元日本代表監督・岡田武史氏の「ウイイレ日本代表」監督就任が発表された会見の模様をレポート

発表会・イベント取材
0コメント 仁志睦

KONAMIとソニーコンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、人気サッカーゲーム「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015」の発売を記念したキャンペーン「WORLD SOCCER Winning Eleven 2015 日本代表 Supported by PS4」の開催と、元サッカー日本代表監督である岡田武史氏の「ウイイレ日本代表監督」就任を発表した。

このキャンペーンは日本全国のウイイレユーザーの中から、岡田武史氏が指揮する「ウイイレ日本代表」を選抜するというもので、代表選考会は「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015」のゲームモード「オンラインコンペティション」にて行われる。

まず、12月13日から12月21日にかけて全16回の予選会を実施。さらに、12月27日と28日に勝ち残った32名による本戦トーナメントを行い、上位4名と岡田氏が自ら選抜した11名の計15名が、「ウイイレ岡田ジャパン」として来年1月17日に海外のトッププレイヤーと11人対11人のマルチプレイで対戦することになる。なお、ベスト8以上が争う28日の大会と来年1月に行われる海外チームとの対戦は、UstreamとYouTubeにて生配信される予定だ。

本戦トーナメントの出場プレイヤーの中から、先発11人+控え4人の計15人の代表メンバーが選出される。
元サッカー日本代表監督の岡田武史氏

「現場でしかつけない」という青いフレームのメガネをかけて登場した岡田氏は、「2度とやらないと言っていた日本代表監督に就任することになりました」と、にこやかに挨拶。ゲームはしないという岡田氏だが、「ウイイレ」シリーズのことは知っていたそうで、日本代表の選手たちもよくプレイしていたという。

今回のキャンペーンについては、「このゲームを通じて日本のサッカー全体を盛り上げていければ」と抱負を述べると同時に、「世界と戦えるということなので、新たな闘志をもってのぞみたい」、「ショートパスをつないで、組織が流動的に動くサッカーがしたい」と勝負師の顔ものぞかせていた。

こういった記者会見は久しぶりだそうで、「厳しい質問をたくさん受けたなあということを思い出しました」と笑いながら語った岡田氏。今回のオファーについては「ゲームですけど僕はサッカー人なので、どんな形でも日本のサッカーを盛り上げられるのならやりがいはあるし、ありがたいことだと思っています」と前向きなコメント。ただ、現実での3度目の代表監督就任はあり得るかという質問には、「今日のこの会見が最後の代表監督就任会見になると思います」と明確に否定していた。

後半では「ウイニングイレブン 2015」のACミランとインテルの対戦を観戦しながらのトークイベントが行われた。岡田氏はACミランの監督として戦術を決定していったのだが、攻撃コンセプトを選ぶ際には「ブラジルワールドカップで日本は勝てなかったけれど、これからもポゼッションサッカーを目指していくべき」と持論を展開。ビルドアップの設定時にも「日本人は25メートル以上のキックの精度がものすごく悪いので、ロングパスを多用するよりショートパスを繋いで、みんなが走るようなサッカーがいい」と述べるなど、日本サッカーへの思いを随所で見せていた。

また、攻撃エリアをサイドと中央のどちらにするかでは、「中央にいってからサイドに展開したいんだけど、それはできないの?」と注文。ポジショニングの設定でも「ファーストポジションはフォーメーションを守って、そこから流動性を持たせたいんだけどダメ?」と、お願いするなど、随所に元監督ならではのこだわりを見せ、司会者が困ってしまう場面もあった。

設定が終了し、いよいよ試合開始となったが、入場シーンを見た岡田氏は映像のリアルさに「今のゲームってこんなになっているんだ」と感嘆。さらに、ゲームの画面下に表示されるレーダーを見て、「これでピッチ全体が見えるわけね。ゲームをする人は両方見なきゃいけないんだ」、「いい選手はゲームも上手いんじゃないかな」と語るなど、いろいろな部分に感心していた。

インテルのキャプテンとして入場する長友選手のデモを見た岡田氏は「長友何してんだ(笑)」と苦笑。

こう着状態が続く試合展開に、「もうちょっとサイド攻撃をしたほうがいいよなあ」とぼやく岡田氏。そのとき、ゴール前にいた選手にパスが通り、ACミランが先制ゴールをゲット。サイドから崩してチャンスを作るという岡田氏の狙い通りの展開だった。ところが、岡田氏は監督魂が目覚めたのか「あそこで真ん中開けちゃダメだよ」とインテルの守備にダメ出し。さらに、「コイツ、(ゴールを決めた選手に)ついていかなきゃ」と、リプレイ画面を見ながら熱い口調で指摘していた。

ミランの1点リードで前半が終わったところで今回の試合観戦は終了。岡田氏は前半戦のスタッツを見ながら「支配率57%は悪くないね。シュートは相手4本でウチが2本かあ。これはちょっと物足りないですね」と試合を総括した。ちなみに、選手の動きのなめらかさにはかなり感心したようで、「遠くから見ていても走り方とかでどの選手か分かる。すごい時代になったなあと思います」と、グラフィックの部分を特に絶賛していた。

試合内容について、身振り手振りを交えつつ熱く解説する岡田氏。

最後に、岡田ジャパン入りを目指す全国のプレイヤーにメッセージ。「当然、ゲームで勝つ力のある人を選びますが、面白い個性を見せるようなアピールもしてもらいたい。日本代表として日の丸を着けるプライド、誇り。そういう強いメンタルを持っている人を選びたいので、ぜひ多くの人にチャレンジしてもらいたいと思います」と、熱い言葉を送った。

※画面は開発中のものです。

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