「LET IT DIE: INFERNO」試遊レビュー&ブースレポート:「接待版」でもまったく気は抜けない!? ブースでは「真の地獄」に挑むプレイヤー多数【TGS2025】

東京ゲームショウ2025
0コメント 米澤崇史

千葉・幕張メッセにて9月25日~28日にかけて開催の「東京ゲームショウ2025」。ガンホー・オンライン・エンターテイメントから発売予定の「LET IT DIE: INFERNO」の試遊&ガンホーブースレポートをお届けする。

2025年12月4日にPS5/PC(Steam)向けに配信予定の「LET IT DIE: INFERNO」。高難易度アクション「LET IT DIE」シリーズの最新作としてリリースされるローグライトサバイバルアクションゲームだ。

「LET IT DIE: INFERNO」試遊レビュー&ブースレポート:「接待版」でもまったく気は抜けない!? ブースでは「真の地獄」に挑むプレイヤー多数【TGS2025】の画像

東京ゲームショウ2025の開催当日に電撃発表された本作だが、TGS2025のガンホー・オンライン・エンターテイメントブースでは、早くも「LET IT DIE: INFERNO」を試遊体験できるようになっている。

ダメージを受けるとプレイヤーも電撃を受ける「地獄の体感型チャレンジ」が大盛況

今年のガンホーブースは完全に「LET IT DIE: INFERNO」一色。異彩を放っていたのが、試遊コーナー自体が1台1台完全に壁で仕切られた空間になっており、外からはプレイしている光景が一切見えなくなっていたこと(外からは「アンクル・デスの接待版プレイルーム」という文字と、アンクル・デスの立ち絵しか見えない)。

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正直試遊する側からすると、ほぼ個室になっているのでプレイに集中できるメリットしかないのだが、こうしたイベント出展には、通りがかったプレイヤーに一瞬でもプレイ映像を見てもらう……という意味合いも含まれているはず。あえてそれをしない選択をしたプロモーションにも、尖ったゲームである本作ならではの一貫性を感じられた。

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ただ、唯一の例外となっていたのは本ブースの目玉ともいえる「地獄の体感型チャレンジ」のコーナー。これはプレイ中ダメージを受ける度に、椅子からプレイヤー自身に電撃が流れるというとんでもない内容のもので、この体験型チャレンジの様子は外から見える構造になっており、プレイ中の映像も設置された大型のディスプレイに映し出される。

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つまりは試遊をしていない来場者も、バラエティ番組や配信の企画を見ているような感覚で本作を知ることができるようになっていて、非常に面白い試みだと感じた。筆者がブースに行ったのは、来場者が限られる初日のビジネスデーなのだが、常に結構な人数の順番待ちが発生していたほど大盛況だった(すでに枠が埋まっていたのもあるが、その後の取材への影響もろもろを考慮して、筆者自身は体験しなかったのはご容赦いただきたい)。

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一般日は、オーディエンスのリアクションも含めてさらに現地が盛り上がるのではないかと思われるので、試遊するつもりがなくとも、少しブースに立ち寄ってみると良いだろう。

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なお、普通の体験版についてはプレイする機会をいただけたので、以降はそのレポートをお届けする。

「接待版」でも死にかけること多数。製品版の「地獄」の片鱗を感じた

高難易度アクションゲームとして知られる「LET IT DIE」シリーズだが、今回のTGSで出展されているのは「アンクル・デスの接待版」と銘打たれた、製品版よりも大幅に難度が抑えられたバージョンとなっている。

なので気楽な気持ちでプレイできるだろう……とタカを括っていたのだが、確かに理不尽な死こそなかったものの、「接待」かとまで言われると、アクションゲームがさほど得意ではない身としては、首を傾げたくなるような歯ごたえと緊張感は感じられた。

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試遊版でプレイできるのは、拠点に相当するエリアから、本作の主な舞台となる「地獄門」に潜り、そこで得た資材を持ち帰るまでの一連のゲームサイクルだ。

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重要なのが「スピリチウム」の数で、スピリチウムは地獄門の中で敵を倒したり、道中に配置されていたり、特定のポイントを破壊するなど様々な手段で獲得できる。一度地獄門に降りた後は、このスピリチウムを一定数集めないと帰還の許可が下りない。帰還に必要なスピリチウムが溜まったら、その階層にエスケープポッドが自動で投下され始め、エスケープポッドの場所まで辿り着ければ拠点に帰還できる。帰還できずに死亡した場合、持っている武器やアイテム、ボディなどをほぼすべて失ってしまう。

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また、地獄門内の特定のポイントにあるボス戦への道を開くのにも大量のスピリチウムが必要なのだが、この際に厄介なのが、地獄門の探索そのものの制限時間。今回の試遊版では、15分が探索の制限時間として設定されており、それを過ぎるとどんどん体力が削られていき最終的に死亡してしまう。

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そのため、ボス戦に挑むには、いかに効率的にスピリチウムを集められるかも重要になってくる。とくにほぼ一回きりの挑戦となるTGSでの試遊は、スピリチウムや時間が足りなくなりやすいので、ボス戦に挑戦したい場合は急いで探索を進めた方が良いだろう。

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地獄門の中には様々な装備も落ちており、これらを揃えてどんどん自身を強くしていくことも重要。本作にはハクスラ要素もあり、地獄門の中で手に入る装備は細かく性能が異なっているが、複数所持すると重量をかなり圧迫するので、頻繁に装備を入れ替えることになる。自然とプレイ中にインベントリを開く機会が多くなるが、その間もゲームの時間は止まらずに進行するので、装備を整理していたら気づいたら敵から攻撃を受けていた……ということも起こり得る。

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また、落ちている装備品はランダムなので、なかなか欲しい装備が拾えないということも珍しくない。今回の試遊では、防具は強くなってもなかなか武器の更新ができず、敵が強くなり始める2層からの敵に苦戦を強いられていた。

右手と左手には、それぞれ異なる武器を装備できる。個人的に良さげに感じたのが、片手に攻撃速度の早い軽めの武器、片手に攻撃速度は遅いが威力が高い重めの武器の組み合わせで、動きの早い敵には軽めの武器でひたすら殴り、ある程度硬い敵が相手でも、まず発生の早い武器でよろけさせてから、発生の遅い武器につなぐというコンボも成立させやすく、様々な状況に対応できた。

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地獄門から帰還した際には、アバターボディのランクアップも行われる。ランクアップするとステップ回数が増えたり、フィールドの特定の壁を登れるようになるなど、様々なボーナス効果を得られるコアを新たに装備できる。ボーナスは、3つのパターンの中から選択可能で、コアの効果はゲームに大きく影響する強力なものが多く、何を選んだかによってそのボディの性能が大きく変わってきそうだと感じた。死ぬとボディ諸共選んだコアもロストしてしまうが、逆にいうとある程度気軽にいろんなパターンを試行錯誤もできそうだ。

今回の試遊でとくに危なかった状況が複数の敵に囲まれた時。どのアクションゲームでも言えることではあるが、とくに本作では、近くの敵が物音を感知して近づいてくる仕様なのか、のんびり戦っているとどんどん敵が増え始め、状況が悪化していくケースが非常に多かった。攻撃モーション中に敵の攻撃を受けると攻撃が中断されるので、敵が一体でも増えると発生の遅い武器は使えるタイミングが少なくなり、こちらの攻撃手段も限定され、かなり不利な戦いを強いられることになる。

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それでも今回はまだ敵の攻撃力が「接待版」だったのでどうにかなったが、もし本来の難易度だったなら、間違いなく死んでいただろうと思える場面は一度や二度ではない。ゲージを消費して発動できる必殺技的な位置づけのアクションである「デスブロウ」を活用するか、もしくは一旦逃げるなり、複数の敵と同時に交戦する際は、いかに早く対応を決断できるかが、生存を分けることになりそうだ(今回は体験できなかったPvP要素も入ってくると、なおさら重要になってくるだろう)。

また、かわいいイルカだと思って近づいたらグロい虫にいきなり変貌して襲いかかってきたり、登場する敵のデザインからも本作における「地獄」らしさも体感した。フィールドのビジュアルは地獄というよりは日本の街中にありそうなオブジェクトが多いのもあって、気を抜きそうになる場面もあるのだが、基本的に見かけるものはすべて敵と考えておいた方が良いだろう。

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やはり今回も、歯ごたえ十分なアクションゲームになりそうな「LET IT DIE: INFERNO」。それでも接待版はプレイしやすい難易度に抑えられてはいたので、TGS2025にお越しの際はプレイしてみてほしい。

ロボットアニメとRPG、ギャルゲーを愛するゲームライター。WEBのアニメ・ゲーム系媒体を中心に、様々なゲームの攻略本にもライターとして関わらせていただいています。ガンプラと美少女フィギュアに部屋のスペースを専有され、自分の生活空間がどんどん狭くなっているのが最近の悩みのタネに。ここ数年は「原神」を毎日プレイするのがすっかりに生き甲斐になりつつあります。

東京ゲームショウ2025

※画面は開発中のものです。

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