現代に蘇った超忍の活躍を見よ……ゴア満載の名作ハイスピードアクションのリマスター「NINJA GAIDEN 2 Black」レビュー

プレイレビュー
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PS5/Xbox Game Pass/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに2025年1月24日に発売された「NINJA GAIDEN 2 Black」のレビューをお届けする。

現代に蘇った超忍の活躍を見よ……ゴア満載の名作ハイスピードアクションのリマスター「NINJA GAIDEN 2 Black」レビューの画像

本作は、2008年に発売されたアクションゲーム「NINJA GAIDEN 2」の最新リマスター作品である。これまでに何度かバージョン違いがリリースされており、まずはどういった点が異なるのか簡単に解説しよう。

大きな点はグラフィックの一新である。Unreal Engine 5によって描き直されたビジュアルは、現代のAAAタイトルに引けを取らない美しさを誇っている。

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また、四肢欠損などのゴア表現が帰ってきた点も魅力のひとつだ。「NINJA GAIDEN Σ2 PLUS」からコスチュームやゲームモードがやや減っているところは気になるが、初めて本作を遊ぶにはここから入るのが良いだろう。

細かい点については、公式サイトに一覧表も存在しているので、併せてチェックしてほしい。
https://teamninja-studio.com/ng2black/jp/comparison/

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本シリーズはテクモが1988年にアーケードで稼働開始した「忍者龍剣伝」シリーズの外伝にあたる。CIAエージェントのソニアは、邪神復活の陰謀を超忍リュウ・ハヤブサに伝えようとするが、地蜘蛛一族に捕らわれてしまった。リュウは彼女を救出し、邪神像を奪われた隼の里へ向かい、邪神を復活させようとする勢力との戦いを繰り広げるのだった。

本作はなんといってもスピーディーでスタイリッシュな戦闘が魅力。プレイヤーは四方八方から攻撃を仕掛けてくる大量の敵を捌いていくことになる。高速移動や空中コンボなど、移動技だけでも何種類もあり、加えて武器固有のスキルも細かく設定されている。そのほとんどが(Xboxコントローラーでは)X・Yボタンの組み合わせだけで成り立っているのが素晴らしい。

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最初はこちらが動こうとするたびに敵に小突かれて苛立つことも多かったが、操作に慣れてくると敵の波状攻撃をうまくいなせるようになってきて、本作のアクションにおける奥深さがどんどんわかってくる。とてもゲーマー向けの仕様になっている。

敵一体と向き合い、ドッジロールやパリィを使って戦う、いわゆる“ソウルライク”の戦闘スタイルに慣れている現代人にこそ、本作のバトルシステムはユニークに映るのではなかろうか。

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特に面白いのが、滅却の法というシステムだ。攻撃を繰り返すと敵の四肢が切断され、そのまま放置しておくと大ダメージの自爆特攻を仕掛けてくる。しかし、この状態は逆にチャンスで、その状態の敵にYボタンで強攻撃を仕掛けると、一撃必殺を見舞うことができるのだ。

そのあいだは無敵状態になるので、混戦のなかでいかに敵の四肢を素早く切断するか、そのうえで滅却のほうを叩き込めるかというのが求められる。ゲームとしての奥深さと、見た目の派手さが両立した素晴らしいシステムだ。

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ステージは基本的に一本道だが、立体的な作りをしている。しかし、RBボタンを押すことでおおまかに行くべき道を示してくれるので、そこまで迷路であるとは感じなかった(一部、飛鳥返しという切り立った壁を連続してジャンプするアクションが必要な場所がわかりづらかったりしたが、大きな問題ではないだろう)。

復活した魔神たちを倒すために世界中を周り、ひとりひとりを倒していく展開は、王道でわかりやすく、気持ちが良い。ステージの最後に控えるボスたちとの戦闘はド派手だが、NORMAL難易度で遊ぶ分にはハヤブサの攻撃がしっかり通るので、そこまで苦労もせず倒すことができた。このインスタントな快感をもたらしてくれる難易度調整は、多くのゲーマーに愛されるポイントだろう。

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しかし、高難易度にしたり、チャレンジモードに当たるTAG MISSIONでハイスコアを狙ったりすると、このゲームに対する習熟を求められるので、やりごたえも充分にある。

とはいえ、気になる点もあった。ひとつはカメラの問題である。敵や障害物が画面の手前側に寄ってきたときに、何が起きているか見えなくなる瞬間がゲーム中に何度も発生する。そうならないようにするのもスキルのうちかもしれないが、透過処理などでどうにかすることもできたのではないかと思ってしまった。このあたりは昔のアクションゲームらしい点が残っている。

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また、基本的にはステージの構成が一緒である点において、若干の飽きを感じさせるところもあった。なんとなくミニゲームが置いてあればいいとまでは言わないが、敵集団と遭遇して倒し、また次の敵集団に遭遇する……というパターンのステージしかないので、一気呵成に遊ぶと疲れを感じる部分もあるかもしれない。

総じて、主にバトルの面において、現代でも輝く名作と言えるだろう。敵を斬りつけたときに体が弾け飛んでいくバイオレンス表現や、ソニア・あやね・もみじ・レイチェルら女性陣のセクシーさも非常に魅力的だ。アクションゲーマーならずとも、ぜひとも遊んでほしい一本である。

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マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作している。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。 https://x.com/toshinthepump

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