コーエーテクモゲームスは、同社の女性向け恋愛ゲーム「ネオロマンス」シリーズによるホワイトデーイベント「ネオロマンス・アラモード5 with 下天の華」をパシフィコ横浜 国立大ホールで3月9日・10日に開催した。今回は9日・昼の部のレポートをお届けする。
オープニングでは、リズミカルなBGMと共に「アンジェリーク」より速水奨さん(ジュリアス役)、成田剣さん(アリオス役)、「遙かなる時空の中で」シリーズより保志総一朗さん(永泉/源泉水/平敦盛/布都彦役)、鳥海浩輔さん(藤原泰衡/大伴道臣役)、四反田マイケルさん(アーネスト・サトウ役)、根本正勝さん(中岡慎太郎役)、「金色のコルダ」シリーズより伊藤健太郎さん(土浦梁太郎/八木沢雪広役)、前野智昭さん(不動翔麻役)、「ネオ アンジェリーク」より高橋広樹さん(レイン役)、楠大典さん(マティアス役)が登場。会場内のさまざまな扉から客席に手を振りつつ、時にはファンとハイタッチを交わしながら舞台へ上がっていく。
こうした登場の興奮も冷めやらぬまま、さっそくライヴパフォーマンスがスタートした。速水さんはジュリアスの「5分間のhistory」でセクシーな歌声を披露し、伊藤さんは八木沢雪広の「River~想いは満ちて~」をしっとりかつ情熱的に熱唱。四反田さんは「未だかつてないほどアラモードです」とコメントを挟みながら、アーネスト・サトウの「Good-bye My Beloved Princess~冬の桜~」を軽やかに歌い上げた。
ドラマパート「迷宮からの脱出 -前編-」では、石の遺跡を調査していた敦盛と白龍の神子が不思議な扉に吸い込まれてしまう場面から始まった。出口のない空間に閉じ込められる2人だが、そこには泰衡の姿も。怨霊や幻扱いされて怒りながらも、泰衡も読んでいた書物が不思議な光を放ったかと思うと、気づいたらこの場に居たという。どうやら脱出の鍵は壁に描かれた「クロスワードパズル」のようだ。
舞台は聖都へと移り、マティアスとレインは“女王の卵”である彼女が聞いたという「異世界から助けを求める声」のため、共に現れたクロスワードパズルを解き始める。順調に解いていくものの「有川将臣と源九郎義経のこと」「土浦梁太郎とセレクションで演奏したことがあるのは幻想即興○○○」の2問が全く理解できない事態となるが、会場内のファンの声によりパズルの一部が完成する。
英国大使館でも同様に、アーネストと中岡、神子がクロスワードパズルに挑戦。ファンたちが先に答えを言ってしまうといったハプニングもありつつ、順調に進んでいく。この行動がどういう意味を持つのかキャラクター達には分からないままだったが、誰かを助けようとする彼女の姿勢をほめ、楽しいひと時を過ごせたと礼を述べるのだった。
最初のアラモードコーナーは「ひみつの暗号調査室」。制限時間2分以内に客席に隠された5つのヒントを集め、連想される暗号を解くというものだ。司会は四反田さんと根本さんで、まずはアンジェリークチームの速水さんと成田さんが先攻。2人はファンが見つけたヒントを回収していくが、なかなか見つからず会場内を必死に走り回ることに。成田さんは残り10秒という状況でも客席に座り込むといったお茶目な一面を見せていたが、正解である「神鳥の宇宙」は結局分からずじまいとなった。
続いては、伊藤さん&前野さんによるコルダチーム。舞台から降りるのを速水さん・成田さんが邪魔するといったシーンもありつつ、全てのヒントを集めた2人。伊藤さんは「音楽妖精」というヒントですぐにピンときた様子で、前野さんにも「当然分かってるよね?」と聞く。しかし、いまいち自信がなさそうな前野さんは、一緒に解答するところで「もし間違えたらただじゃすまないから!」と、口パクで誤魔化してしまう。答えはもちろん「ファータ」だ。
「LOVE QUESTION」コーナーでは伊藤さんによる「天の声」が、各キャラクター達に「ホワイトデーの告白」をテーマに「彼女をどこへ連れていきたいか」という質問を投げかける。そもそもホワイトデーが分からないジュリアス、泉水、レインの3人に、翔麻が概要を説明。翔麻は遊園地でのデート、泉水は上賀茂神社で春の訪れを共に感じたい、レインは商都ファリアンでのショッピングや海上クルーズ、ジュリアスはコンサートへのエスコートとディナーと答えると、天の声が希望を叶えてくれるという。それぞれに思い思いのホワイトデーを楽しむのだった。
新作となる「下天の華」コーナーでは、ネオロマンスの応援団であり、サブキャラクターとして出演もしているアンフィニが本作のエンディング曲の一つ「WILD SURVIVOR」を華麗なダンスと共に熱唱。さらに織田信長役・松風雅也さん、羽柴秀吉役・森久保祥太郎さん、森蘭丸役・島﨑信長さん、織田信行役・岡本寛志さんによるライヴドラマが初披露となる。
ゲーム内では信長が住まう安土城へ潜入したくのいちとなり、恋と疑惑の間で揺れるスリリングなドラマ展開を楽しむことができる。3月27日にはゲームの発売に先駆けてキャラクターソング集も発売された。今回は実直な蘭丸の雰囲気がしっかり感じられる、さわやかな「永久に誓う」を島﨑さん、堂々とした信長の威圧感が込められた「燃ゆるが如く」を松風さんの2人が歌い、会場内に歌声を響かせていた。
アラモードコーナー2「お絵かき伝言板」では、速水さん&成田さんが司会として登場。出されたお題をイラストで4分以内に伝言し、正しく伝わった人数でポイントが加算されるというルールで対決することに。「下天の華」の出演者も加わり、最初に挑戦するのは、楠さん、保志さん、根本さん、松風さん、島﨑さんの5人。お題は「プリンアラモード」と、かなり難易度の高いものが出題された。このためか最初の楠さんの時点で、どんぶりに乗せたプリンの絵を描くなど、珍回答が続出。最初は回答できずにいたが、成田さんが「あらどーも♪」という直球なヒントを与えてしまったため、3ポイントを獲得することができた。
一方、鳥海さん、四反田さん、高橋さん、森久保さん、岡本さんのチームは、鳥海さんが非常に分かりやすいイラストを描いたため、四反田さん、高橋さんと進むにつれてクオリティが上がっていくという珍しい状況を迎える。森久保さんは書いている最中、上手くいかない様子に笑い出してしまったようだが、しっかりと岡本さんに「トランペット」という答えは伝わっていた。
ドラマパート「迷宮からの脱出 -後編-」では、星奏学院の教室で土浦と翔麻が2つのクロスワードパズルを手にする。それぞれ縦と横だけが埋められており、2つを重ねてみると1文字だけ抜けていることが判明。裏のヒントによれば「光の守護聖・ジュリアス様のこと。○○○の守護聖」だという。全く見当がつかない2人は、客席から挙手をするファンの元へ答えを聞きに移動。その結果「首座(しゅざ)」と、全てのマスを埋めることに成功する。
さらに、惑星ラグーを訪れていたジュリアスとアリオスが全ての回答が埋まったクロスワードパズルを手にするが、マスの中からキーワードを導き出すためのポイントが見つからない。しかし、ランプにかざすことで「せ」「い」「ざ」という言葉を見つけることができたのだった。
ライヴコーナーでは、マティアスの「憐涙の終止符」を楠さんが、泰衡の「雷に捧ぐ」を鳥海さんが歌い、続いて根本さんが「ついに中岡慎太郎に曲ができました!」と、3月27日に発売のヴォーカル集に収録された中岡の「心腹の友よ~時代は夜明けを待っている~」を、嬉しそうにファンヘと届けた。
アンコールには、ハート型の紙ふぶきを散らしながら出演者たちが再登場。なお、この紙の中には出演者のサインが入ったものもあり、幸運なファンが手にしていたようだ。最後の締めくくりには、全員で「Promised Rainbow」を合唱。終演後には敦盛と泰衡によるアナウンスが入り、ファンは名残惜しそうな様子で聞き入っていた。
撮影/大山雅夫
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