ハンターたちが美しく激しい音楽を堪能した「モンスターハンター オーケストラコンサート~狩猟音楽祭2023~」レポート!

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8月19日に開催された「モンスターハンター オーケストラコンサート~狩猟音楽祭2023~」のレポートをお届け!

2009年から開催されている同コンサートは、2020年2021年には観客を入れず生配信となっていたが去年からリアルでの開催となり、本公演では4年ぶりに大阪でも開催された。指揮は2014年以来、10年連続で狩猟音楽祭のタクトを振るマエストロ栗田博文。演奏は大阪公演を大阪交響楽団、東京公演を東京フィルハーモニー交響楽団が担っている。ロビーには、音楽祭仕様のアイルーたちのパネルやモンスターたちのフィギュアなどが展示されていた。

ゲーム映像とオーケストラの奏でる音楽が重なり思い出が蘇る!

1曲目は「モンスターハンターライズ」のカムラの里のBGMである「カムラ祓え歌」。拠点となる場所でのボーカル入りBGMは珍しいので、はじめて聞いたときは衝撃を受けたという方もいるのではないだろうか。タイトル画面で受付嬢ヒノエが歌っているのも印象的で、歌の内容はモンハン語で百鬼夜行の伝承を歌ったものになっている。和の要素もあるので、演奏ではオーケストラの演奏だけでなく、三味線と尺八の音色も楽しむことができた。まさに1曲目にふさわしいしい楽曲で、大きな拍手が鳴り響いていた。

「モンスターハンターライズ」で和風なテイストにリアレンジされた、タマミツネの狩猟曲「妖艶なる舞/タマミツネ」。尺八でメロディーが奏でられているのだが、生演奏はゲーム内で聞くものとは一味違い身体に響くような衝撃のある音色でタマミツネとの激闘が思い出された。

マガイマガドの狩猟曲「悪逆無道/マガイマガド」。こちらも和楽器が使用されており、琵琶の音色が狂暴なマガイマガドとの出会いを劇的に演出していた。琵琶、尺八、オーケストラ、コーラスだけでなく本公演では木管楽器も加わり、ゲームに収録されているものとはまた違った何重にも重なる音のハーモニーを楽しむことができた。

バルファルクのテーマ曲「銀翼の凶星/バルファルク」は、歴代のパッケージモンスターでは初のコーラス入り。美しい高音と迫力のある低音のコーラスが重なり合い、鳥肌が立つほど身体に響いてきた。

「モンスターハンターフロンティア」から「モンスターハンターライズ:サンブレイク」へ再登場し話題となった、エスピナスの狩猟曲「終わりなき迷路/樹海:Sunbreak ver.」も披露された。スピード感の速い曲で、緊張感のある演奏となっていた。演奏後のトークでは、もともとはエスピナスの狩猟曲ではなく樹海ステージの楽曲だったが、今ではそのステージに登場するエスピナスの狩猟曲として親しまれているエピソードなどが語られた。

静かなはじまりから何か脅威が迫ってくるかのように、どんどんと激しくなっていく「深淵から迫る絶望/ガイアデルム」。フルオーケストラと合唱による重厚な旋律は、深淵の悪魔と呼ばれるガイアデルムを彷彿とさせるものになっていた。

人気モンスターであるジンオウガの狩猟曲「閃烈なる蒼光/ジンオウガ」は、オーケストラ、三味線、尺八、和太鼓、アコースティック楽器、そしてエレキギターという多種多様な楽器で演奏されていた。「モンスターハンターポータブル 3rd」での狩猟曲をアレンジしたものになっており、クライマックスでは尺八とエレキギターが交互にメロディーを奏でる迫力のある演奏だった。また、配信のコメント欄では「USJでジンオウガを観て感動した」や「1番好きなモンスター!」などの盛り上がりを見せていた。

「壮麗纏いし銀盤の貴人/イヴェルカーナ」は緊張感のある曲調だが、どこか優雅でバイオリンの旋律が美しい演奏だった。追跡時に流れる「The Chase」のメロディーもあり、渡りの凍り地での出会いやなかなか討伐できず何度も挑戦した記憶が蘇った。本公演では「モンスターハンター:アイスボーン」の狩猟曲をアレンジしたものとなっていた。

アマツマガチの狩猟曲である「大風に羽衣の舞う~嵐の中に燃える命」。原曲ではDudukというアルメニアの民族楽器が使用されていたが、本公演ではオーケストラ楽器で表現するためにイングリッシュホルンで演奏が行われていた。まるでワルツのようにしっとりとしたはじまりだが、どんどんとなにかが起こりそうな緊張感が加わっていき、ハープが奏でられてから一気に重厚感のある演奏へ。緩急もあるので次はどんな旋律なのか、聞いていてとても楽しい楽曲となっていた。

「百竜ノ淵源」は「モンスターハンターライズ」で登場したナルハタタヒメの狩猟曲。クエストではイブシマキヒコとナルハタタヒメ2体の古龍が出現することから、モンハン語で風と雷、それぞれの古龍を象徴する歌詞が入っている。非常に手強いモンスターだった2体とのバトルを思い出させるドラマティックな曲調で、オーケストラとボーカルのハーモニーはとても聴き心地のいいものだった。

「モンスターライズ」の楽曲を中心にさまざまなモンスターの狩猟曲を楽しむことができた本公演。ゲーム中はプレイに集中していることもあり、ここまできちんと聞くことがなかったため、改めて楽曲のすばらしさを確認することができた。配信のコメント欄では海外からの参加者も多くかったのが印象的で、参加者たちの「モンスターハンター」への想いや思い出を見ることができたので会場はもちろん配信でも十分に楽しむことができた公演になっていたのではないだろうか。

9月3日(日)23:59までアーカイブ配信を観ることができるので、気になる方はぜひチェックしてほしい。

「MONSTER HUNTER 狩猟音楽祭オーケストラコンサート2023」公式サイト
https://www.promax.co.jp/mhoc/2023/

セットリスト

01. カムラ祓え歌
02. 妖艶なる舞/タマミツネ
03. 悪逆無道/マガイマガド
04. 銀翼の凶星/バルファルク
05. 終わりなき迷路/樹海:Sunbreak ver.
06. 朱に染むる夜宴/メル・ゼナ
07. 深淵から迫る絶望/ガイアデルム
08. 閃烈なる蒼光/ジンオウガ
09. 光蝕む外套/ゴア・マガラ
10. 光と闇の転生/シャガルマガラ
11. 飛来せし気高き非道/バゼルギウス
12. 壮麗纏いし銀盤の貴人/イヴェルカーナ
13. 大風に羽衣の舞う ~ 嵐の中に燃える命
14. 百竜ノ淵源
15. 生命ある者へ
16. 大敵への挑戦
17. Monster Hunter

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