日本マイクロソフトが、2015年11月12日に発売するXbox One/Xbox 360用ソフト「Rise of the Tomb Raider」。ここでは、開発元のCrystal DynamicsのChris Johnston氏が行ったプレゼンテーションの模様をお届けする。
「Tomb Raider」シリーズの最新作となる「Rise of the Tomb Raider」では、極寒の大地シベリアを舞台に主人公のララ・クロフトが巨大な古代遺跡を探索し、隠された財宝を見つけていくことになる。
ここでは開発元のCrystal DynamicsのChris Johnston氏が、本作の戦闘システムについてプレゼンテーションを行ったので紹介する。
戦闘中でもクラフトが可能になって応用力が大幅にアップ!
Chris氏に見せてもらったのは、主人公のララ・クロフトがトリニティーと呼ばれる敵の警備をしている場所を通るシーンとなっている。本作の戦闘では、正面から突破したり、隠れて敵を各個撃破したりとプレイヤー次第でさまざまな選択をとることができるようになっている。
まずは、隠れて敵を各個撃破していく方法だ。マップにはビンや石油などのアイテムが落ちており、それを敵の近くに投げることで相手の気をそらすことができる。また、落ちているアイテムだけでなく、ララが装備している矢を敵の近くに撃つことで注意をそちらに向けることが可能だ。
プレイでは、気をそらしたあと、慎重に敵の近くまで移動して一撃で倒す“テイクダウンキル”を使用。このような場面以外にも、ララが水中に隠れているときに敵が近づいてきたり、建物の上にララがいて敵がその近くを通ったときにも“テイクダウンキル”を使用できるようだ。
物陰に隠れていたところを見つかってしまい敵と銃撃戦を行う場面では、マップに落ちている石油を拾ってその場でクラフトし、即席の手榴弾のようなものを作り、敵に投げる姿も確認できた。これは本作から追加される要素のひとつで、このほかにも火矢や毒矢などを瞬時に作ることができる。
武器では、銃を使用することも可能なのだが、ララの場合は弓がおすすめだ。前述のとおり、弓には火矢や毒矢があるほか、爆発する矢なども作ることができる。
続いて披露された動画では、ララが薄暗い洞窟のなかにある遺跡を探索するシーンが収められており、遺跡のなかには地球儀のようなものがついたオブジェクトが置かれており、そこをララが歩く姿を確認することができた。また、このムービーのなかにはロープを結んだ矢を放ち、それをオブジェクトに突き刺して引っ張るという動作もあった。
前作で「もっとトゥームのような収集要素を増やして欲しい」というファンの声が多かったそうで、本作ではトゥームの量が増やしているそうだ。また、チャレンジトゥームも前作よりも増えており、難しくなっている。
プレゼンテーション終了後、Chris氏にインタビューを行ったのでその内容をお届けしよう。
はじめて遺跡を探索するララの姿に注目してほしい―Chris Johnston氏にインタビュー
――世界各地を回ってきたと思いますが、本作を見たファンの反応はどうでしたか?
Chris氏:本作でララがはじめて遺跡を探索するということもあり、ファンはすごく楽しみに待ってくれていました。前作のリブートやララが非常にリアルでモダン的で気に入ったという意見も頂きました。
――前作ではララの成長が描かれていますが、本作ではララのどういったところが見所になりますか?
Chris氏:ララは前作より経験を積んでいますし、今回はしっかりと探索をするための準備をしています。ですが、本作の舞台であるシベリアの環境と、はじめての遺跡探索に圧倒されているララを見て頂きたいですね。
――本作ではシベリアが舞台になっていますが、その理由を教えてください。
Chris氏:「Tomb Raider」シリーズはサバイバルをテーマにしていますので、シベリアが過酷な環境ということもあり絶好の舞台だと思いました。
――本作を開発するにあたって意識したところはどこでしょうか?
Chris氏:ゲームを制作するにあたってさまざまなチャンレンジをしており、ファンが我々のゲームを気に入ってくれるかを意識しました。前作で、すでに根本的な部分が良いことはわかっていたので、それをさらに強化していけばよいと思いました。
――今回ファンに一番見て欲しい点はどこですか?
Chris氏:いくつもあるので1つに絞るのは難しいですね(笑)。まずはトゥームやチャンレンジトゥームなども増やしましたし、戦闘をするときのプレイヤーの選択肢も増やしています。
――トゥームを増やしたというこですが、どのような仕掛けがあるのでしょうか?
Chris氏:今回打ち明けることができるのは物理的な要素が深く関係しているということです。仕掛けはすべてが相互作用するように考えています。そのなかにも隠れている謎解きというものがあり、いくつかのチャンレンジを終わらせないとできないものも存在します。
――トゥームを入手するときの仕掛けの難易度はどの程度でしょうか?
Chris氏:本作にはサバイバルインスティンクトモードというものがあり、仕掛けを注視することができるようになっているので、それがヒントになっています。
――サバイバルインスティンクトモードを使わないでクリアすると評価が上がるような仕掛けはありますか?
Chris氏:残念ながら評価はあがりません。プレイヤーにさまざまな選択肢を与えるため、サバイバルインスティンクトモードも実装しています。
――戦闘でAIが人間らしい反応していましたが苦労したところはどこでしょうか?
Chris氏:AIは非常に課題が多かったですね。敵はプレイヤーの行動に対して反応するので、音や視線などですぐに見つかってしまいます。
――ララのスキルは本作ではどうなっていますか?
Chris氏:前作のようにスキルツリーがあり、ララがレベルアップをすると自分でスキルを指定して獲得することができます。
――謎解きを作るうえでの開発チームが考えていることはどんなことでしょうか?
Chris氏:物理的な要素や、水といった環境を使うようにしています。
――本作に登場する矢は何種類あるのでしょうか?
Chris氏:標準の矢だけでなく、複数の敵を倒すために使える毒矢、鎧をつけている相手に有効な火矢、刺さった対象を爆発させる矢などがあります。また、ロープが括りつけられている矢もあり、対象物を引っ張るだけでなく、ロープウェイのように移動用として使うことも可能です。
――テイクダウンの種類はどのぐらいありますか?
Chris氏:それぞれの武器に独自のテイクダウンが存在します。ララがレベルアップをしていくことで、テイクダウンの種類も増えていきます。
――最後にプレイヤーにメッセージをお願いします。
Chris氏:日本プレイヤーのみなさんのサポートに感謝しています。11月12日の発売までもうすぐです。ぜひララの新しい冒険を楽しんでください。
――ありがとうございました。
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※画面は開発中のものです。
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