iOS/Android向けRPG「ステラクロニクル」をレビュー。2.5Dで描かれた世界と、スワイプ操作でスキルを発動するスライドコマンドバトルが特徴のRPG。その内容を詳しく紹介する。
「ステラクロニクル」はEfun Companyが配信を開始した、iOS/Android向けRPG。2.5Dで表現された世界と、スライドコマンドバトルが特徴となっている。事前登録者数が40万人を突破するなど、配信前から話題となっていた本作。本記事では、その内容を詳しく紹介したい。
舞台は「星界」!2.5Dで表現された世界を冒険
本作の舞台は、異世界である「星界」。ドラゴンやエルフといった、我々の住む現代社会からすれば架空の存在が当たり前に存在する世界だ。プレイヤーである主人公は、我々の住む現代社会からこの「星界」へ転生。「星界」を巡る争に巻き込まれることになる。
「星界」は、2.5Dと呼ばれるスタイルで表現されている。パッと見は横スクロールするサイドビュースタイルだが、マップのそこここに奥行き方向へ進める道が存在しており、奥や手前へ移動できるという形。スマホRPGでいえば、「アナザーエデン 時空を超える猫」が採用していたスタイルだ。マップを自由に探索できるため、「星界」という世界が確かに実在しているという感覚を強く味わえるのが魅力。
スキルを画面に描いて発動!スライドバトル
本作はシンボルエンカウントを採用しており、敵もマップ上をうろついている。ただ、バトルシーンへ切り替わる条件は接触ではなく、敵シンボルのタップ。このため、ザコ敵とのバトルは、プレイヤーの任意となっている。
敵シンボルをタップしたり、ストーリー上でバトルに突入すると、マップからバトルシーンへ。バトルシーンもマップと同様、サイドビュー。リアルタイムにキャラクターを動かすことができ、通常攻撃はターゲットをタップすることで行う。キャラクターは敵を倒すまで自動的に通常攻撃を続けてくれるので、ターゲットをタップした後は、スキルの発動がプレイヤーの主な仕事となる。
本作のバトルは「スライドコマンドバトル」という名称がつけられている。「スライドコマンド」の意味するものが、この「スキルの発動」。スキルを発動するためには、画面をなぞるスワイプ操作(スライド操作)によって、スキルに応じた図形(>、<、V、Λ、○)を画面に描く必要がある。なので、「スライドコマンド」というわけだ。
プレイヤーが操作するのは基本的に主人公のみで、仲間キャラクターの操作はオートとなっている。ただ、仲間のスキル使用については手動。画面下に表示された顔アイコンをタップすることで仲間のスキル発動が可能だ。
ザコ敵に関しては、スキルを使わずとも危なげなく倒せるので、放置気味にプレイすることもできる。オート機能も用意されているので、ザコ敵相手なら、オートに切り替えてバトルの状況をまったり眺める…といったプレイスタイルもアリだろう。ただ、強敵との戦いではそうもいかない。回復要因は必須だし、スキルも適切なタイミングで使わなければならない。スリリングなバトルが楽しめる。
絶望の結末を塗り替えるため過去をやり直す!タイムリープを描いたストーリー
2.5Dで描かれた美しいマップや、スライドバトルといったものは確かに本作の魅力ではある。ただ、慣れてくるといずれもオート機能を使ってしまいがち。なので、筆者としては本作のストーリーの方に強い魅力を感じた。本作のストーリーはいわゆるタイムリープものだ。
本作のオープニングは、ラスボス戦とおぼしきバトルからスタート。主人公たちはラスボスのあまりの強さに敗北を喫するが、この時主人公一人だけが過去の世界へと飛ばされてしまう。…ただ、過去へ飛ばされる前の時点で主人公は記憶を失っており、さらには過去の記憶と思われる光景を認識している。つまり、この時点で様々な伏線が織り込まれているのだ。
過去の世界で主人公は、紫色の魔法陣によって、人間が次々魔物化するという事件に遭遇する。そして、この事件にとある家族が巻き込まれ、命を落とす。この時、再びタイムリープが発動。家族を救うために主人公一行は未来を変えようとする。
ただし、この世界では、タイムリープによって変更できないものが2つだけあるという。それは、死と神にまつわるもの。ということは、救ったハズの家族の命は?…というところで、ここから先は是非本作をプレイして確認して欲しい。なかなか胸に迫るストーリーになっているので、実際に体験することをオススメしておく。
ただ、本作のストーリーには気になるところがないわけではない。それが何かというと、音楽演出だ。これは筆者の個人的な感覚に過ぎないのかもしれないが、本作は音楽の切り替わりが粗いように感じた。
具体的にどういうことかというと、たとえば、イベントのシーンであってもマップシーンのBGMが流れ続けるだとか、シーン内で描かれている情景がごく普通の会話から緊迫感漂うものに変わってもBGMが変化しないだとかいった風に、「ここはBGMが切り替わった方がいいのでは?」というところで切り替わらない。
先に述べた通り、あくまで筆者の感覚としては…という前提なので、違和感がないという人もいるだろう。ただ、感覚的なものだけに、一度気になるとどうしても気になってしまう。本作のストーリーが感情を揺さぶるものなだけに、この点が残念だった。
また、これは今後改善していくと思われるが、不具合がいくつか残っているようだ。筆者が遭遇した不具合は、会話パートでゲームを中断したところ、再起動時にお知らせ画面が消えなくなり、そのまま会話パートが進行してしまう…というもの。もちろんこれは筆者の機種(iPhone 11 pro)固有の問題かもしれないし、特殊な状況により発生したものかもしれない。ただ、せっかくの会話パートが台無しになってしまうので、これまた残念な不具合だ。
いくつかの課題は抱えているものの全体的には良作RPG
BGMや不具合など、課題はいくつか抱えているものの、全体として本作はよくできたRPGだと思う。無料のスマホRPGというと、会話とバトルに特化した作品がまだまだ多い中、2.5Dによる世界の探索要素を備えている点も、RPGファンには魅力に映るだろう。RPGやタイムリープものが好きな人にはオススメできる作品だ。
Copyright 2020 Efun Company Limited All Rights Reserved
※画面は開発中のものです。
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。



















































