1日から3日まで開催された、対戦格闘ゲームのeスポーツ大会「EVO Japan 2026」。同イベントの1日目に行われた、新作格闘ゲーム「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」のメディアブリーフィングと試遊会、そして会場の模様をお届けする。
こちらのイベントの1日目にて、新作格闘ゲーム「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」のメディアブリーフィングと試遊会が行われた。本稿では、こちらの模様と「EVO Japan 2026」の会場の様子も写真付きでレポートする。
改めて簡単に紹介すると「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」は「ギルティギア」シリーズや「ブレイブルー」シリーズなどで知られるアークシステムワークスが手がける最新タイトル。人気アメコミシリーズ・マーベルのスーパーヒーローたちがクロスオーバーする対戦格闘ゲームだ。
今回のメディア向け試遊会では、今年3月に参戦が発表されたペニー・パーカーが追加され、日本では初出展となるマジック、ウルヴァリン、デンジャーも操作することができたので、それぞれのプレイフィールを紹介していこう。

マジック
X-MENからの参戦となるマジックは、原作では異世界で魔法を会得し、テレポーテーション能力も持つミュータントだ。
ゲーム内でもその設定が反映されており、剣による近接攻撃や魔法を使って戦うスタイルとなっている。基本技は飛び道具や対空技、突進技などオーソドックスなものが揃っており、非常に扱いやすいキャラクターと言えるだろう。



最大の特徴は、ユニーク攻撃の「ダークポータル」だ。画面上にワープホールを設置し、自身が飛び込んで移動したり、放った飛び道具をポータル経由で相手の背後から出現させたりできる。王道の立ち回りに加え、ポータルを活用したトリッキーな戦術が持ち味のキャラクターだ。
ウルヴァリン
ウルヴァリンはX-MENの代表格と言えるキャラクターで、少しでもマーベル作品の知識があるなら、知らない人はいないであろう人気キャラ。チームでは前線を張って戦うことが多いが、本作のストーリーモードでは若いミュータントをサポートする役割も見せるとのこと。
バトル面では、アダマンチウムの爪を武器にした近接主体の獰猛なファイトスタイルを踏襲。強力な近距離攻撃で圧倒し、離れた位置からも突進技で距離を詰めるなど、インファイトを得意とする。


ユニーク攻撃では、さまざまなパターンの爪攻撃を繰り出して、ダメージを与え続けると「バーサーカーレイジ」が発動。体に赤いオーラを纏って攻撃力が上昇する。守りよりも攻めに重きを置き、爪攻撃で手数を稼いで自己強化を図る、非常にアグレッシブな運用が求められる性能だ。


デンジャー
デンジャーは、X-MENのメンバーがトレーニングに使用しているデンジャー・ルームが自我を持ったというユニークな経歴を持つキャラクターだ。
自身の体をモーフィングさせ、腕をレーザー砲やミサイルランチャー、ドリルなどに変形させて戦う。



ユニーク攻撃では「キャリブレード」という特殊な飛び道具を空中に設置できる。このブレードにレーザーを反射させたり、ミサイルを撃ち込んで誘爆させたり、あるいは自身をブレードの位置へワープさせたりと、設置物を起点とした多才な立ち回りが特徴だ。


原作側に背景設定が少ないことから、マーベル側より「アークシステムワークスのオリジナリティを入れてほしい」と依頼された経緯があるそうなので、ゲームならではの独自の動きや、ストーリーモードにも注目したい。
ペニー・パーカー
そして、先日、参戦が発表されたばかりのペニー・パーカーは、数ある多元宇宙の中に存在するスパイダーマンの1人で、「SP//dr(スパイダー)」というロボットに搭乗して戦うキャラクターだ。
「SP//dr(スパイダー)」は画面の半分を占めるほどの巨体だが、見た目に反して機動力は高い。地上・空中での突進や、上空からのボディプレスなど、重厚ながらもスピード感のある攻撃がメインとなる。
ユニーク攻撃は「ガジェットランチャー」。背面のバックパックからさまざまなメカが飛び出して攻撃するが、メカの種類やパターンはランダムとなっている。クモの糸によるスパイダーマンらしい攻撃も備えつつ、ランダムなガジェットとパワフルな体当たりを組み合わせたコミカルでユニークなプレイ感が特徴だ。


今回のメディアブリーフィングでは、キャラクターの紹介だけではなく、ゲーム全体についても触れられており、いくつか気になった項目をピックアップする。
発表済みのキャラクターが、どのようなチームを結成するのか
本作は4人1組のチーム戦だが、ストーリーに準拠した公式設定のチームが存在する。マジック、ウルヴァリン、デンジャーにストームを加えた「UNBREAKABLE X-MEN」、ペニー・パーカーらが属する「AMAZING GUARDIANS」などがその例だ。
チーム分けの基準は、それぞれ立場が近いメンバーが集っており、既に発表済みとなっているプレイアブルキャラクターも、チームに所属するとのこと。
キャプテン・アメリカについては、5月3日にトレーラーが解禁されており、アイアンマン、ハルク、ブラックパンサーが加わった「FIGHTING AVENGERS」となることが判明している。
その他、ドクター・ドゥームはヴィランが、ゴーストライダーであればアウトローなメンバーが中心になるようだ。また、特定の組み合わせによる特殊な演出の存在についても、「ネタバレになってしまうので…」と言いつつ示唆されており、ぜひ色々と考察をして楽しんで欲しいと語られた。
独自の世界設定、Tōkonユニバース
さらに、本作の世界設定についても注目すべき発表があった。マーベルには数多くの平行世界(アース)があるが、本作は公式に「アース358」として登録され、「Tōkonユニバース」という独自のストーリーが展開される。
これは単なるキャラクターゲームに留まらず、マーベルの歴史においても重要な一本になることを意味している。個人的には日本らしいキャラクタービジュアルも印象的なので、ゲーム以外のコミカライズや、アニメなどの展開にも期待したいところ。

「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」は、2026年8月7日に発売予定だ。
(C) 2026 MARVEL
(C) 2026 Sony Interactive Entertainment Inc.
Developed by ARC SYSTEM WORKS CO., LTD
EVO Japan2026の熱気を写真でお届け!
ここからは、「EVO Japan 2026」の会場の模様を写真付きでレポート。メインの大会以外にも、メーカーや周辺機器などのブース、ゲーム関連グッズが並んでおり、会場を散策しているだけでも楽しいイベントだ。

カプコンのブースでは、5月28日にリリースされる「ストリートファイター6」のDLCキャラクター・イングリッドの先行体験ブースを設置。多くのユーザーが訪れ、列を作っていた。


SNKのブースでは、「サムライスピリッツ」や「KOF XV」など、最新タイトルの対戦台を設置。その中で、クラシックタイトルの「KOF ‘98」のアーケード台も設置されており、存在感を放っていた。
アークシステムワークスのブースでは、前半で紹介した「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」の試遊台が並ぶ。こちらも試遊を待つ多くのユーザーが確認できた。


「TEKKEN」のブースでは、グッズ販売のほか、ステッカーが無料でもらえるプロフィールシール交換会も実施されていた。



「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト」のブースでは、5月7日に追加されるウォドムポッド+がいち早く遊べる試遊台を設置。エキシビションマッチも行われていた。

「League of Legends」の格闘ゲーム「2XKO」のブース。来場者特典や試遊台でのプレイ特典の配布などが行われていた。



こちらは、USERJOY Technologyからリリース予定の「三国群英伝:Arena」のブース。同社が展開している「三国群英伝」シリーズの格闘ゲームで、ブース前には多くの人が集まっていた。


対戦型格闘ゲーム×女子高生をテーマにしたメディアミックス作品、「対ありでした。 ~お嬢様は格闘ゲームなんてしない~」のブース。キービジュアルを使用したフォトスポットにノベルティの無料配布も行われていた。

老舗のゲーム周辺機器メーカーであるHORIなど、多くの周辺機器メーカーのブースも出展。コラボアーケードコントローラーや、ゲーミングチェアなど関連商品のブースにも多くの人が訪れていた。
eスポーツ関連のレジェンドとの写真撮影ができるミート&グリーティングブースも。


各タイトルのフリープレイエリアでは、多くのファンが交流を楽しんでいた。
「EVO MUSEUM」では、アーケードコントローラーの歴史や、業界を牽引してきたゲームタイトルの紹介に、フィギュアの展示など、格闘ゲームに関連するさまざまな展示が行われていた。
※画面は開発中のものです。
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