【TGS 2014】ゾンビだらけの世界で逞しく生き延びろ!サバイバルに重点が置かれた「ダイイングライト」を紹介

発表会・イベント取材
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“生き延びる”ことがメインテーマという、一風変わったゾンビゲームが登場する。Techlandが開発中の新作ゾンビゲーム「ダイイングライト(DyingLight)」を紹介しよう。

「ダイイングライト」は、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントから2015年に発売予定のサバイバルアクションゲームだ。東京ゲームショウ2014の会期中、本作の開発会社Techlandでデザイナーを務めるMaciej Binkowski氏からプレゼンテーションを受けたので、その一風変わったゲーム内容を紹介したい。

バトル以外にもさまざまなアプローチで攻略できる!

過酷な開発作業の末、自らゾンビ化してしまった<br />デザイナーのMaciej Binkowski氏
過酷な開発作業の末、自らゾンビ化してしまった
デザイナーのMaciej Binkowski氏

ゲームの舞台となるのは、感染症の“ゾンビアウトブレイク”により、ゾンビだらけになってしまった世界。感染症の拡大を阻止するべく該当区域を封鎖したところ、ゾンビだけでなく生身の人間もうっかり閉じ込めてしまった。プレイヤーはそんな残念な一人として、たくましく生きていかねばならないのだ。

“ゾンビもの”のゲームと聞くと、襲いかかるゾンビをひたすら倒す、無双ライクなゲーム内容をイメージする人が多いかもしれない。ところが本作では、戦う以外にも色々と攻略法が用意されている。本作のゲームジャンルは“サバイバルアクションゲーム”で、あくまで“生き延びる”ことに主眼が置かれているのが、他のゾンビゲームとの大きな違いだ。

例えばプレイヤーが移動中にジャンプを行い、そのままボタンを押しっぱなしにすると、自分の手足が届く範囲内なら基本的にどんなものでも利用できる。フェンスや屋根をよじ登ったり、壁から壁へ移動するのはお手の物で、ゆくゆくはゾンビすら踏み台にしてジャンプできてしまう。この操作ボタンは“パルクールボタン”と名付けられており、エクストリームスポーツさながらのアクションが誰でもお手軽に出来るのだ。

また、このゲームに登場するゾンビは、光や音に強く反応する性質を持っている。ゾンビの大群と遭遇した際は、離れた場所に向けて照明弾を発射したり、遠隔操作でサイレンを鳴らしたりしてゾンビの注意を引き付け、その間にパルクールを駆使して迂回することが可能だ。

しかしゾンビも手強い。日中のゾンビは緩慢とした動きだが、夜間になると打って変わってアグレッシブに襲い掛かってくるのだ。真正面から太刀打ちするのは難しいほどで、しかもそれとは別に、普通のゾンビよりも遥かに強力な、“プレデター”と呼ばれるモンスターも徘徊するようになる。プレイヤーは夜間の外出を極力避け、セーフゾーンでじっと待ち、そして朝日が昇ってから挽回するのが得策だろう。タイトル名のとおり、本作のゾンビは“Dying Light”というわけだ。

Strength/Agility/Survivalの3種類からプレイスタイルを選択

ゲーム中はプレイヤーの行動に応じて、マイキャラのパラメータ「Strength」や「Agility」が上昇する。基本的にはバトル関連の行動でStrengthが、パルクールなどの移動アクションでAgilityが上昇する感じだ。そしてパラメータが一定値に達すると、スキルポイントを獲得し、それと引き換えにツリー形式で新しいスキルが習得できる。

Strength系のスキル例としては、地面を思い切り踏んで範囲攻撃を行う“ストンプ”や、渾身の一撃を繰り出す“チャージアタック“などがあり、この方面に成長させると、いわゆるアクションRPGっぽいバトルが可能となる。一方のAgility系では、スライディングで狭い場所を潜り抜けたり、壁を素早くよじ登ったり、紐付きフックを放って移動したり、高い場所から飛び降りられたりと、パルクール系のアクションが更に増える。両ツリーには、それぞれ25程度のスキルが用意されているそうだ。

また、今回の試遊バージョンでは未実装だったが、現在「Survival」のスキルツリーが開発中とのことだ。Survivalは、クエストや人助け、アイテム制作などを行うことで上昇し、インベントリの拡大や、アイテム制作のレシピを増やしたり、武器の消耗や修理コストが軽減できるスキルが習得できるという。ちなみにアイテム制作に関しては、釘付きのバットや電気が流れる斧といった武器や、ゾンビだらけの中で生き抜くために必要なサバイバル関連グッズなどが作れるという。

つまり本作では、“戦闘(=Strength)、パルクール(=Agility)、クエスト/アイテム制作(=Survival)”の中から自分の好きなプレイスタイルが選べ、そのバランスに応じてキャラクターの能力も少しずつ成長していくわけだ。

プレイモードに関しては、シングルプレイ、最大4名によるマルチプレイ、そしてPvPの「be the Zombie」モードなどが開発中。最後のbe the Zombieモードは、プレイヤーがゾンビ(Night Hunter)やプレデターに扮することも可能で、専用のスキルツリーも用意されているとのこと。ゾンビがどのようなスキルが使えるのか、こちらも気になるところだ。

個人的にこの「ダイイングライト」は、今回の東京ゲームショウ全体を通じて最も興味を惹かれたタイトルである。かつて無かったタイプのゾンビゲームとなることは確実で、発売が今から待ち遠しい。

※画面は開発中のものです。

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