「ラブライブ! HJ寝そべりぬいぐるみ 東條希」を編集部の2人で取りに行ったお話―セガコラボの反響、大型プライズ攻略法など盛りだくさん

アーケードゲーム
0コメント ガッキー ばかいぬ

現在、セガ運営のアーケード施設ほかにて展開中のプライズ「ラブライブ! ハイパージャンボ寝そべりぬいぐるみ」シリーズを狙い、編集部スタッフ2名が大物取りに挑戦! 本稿ではUFOキャッチャー体験記、セガコラボの反響、今後に向けた攻略法などをドドンと紹介していく。

映画にCDにファンミーティングと、昨今「ラブライブ! School idol project」が巻き起こしている大型旋風に違わず、わがGamer編集部にも「ラブライブ!」に心惹かれたスタッフが2人いる。それが筆者と“ばかいぬ氏”だ。

ところ変わって筆者は常々、ゲームセンターという環境を知る&伝えるにはどのような手段があるのだろう? などと一端に考えていたのだが、ある時セガが運営するゲームセンターにて、「ラブライブ!×セガ 劇場公開記念キャンペーン」なるものが開催されると耳にした。

そこでこれを餌に、「“のぞえり”いいですよね…、僕は好きだな…」とふれまわるばかいぬ氏を誘い、東京・秋葉原にある「クラブセガ 秋葉原 新館」に目を付け、「ラブライブ!のプライズを狙いながら、関係者にお話を伺ってみる」という企画を社内で提案。懐疑的な目を向けられながらも認められた案件を携え、現場に足を運ぶこととなった。これが事の顛末である。

取材協力:クラブセガ 秋葉原 新館

というわけで今回は、人生でUFOキャッチャーに費やした資金がおそらく2,000円以下のレベルが低い筆者と、UFOキャッチャーには覚えがあるというばかいぬ氏の2人による、「ラブライブ! ハイパージャンボ寝そべりぬいぐるみ 東條希(以下:HJ寝そべりぬいぐるみ 東條希)」を獲得するまでの道程を皆さんに伝えていこうと思う。

そのほか、本稿では関係者に伺った「ラブライブ!」コラボキャンペーン実施後の反響や、大型プライズを獲得するコツ、今後に役立つセガプライズの公式サイトなど、多岐にわたって紹介していくので、雑多な中から気になるポイントを見つけ出してもらえたのなら幸いだ。

なお、今回は読者が「ラブライブ!」について知っていることを前提で進めていくのが玉に瑕だが、良く知らないという人は百聞は一見に如かず。流行を生み出している原動力は自身で体感してこそだ。つまり、アニメ観よう。

「見せて上げますよ、完全にフルハウスってやつをね」

ばかいぬ氏の意気込みがこだまする、最新シングル「SUNNY DAY SONG/?←HEARTBEAT」の発売日であった某日の午前。秋葉原の往来で「サニデイソン!」している人がいるんじゃないかと街並みを眺めながら、クラブセガ 秋葉原 新館に到着。

既に目にした人も数多くいると思われるが、このクラブセガ 秋葉原 新館は秋葉原にあるコラボ店舗の中でも一層力が入っており、店内にはμ'sメンバーのタペストリー、キャンペーン用の看板、メッセージボード、ポスターにポップをはじめ、セガスタッフイメージガールに抜擢されている星空凛&ソニックの立て看板なども飾られている。

どこを見てもラブライブ!一色。

なお、7月上旬~中旬現在、全国の該当店舗では「HJ寝そべりぬいぐるみ 園田海未/矢澤にこ」の展開が随時開始されているが、これまでラインナップされていた「絢瀬絵里」「東條希」のHJ寝そべりぬいぐるみについても、在庫があるうちは設置してくれるという。まだ持っていない人、もしくは欲しくなった病を患った人は、穴場の店舗に行脚すれば、まだ望みはあるかもしれない。

時期的には「HJ寝そべりぬいぐるみ 園田海未/矢澤にこ」をメインに据えるのも検討すべきではあったが、絢瀬絵里&東條希の2名を推すばかいぬ氏の手前、最初から選択肢はなかった。一意専心、心を向ける先は常日頃から一つに集中しておくものですね。

…しかし、ハイパージャンボとはよく言ったものだ。もちろん筆者も目にしたことはあるが、今回のように獲りに来たことは一度もない。HJ寝そべりぬいぐるみのサイズは全長約40cm。じっさい すごい でかい。挑戦することよりも先に「これを取った人は、どうやって持ち帰ってるんだろう?」という些末な考えが頭をよぎる。

だが、そんなことには物怖じしないのがこのばかいぬ氏だ。アニメ放送を控えた前年、どこかのカフェで流れていた「soldier game」に心を奪われ、その瞬間からラブライバーになったという情熱派だけに、勝負の狼煙を上げるのも早い。さすが、後ろめたいこと一切なしで、真っ向からファンミーティング4公演分の席を確保した男である。

……あっ、筆者は初日の中野枠だけなので、みんな友達、みんな友達。嫉妬と羨望に関するお便りは全てばかいぬ氏宛てでお願いしたい。

今回挑戦する“ばかいぬ氏”の勇姿

さて、今回は取材用の特別決戦仕様となるので、デコレーションがちょっと寂しいのはご愛嬌。通常時は筐体内がプライズやポスターでたっぷり彩られているので、気になる人はぜひ自身の目で確かめてみてほしい。

それにしても、筆者にとってのUFOキャッチャーとは“銀色の2本ヅメで直接アイテムをキャッチ”が様式美であったが、目の前の筐体は無造作に小物が散乱しているわけではなく、大物プライズが「俺は、ここだ!」と啖呵を切っているようなサシ勝負である。最新のプリントシール機に味あわされるギャップと同じくらい不思議な感覚。

パッと見、何をどうやってプライズをゲットするのかイメージが追い付かなかったが、よーく見てみると「これ、撫でるだけで取れるんじゃない?」と思わせるような仕掛けだ。果たして、ばかいぬ氏はどうやって挑むのだろうか。とりあえず皆さんも、自分ならどうアプローチするかをシミュレートしてみてはいかがだろう。

「押す」「揺らす」「引っかける」など、さまざまな可能性を感じたと思う。事実、それで正解だろう。しかし、このセガ エンタテインメント運営店舗のオリジナル仕掛け「しなるパイプ&C型のフック」は、見かけとは裏腹にそう容易く敗れてはくれない。

パイプの方は本当によくしなるため、クレーンのツメで与えられるはずの衝撃も優しく包み込んでしまう、母性の塊のような存在だ。フックの方もこれまた軟弱そうに見えるが、絶妙に力を受け流してクルクルと回ってしまう。

攻略法自体はすぐに閃いていた様子のばかいぬ氏であったが、実践できるかは別物だ。噫無情、試行回数だけが空しく増えていく。筆者はもう怖気づいていたので精一杯応援だけを送ることに。

「おだいじにー」

ツメを引っかけようとすると、くるっとくるっとくるっと回ってしまう。

この仕掛けのコンセプトは「お客様にハラハラドキドキを味わってもらう」ことだとか。完全デジタルの確率機であっても、気の持ちようによっては同じハラハラドキドキだろうが、確かにこういったアナログな趣向の方がより体感的で、“自分で取った感”が増すのかも。どのように落とすかを考える楽しみは、UFOキャッチャーならではのアドベンチャーである。

ちなみに、スタッフがこの仕掛けにプライズを設置するためには、セガ エンタテインメントが実施する特別講習を受け、技能を習得する必要があるという。設置している姿を見ると分かるが、これが中々に職人芸なのだ。

また、フックの位置がずれている時は、取るための手段が少なくなってしまうことから、スタッフが巡回しつつ随時直してくれる。当然プレイ中であれば、ゲームセンターのプライズ界隈における奥義の一つ「『すみませーん』と店員さんを呼んで、設置し直してもらう」を大いに活用してもいい。ついでに取り方が分からない時は直接尋ねてみるのもいいだろう。

プライズというのはお客に取らせない物ではなく、お客に取れるか取れないかのギリギリを楽しんでもらうことが重要なのだ。

絶妙に滑る。

ばかいぬ氏の語る攻略法

UFOキャッチャーを始める前に見ておきたいのは、UFOのツメの具合です。景品そのものを掴んだり、転がしたり、引っ掛けたりするタイプのUFOキャッチャーでは、特に大事になってきます。まずデフォルトの状態で、どれだけツメが開いているかを見てみましょう。あまり開いているようだと、ちょっと難易度は上がってしまうかも。

また、左右どちらの側面からもアプローチできる景品の場合、ツメの先を見て、左右どちらのツメがより深く引っ掛けることができるかを頭に入れておくのがポイントです。下の写真では、向かって右側のツメがやや深くなっていますね。

ちなみに、ツメが開く幅はアームのひじ「<⌒>←ココ」あたりを目安にするといいでしょう。

今回は写真のように、C型のフックに引っ掛けられた景品に挑戦しました。接地面が少ないので一見簡単そうに見えますが、アバウトにやると接地面を軸にクルクルと器用に回転する難敵です。

この場合、下記の3通りのアプローチが考えられます。

1. C型のフックを限界まで回しきって落とす
2. 接地面をツメで引っ掻いて落とす
3. パイプの口の下にツメをもぐらせ、フックを内側からかち上げて落とす

人によって狙いやすいやり方があるかと思いますが、僕は3番でチャレンジしました! この時、注意しなければならないのは、C型のフックの内側にツメをもぐらせる際、パイプの口ギリギリのあたりを狙うということ。

例えばC型のフックのアーチ部分(写真で言うと右側の弧の部分)の近くにツメを入れてしまうと、接地面が軸になってクルッと回るだけになってしまいます。リングが回らないよう、接地面近くにツメをもぐり込ませる距離感が大事です。

ちなみにパイプの先はこんなふうになっています。わずかに末広がりになっているのがわかるでしょうか。この形状が絶妙なバランスを生み出しているのですね。

さすが、映画前売券をいまだに11枚も貯蔵している男である。戦略に抜かりがない。ちなみに劇場公開記念キャンペーンの期間中は、映画を見たあとの半券を該当店舗に持ち込むと、オリジナルステッカーがプレゼントされる。実際、秋葉原周辺には目立った映画館がないにも関わらず、半券を持ち寄りつつ、店内でゲームを遊ぶ人も多くいるという。

また、昨年夏から随時開催されている「ラブライブ!」コラボの反響について伺ったところ、ゲームセンターの常連はもちろん、年齢性別問わず「ラブライブ!」目当ての人が多く来店してくれているとか。

そのほか、セガ店舗では「ラブライブ!」を独自のイベント企画で応援していたり、「凛ちゃんラーメン」「にこにー ラブにこカレーセット」「絵里のクールグラス」「真姫のトマトタオル」といった斬新なプライズを展開していたり、μ'sメンバーの誕生日を祝う企画なども催していたりと、さまざまな角度で「ラブライブ!」を応援しているため、ここ1年で足を運んだファンも多いことだろう。

店員側も「ラブライバーだから店員になった」「店員になったらラブライバーになった」という現象が後を絶たず、特別なイベント時は私物グッズで店内に彩りを添えたり、UFOキャッチャーの筐体を丸々1台をデコレーションしてショーケースにするなど、なかなかどうして楽しそうなことをやっているらしい。羨ましい。

目線を戻してばかいぬ氏。理論も理屈も知っていようが東條希は意に介さない。取るための方法は分かっていても、それを実行しきるには操作の勘と運が必要だ。誰でも遊べるほど単純な仕組みゆえに、大物プライズには大物プライズなりの意地がある。

「そろそろランナウェイの時間かなー」と思っていた筆者が、「絵里のクールグラス」などのプライズ企画者からお話を伺いつつ、「回数は20から先は数えていない」というばかいぬ氏の奮闘を見守っていたそのとき、よもや急所を捉えたか、はたまたクレーンのアームに不思議な力が湧いてきたのか、ついに「HJ寝そべりぬいぐるみ 東條希」が――

ついに捉えた「HJ寝そべりぬいぐるみ 東條希」! その大きさ、賢そうなお顔、元気いっぱいのポーズ、ばかいぬ氏が夢見て笑って泣いて求めた「HJ寝そべりぬいぐるみ 東條希」そのものであった。

こちらとしては想像通りというか、想像以上というか、やはり大型プライズともなるとこれほどまでに難しいのか――と思いつつ、落とした時を写真に収めていなかったので、すかさず再チャレンジしてもらったところ、今回はわずか6回で落とすばかいぬ氏。

ここで店員さんにユーザーの平均的な試行回数についても伺ってみたところ、上手な人は数回で落とすこともあり、全くやったことのない人でもすぐに落とすこともあるなど、要は“落とせる場所に操作できるか”というシンプルな部分に収束するらしい。UFOキャッチャーって浅くて深い。

iPhoneと比べるとこのサイズ!

ちなみに、挑戦に向けて情報収集を進めていたところ、セガが運営する「セガプライズ」公式サイトに目が向いた。ここでは今回取り扱った「ラブライブ!」関連プライズのラインナップや投入時期、人気アイテムの特集組、UFOキャッチャーの機種・プライズ毎の「取り方指南」などが見られるので、欲しい物の目星を付けたい時にオススメ。

特に「ラブライブ!」はむこう何ヶ月もアイテム投入が決まっているだけに、とりあえず情報を把握しておきたいという人にはうってつけである。

セガプライズ
http://segaprize.com/

そんな訳で、適度に「ラブライブ!」熱に浮かされつつ、社会派な角度でちょこっと斬り込んでいった本企画はいかがであっただろう。最近はヨハネの悪魔級な魅力に堕天(笑)する人がいたりいなかったりで、まだまだ元気の温度が下がりそうもない「ラブライブ!」の展開。

「HJ寝そべりぬいぐるみ」を含むグッズは今後もアーケード施設にて続々登場するので、全部集めるのは大変かもしれないが、ピンポイントでもゲットしてみたいという人は、どうぞ今回の筆者たちの作戦を参考にしつつ、挑んでみてはいかがだろう。

また、身近な人たちでUFOキャッチャーに挑戦してみるのも案外楽しいかもしれない。今回のように「実は俺…UFOキャッチャー名人なんだ」みたいな才能に出会えることもあるはずだ。

ということで、ビックリするぐらい満面の笑みを浮かべるばかいぬ氏を見ていたら、ちょっとだけ羨ましかった。そんな1日でした。終わり。

べつに星空のこととか見てねーし…
全然気のせーだし…
ちょっと可愛いと思ってるだけだし!

※画面は開発中のものです。

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