日本一ソフトウェアは、2016年2月25日に発売を予定しているPS Vita用ソフト「勇者死す。」について、ゲームシステムや多様に展開する物語に関する情報を公開した。
くり返される似て非なる5日間
勇者は神様から5日間の命を与えられ、自分の救った世界を見て回る。この5日間の過ごし方に決まりはなく、世界を冒険するのも、ヒロインたちの問題を解決するもの、何もせずに時間を持て余すのも自由な設計になっている。
「勇者死す。」はこのような5日間を何度もくり返すのだが、ゲームシステムや複雑に絡み合う物語により、毎回異なる冒険をすることができる。ここでは、こうした与えられた5日間に多くのバリエーションをもたらすゲームシステムと勇者の身にふりかかる展開の一部を紹介しよう。
限られた時間を有効に使おう
勇者に与えられた時間はたった5日間。さまざまな問題を解決するためには、限られた時間を有効に使う必要がある。「勇者死す。」では、この時間の使い方が最も大事な要素の一つとなっている。ちなみに、ゲーム内の1日は約1時間で進むので、1周(5日間)は5時間程度のプレイ時間で経過する。
弱体化と疲労度
「勇者死す。」では時間が経つにつれ、勇者がだんだんと弱くなっていく。よみがえった直後の勇者は、魔王を倒した時のステータスを引き継いだ最強の状態だが、日を追うごとに弱体化が進み、ステータスが低下し、魔法を忘れ、重い装備も使いこなせなくなり、雑魚モンスターにさえ苦戦するほどになる。この勇者の弱体化の進行度合いには「疲労度」が関係している。
「疲労度」は時間の経過と共に蓄積されていく。「疲労度」がたまっていると、勇者が弱くなるスピードが速まる。5日間全く休まないと、勇者の最大HPが1になるほど弱くなってしまう。
勇者の弱体化を少しでも食い止めたい場合は、街の宿屋やキャンプで休憩をして、「疲労度」を回復させることが可能だが、休憩をすると時間は経過。勇者のステータスをとるか、貴重な時間を確保するかで、物語の進行にも影響がでる。
移動手段
時間が最もかかるのは、街から街、街からダンジョンといった移動。こうした移動の手段は「お金はかからないが時間のかかる徒歩」、「お金はかかるが時間を節約できる馬車」、「お金も時間もかからないがMPを消費する魔法・購入にお金がかかるアイテムによる移動」といくつか用意されている。冒険の目的に合わせて移動手段を選択することも大切になってくる。
勇者の身に降りかかる選択と展開
勇者は命を与えられた5日間の間に多くの選択をすることになる。選択によっては、思いもよらぬ展開が待ち受けていることもある。
フローラとの結婚!?
フローラは勇者との結婚を望んでおり、勇者にレアアイテムを譲ることと引き換えに結婚を持ちかける。承諾をすると、王族になるので、葬式も豪華になるかも!?
フローラがくれるアイテムを他のヒロインが欲していたり、ストーリー進行のために必要なアイテムであることも。とりあえず「結婚する」というのも選択肢ではあるが、他の仲間がどう思うかはわからない…。
かつての仲間との戦い
選択次第では、魔王討伐時の仲間と戦う場合も。味方なら頼もしいが、敵にしたら手ごわい相手。弱りゆく勇者にかつての仲間と戦う力があるのだろうか。
捕らわれのヒロイン
勇者と関わりを持ったヒロインが国の転覆をたくらむ反乱分子として逮捕されることがある。捕まっている間は、ヒロインとのイベントは進行しない。
魔王も復活?
魔王は自らが復活をほのめかすセリフを残す。本当に復活するのであれば、再び勇者は魔王と戦うことになるのだろうか。
また、何者かが魔王の復活をたくらんでいるという噂がながれている。
プレゼント
仲間になったパーティーメンバーには装備などのアイテムをプレゼントすることができる。受け取ったキャラクターが気に入れば、その装備を使ってくれる。
勇者は衰弱が進むと重い装備を使いこなせなくなるので、勇者を目指すヨナにプレゼントする、という選択もあるが、勇者の装備は高く売れるので資金にするという選択も。
真紅のバラ
プレゼントできるアイテムは装備品だけではなく、「真紅のバラ」を贈ることもできる。赤いバラの花言葉は「あなたを愛してます」。女性キャラに渡したら新しい展開を迎えられそうなアイテムだ。
勇者の子供を残す
5日間の中で特別仲良くなったヒロインと子供を残すことができる。勇者の子供を宿したヒロインは、葬式でどのような言葉を勇者に贈るのだろうか。
新システム
PS Vita版「勇者死す。」では、時間をほぼ無駄に過ごす要素として、「釣り」が新たに追加される。
釣り
神様より与えられた貴重な5日間を釣りをして過ごすこともできる。この釣りは基本的には釣りをするだけのもので、魚を釣ったとしても何かの問題が解決されるわけではなく、ただ時間が流れ、釣った魚の記録が残るだけのシステムとなっている。
釣竿を持っていれば、世界中のいたるところで釣りをすることができ、釣りをしていなければ聞けないセリフも用意されている。何かに追われることなく、釣りをしながら残された時間をゆっくりと過ごすのも一興かもしれない。
魔王亡き後の魔物たち
「勇者死す。」では、魔王が討伐されても、全ての魔物がいなくなるわけではない。森や洞窟、廃墟など、世界各地に魔王軍の残党が落ち延び、中には人間や亜人種たちの生活圏を脅かすような場所にはびこる魔物もる。今回は、生き残った魔王の配下の中でも、実力があり、魔王亡き後も猛威を振るう2体の魔物を紹介しよう。
ブラッディ
「この坑道にお前の血で
真っ赤な池を作ってやるぜ!!」
粗暴な性格や荒々しい言動が目立つが、個の能力が高く、戦時中は魔王を守る役目を与えられていた魔物。魔王ギールへの忠誠心が高いため「魔王の番犬」と呼ばれていた。戦後はナオミたち鉱山の民、穴民(あなたみ)が仕事場としている坑道に棲みついている。
戦後、坑道に棲みついたブラッディは、穴民(あなたみ)に大きな被害をもたらしている。そこでナオミから「ブラッディを倒して欲しい」と頼まれる。魔王を倒した直後の勇者ならば、難なく倒すことができるが、弱りきった状態だと苦戦を強いられることになる。
バルドス
「嵐を止める方法はひとつ。
貴様の命、我に差し出すがいい!!」
忠義と名誉を重んじる魔物の武人。魔王が討たれたとの報を受けると、一人死に場所を求め、とある洞窟に流れ着く。魔王を倒した勇者や同胞をたおした人間や亜人種を怨み、周辺海域に嵐を巻き起こし、航路をふさいでいる。
バルドスがいる洞窟は地理的には離れた街と街を繋ぐ航路に影響を与えやすい場所に位置している。バルドスを倒すと、この航路が使えるようになり、より効率的な移動手段を得ることができる。
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