LINE、100億円規模のゲームファンドを立ち上げ―「ブレイブフロンティア」のgumiとの資本業務提携も発表

発表会・イベント取材
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LINEは、グローバル展開に向けて中小デベロッパを支援するための投資ファンド「LINE GAME Global Gateway(仮)」を設立、スマートフォン向けゲーム開発会社gumiとの資本業務提携の発表を行った。

LINEは、日本国内のゲーム開発会社およびゲームコンテンツを対象とした投資ファンド「LINE GAME Global Gateway(仮)」を2014年9月に設立する。また、「ブレイブフロンティア」等を展開するデベロッパgumiとの資本業務提携を行い、LINE GAMEをグローバルゲームプラットフォームとして、今度更に力を入れていく構えだ。これらに関する発表会が本日8月6日、東京都渋谷区の同社にて行われた。

LINE GAME向けのゲームファンドを100億円規模で設立

LINE 上級執行役員 CSMO 舛田 淳氏
LINE 上級執行役員 CSMO 舛田 淳氏

発表会が始まると、LINE 上級執行役員 CSMO 舛田 淳氏が登壇。「LINE GAME Global Gateway(仮)」を設立する経緯について説明を行った。

これまでLINE GAME、は「LINE POP」を筆頭に、「LINE Rangers」「LINE:Disney TsumTsum」「LINE Pokopang」など、ヒット作を連発している。2013年の調査では、ワールドワイドにおけるスマートフォン向けのパブリッシャランキングでトップ5に食い込んでおり、LINE GAME設立後3年での成果として、一定の手応えを感じているそうだ。

今後、スマートフォン向けゲームの競争は一層激しくなると思われるが、ワールドワイドで戦っていくために、LINEのプラットフォームを活かしたゲーム作りが急務だと舛田氏は語る。そのためのアクションとして、ゲームファンド「LINE GAME Global Gateway(仮)」を新たに設立し、中小のデベロッパを積極的に支援することを決めたという。

その背景として舛田氏は、中小のデベロッパが単独でグローバル市場で戦っていくのは、今後次第に厳しくなっていくのでは、との見解を示した。まず、スマートフォン向けといえどもゲームの開発コストはどんどん高くなっているのが1点。また、大手のゲームメーカーはグローバルで通用するIPを活用したタイトルを開発することが増えてきている。こういった状況下、中小のデベロッパがグローバルに向けてチャレンジするのは、相対的に厳しくなりつつあるのだそうだ。

そこで同社は中小のゲームデベロッパを支援するためのファンドを設立。資金支援のほか、LINE上でのプロモーションやスタンプ、オフィシャルアカウントを通じてのPR等、これまで同社が培ったノウハウを元にグローバル展開をプッシュしていく構えだ。

本ファンドの投資対象は日本国内のデベロッパに限定しており、その予定投資規模は100億円とのこと。純国産のグローバルゲームプラットフォームとして、今後の動向に注目したい。

gumiとの資本提携を発表

gumi 代表取締役社長 國光 宏尚氏
gumi 代表取締役社長 國光 宏尚氏

会場では、スマートフォン向けのゲーム開発会社gumiとの資本業務提携も発表。株式会社gumi 代表取締役社長 國光 宏尚氏が登壇し、挨拶を行った。

gumiは現在、国内・海外に計9拠点を構えており、「ブレイブフロンティア」等のスマートフォン向けゲームをワールドワイドで展開している。もうじき、海外のシェアが国内のそれを上回りつつあり、グローバル展開に向けた次の一手を模索していたという。そういった中、LINEから7月上旬に資本業務提携の打診を受け、1か月未満のスピード契約と相成った。

今後はgumiの社内に専用の開発ラインを設け、LINE GAME向けのタイトル開発に注力。発表会ではタイトル名やスケジュール等の具体的な発表こそなかったが、方向性としては従来のカジュアル路線よりもゲーム性を重視しており、國光氏によると“ミッドコアに向けたゲーム”を検討しているとのこと。そのうえで、ソロプレイで遊びつつLINEのコミュニティを活かすなど、このプラットフォームならではのゲーム作りを行いたい、と意気込みを語っていた。

※画面は開発中のものです。

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