「シャニマス」6.5周年ライブ“Chapter 283”で見た“「シャニソン」をフィーチャーした演出で、これまでとこれからを示すステージ”“おむすび恐竜ではない”桑山千雪がお気に入りのライターによる印象的なシーンも

ライブ・リアルイベント
0コメント さとうかずや

10月5日・6日に開催されたライブイベント「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 6.5th Anniversary LIVE“Chapter 283”」。すでにレポートを掲載しているが、本稿では2日間をダイジェストでまとめつつ、筆者が感じたことをお届けする。

これは、バンダイナムコエンターテインメントによる「アイドルマスター シャイニーカラーズ」(シャニマス)をテーマとしたライブイベント。武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催された。

「シャニマス」6.5周年ライブ“Chapter 283”で見た“「シャニソン」をフィーチャーした演出で、これまでとこれからを示すステージ”の画像

ライブでは「シャニマス」における、283プロダクションの全8ユニットが登場。今回は、アイドルたちと紡いできた物語の新たな1ページとなる、6.5周年を記念したライブと銘打ったもの。

Gamerでは、すでにDAY1とDAY2ともにレポートを掲載しており、どのような楽曲が披露され、ライブが進行したかは、各レポート記事を参照していただきたい。本稿では2日間をダイジェスト的にまとめた形で振り返りつつ、筆者が感じたことも加えてお届けする。

出演者(敬称略)

イルミネーションスターズ
関根 瞳(櫻木 真乃役) / 近藤 玲奈(風野 灯織役) / 峯田 茉優(八宮 めぐる役)

アンティーカ
礒部 花凜(月岡 恋鐘役) / 菅沼 千紗(田中 摩美々役) / 八巻 アンナ(白瀬 咲耶役) / 希水 しお(三峰 結華役) / 結名美月(幽谷 霧子役)

放課後クライマックスガールズ
河野 ひより(小宮 果穂役) / 永井 真里子(西城 樹里役) / 丸岡 和佳奈(杜野 凛世役) / 涼本 あきほ(有栖川 夏葉役)

アルストロメリア
黒木 ほの香(大崎 甘奈役) / 前川 涼子(大崎 甜花役) / 芝崎 典子(桑山 千雪役)

ストレイライト
田中 有紀(芹沢 あさひ役) / 幸村 恵理(黛 冬優子役) / 北原 沙弥香(和泉 愛依役)

ノクチル
和久井 優(浅倉 透役) / 土屋 李央(樋口円香役) / 田嶌 紗蘭(福丸 小糸役) / 岡咲 美保(市川 雛菜役)

シーズ
紫月杏朱彩(七草 にちか役) / 山根 綺(緋田 美琴役)

コメティック
川口 莉奈(斑鳩 ルカ役) / 三川 華月(鈴木 羽那役) / 小澤 麗那(郁田 はるき役)

1周年を迎える「シャニソン」にフィーチャーし、“リアル歌い分け”の演出も

「シャニマス」のライブは、これまでもコンセプトや世界観を感じさせる内容と特徴としている。今回は、11月にサービス1周年を迎えるアプリ「アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism」(シャニソン)をイメージした演出も、盛り込まれた内容となっていた。

ライブの冒頭や途中には、本をフィーチャーしたムービー演出があったなかで、書かれていたのが“Chapter 282”と、ライブタイトルにある“Chapter 283”からひとつ少ないところが目を引いたところ。トークなどで言及されていなかったため正確な意図はわからないが、各部につけられていたタイトルも含めて、来場や配信を視聴したプロデューサーの解釈にゆだねるということと思われる。

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ライブのオープニングは両日とも「シャニソン」のテーマ曲である「星の声」。出演者がそれぞれ「シャニソン」でアイドルたちがまとっている新ユニット衣装で登場し、壮大な雰囲気の曲調のなかで歌う。

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以降は各ユニットによる楽曲披露に。「シャニソン」における収録曲を主体にしたもので、これまでも幾多の場面で歌ってきた楽曲から、ライブでは初披露となる最新曲なども含めて披露。DAY1とDAY2で異なる曲もあり、多彩な楽曲でステージを彩る。メインステージとセンターステージ、そして花道が設けられ、パフォーマンスを行うなかでは、ユニットのなかでもメインステージとセンターステージにわかれて、各所から歌声を届ける場面もあった。

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ライブ中では、ところどころに「シャニソン」のMVを流してのパフォーマンスを展開。アイドルとキャストによるシンクロしたステージで、よりこの世界に浸れる感覚が得られるものとなっていた。なかでもアンティーカが「時限式狂騒ワンダーランド」をDAY1で披露した際、MV同様のマスクを付けてのステージは再現度の高さを感じさせるものだった。

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「シャニソン」らしさであれば、“歌い分け”が行われたことも注目ポイント。シャニソンのなかでは一部の楽曲において、編成配置に応じて歌唱パートが変化するようになっている。それを今回はリアルでのパフォーマンスとして行った。

その皮切りとなったDAY1におけるノクチルの「いつだって僕らは」では、まだ歌い分けといった仕掛けも知られてないことから普通に始まったかと思いきや、次第に歌い分けがされているという気づきの反応が見られるように。実際、聴いてみると新鮮な印象を持てるものだった。

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その歌い分けで最もわかりやすく伝わったのは、DAY1における放課後クライマックスガールズの「夢咲きAfter school」。従来であれば河野さんによる元気のいい果穂のかけ声が特長であるこの曲を、丸岡さんによる凛世としての“大和撫子”感があるかわいいかけ声で、元気あふれる楽曲というなかでも明らかに異なる印象を持つぐらいに変化を生み出す。

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DAY2でも、ストレイライトによる「Wandering Dream Chaser」では幸村さんが、アンティーカによる「バベルシティ・グレイス」では希水さんが、それぞれセンターを務める形での歌い分けで披露。冬優子や結華それぞれアイドルとしての背景を思うと、センターに立つことそのものにグッとくる場面であった。

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各ユニットによるライブパートが一区切りしたあと、アンコールにあたる「終幕」として、「サマーサマーオーシャンパーリィバケーション」を披露。「シャニソン」での水着キャンペーン時に実装され、夏と水着がイメージされる陽気な気持ちになれる楽曲。DAY1ではオリジナルを歌う歌唱メンバー8人で、DAY2ではキャスト陣そろって登場し、にぎやかに会場を彩る。

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そしてラストナンバーは両日ともに、「シャニマス」はじまりの曲である「Spread the Wings!!」。しかもスクリーンには、過去のライブ映像が流れるという、enza対応ゲーム「シャニマス」における“思い出アピール”を感じさせるような、これまでの歩みを感じさせなながら締めくくった。

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今回はトークも控えめに、「シャニソン」にフィーチャーしつつ、ハーフアニバーサリーとしてのお祭り的な内容と、これまでの歩みを振り返るようなライブとなっていた。と同時に、enza対応ゲーム「シャニマス」にコメティックの新シナリオ「G.R.A.D.」が追加されることや、ユニットライブツアーの開催告知も行われるなど、新たな1ページを開く、新たなチャプターに進んでいく未来も感じさせるものにもなっていた。

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桑山千雪とアルストロメリアがお気に入りであることを踏まえた“前日特番”や印象的なシーン(余談)

まだ余談ではあるが、筆者お気に入りのアイドルが桑山千雪で、ユニットがアルストロメリアということを踏まえても印象的なところはある。まず真っ先に触れておきたいこととしては、前日特番として配信された「桑山千雪のパジャマ・ジャム・ジャミング」が挙げられる。“ベッドルームに立てこもるための魔法の電波”と銘打った、千雪がMCを務めるラジオ番組で、ライブを前日に控えたプロデューサーさんやリスナーさんに向けてのメッセージとともに、癒やしを届ける内容となっていた。

ちなみにこのラジオ番組は、enza対応ゲーム「シャニマス」における千雪のとあるコミュにも登場するのだが、リスナーのお便りを読むなかで、パジャマネーム「おむすび恐竜」さん(20)からのお便りが「いつも聞いてるよ、千雪」と、千雪を呼び捨てにしていることから話題となったことも記憶に新しいところではありつつ、実際に特番での配信を聴いてみると、こうした“おむすび恐竜さん”を生み出してしまうのもうなずけるような内容になっていたとか、そんなことをいいつつ本稿では呼び捨てにしているとツッコまれそうなのだが、あくまでキャラクター名や便宜上呼び捨てにしているだけで、いつも心の中では“千雪さん”呼びしているということはまずお伝えしたい。

そしてライブ中におけるDAY1のMCパートで、芝崎さんは番組のなかで千雪がアイコンタクトを求めていたことに触れ、芝崎さんはプロデューサーさんにウインクを求めるという一幕があり、その光景に“かわいい”を喜んでいたが、DAY2では“DAY1を超える”ということで両目をつぶって目覚めのように腕を伸ばすことを求めるという、芝崎さん特有と思えるようなトークセンスが炸裂していたこととか、その“DAY1を超える”は岡咲さんのMCで、雛菜がよく口にしている「しあわせ」にちなんだコール&レスポンスに起因しているのだが、DAY1のときに芝崎さんは両手を胸に当てたおしとやかなポーズをしていた一方で、DAY2で岡咲さんがプロデューサーさんに“幸せっぽいポーズ”を求めたとき、芝崎さんは右手右足をあげて力強いポーズを決めていたのも目を引いていたこととか、前川さんはDAY1でenza対応ゲーム「シャニマス」における甜花の「パラレルコレクション」(【LADY♡e-DOL】大崎 甜花)に触れつつ、ライブの意気込みをしっかりと示していたが、DAY2のMCでは、芝崎さんのあとを受け雰囲気につられたのかふわふわしたトークとなったところで、黒木さんがしっかりとトークをまとめていたこととか、今回アルストロメリアは「ビューティフルウェイフト」という、純白のドレス風衣装で頭には花かんむりを付けているという天使風な新衣装をまとっていることもあり、DAY1における黒木さんのMCではアルストロメリアならぬ“ヴィーナストロメリア”と、きれいな衣装も含めて紹介しアルストロメリアにおけるトークの牽引役を示していたが、DAY2における希水さんのMCで、手で銃のように構えて「バーン!」と言うと、きれいな衣装にもかかわらずステージの床に倒れ込むという大阪魂を見たということがまずある。

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ライブステージについても、印象的なところは多々あり、「Bloomy!」では壇上に上がったカメラに向かい、スマホ向けショート動画のようなフレームのなかでパフォーマンスし、今時感とともに、歌っている後ろでもわちゃわちゃしたにぎやかさがあってスクリーンを見ていても楽しい感じであったほか、「ダブル・イフェクト」はビューティフルウェイフト衣装から感じられる“天使感”が曲にマッチしていると感じつつ、5thライブ(THE IDOLM@STER SHINY COLORS 5thLIVE If I_wings.)のDAY1で披露したときのことを覚えている身としては、心穏やかに聴くことができる幸せをかみしめていたこととか、楽曲の「アルストロメリア」はアルストロメリア始まりの曲として幾多の場面で歌われた安定感とともに、「シャニソン」のMVが流れる形であったため、共演が新鮮にうつったということもあるのだが、やはり触れておきたいのはライブ初披露となったDAY1の「mellow mellow」と、両日披露された「明日もBeautiful Day」だろう。

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「mellow mellow」は、「シャニソン」におけるゲーム内イベント「Change from『Stable』」にちなんだ曲で、アルストロメリアが“安定しすぎている”というパフォーマンスの宿題に対して向き合う姿が描かれている。アルストロメリアが持つ“ポップでハッピー”な雰囲気でありつつ“ハイスピード”と表現できるようなアップテンポで浮遊感もあるEDMで紡がれる楽曲となっており、パピヨンやミラーボールをイメージした映像を背景にパフォーマンス。かわいらしさを感じさせる振り付けや、ウインクなども見せつつ、とにかくかわいいという空間を生み出していた。

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「明日もBeautiful Day」は、これまで6thライブツアー大阪公演(THE IDOLM@STER SHINY COLORS 6thLIVE TOUR Come and Unite! Brilliant Blooms)でも披露されているのだが、同曲のオリジナル衣装であるビューティフルウェイフトをまとっての披露は、今回が初めて。特にDAY1では「シャニソン」のMVが流れてのパフォーマンスとなったため、よりシンクロした世界が楽しめるものに。

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この曲では、セリフが織り交ぜられているところも特徴となっており、特に「シャニソン」のMVでは、1番の歌い出しで千雪がセリフを口にするなかで、目を細めたり、困り顔のような、あるいは心配しているような下がり眉の表情で喋っているのが目を引くところ。そしてライブでは、芝崎さんが千雪として同じようにセリフを口にするなかで、穏やかかつ笑顔にも見える表情で語りかけ、そして笑顔のときに目を細めるところの千雪感ある表情や時折見せるウインクは、それだけで癒やされる度合いが強いと思えるもの。

曲としては優しく寄り添ってくれているような歌詞やレトロ感あるポップな曲調で、語りかけるように歌う声が染みいると感じられるもの。ビューティフルウェイフトをまとった姿からも醸し出される“女神感”もあわさって、心に寄り添ってくれる存在と感じさせるとともに、明日も頑張ろうと前向きな気持ちにしてくれるステージになっていた。

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なお本公演はアーカイブ配信を期間限定で実施。アーカイブ視聴期間は共通で10月14日23時59分まで(チケットの販売は10月14日18時まで)を予定。詳細はイベント公式サイトまで。

「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 6.5th Anniversary LIVE “Chapter 283”」公式サイト
https://idolmaster-official.jp/live_event/shinycolors_6-5th/

本業はお堅い会社の会社員。かつてはテクノロジー&ビジネス情報メディアの硬派(自称)なIT系編集記者であったにもかかわらず、ゲームエンタメ担当としてこれまで特定のキャラにスポットをあてたゲーム記事や、キャラコンテンツのライブイベント記事を書き続け、特に「アイドルマスター」と「ラブライブ!」シリーズは、10年以上にわたってあわせて100本以上を執筆。諸般の事情により、副業ゲームエンタメライターとして寄稿も行うことに。 アイマス歴は、アーケード版ロケテスト1回目からのプレーヤー。 X(旧Twitter):https://x.com/310kazuya

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