EXNOAが、12月10日に発売するPS4/Xbox One/PC向けオープンワールドRPG「Outward」。本作の世界観をリアルで体験する日帰りサバイバルキャンプの模様をお届けする。
本作は、ファンタジー世界のオープンワールドが舞台になっている作品だが、プレイヤーが操るのは特別な能力を持ったヒーローではなく普通の冒険者だ。そのため、単純に敵モンスターとの戦闘を繰り返してレベルを上げていくという内容ではなく、ややリアルよりのシステムが採用されているのが特徴である。
たとえば、戦闘では傷を負って病気になってしまったり、あるいは睡眠不足何も食べていなければ飢えて死んでしまったりということもある。睡眠や食事といった体調を管理するマネージメントも重要で、その上で過酷な世界で生き延びていくことになるのだ。ややわかりにくいかもしれないが、「Skyrim」ような世界に「DARK SOULS」を足して割ったようなものといったところだろうか。
……というわけで、やや恒例になりつつあるが、このゲームの世界がいかに過酷であるか身をもって体験するために、EXNOAが各ゲームメディアを招集。リアル体験ツアーが開催されたのであった。
ほとんど事前に詳しい情報を聞かされぬまま、朝10時45分に新宿に集結した参加者たち。「もしかして俺たち、これからお笑いウルトラクイズのような過酷な体験をさせられるんじゃ……?」という、不穏な予感をそれぞれが胸に秘めながら未知への冒険がスタートした。そこから貸し切りのバスに揺れられて約2時間、着いた先は埼玉県秩父郡にあるキャンプ場「フォレストサンズ長瀞」という場所だ。
そして、バスを降りた瞬間から過酷な試練が参加者たちに待ち受けていたのであった。なんと、イベントで使用する様々なキャンプ資材をそれぞれが運ばなければならなかったのである! 普段、箸より重たいモノはほとんど持たないガチ在宅勤務状態が続いているなか、突然放り込まれたキャンプ場で、重さ30キログラム近くはあろう、なぜか片側にしか車輪が付けられていないクソ重い大型ドラム缶コンロを引き綴りながら、ようやくキャンプ場に到着。そこは近くに川が流れ、和舟による船下りが行われているなど、大自然に囲まれた最高のロケーションであった。
アーチェリーに火起こし、宝探しと大自然を舞台にしたリアルバトルが火を噴く!
最初に行われたのは、吸盤付の矢筒が付いたアーチェリーのおもちゃで的を狙い撃つというゲームだ。おもちゃといっても、わりと本格的な作りで、しっかりと弓を引かないと的まで矢が届いてくれない。また、弓を引いた状態では割とゴムの威力があるためか、手元が揺れて、いわゆるエイムブレのような感じになってしまう。
テレビゲームのような感覚でちょっと上側を狙って弓を放つ偏差撃ちをすると、思いのほかまっすぐ飛んでいくため、これまたずれてしまうのだ。こちらのゲームは、ジャンケンに負けたチームからそれぞれ2回挑戦が行われた。その結果、8点で1位を取ったGame Sparkが、商品アイテムとして「チャッカマン」をゲット。6点で2位だった我々Gamerと5点のGameWatchには、「ファイアースターター」という火花を起こして火を付けるアイテムが与えられた。また、0点だった4Gamerとファミ通は、原始的な「きりもみ式火起こしセット」をゲットしていた。
この火起こしセットは、次のお題をクリアするためのアイテムだ。目の前に薪などが用意されており、いち早く火を付けることが出来たチームから次のアイテムがもらえるというわけである。
当然のことながら、「チャッカマン」ならすぐに火を付けることができるので楽勝かと思いきや……実は火を付けること自体は簡単だったのだが、それを維持して薪まで火が付くようにするのはかなり大変なのである。我々Gamerチームは助っ人として参加してくれたEXNOAの川原久義氏が大活躍し、なんと「チャッカマン」チームを差し置いて真っ先に火を付けることに成功した。2位はGame Spark、3位はGameWatch、4位は4Gamer、5位はファミ通という結果に。
続いて行われた最後のサバイバルが、キャンプ場のエリア内に隠されたカードを見つけるというものだ。こちらは70枚ほど隠されていたのだが、自然に紛れていると「ウォーリーを探せ」状態でなかなか見つけにくい。我がGamerチームはそれでも13枚ほどゲットしたが、3人で参加していたファミ通チームはこれまでの名誉を挽回するように、どこよりも多くのカードをゲットしていた。
このカードには、食材のイラストが描かれており、それによってバーベキューで頼むことができるメニューが選べるようになっていた。だが、中にはとんでもないカードも含まれており、我々が引いてしまったのは「豚のカードを持っていたら隣の人に全部あげる」というもの。これで、すべての豚のカードが無い状態に。最終的には半分にしてもらったものの、結果的にはなぁなぁの状態でカードはあまり使われていなかったので関係なかったのかもしれない。
ところで、先ほどの火起こしサバイバルの商品としてもらえたのが、食事の時に使うフォークとナイフのセットだった。他のチームは割り箸に、子供用のフォーク、爪楊枝といった感じだったが、こちらも実際の食事ではほとんど使われていなかった。
![]() |
| MCの荒木美鈴(写真左)さんが手に持っているのは、食事の時に使われた「Outward」の刻印がされた」ロゴ入り木製プレート皿だ。 |
![]() |
| やや生々しいが、本日の食材のひとつである豚の丸焼きだ。いかにもキャンプといった感じである。 |
![]() |
| お肉は野菜と一緒にケバブのような方式で包んで食べることができた。 |
大自然に囲まれた中で「Outward」を最速体験
食事の用意の合間に行われたのが、PS4版「Outward」の最速プレイだ。それにしても、まさかこんなオープンなロケーションの中でゲームすることになるとは。今回のプレイは1メディアあたり20分弱とかなり短いものになっており、ゲームの魅力を十分に伝えることはできないかもしれない。そのため、ほかのメディアがプレイしていたときの情報も合わせて、ご紹介していく。
ゲームは、母親の借金を返すために親友と船に乗り貿易に出かけたものの、その帰路で船が難破。裸の状態で漂流したというところからスタートする。ストーリー的には、最初のクエストをクリア後、村のために尽くすルート、村長の娘に付いていくルート、親友に付いていくルートの3つに分かれ、いずれかを選択することになる。それぞれ異なるシナリオが楽しめるというわけだ。
最初の町・シェルツォの外に出ると、ケルソネスと呼ばれる場所に出る。そこには様々な動物たちが生息している。動物たちはそれぞれ異なる性格をもっており、パールバードは危険を察知すると逃げ出すが、ハイエナは逃げずに最後まで戦うといった感じだ。戦闘システムはやや複雑になっている。使用するボタンは□と○ボタンで、○は通常攻撃、□は特殊な攻撃が行える。また、Rボタンを押しながら割り当てたものを選ぶことで、スキルを発動することもできる。
敵を発見したときは、R3ボタンで注目して攻撃を加えることが可能だ。無事敵を倒すと、△ボタンでアイテムを取得することができる。だが、こうした戦闘により、自キャラクターが状態異常になってしまうことがある。
たとえば「苦痛」という状態異常では、物理体制がマイナス25パーセントになるというように、デバフされた状態になる。ハイエナを倒すと怪我を治すための包帯を作る素材が入手できることがあるが、戦うことで感染症になることもあるため、それなりにリスクがあるのだ。こうした状態異常は、睡眠などの時間経過で解除することができる。
フィールドでは様々なアイテムを入手することが可能だ。例えば木に近づいて、△ボタンを押すことで木を入手することができる。集めた木は、メニューの「製作」からレシピを選ぶことで「焚火キット」が作れる。ゲームを進めていくうちに新しいレシピが手に入っていくので、それらを活用して作ることができるものも増えていくのだ。
ちなみに、「焚火キット」だけでは火をおこすことはできず、別途「火打ち石」というアイテムも必要だ。これらが揃った状態で「焚火キット」を設置し、△ボタンを押すと火を付けることができるのである。リアルに焚火に火を付けるよりは遙かにゲームの方が楽であることが、今回のイベントで痛感することができた。
このゲームでは、途中で死んでもゲームオーバーはなく、そのまま敗北シナリオとしてゲームが続いていく。生き返るポイントは直前のセーブポイントなどではなく、死んだ場所や倒された敵によっても変わる。運が良ければ山の中腹で生き返ることもあるが、盗賊に負けると、牢屋に入れられた状況で復活する。そのときに、看守に賄賂を渡すか、あるいは倒して抜け出すという選択ができるという感じでシナリオが進行していくのだ。
また、海岸近くで死んだときには、主人公を助けるキャラクターが現れ自分が望むものを与えてくれるということもある。死んだときは体力が減るなどのデメリットもあるのだが、必ずしもゲーム中に死ぬこと自体がマイナスというわけではないというのが面白いところだ。
もうひとつのポイントが、最大ふたりまで同時にプレイできるところだ。オンラインでフレンドと一緒に遊ぶほか、上下の画面分割で遊ぶこともできる。ちなみに通常のオンライン協力プレイと少し異なる点は、参加者側のセーブデータを借りるような形で行われ、あくまでもゲーム自体はホスト側の進行度に依存するという点である。
特にオススメなのが、意外なことにも画面分割だ。特にゲーム実況などではそれぞれのプレイ画面を同時に見ることができるため、向いているという。
長々とご紹介してきたが、もちろんこれらはゲームのほんの触りにすぎない。この先もっと過酷な体験がプレイヤーを待ち受けているのである。高島プロデューサーからは、火山でこのようなイベントを実施したいという意見も飛び出していたが、今後の同社の無茶ぶり企画にも注目だ!
Published by EXNOA LLC. (C)Nine Dots Studio, 2015. Published 2018 by Koch Media GmbH. Deep Silver is a division of Koch Media GmbH, Austria. Deep Silver and its respective logos are trademarks of Koch Media GmbH.
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。




























































