「アーマード・コアVI」スペシャルブリーフィングをレポート!ACの立体スタチューや設定資料の展示、オンライン要素から“渋谷の花火師”の大活躍まで

発表会・イベント取材
0コメント あみだ

8月18日に行われた、ソニー・インタラクティブエンタテインメントによるスペシャルイベント「PlayStation Presents PLAY! PLAY! PLAY!『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』SPECIAL BRIEFING」の模様をお届けする。

「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」(以下、「アーマード・コアVI」)とは、フロム・ソフトウェアが2023年8月25日に発売を予定している、ハイスピードロボットアクションシリーズ「アーマード・コア」の最新作だ。今回のスペシャルブリーフィングでは、来場したファン向けの試遊会と、プロデューサーの小倉康敬氏、ディレクターの山村優氏が登壇したトークショーが実施された。本稿では、会場の様子やトークショーの見どころを紹介していく。本作のレビュー、プレイ動画については以下の記事に詳細があるので、そちらも良ければ参照してみてほしい。

こちらが、今回の会場の様子。

歴代オープニング映像やジオラマスタチューなどファン必見の展示がずらり

会場に入って最初に目に留まったのが、歴代オープニングが鑑賞できるモニターだ。「実写なのでは?」と言われているほど美麗なグラフィックの「アーマード・コア フォーアンサー」のオープニングから、すべての原点である初代「アーマード・コア」のコマーシャルまで、ついつい眺めてしまいたくなるような映像の数々が楽しめた。

そのほか、個人的に興味深かったのが「アーマード・コアVI」のメイン画面、格納庫にACが収納された場面を模した“ガレージのジオラマスタチュー”。整備用の橋や所持している武器まで、非常に細かなディテールへのこだわりが見て取れた。このスタチューのACは右手にアサルトライフル、左手にパイルバンカーというカスタマイズになっており、これはなかなかオツなアセンブルではないだろうか。

会場外には「アーマード・コアVI」設定資料の展示も。ステージのコンセプトアートや武器の設定画など、貴重な資料がずらりと並んでおり、SNSでも注目を集めたパイルバンカーや、ショットガン、タンク脚の資料などが確認できた。展示されていた資料から一部を紹介する。

展示コーナーの一角には、体験会に参加したファンからの寄せ書きコーナーも。「10年間待っていた!」という声や、「今回初めて触ってみてすごくおもしろかった」など、本作への期待の声が集まっていた。中には「久しぶりに友達にあったらすごくカッコよくなっていた感じ」という面白い意見も。どれも非常に愛にあふれたコメントで、本作がいかに待ち望まれていたかがうかがえる。

プロデューサーの小倉康敬氏、ディレクターの山村優氏によるトークショー

トークショーでは、プロデューサーの小倉康敬氏、ディレクターの山村優氏が登壇し、本作についての一問一答や最新情報の紹介を行った。

小倉氏曰く、本作は「アーマード・コア」シリーズの面白さの根幹となるアセンブルと、フロム・ソフトウェアが前作からの10年間で培ったアクションゲームの設計思想を融合した作品だとのこと。今のフロム・ソフトウェアが描く銃撃戦とは、という部分が本作では描かれているとのことなので、ぜひ以下の情報もチェックして来週の発売に備えてほしい。

写真左からタレントの松嶋初音さん、小倉康敬氏、山村優氏。

オンラインプレイの情報が初公開!

トークショーでは、小倉氏と山村氏による「アーマード・コア」シリーズの紹介が行われた後、これまで語られてこなかったオンライン要素についての最新情報が公開された。

本作のオンライン要素は、大きく分けて2つ。1vs1または3vs3でバトルが楽しめる対戦モードと、デカールや機体情報のシェアが楽しめるモードの2種類とのことだ。

対戦モードは、格闘ゲームなどによくあるランクマッチのようなシステムではなく、各々がルームを作って自由に出入りするシステムとなっている。観戦だけすることも可能とのことなので、猛者のアセンブルや動きを参考にするのにも良いだろう。

1vs1はオーソドックスな3本先取で勝敗が決定、3vs3はリスポーン可能なチーム戦でより多くのポイントを稼いだ方が勝ちとなる。チーム戦では撃破数の多いメンバーがプライオリティターゲットとなり、撃破・被撃破でポイントが多く動くシステムが採用されているとのことだ。

シェアモード(仮称)については、プレイヤーが自由に作ったアセンブルをダウンロードして使用することができ、ミッションで詰まっている時には先人のオススメアセンブルをダウンロードして攻略に役立てる、といった使い方が可能。アセンブル以外のシェア要素として、本作で自由にカスタマイズできるデカールが共有できるとのこと。友人と同じデカールを付けてチーム戦に挑むと、より団結感が生まれて面白そうである。

ユーザーからの一問一答に小倉氏、山村氏が回答

オンライン要素の紹介後、あらかじめユーザーから募集した質問に小倉さん、山村さんが答えていく一問一答コーナーがあったので、こちらの模様を紹介する。

――「アーマード・コアVI」のサウンドについて、注力した部分を教えてください。

山村氏:テーマとしては、宇宙が舞台ということでオールドSFを意識したサウンドになっています。本作のサウンドは、「アーマード・コア」シリーズファンにはおなじみの星野康太先生が作曲しており、今回も素晴らしい曲を書いてくれていますので、ぜひ耳を傾けてみてください。

――近接武器は左手専用とのことですが、そのほかに固定部位だけの装備はありますか?

山村氏:近接武器のほかには、左肩専用装備としてシールドが登場しています。「アーマード・コア」シリーズは基本的に攻めた方が有利になるゲームですが、狭くて避けられなかったり敵の攻撃が苛烈だったりする時に活用してほしいと思います。

小倉氏:肩をシールドにして守りを重視するのか、装備にして攻撃力を重視するのか。そこも楽しみの一つなのかなと思います。

――デフォルトのキーアサインを教えてください。また、キーアサインは変更可能ですか?

小倉氏:デフォルトは、近年のフロム・ソフトウェアのアクションゲームに近い設定になっています。R1やR2に攻撃ボタンが入っていて、スティックでキャラクターを操作するという形です。「ELDEN RING」などをプレイした人はすんなり遊べるようになっているのではないかなと思います。これらのキーアサインは変更可能で、スティック以外は全て変更可能です。過去作をやっていた人は、過去作風のキーアサインに変えて遊ぶこともできますので、そういった部分でも楽しんでもらえればと思います。

スペシャル企画:開発スタッフが用意した激ムズステージに参加者が挑戦!

イベントの最後にはスペシャル企画として、小倉氏が用意した激ムズステージに、当日来場していた参加者の代表1名が挑戦するという企画が実施された。挑戦者が見事クリアした時には、非売品のスタッフTシャツがプレゼントされるとのこと。くじ引きの結果選ばれたのは、“ファイアーワークス”と名乗る男性。なんと彼は、これまでの「アーマード・コア」シリーズは全てクリアしてきたという歴戦の猛者だった。佇まいからも余裕を感じる。

小倉氏が用意したミッションは、これまでのどの試遊にも登場していない、3本あるミサイルの発射体制が整うまで押し寄せてくる敵を退け続ける防衛ミッションとのこと。守らなければいけない時間は5分間。短いように見えるが、あのフロム・ソフトウェアが用意した猛攻を5分しのぐのはなかなかの難題である。

しかも、アセンブルに使える時間は1分以内という事で、本作の肝であるアセンブルもじっくり選べない。ファイアーワークスさんは両手にガトリングを装備。肩装備はそのままに、ジェネレーターを選び始めるという、歴戦の傭兵ならではのアセンブルを見せた。

ミッションが始まると、発売していないソフトのはずなのに、なぜか熟練の動きを見せるファイアーワークスさん。アサルトブーストからのキックや、両手ガトリングと肩部ミサイルのマルチロックを巧みに使った動きで敵を蹴散らしていく。時には敵が降下する前に母艦を落とすという頭脳プレイも魅せた。アサルトブーストからのキックは試遊では使えなかったはずだが、シリーズの経験が彼を突き動かしたのだろうか。

最後には弾切れになったガトリングをパージして拳一つで敵母艦を沈め、見事にミッションをクリアしきってしまった。X(旧Twitter)ではあまりの猛者プレイに、ファイアーワークスという名前をもじって「謎の傭兵・渋谷の花火師」と二つ名を送り彼をたたえる声も。小倉氏も「本来、最初に失敗してからアドバイスをして再挑戦という流れを想定していたのですが……(笑)」と苦笑い。戦場を10年間待ちわびたシリーズファンの意地を見せつけ、来場者全員にTシャツを届けた。

この特別企画をもって、本イベントは終了。ファイアーワークスさんのプレイングや、本作のプロモーションムービーなど見どころ満載のイベントだったが、こちらはソニー・インタラクティブエンタテインメントの番組「PLAY! PLAY! PLAY!」で確認できるので、こちらも必見だ。

今回のイベントは、ファンによる暖かい空気に包まれていた。試遊をする参加者の横顔は真剣そのもので、本作を心待ちにしていたことが伺えた。そんな「アーマード・コアVI」だが、いよいよ来週、8月25日に発売されるので、本レポートや「PLAY! PLAY! PLAY!」を見て気になった人は、ぜひ手に取ってみてほしい。

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