【TGS 2016】行成とあさんと日笠陽子さんによるトークや実機プレイで大盛り上がりの「ベルセルク無双」スペシャルステージをレポート

発表会・イベント取材
0コメント 仁志睦

9月15日から千葉・幕張メッセにて4日間にわたって開催された東京ゲームショウ2016。ここでは18日にコーエーテクモブースにて、人気声優の行成とあさんと日笠陽子さんを招いて行われた「ベルセルク無双」のスペシャルステージの模様をお届けする。

超人気ダークファンジー「ベルセルク」と「無双」シリーズとのコラボタイトルで、「無双最凶」とうたわれている「ベルセルク無双」。今回のステージではスペシャルゲストとしてキャスカ役の行成とあさんとファルネーゼ役の日笠陽子さんが登場。プロデューサーの鯉沼久志氏とともに本作「ベルセルク無双」についてたっぷりと語ってくれた。

人気声優のふたりが登場するとあって多数の来場者がステージに詰めかけた。
キャスカ役の行成とあさん(左)とファルネーゼ役の日笠陽子さん。

まずは、それぞれの役を演じる上で意識していることについて。ヒロインのキャスカを演じる行成さんは「強くはないけど強がっている。本当はすごく繊細で、いつ壊れてしまってもおかしくないような中でずっと戦っているコで、強いだけじゃない揺らぎみたいなものがあるというのを今回の収録で私自身追体験することができました」とコメント。劇場版と少し演技を変えた部分もあったそうで、「今回改めて追体験すると同時に、“今の私なら何ができるのか”、“もっとできるんじゃないか”と思えて、冒険してみたところもありました」と語った。

日笠さんはファルネーゼについて「本当に人間らしいコなんですよ!」と力説。「自分が信じられないものにはとにかくビビる。チキン(臆病)なんですよね。隊長ということで弱さを隠して、強い部分を見せようとしているんですけれども、周りにはそれが虚像だと簡単にバレてしまうくらい弱さが外にダダ漏れている。そういうところを意識しながら演じていました」と述べた。

続いての質問は「ゲームのアフレコで苦労したことやアニメとの違いは?」というもの。現在、アニメのキャスカは精神が崩壊して幼児退行してしまっているため、ほとんどまともなセリフがないという行成さんは「最近は“あうあう”ばっかり言っていて、言葉を発していなかったので、久しぶりにしゃべれると思いました」と笑いながら本音を披露。無双らしさも意識していたそうで、「単発の攻撃じゃなく、戦場にいるときに声が繋がって流れるように、ちゃんと気持ちを繋げてやらなきゃなと思っていました」と語った。

日笠さんがアニメとゲームの収録の違いとしてあげたのは、「ゲームはひとりだけで収録する」という部分。アニメはひとつのブースにみんなが集まってかけ合いをしながら収録するが、ゲームはひとりで狭いブースにこもって行うため「自分だけの世界に入ってしまう」ところがあるのだという。そのため、「できるだけみんなのお芝居を思い返しながら、会話していることを意識しながら演じています」とのことだ。

プロデューサーの鯉沼久志氏。
今回は「ドラゴンごろし」を持たずに登場。

本作の収録については「アニメを見ている方はご存知でしょうが、ファルネーゼはまだ基本戦っていません(笑)。剣を持っても“あわわわ”って言っているだけなのですが、今回の収録では“ハッ”とか“フッ”とかいうセリフがあったんですよ~」とうれしそうにコメント。新鮮だったのでウキウキで演じていたというが、じつはファルネーゼがプレイアブルキャラクターではないことが分かり「ええ~?」となったそうだ。あまりに残念そうで、鯉沼氏も思わず「すいません」とあやまっていた。

収録時のちょっとしたエピソードも披露。今回、精神の壊れてしまったキャスカのセリフも収録したのだが、その際に行成さんは「ちょっと違うな」と思う部分があり、リテイクを頼んだことがあったのだという。ところが、「あうあう」や「うああ」といったセリフばかりなため、行成さんがやり直したい部分がどこなのかディレクターが分からず、台本の番号で指定してくださいと言われたことがあったそうだ。

最後の質問は「自分が声を担当したゲームを遊ぶことがあるか?」で、これは両者ともプレイすると即答。「自分の芝居がキャラクターとともに生きているか」を確認するという目的もあるが、行成さんの場合はもともと「ゲームが好き」というのも大きいそうだ。ちなみに、日笠さんはコーエーテクモのゲームに声をあてるのは初めてとのことで、「今からでも遅くない、『戦国』、『三國』待ってます!」ちゃっかりアピールしていた。

「ベルセルク無双」の音響スタッフは現在放映中のアニメと同じなので、
「アニメと同じ声」を再現することができたと鯉沼氏は語った。

次のコーナーでは行成さんと日笠さんが実機プレイにチャレンジ。まずは行成さんが自身の演じるキャスカでプレイすることになった。キャスカは細剣を装備しての出撃で、行成さんは動きの速さに「かなりスピーディ」と感心。観戦中の日笠さんは噴き出す血のすさまじさに「けっこう血しぶきが……」と絶句しつつ「『ベルセルク』の世界観を表す大事なものですからね」と納得もしていた。

行成さんはゲーム好きで「無双」シリーズもよくプレイしているだけあって、さくさくとプレイ。狂乱モードや必殺技の発動などもスムーズにこなしていた。ちなみに、フリーモードなどでは原作にはない使徒とのバトルも楽しめるとのことだ。

蹴りなども交えたキャスカのアクションはスピーディのひとこと。
一撃の重さが魅力のガッツやゾッドとはまた違ったバトルを楽しめる。

日笠さんはファルネーゼがプレイアブルではないためセルピコでプレイ。先ほどのキャスカのステージはチューダー兵という人間が相手だったが、今回はセルピコが獣鬼(トロール)の群れと戦うというもので、人ならざるものとのバトルに日笠さんは興奮気味。さらに、画面にファルネーゼが映った瞬間、「ファルネーゼ見える!? あそこだよ! ここ、ここ!!」とプレイそっちのけでアピールしていた。

このようにファルネーゼ愛全開の日笠さんだったが、すぐにプレイのほうに熱中。護衛対象のファルネーゼに対して「もう置いていこう、アイツ遅いよ!」と暴言と飛ばし、「おい、本人!」と行成さんに突っ込まれていた。さらに、味方であるはずのゴーレムに向かって必殺技を発動するなど珍プレイの数々で来場者を笑わせた。

セルピコは狂乱モードになると武器を原作でおなじみのシルフェの剣に持ち替え、
風の精霊であろう緑色のオーラをまとっていた。

最後に日笠さんは「『ベルセルク無双』、みなさん楽しみですよね~? 私も『無双』ファンとして本当に楽しみです! 今日はプレイもできてとっても楽しかったので、ぜひぜひ予約していってください」。行成さんは「すごく愛が詰まっていて、『ベルセルク』は『ベルセルク』のままで『無双』のいいところも受け継いでいて。『無双』が好きな方、『ベルセルク』が好きな方、どっちも好きな方、両方初めてだよという方、みんな楽しんでいただける作品だと思います」とそれぞれコメント。

そして、鯉沼氏が「いよいよ来月発売ということで、開発・現場一同最後の追い込みを行っています。非常にボリューミーなストーリーを入れさせていただいて、PS4でよみがえる『ベルセルク』の表現ということで頑張って作った作品ですので、ぜひ期待して待っていただけたらと思います」とメッセージを送り、イベントは盛況の内に終了となった。

※画面は開発中のものです。

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