ROG Xbox Allyを実際に体験できたASUSの新製品内覧会をレポート!ハード・ソフトウェア共に使用感は快適でXboxそのものだった

発表会・イベント取材
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ASUSは、ポータブルゲーム機新製品内覧会をesports Style UENOにて9月18日に実施した。

内覧会では、10月16日に発売予定のポータブルゲーム機 ROG Xbox AllyとROG Xbox Ally Xの詳細に関するプレゼンが実施されたほか、実機を手にとって体験することができたので、本記事では写真とともに内容を紹介していく。

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性能面の向上とXboxらしさの追加

ROG Xbox AllyとROG Xbox Ally Xは、ASUSが手掛けるポータブルゲーム機ROG Allyシリーズのコンセプトを継承したモデルだ。製品名に入っている通り、本機はXboxを手掛けるマイクロソフトと共同開発されたものとなっている。

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従来のROG Allyシリーズからの大きな変更点としては、新たにAMD RYZEN Z2シリーズプロセッサを採用したことによるスペックの向上が挙げられる。通常モデルのROG Xbox AllyではAMD Ryzen Z2 Aを、上位モデルのROG Xbox Ally XではAMD Ryzen AI Z2 Extremeを搭載。処理性能の向上により、従来モデル以上に快適かつパワフルなゲーム体験を実現しているという。

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形状に関しては、ROG Allyシリーズの人間工学に基づいたデザインとXboxのコントローラーのデザインが融合したようなものとなっている。これにより、Xboxのコンソール機を遊んでいるときのようにゲームを楽しむことができる。

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また、UI面も大幅に刷新され、Xboxアプリを活用したフルスクリーンエクスペリエンスを採用。これによりゲームやアプリ間の切り替えがスムーズになり、ゲーム中でも外でもXboxボタンひとつで即座にメニューへアクセスできるようになった。

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スペック面では、7インチのフルHDディスプレイを採用し、リフレッシュレートは120Hzに対応。さらに、指紋認証対応の電源ボタンを搭載するほか、USB4およびUSB3.2にも対応している。

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ほかにも、パフォーマンスを最大化させるための“ROGインテリジェントクーリングシステム”が搭載されている。どの角度で使用しても冷却性能を損なわないゼログラビティ技術によって、効率よく本体を冷却することができるという。また、ROGダストフィルムの搭載により、塵や埃などの侵入を防いでいるという。

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アクセサリー類においては、専用ケースとデスクトップスタイルに対応させるドックが発売される。

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本体価格については、ROG Xbox Allyが89,800円(税込)、ROG Xbox Ally Xが139,800円(税込)となっている。

発売日は2025年10月16日を予定しており、各種ECサイトおよび家電量販店での販売も行われるそうだ。

ユーザーの声を元に作り上げたROG Allyの進化系

ASUSのROG製品プロダクトマネジメントディレクターのGabriel Meng氏からは、本製品の開発背景が語られた。

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製品づくりにあたっては、“ゲーマーの視点でつくる”ということを念頭に開発を進めてきたとのこと。最高の製品を届けるために、コミュニティから寄せられるフィードバックも重要視しているという。

2024年にはユーザーからのフィードバックを反映しROG Ally Xを開発。そして2025年には、さらなる要望に応えるべく、ハードウェアからソフトウェアに至るまで全方位での改良に着手した。その成果として、ゲームに最大限集中できる環境を目指し、細部まで徹底して追求して完成させたのがROG Xbox Allyシリーズだという。

今後は各ゲームパブリッシャーやパートナー企業と共に協力しながら、ROG Xbox Ally Xシリーズのゲーミング体験をさらに向上させていきたいと語った。

続いて登壇したXboxのシニア プロダクト マネージャー リード Dominique Gordon氏は、ASUSとの共同開発に至った経緯や改良のポイントを紹介した。

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Xboxにとっても、ハンドヘルドPCが広がりを見せる今、自社ブランドの製品を展開するのは自然な流れだったという。そうした背景のもとASUSと協議を重ね、両社の意気が一致したことから共同開発がスタートしたとのこと。

開発にあたってユーザーから寄せられた大量のフィードバックは、大きく2つに分けられたという。ひとつはROG AllyシリーズでもXboxと同等の体験を味わいたいという要望、もうひとつはWindows側におけるアクセシビリティ改善の必要性だ。こうした声を受け、ハードウェアとソフトウェアの両面から改良が進められたとのことだ。

ハードウェア面では、Xboxらしさを前面に打ち出すべく、コントローラーと同形状のグリップやボタン配置を採用したという。さらにROG Xbox Ally Xにはインパルストリガーを搭載し、Xboxと同等の没入体験を実現している。

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ソフトウェア面では、本体を起動するとすぐにフルスクリーンの体験が可能となっており、Xboxを起動した時のような快適性を体感できるという。

ゲームライブラリも1つの場所に統合され、すぐにゲームへアクセスすることが可能。あとはクラウドゲーミングも同じ場所で楽しめるほか、コンソール側の進捗をそのまま引き継げるXbox Play Anywhereにも対応している。

また、ハンドヘルドコンパチビリティプログラムにも対応し、ROG Xbox Allyシリーズでの最適化状況が一目で確認できるようになっている。ゲームの詳細ページにはバッジが表示され、“最適化(Handheld optimized)”や“対応(Mostly compatible)”といった形で対応度を示す仕組みだ。“対応”のバッジが付いたタイトルについては、操作性やテキストサイズに一部問題があるものの、設定を調整すれば十分に快適なプレイが可能だという。現在はおよそ1,800タイトルが最適化または対応済みとのことだ。

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Xbox UIのデモンストレーション

プレゼンの後にはROG Xbox Ally Xを使用したUIのデモンストレーションが行われた。

本体を起動すると最初にロック画面が表示される。ここで暗証番号を入力するか電源ボタンに搭載された指紋認証機能を使うことでロックを解除できる仕組みとなっている。

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ロックを解除するとすぐにXboxのフルスクリーンが映し出される。ここでは不要なアプリのバックグラウンドでの動作が抑制され、ゲームに最大限のパフォーマンスが割けるようになっているという。

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“再開する”と表示されたエリアでは、ROG Xbox Allyシリーズを含む全ての機器での最後に使用したアプリが表示される。

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ゲームの起動中でもXboxボタンを押せば即座にXbox Game Barが表示され、ホーム画面やライブラリへスムーズに移行できる。さらに、ASUS製品でおなじみのコマンドセンターにもここからアクセス可能だ。

加えて、Windows搭載PC同様にマルチタスクにも対応しており、Xboxボタンを押すだけで別のアプリへ切り替えることもできる。

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Xboxをプレイしているときと変わらないゲーム体験

ハンズオンではROG Xbox AllyとROG Xbox Ally Xの2つを実際に触って体験することができた。

ホワイトモデルがROG Xbox Ally、ブラックモデルがROG Xbox Ally Xとなっている。本家Xboxに関しても、上位機種であるXbox Series Xはブラック、Xbox Series Sはホワイトになっており、どこか共通したスタイルのように感じた。

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実際に手に取ってみると、本体を持ち上げた際の軽さに驚かされた。重量はROG Xbox Allyが約670グラム、ROG Xbox Ally Xが約715グラムで、筆者も使用しているSteam Deckの約640グラムと比べるとやや重い数値だ。しかし、それでも軽く感じられたのはコントローラーのようなグリップ形状によるところが大きい。Xboxコントローラーと遜色のない持ちやすさによって、数字以上に負担を感じさせない仕上がりとなっていた。

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グリップがあることによってスティックの操作も行いやすく、精密な操作が求められる3Dアクションゲームにおいても、コンソール機と同等の操作性で楽しむことができるように感じた。

ボタン配置はXboxコントローラー準拠となっているが、背面には新たに2つのボタンが追加されている。これにより、より多くのボタン入力が求められるゲームにおいても柔軟に対応できるようになっている。

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UIなどのソフトウェア面に関しては、Xbox Seriesをそのままポータブルゲーム機に落とし込んだという印象を受けた。ゲーム中においても動作が重くなることはなく、いつでもメニューやパフォーマンス設定に移行できるという点は非常に快適だ。筆者はXboxユーザーでもあるので、このUI周りに関しては使いやすさには非常に安心感を覚えた。

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ROG Allyシリーズで培った製品づくりを継承しつつ、Xboxとの連携によってさらなるパワーと使いやすさを実現したROG Xbox Allyシリーズ。ポータブルゲーム機の持つ利便性とコンソール級の快適な体験を両立させた本機は、今後のポータブルゲーミングの新たなスタンダードになるかもしれない。

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