150人を超えるプレイヤーが列をなしたAC「BASEBALL HEROES 2014」のロケテストをレポート

アーケードゲーム
0コメント 米澤崇史

KONAMIは、野球トレーディングカード&オンライン対戦ゲーム「BASEBALL HEROES 2014」のロケテストを2014年6月27日から6月29日までの期間に実施した。ここでは、6月28日の模様をレポートする。

「BASEBALL HEROES 2014」は、誰でもプロ野球球団を率いることができる、野球トレーディング・オンライン対戦ビデオゲーム。プレイヤーは自身の分身である監督となり、シミュレーションゲームのように選手を育成・獲得してチームを編成、試合で采配をふるって勝利を目指していくのが主な流れとなる。いわゆるミートカーソルをボールに合わせてタイミングよくバッティングするような野球ゲームとは異なり、采配以外の操作は自動で行われるため、初心者でも手軽にプレイヤー同士の対戦を楽しむことができる。

シリーズ最新作となる「2014」では、最新データでの選手査定はもちろん、「Sサイン」から名前を変えた「熱血サイン」や「VSモード」の強化、スカウトマンの登場などさまざまな面がパワーアップしている。今回、ロケテストでプレイすることができたCPU戦のプレイレポートをお届けする。

ロケテストでは、早朝から稼働を心待ちにする150人を超えるプレイヤーが行列を形成!

「BASEBALL HEROES 2014」では、試合中に様々な指示を出すことができるのだが、その中の一つである選手交代にも回数分制限が設けられている。そのため、試合前のスターティングメンバーの編成は非常に重要で、選手の能力はもちろん、調子や相手投手との相性を見極めて選手を選んでいく必要がある。ここはじっくり、新たに査定された選手たちの能力を確認しながらメンバーを選抜……といきたい所なのだが、今回はロケテストで時間制限があることもあり涙を呑んでほぼ初期スタメンのままで試合を開始した。(ちなみに熱烈な巨人ファンでもある筆者は、迷うことなく巨人を選択した)

試合は、1打者につき1球というペースでスピーディに進行。一打席の間にはさまざまな采配を下せるのだが、その入力受付時間は采配スキップを押すことで省略が可能だ。ここぞという場面以外では、サクサクとテンポよく試合を進めることができる。(采配の使用頻度にもよるが、フルイニングを終えるのに30分もかからないだろう)

実プレイでは、初回に坂本がヒットで出塁したのを見て、続く2番片岡に早速サインを指示していく。サインは送りバント、盗塁、エンドランといった分かりやすいものから、流し打ちや引っ張りという細かな指示も可能。またこのサインとは他に、画面下のベースをタッチすることで、采配を使用せずに盗塁や走塁の傾向を指示することもできる。ここは無難に1点をとるための送りバント……ではなくヒットエンドランの思い切った采配を出すも、これがセカンドフライからのダブルプレーになってしまう最悪の結果に終わり、初回のチャンスを逃してしまう。このように采配が裏目に出てしまう点が本作の難しい所だ。

しかし、3回に再びチャンスが到来。阪神・榎田が突如乱調し、なんと3連続四球によって1死満塁という絶好の状況に。ここをチャンスとみた筆者は、榎田を苦手にしている(現在登板しているピッチャーが苦手な場合はメッセージが表示され、すぐに分かるようになっている)アンダーソンの代打として、代打の切り札矢野を送り出し、新しくなった采配の1つである「VS」を使用する。「VS」は野手と投手による駆け引きで、投手が投げるコースや球の球種を打者が予測する、本物の野球さながらの熱い戦いが展開される。これまで予想できるのはコースだけだったのが、本作からは変化球の球種の予測も加わったことでより前作よりも楽しさが大幅にアップ。今回はCPU相手だったものの、プレイヤー同士の戦いでは高度な読み合いが展開されることになりそうだ。

内野ゴロでも一点の可能性があるこの場面、筆者は相手は三振を狙ってくると考え、低めの落ちる変化球に狙いを絞るも、結果はスライダーにひっかけられてピッチャーゴロに終わってしまう。満塁のまま2アウトとなり、この早い回にサインを使いすぎるわけにもいかず、万策尽きた……かと思われた状況で、続く高橋由伸がまさかのグランドスラムをかっ飛ばす! これには思わず、取材で来ていたにも関わらず、筐体から手を離してガッツポーズをとりそうになった程。筆者は一度だけ球場で生で高橋由伸のグランドスラムを見たことがあるのだが、まさにその時の実際の試合同様の感動が蘇っていた。

序盤に一挙4点を奪ったことで、ここからは先発の菅野にアウトカウントを優先させての打たせてとる作戦を指示。途中2点を失うも、ピンチの要所要所では三振も狙ったテンポのいい投球で7回を投げきると、マシソン・西村と繋ぐ現実通りの鉄壁リレーで阪神打線を封じ込め、なんとか4-2で勝利を収めることができた。プレイ後には、今回のロケテストでしか手に入らない限定カードも入手できるようになっており、筆者はソフトバンクホークスのエース・摂津投手のカードをゲット。素晴らしい選手の引きに思わずニンマリと笑みを浮かべてしまった。

残念ながら今回のプレイでは確認することができなかったが、「2014」からは自由に選手を育成できる「選手指導」という新要素も。「2014」からのカード選手は、他のカードのレベル上限である50に達すると、そこから本来のレベルやパラメーターの限界を超えてレベル100まで上昇させられるようになる「開眼」が発動し、従来以上に自分好みの選手を長く成長させられるようになっているという。

加えて試合前、選手を獲得できる「スカウト」を派遣できるようになったのも嬉しい新要素だろう。試合開始前に獲得したい選手の希望をスカウトマンに指示しておくと、試合終了後にオーダーに沿った「プレミアムノンカード選手」が獲得できる。「プレミアムノンカード選手」は、カードをもっていなくともチームへの登録や試合での指示が可能で、カード化がされていないプレミアムノンカード限定の選手も登場するという。プレイ後に貰えるカードと合わせて、より効率の良い選手集めが可能となりそうだ。

数々の新要素を引っさげ、今年も装い新たに登場する「BASEBALL HEROES 2014」。土曜日に行われたロケテストは、金曜を上回る150人を超えるプレイヤーが早朝から列を作るほどの熱気で、隣同士でお互いの画面をみて相談をしながらプレイし合ったり、新たに加わった選手の能力を真剣に確認する光景などが印象的だった。まだ稼働時期は未定となっているが、レベル制限こそ掛かるが、現在稼働中の「2013」で集めたカードはそのまま「2014」でも使用できるので、まずは「2013」をプレイして腕前を磨きつつ、来たる正式稼働開始に備えておくのが良いだろう。

※「BBH2014」のゲーム内容およびカードについては、ロケテスト版のものになります。

※画面は開発中のものです。

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