高野麻里佳さんと上坂すみれさんが空を飛んだ感想やスズカとタキオンの関係性を語る!「ウマ娘 プリティーダービー 6th EVENT The New Frontier 秋公演」DAY1出走後インタビュー

インタビュー
0コメント 千葉研一

2025年10月18日・19日、さいたまスーパーアリーナにて開催された「ウマ娘 プリティーダービー 6th EVENT The New Frontier 秋公演」。10月18日のDAY1出走後に行われた、高野麻里佳さん(サイレンススズカ役)と上坂すみれさん(アグネスタキオン役)へのインタビューをお届けする。

(左から)上坂すみれさん、高野麻里佳さん
(左から)上坂すみれさん、高野麻里佳さん

――おふたりは「6th EVENT秋公演」からの出走でしたが、「ウマ娘」として初のさいたまスーパーアリーナでの公演はいかがでしたか?

上坂:すごく大きなところにやってきたなと思いました。「ウマ娘」のナンバリングイベントは、出走するたびに新しく見たことのない景色に連れて行ってくれるなって。センターステージの床にもLEDがあり、光の演出がすごく綺麗で、これが「New Frontier」なのかという雰囲気を感じました。準備期間はずっとドキドキしていましたが、今日1日はあっという間で楽しかったです。

高野:私は今回、ゲストで出走したのですが、さいたまスーパーアリーナならではの“飛行”が出来ました。トレーナーさんも「ウマ娘が飛ぶんだ!」「飛ぶことが出来るようになったんだ!」ってすごく大きな衝撃だったんじゃないですかね。スズカとタキオンは「transforming」のMVでは既に飛んでいたので、エモさがありましたし、ウマ娘たちが新たなIFの世界を描いていくストーリー性や物語をこの楽曲でも感じていただけたと思います。

昔から大切にしている「Never Looking Back」を歌わせていただいたり、「ユメヲカケル!」を新しいウマ娘(を演じるキャスト)たちが歌ってくれたり、そういうところも6thイベントの意味を感じました。

――「transforming」をオリジナル歌唱メンバーである2人で披露したのは初めてです。レッスンでのエピソードがあればお聞かせください。

高野:レッスンで上坂さんと初めて手を握った瞬間、もう可愛すぎて(笑)。手を離さなきゃいけないところなのに可愛すぎて離せず、ずっと見つめ合ってしまう失敗がありました。

上坂:結構長い時間見つめ合うシーンがあるんですよ。どんどん手が汗ばんできて、どうしようどうしよう……って。2人(タキオンとスズカ)はどんな気持ちであのMVを撮影していたんだろう?って思いますよね。

高野:ウマ娘たちもライブやパフォーマンスに対して意識が高いので、私たちと同じような気持ちだったのかもしれないですね。

上坂:お互いにお互いのことを「美しいな」って。まりんか(高野さん)は何回か(ナンバリングイベントで)歌ったんですよね?

高野:そうなんです。そのときもスズカとゆかりのあるウマ娘ちゃんと歌わせていただきました。でも、この曲はアグネスタキオン味が強い歌詞だと思うんですよ。

上坂:確かに、この2人にしか歌えない意味の歌詞でもあるなって、今日改めて思いました。スズカとタキオンは(モチーフとなった競走馬が活躍した)時代も走りのスタイルも違いますけど、どちらも孤高のウマ娘といいますか。仲間はいるけど、どこか遠い世界を望んでいる2人が出会う曲として、すごくエモいなと思います。

高野:この2人で歌えたことが、私の6thイベントでの1番の思い出になりました。楽しかったです。

上坂:自分で言うのもなんですけど、我々はフライング映えするなと思いましたね(笑)。空が似合う人たちだなって。

――2人が飛んだ瞬間、トレーナーたちがどよめいて驚いていましたが、歓声を受けた感想や高いところからどんな景色が見えたのか教えて下さい。

上坂:イヤモニをしていたので、どよめきはそこまで聞こえなかったんですけど、(見えた景色は)一面の芝みたいだなって思いました(笑)。

高野:ターフが見えたんですね(笑)。

上坂:ターフから浮いてる!って。

高野:私は、ウマ娘が飛ぶのは初めてなので、「transforming」が「飛んだ〜!すご〜い!面白い!」みたいなエンタメになってしまったら嫌だなって、リハのときからずっと思っていたんです。でも、(イヤモニ越しでも聞こえた)どよめきがテンションを上げてくれる力強いものだったのが嬉しくて。トレーナーさんは楽曲に対する理解度が高いんだなって伝わってきましたし、私たちの熱量が伝わっていたのも感じました。

高野麻里佳さんと上坂すみれさんが空を飛んだ感想やスズカとタキオンの関係性を語る!「ウマ娘 プリティーダービー 6th EVENT The New Frontier 秋公演」DAY1出走後インタビューの画像

――そのほかの楽曲では、上坂さんはダンツフレーム役の福嶋晴菜さんとオーイシマサヨシさんとともに「Ready!! Steady!! Derby!!」を披露しました。歌ってみていかがでしたか?

上坂:劇場版(ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉)でもダンツとタキオンが2人きりのシーンはあまりなかったのでレアでしたし、そこにこの曲の作詞・作曲者が登場するのは、すごく熱い編成だなと思いました。オーイシさんが原曲キーで歌われているのも本当にすごくて、素敵な音圧を感じながら歌っていました。そのあとにダンツの実装が発表されたのも思い出深くて、ダンツの記念すべき日に背中を押せたことも嬉しかったです。

――高野さんは、先ほど名前が出た「Never Looking Back」をMachicoさんとスペシャルウィークと一緒に歌いました。

高野:スペちゃんとトウカイテイオーとスズカはよく“初期メンバー”と言われる3人で、最近のウマ娘のライブイベントでこの3人が揃うことは本当に少ないので、今回3人が揃ったこと自体、皆さんにエモさを感じていただけたのかなと。それに、私たちが一緒にたったからこそ、新しい子たちの新鮮な空気と古参の空気の両方を贅沢に感じることができたイベントになったんじゃないかなと思います。

――スペシャルウィークがあのような形で出走したことはいかがでしたか?

高野:実は、スペちゃんの衣装の動きは、私がリハでふわふわと動かしてみせたのをトレースして3Dで動かしていただいたんです。スペちゃんの動きに負けないように私たちも華麗に動こうと思いましたし、Machicoちゃんと一緒にスペちゃんを見守りながら、“3人で歌うこと”を意識して、和氣あず未ちゃんのこともずっと心の中で思いながら歌っていました。

――それらの曲も含めて、今回一番練習したのはどの曲でしょうか?

上坂:「めにしゅき♡ラッシュっしゅ!」です。タキオンで超キュートな曲を歌ったことがなかったので、どのぐらいのファンサをすればいいのかわからなくて。自由にハートのポーズをするフリーの部分で、タキオンがどのぐらいやるのか塩梅を考えるのに一番時間がかかりました。

高野:私は「BLOW my GALE」ですね。ステイゴールドのターンの中にある曲として歌わせていただくので、スズカに強者感を持たせなきゃいけなくて、たくさん練習しました。スズカって、マイペースだから孤高で格好良く見えるだけであって、格好良く見せているわけではないんです。ただ、ステイゴールドから見たら強いウマ娘でなければならない。なので、すごく格好いい演出や見せ方を意識しました。

でも、今日のステージでは、煽りで「トレーナーさん!ついて来れるかーい?」って言っちゃったんです。実は「ついて来れますか?」ってスズカで言おうと思っていたのに、格好良く言おうと思ったら……タキオンが伝染っちゃって(笑)。

上坂:えー!?

高野:スズカは自分が格好いい人だと思っているわけじゃないから、格好良く煽るときにタキオンだったらどうするかな? と考えて、つい「かーい!」と言っちゃったんですよ。タキオンの言葉をお借りしてスズカを格好良く演出してしまったと思い、あとになって笑えてきちゃって(笑)。今日の最初の曲をタキオンと歌わせていただいたために、タキオンを意識しすぎました……。

いつもはスペちゃんを意識しすぎちゃうんですよ。スペちゃんとは背中を押し合える関係なので、「スペちゃんを好きすぎないように気をつける」ということを、ライブやアニメ、ゲームでも意識しているんですけど……今回はタキオンを意識しすぎないように気をつけなきゃいけなかったです。

上坂:じゃあ、私もいつか敬語で煽るのをやらないといけないですね。「モルモットさん」って(笑)。

※アグネスタキオンはトレーナーのことを“モルモット”扱いしている

高野:いやいやいや、意識しないでください(笑)。

――先ほど、「どちらも孤高のウマ娘」と話していましたが、ゲーム内では「transforming」が流れるメインストーリー第1部第5章や、ストーリーイベント「夏の陽は、青く凪ぐ」で一緒に登場しています。ただ、直接の会話はあまりなかったですし、2人の関係性についてはどのように感じていますか?

高野:確かに、アニメでもゲームでも2人が直接喋っている(掛け合いをしている)セリフはあまりないですよね。

上坂:だいぶレアだと思います。でも、“魂の雰囲気”は近いのかなって。

高野:魂の雰囲気が似ているって言われると、なんかちょっと語弊があるような(笑)。タキオンは科学的といいますか、すごく頭が良くて自分の限界を自分で把握できる格好良さというか。

上坂:いや、(把握は)していないと思いますよ(笑)。タキオンは割と見切り発車なところがありますから。

高野:そうなんですね。私の中でのタキオンの解像度が低かったみたいです(笑)。スズカは自由に走って走って走りまくっていたら先頭で1人の景色になって。その1人の景色が“異次元の逃亡者”と言われるぐらいに清々しくて格好いいところがあるので、確かに孤高と言われたら2人とも孤高な気がします。

上坂:周りが理解できないすごみ、みたいなものもありますし、2人とも自由ですからね。集団で「集まって」と言われて最後に来るタイプ。

高野:(笑)。スズカは左旋回をしていたり考え事をしていたりして、「走って来ちゃった」とあとで合流するタイプですね。タキオンは?

上坂:来ない(笑)。ダンツが迎えに来てくれるまで来ない。

高野:マイペースですね、2人とも。

上坂:そうですね。マイペースさは共通点かなと思います。同族だからあまり馴れ合わないのかもしれないです。

高野:だからといって、喧嘩もしない気がしますね。ただ、走り合えば、闘争心というか初めて燃えるものが出る2人なのかもしれないなと思います。

上坂:確かに、タキオンとスズカのガチンコレースの回があったらすごそうですよね。

高野:新しい炎の色が見えそうな気がします。

――そういうのも期待しています。関係性で言えば、最後の「うまぴょい伝説」のとき、上坂さんが高野さんをエスコートしていたのも印象的でした。

高野:そこは上坂さんの経験値じゃないですかね。せっかくタキオンとスズカを今回の「6th EVENT 秋公演」で噛み合わせるなら、最後の「うまぴょい伝説」でもそれを活かそうって。

上坂:……そんなこと考えてなかった。私、計算して臨んだことはないです(笑)。

高野:ええー!!

上坂:(なにも考えずに)スズカだー、って(笑)。

高野:考えずに素であれをやっていたとしたら、タキオンは意外とスズカのことが好きなんですね。

上坂:好きだと思いますよ。興味があるという視点では。

高野:興味対象として見られていそう。私は、エスコートしてくださるんだ、すごいなと思ったから、じゃあスズカとしてタキオンとの絡みをみんなに見せてあげなきゃ! という気持ちでした。

上坂:そうだったんですね。振り返って手を差し伸べてくれたところは、なんか最初の頃のスズカのサポートカードと構図が似ていて。「スズカのサポカが見える!」となっていました。

高野:嬉しいです!

――そういう細かいところも含めて、ぜひアーカイブで何度も見てもらいたいですね。ありがとうございました。

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