でらゲーは、2025年6月25日に配信予定のiOS/Android向けアプリ「メテオアリーナ・スターズ」のメディア向け先行試遊会を実施した。
「メテオアリーナ・スターズ」は、2024年9月18日にサービスを開始した「メテオアリーナ」のリニューアル版だ。「メテオアリーナ」は岡本吉起氏が総合プロデューサーを務め、3対3のPvPバトルが楽しめる“パーティー×シューター”ゲームとして展開されてきたが、2025年3月19日より大規模改修に向けた長期メンテナンスへ移行。そして、2025年6月25日に「メテオアリーナ・スターズ」として新たに展開予定となっている。
本作のプロデューサーである増田恭隆氏とディレクターの森七海氏によるプレゼンを中心に、実際のゲームプレイで感じた点も含めて紹介する。

PvE移行の舞台裏

今回のリニューアルにあたって、PvPが主軸だった「メテオアリーナ」から、3人協力のPvEゲームへと変更したことが一番の変化だと増田氏は語る。
「メテオアリーナ」をリリースした後、ユーザーの意見に耳を傾ける中で岡本氏から「ゲームを作り直そう」という声が上がったとのこと。岡本氏は「みんなで遊べる」という体験を重視したいとの思いがあったそうだ。
その後開発チーム内で協議していく中で、「ライトユーザーが上手くプレイができない」ことや「片方が必ず負けるしんどさ」といったPvPが故の課題が浮かび上がってきたという。
そうした状況を踏まえ、改めて「このゲームは何が面白かったのか」と考えた際に、「みんなでワイワイ遊ぶのが楽しかった」と感じていたことがわかり、であればその楽しさを残す形としてPvEが最適ではないかという結論に至ったという。
本作は、昼休みに仲間と集まって遊ぶシチュエーションを想定しているとのことで、「一緒にプレイしたら楽しい」という体験を最も重要視した結果、今回のような大転換につながったとのことだ。

森氏からは、「メテオアリーナ」の制作時に岡本氏から「派手さや爽快感の不足」を指摘されていたことが語られた。様々な調整を試みたものの、3対3のバトルでありながら1対1の状況が生まれがちで、これを改善しようとするとゲームスピードを落とさざるを得なくなり、結果的に爽快感が損なわれるという問題に直面したという。
スピードを上げれば爽快感は出るが、今度は協力感が薄れる。これら両方を実現するにはPvEという形が最も適しているという結論に至ったとのことだ。

生まれ変わった「メテオアリーナ・スターズ」のゲーム性
PvEへと生まれ変わったことで、ゲームプレイにも大幅な刷新が加えられている。操作性の改善によって全体のスピード感とテンポが向上しており、前作から登場していた必殺技「メテオ」も進化。さらに、新要素となる「カウンターダッシュ」の実装が大きなポイントとなっている。

移動は全てダッシュに置き換え
操作体系は簡単さを維持しつつ、従来の通常移動を廃止し、すべてをダッシュに置き換えることで、テンポの良い戦闘が実現されている。「カウンターダッシュ」は、タイミングよく敵の攻撃を回避する「ジャスト回避」のようなシステムで、成功時にはメテオゲージとギアゲージの両方を強化することができ、戦況を大きく変えるチャンスとなる。
なお、ダッシュはキャラクターごとに性能が異なり、通常ダッシュをはじめ、当たり判定のない瞬間移動などの特性をもつキャラクターも存在する。

必殺技や仲間との連携などを兼ね備えた「メテオ」
本作のキャッチコピーは「メテオが全てを解決する!」で、ゲーム内においてメテオは重要な要素となっている。「メテオアリーナ」におけるメテオは必殺技のようなものだったのに対し、本作では「友情メテオ」や「メテオ効果」など仲間との連携を促す要素として作用している点が特徴だ。

本作から新たに追加された「友情メテオ」は、メテオの範囲内に仲間が入ることで追加効果を生むもので、ゲームの戦局を大きく変える要素となっている。
また、メテオはキャラクターごとに異なる能力を持っており、それぞれ凍結や回復などMMOでいうロールのような役割を担っている。メテオ効果はリリース時に10種類実装されるとのことだ。

スキルの種類とスキル強化システム「ギア」
攻撃に関しては、メインスキル1種とサブスキル2種を用意。メインスキルは立ち止まった状態でのみ攻撃できるのに対し、サブスキルは常に発動されるものとなっており、この2つを上手く使い分けることが戦闘において重要な要素になるという。
また、スキルは「ギア」と呼ばれるゲージを貯めていくことで段階的にパワーアップしていく。これらはメテオや友情メテオの発動で上がるほか、カウンターダッシュの成功やドロップしたアイテムで上がるようになっている。ただし、敵からの攻撃でダメージを受けるほか、時間経過で徐々に下がるため注意が必要だ。
ギアを維持してスキルを高めることで効率よく戦闘が進められるため、メテオの発動やカウンターダッシュを積極的に狙っていくことが推奨されるゲーム性となっている。

かんたん操作で激アツな共闘プレイに熱中
試遊では他の2人のプレイヤーと共に複数のステージをプレイ。基本的な流れとしては、敵を倒しながらステージを進み、ボスを撃破してクリアという形だ。
本作の大きな変更点である操作系の刷新に関しては、非常に遊びやすいという印象を受けた。画面をスワイプ、もしくは長押しするだけで移動ができるので、片手操作でも遊べるくらいの快適さがあった。
攻撃も全自動で、メインスキルのみ立ちどまることで発動するため、基本は敵の攻撃をカウンターダッシュで避けつつ戦い、隙をみてメインスキルで攻撃という遊びやすさが魅力的だ。

メテオを発動すると画面がド派手なエフェクトに包まれるため、非常に爽快感のあるゲームプレイを楽しむことができる。友情メテオに関しては、仲間に当てるだけで発動することができるため、複雑な連携を必要とせずとも、仲間との共闘を楽しめて好印象だった。
ボス戦は特に仲間との連携が重要で、キャラクターごとの特性を意識した共闘感が味わえる。敵の集中攻撃を食らった仲間をヒールメテオで回復させたり、背後の弱点をつくためにタウントメテオで敵のヘイトを買ったりと、おおよそ2~3分ほどのプレイの中でもかなり濃密な共闘プレイを楽しむことができた。

育成要素なども全面改修
ゲームプレイ以外の要素についても、本作では大幅な刷新が図られている。新たにキャラクターと装備の要素が加わり、装備はキャラクターに紐づかない設計となっているため、どのキャラクターでも同じ装備が使用可能だ。このキャラクターと装備という2軸によって、PvPだった「メテオアリーナ」の時よりも成長要素が充実している。

キャラクターの育成要素は、「レベルアップ」「レベル上限の解放」「覚醒」の3軸が中心となっており、装備の強化要素も用意されているという。

ゲームの基本的な流れは、クエストやボスを討伐して素材を入手し、それを使ってキャラクターや装備を強化していくというもの。より難度の高い「緊急討伐依頼」も用意されており、報酬もその分豪華になるそうだ。

また、ソロプレイにも対応しており、AIがプレイヤーの行動をサポートしてくれる。ただし、チームでの連携がゲーム性の中核を担っているため、基本的には他プレイヤーとの共闘が推奨される。共闘への参加は、救援依頼やURL共有などから気軽に行える設計となっている。

メインクエストはソロで楽しめるストーリー中心の構成となっており、素材集めや周回といった要素は共闘プレイを軸に展開されていく予定だ。
なお、PvPに関しては今後イベントなどで期間限定で復活する可能性もあるが、現時点ではPvEの開発に注力しているとのこと。
ガチャは廃止、キャラクターは直売へ
課金要素についても、大きな変更が加えられている。前作ではガチャとピックアップキャラクターの直売が併用されていたが、今作ではガチャが廃止され、すべてのキャラクターを個別に購入できる形式に一本化されるという。キャラクター1体あたりの価格は、最高レアでおよそ3,000円を予定しており、あわせてゲーム内で素材を集めることで無償でキャラクターを開放できるようになっている。
キャラクターに関しては、「メテオアリーナ」のキャラクター39体がそのまま引き継がれ、さらに1体の新キャラクターが追加されるそうだ。
共闘の楽しさをもっと身近に
最後に、プレイヤーへのメッセージとして、増田氏は「前作よりも岡本がより多くの意見を出し、それにディレクターの森が応える形でゲームが作られていきました。キャラクターの移動をダッシュのみにするというアイデアも、森と岡本のセッションの中で決まったものです。新旧クリエイターが力を合わせて作り上げた新しいゲームを、ぜひ楽しんでいただきたいです」とコメント。
続けて森氏は「アクションが苦手な方でも楽しめるように作っています。最近のゲームはオンラインでの協力プレイが主流ですが、せっかくの共闘ゲームですので、職場や学校などで集まって、ワイワイ盛り上がっていただけたら嬉しいです」と語り締めくくった。
PvPからPvEへと大幅な刷新を図り再始動を目指す本作。配信は2025年6月25日となっているので、ぜひプレイしてみてはいかがだろうか。

(C)でらゲー・テレビ朝日・ファンクルー
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