オペラハウスは、8月31日にコトブキヤホールにて、「桜色の夢を見て、僕は君に恋をする」の発売記念イベントを開催した。

本イベントでは吉村尚紀氏がMCを務め、来栖りんさん(チェリー役)、水野朔さん(ウォーティ役)、春咲暖さん(伊奈祥子役)が登壇。キャラクターに関するトークを繰り広げたほか、イベントならではのコーナーの数々も届けられた。ここでは、第1部の模様をお届けする。

作品にちなんで昔の思い出を語ったオープニングトークでは、匂いと記憶がリンクしているという来栖さんが、以前住んでいた家の近くの路地裏で売っていたチャンジャについて触れ、冒頭から笑いに包まれる。また、水野さんは実家の裏にあった公園でのおままごと、春咲さんが通学路にあった桜の話に触れるなど、三者三様のエピソードを届けた。
まずはそれぞれが演じたキャラクターの魅力を語っていく。
来栖さんが演じたチェリーは、桜の木の精霊であり、見た目通りの可愛らしいキャラになっているという。おっちょこちょいだが真っ直ぐな女の子ということで、来栖さん自身はここまで抜けている子を演じたのは初めてだったそうだが、その度合いが自分と似ていてやりやすかったと振り返っていた。
湖の精霊として主人公の故郷の村を守護するウォーティは、人間の文化に強い興味を持っており、ケチャップが好きという一面も。演じた水野さんもマヨネーズが好きという点で共感しているようで、その流れからご飯の上にスクランブルエッグを乗せ、醤油を一回しかけてからそこに好きなだけマヨネーズをかけるという、自身の好きな食べ方を紹介した。
そして主人公の学校の担任教師である伊奈祥子は、大人びて辛口ではあるものの、主人公を気にかけてくる姉のような存在のキャラクターだという。春咲さんも普段あまり演じることのない役どころということだが、演じる中で親しみやすさのあるキャラクターになっていったと振り返っていた。

続いては、さまざまなシチュエーションでの二択を選ぶ「究極の二択に答えて、~僕は君に恋を問う~」のコーナーへ。実際に二択になるまでのシチュエーションは3人が彼氏役か彼女役を演じるかたちで進行していったのだが、用意された二択は例えばこの先の人生で「一生、大好きな彼の歌声だけを聴く or 一生、彼の歌声だけ聴けない」のように、まさに極端な二択ばかり。回答が揃う場面も多々あったのだが、その理由は意外にもちょっとずつ違っていたほか、お出かけ彼氏かご自宅彼氏かの二択では来栖さん、水野さんがアウトドア、春咲さんがインドアなことが判明するなど、いろんな一面が楽しめる企画となっていた。
次のバラエティコーナーは「クイズ!どんな色の夢を見て、僕は寝言を口にする」。こちらは、予め用意されたセリフに対して、3つのシチュエーションの中から実際に演じてもらって、どんなシーンのセリフかをほかの2人が当てるというものだ。水野さんは母親が声優になったと連絡が来た時の「マジで?」、春咲さんは某キャラから「お前も鬼にならないか?」と言われた際の「無理」、来栖さんは某人気アクション映画のシリーズで主役の相棒に抜擢されて対面した時の「よろしくお願いします」と、なかなか想像ができないようなシチュエーションばかりとなっており、まさに声優ならではのお芝居の妙が楽しめる内容だった。


バラエティコーナーのラストは「体感!桜色の夢を見て、僕は君に恋をする」。こちらは3人が演じるキャラクターが登場するシーンをアフレコして、その相手(主人公)を会場の誰かに読んでもらうといった企画。実際に掛け合いを楽しめるとあって多くの来場者が希望する中、じゃんけんで勝ち抜いた選ばれし3人は、緊張がありながらもノリノリのお芝居を披露し、会場を盛り上げていた。
そして、イベントのクライマックスとして行われたのは来栖さんによる主題歌「夜空のメロディ ~桜の奇跡~」の生歌唱。キャラクターソングとして制作されているということで、来栖さんは自身のアーティスト活動で歌うのとはまた違った、壮大なバラード調の曲となっていることに触れ、ゲームの収録以上に考えながら臨んだとレコーディングのエピソードを語る。
そうした背景を経て披露された楽曲は、チェリーの優しさや強くて温かい部分を表現していると話した通り、甘く柔らかな歌声が印象的。披露した後にも、普段とは異なる、チェリーの良さが出る音域の中での難しさもあったと振り返っていた。

第1部の終了後、出演者の3人にイベントの感想などについて話を伺った。こちらをお届けして本稿を締めくくりたいと思う。

――今日のイベントの感想はいかがでしたか?
来栖さん:このゲームとしては最初で最後のイベントになるということで、イベントができたのはすごく嬉しかったですし、何より(ほかの二人とは)収録も別々でお喋りする機会も全然なく、それもあってすごくお話したかったので嬉しかったです。
水野さん:私も同じで、暖ちゃんとは取材でも会う機会がなく、来栖さんとは取材でご一緒する機会はあったんですけど本当に一瞬だったので、イベントに3人で出演してがっつりトークしたりできたのは、とても楽しかったし、嬉しかったですね。
春咲さん:私はゲームの中でも関わりが多くはない中で、こうしてリアルで2人と一緒にイベントできてすごく楽しかったですし、お客さんと一緒の企画も多くて、最初台本見たときから面白そうだな思っていました。
来栖さん:声優さんってこういう感じのイベントするんだって思いました(笑)。
水野さん:朗読とかはあっても、お客さんとの掛け合いは初めてやりましたし、激レアだと思います。
春咲さん:本当にみんな上手かったですしね。緊張で手が震えるみたいに言っていたお客さんもいざお芝居が始まったら…、という感じでしたし、新鮮ですごく楽しかったです。

――来栖さんは今回キャラクターソングを生歌唱されましたが、歌い終えての心境はいかがですか?
来栖さん:イベントで歌うかもしれないという話はレコーディングした時に薄々聞いてはいたんですけど、今までバラードな楽曲をいただくことがなかったので、チェリーのおかげでこれまでやってこなかったことにも挑戦する機会をいただけたという意味で、すごくありがたいなと思いました。
――ステージの横からご覧になっていたお二人の感想もお聞かせください。
水野さん:(イベントでは)自分たちは後ろに下がったりして見れなかったりするので、来栖さんの表情をちゃんと見ながら聴けるのはすごくお得でしたね。こういう歌を披露するイベントで、自分が出るタイミングでもお客さんの方向から見たいなとずっと思っていたので、今日は叶って嬉しかったです。
春咲さん:もう本当に声の透き通り具合がすごくて、耳にも心にもじわじわ染みて、ゲームの世界観が一気にぶわって広がったように感動しましたし、生で聴けたことで、より一層帰ったらプレイしたいなという気持ちになりました。チェリーがそこにいたような感覚で浄化されて、憑き物が取れたような気分でした(笑)。
――そのほかにもイベントではいろんなことをされていましたが、印象的なものはありましたか?
水野さん:究極の2択は悩む素振りも全然なかったですし、即決だったので気が合いそうで嬉しかったです。私も2人の意外な一面を見ることができて、ファンの人と同じくらい楽しませていただきました。
春咲さん:いろいろ挑戦させてもらって、ユーモアを交えつつやらせてもらいましたが、(シチュエーションセリフの2周目を要求されて)まさか自分にも返ってくるとは思わなかったです(笑)。お客さんもいっぱい笑ってくれましたし、嬉しかったです。
――ゲームが発売されてから1ヶ月ほどが経ちましたが、プレイされている方からの感想などは届いていますか?
水野さん:プレイした感想としていただいたのは、優しさが心に染みるといったものですね。私のもとに寄せられるのはやはりウォーティの話が中心になるのですが、ウォーティはデレの比率が少ないので、そのデレの瞬間に心を鷲掴みにされるといった感想もありました。意外とだらしないところとか、可愛いギャップが本当にあるのですが、実際プレイしてみるとウォーティがどうしてこんなに主人公に対して冷たいのかというのにもすごく深い理由があるので、まだプレイしていない人はぜひプレイしていただきたいです。
来栖さん:シミュレーションゲームの中でも頭一つ抜けてピュアなストーリーだと思っていて、感情とかもすごく綺麗に描かれていますし、スチールや楽曲も本当にすごく綺麗で。いろんなしがらみに疲れた時にプレイしていただいている方もいると思うんでうすけど、「もうこの気持ちのまま寝たい」みたいな意見もいただいていたので、みんな良い具合に浄化されていてよかったです。
春咲さん:私が演じさせていただいている伊奈祥子は攻略対象のキャラクターではないのですが、伊奈祥子ルートはないのかという言葉もありがたくいただけているくらい、ゲームの世界観に没入くださっているのかなと思います。主人公の担任という大人で、みんなを見守る立場として演じさせていただきましたが、こういうキャラクターのことまでしっかりと気にかけて、愛してくれているんだなというのがすごく伝わってきて、いっぱい悩んで演じられたことが、すごく嬉しかったです。
――最後にぜひゲームの魅力をアピールしていただければと思います。
水野さん:みなさんの心に染みるストーリーになっているというのは伝わったと思うのですが、ほかにもグラフィックの綺麗さや素敵なBGMにもぜひ注目していただきたいです。
春咲さん:今すごく暑くてちょっと形を留めることができなくなっている方も多いと思うのですが(笑)、ヒーリング効果が高い作品だと思いますので、避暑アイテムとしてぜひご活用いただければ嬉しいです。
来栖さん:私は普段からSteamとかでゲームを探したり、ランキングを見たりするのですが、シミュレーションのカテゴリーなど普段自分が見ているところにこう自分の携わる作品が並ぶというのはすごく感慨深いです。Steamでたまたま見かけたみたいな人が気になってプレイしていただける、そんな出会いがあったらいいなと思います。
――ありがとうございました。

(C) OperaHouse Corporation
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。








































