エヌ・シー・ジャパンが配信を予定しているiOS/Android用アプリ「クロノ ブリゲード」のメディア限定体験会が開催。ここでは、共闘ターン制RPGと銘打たれた本作のマルチプレイの模様をお届けする。
「クロノ ブリゲード」は、日本国内をターゲットとした開発スタジオ「LIONSHIP STUDIO」が手掛ける共闘ターン制RPGだ。最大4人のプレイヤーが協力してバトルに挑めるのが特徴で、仲間と積極的にコミュニケーションを取りながら攻略していく作品となっている。
今回の体験会には、「LIONSHIP STUDIO」の代表を務める小川陽二郎氏と、プロデューサーの鈴田健氏が登壇。鈴田氏は、本作のテーマが“初対面同士で盛り上がれる”であると語る。先制攻撃を仕掛けるのか、あえて後で攻撃するのかといった行動を、仲間と相談しながら決めていくのが本作の醍醐味だという。
また小川氏は「LIONSHIP STUDIO」について、昨年9月にできたばかりで、メンバーは40人くらいしかいないという。そんな小さなスタジオながら「ユーザーさんと密にコミュニケーションを取りたい」という強い思いを持っており、体験会などを積極的に行っていく考えを明かした。
ターンごとの行動順が勝負の決め手
ここからは「クロノ ブリゲード」を体験してみてのプレイフィールを紹介していく。前述の通り本作では最大4人が協力して敵を倒していくのだが、そのとき大きなポイントとなるのが、バトル中に各キャラクターに割り当てられる数字だ。この数字が若い順から攻撃を繰り出すことになるので、単純に先制攻撃を行いたいなら「1」「2」といった数字を持つキャラクターを選べばいい。
その一方で本作には「アッパー」という特殊能力を持ったキャラクターも数多く存在する。アッパーを持つキャラクターと同じ数字を選ぶと「バッティング」状態となり、攻撃力が上がり、より短時間での攻略が可能になる。つまり、仲間キャラクターが持つ数字次第では、あえて後手に回ることも重要になってくるわけだ。
これとは逆に、同じ数字のキャラクターの攻撃力を下げてしまう「ブロック」という能力を持つキャラクターもいる。一見デメリットのように感じるが、敵と同じ数字に組み込めば、相手の攻撃力まで下げることが可能。味方の支援と敵の妨害を両立したシステムになっているのだ。
このシステムを最大限活かすために大切なのが、他プレイヤーとのコミュニケーションだ。実際、今回の体験会でも「3のアッパー持っているんですけど、同じ数字の人いますか?」や、「残りヒットポイントが少ないから、ブロックで攻撃力下げたいですね…」など、毎ターンごとに会話が発生していた。そうしたコミュニケーションのおかげもあって、4人全員が同じ数字となって大ダメージを与えたり、敵の攻撃をうまく防ぎつつ攻撃に転じられたりと、他のゲームでは味わえない一体感が生まれていた。
バトル中にもう一つ注意したいのが、ターンごとにランダムで登場するポーションと爆弾の存在だ。これらのアイテムは敵味方問わず最初に行動するキャラクターに与えられ、ポーションなら回復、爆弾ならダメージを受けてしまう。特に爆弾は大ダメージとなるので、それだけでパーティが崩壊する危険もある。回避する方法は、2人以上の「バッティング」状態となること。こうすると爆弾はスルーされ、後ろで行動を待つキャラクターへと移っていくのだ。
一方の回復アイテムであるポーションは、是が非でも味方が入手したいところ。もっともダメージが受けている人が回復できるよう、他の人はあえて大きな数字を選ぶなどの工夫も重要だ。
今回は協力するプレイヤーと顔を突き合わせての体験となったが、もちろんオンラインプレイにも対応している。その際はチャットやスタンプを利用することになるのだが、スタンプは動画サイトのように画面上を流れるなど独創的な仕上がりになっていた。ゲーム本編とは関係ないものの、ちょっとした仕掛けにも注目してもらいたい。
プレイヤー自身が一度に戦闘へ持っていけるキャラクターは10人。そのうち1人はリーダーとなり、残る9人は3×3のマスに配置。このとき所属国や属性などでビンゴが発生すると、能力が向上する追加効果が発生する。ビンゴを無視して強力なキャラクターを組み込むか、あるいは弱いキャラクターでビンゴによる能力向上を優先するか、パーティの組み方はプレイヤー毎にまったく異なってくるだろう。
現在のところは仲間との協力プレイのみだが、小川氏によると将来的にPvPのようなモードも搭載したいという。また12月22日には一般ユーザーを対象にしたオンライン体験会も予定されているが、これに限らず今後もエッジの効いた施策を打ち出していきたいと語った。配信のスタートだけでなく、そこから先の成長にも期待が持てる作品だった。
(C) NCJAPAN,2017
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