チュンソフトは、2011年12月17日発売予定のPS3/PS Vita用ソフト「真かまいたちの夜11人目の訪問者(サスペクト)」において、本作の舞台となる遠野市と、シリーズ初となるオンラインマルチプレイモード「みんなでかまいたち」の情報を公開した。
妖怪伝説の色濃い岩手県遠野市
本作の舞台、岩手県遠野市。遠野は河童やおしらさま、座敷わらしなど、妖怪にちなんだ昔話で有名な土地で、遠野に伝わる妖怪伝説をまとめた、柳田國男氏の著作「遠野物語」は有名だ。ここでは遠野に関連するエピソードが登場するスクリーンショットを紹介する。
メインシナリオを手がけた黒田氏のコメントをお届け!
本作のメインシナリオを手がけた黒田研二氏からのコメントが届いたので紹介しよう。
黒田研二氏コメント
外見はそっくりだけれども、中身は全然違う――
前作を夢中でプレイしていた頃は、その後、「かまいたちの夜」新作のシナリオを担当することなど、微塵も想像していませんでしたが、いちファンとして、この嬉しいオファーを断るわけがありません。執筆段階は、プロットがなかなか決まらないなど苦難の連続でしたが、何度も上京し、監修の我孫子武丸さん、制作チームの方たちとひたすら打ち合わせを繰り返し、やっとの思いで昨年11月にシナリオが完成しました。
結果は、「かまいたちの夜」とは似て非なる新しい「かまいたちの夜」になったのではないかと自負しております。案外、1作目をやり込んだ人ほど、作者の仕掛けたトリックに騙されるのではないかなと思っているのですが……。
今回執筆してみて、本格ミステリとサウンドノベルは、とても相性がよいと痛感しましたね。ゲームはそのシステム上、二度、三度と冒頭に立ち返ることが多く、真相がわかったあとで、「あ。こんなところにも手がかりがあったんだ」という発見をしてもらうこともできます。何気ない描写に細かい伏線をいっぱい詰め込んでおりますので、そのあたりも楽しんでいただければ幸いです。
登場人物紹介
池谷雅也(いけたにまさや)
CV:緑川光
京香と一緒にブラウニーに訪れた、たくましい体つきと彫りの深い顔立ちの男性。35歳。旅行雑誌「月刊らんらんとらべる」の編集長。
烏飼優太(うかいゆうた)
CV:藤原啓冶
優しそうな顔立ちにペイズリー柄のバンダナが似合う、ペンション「ブラウニー」のオーナー。40歳。ペンションが人気のため、多忙の様子。
神林龍之介(かんばやしりゅうのすけ)
CV:平野正人
熟年紳士といった雰囲気だが、気さくな話題で周囲を和ませる56歳。妻ローズとの結婚生活が25年を迎え、ふたりの仲を取り持った神社、卯子酉様にお参りに訪れた。
神林ローズ(かんばやしローズ)
CV:一城みゆ希
龍之介の妻。53歳。西洋系の外国人女性ながら、流暢な日本語を使いこなす、おしとやかな雰囲気の女性。手相占いができる。
「かまいたちの夜」シリーズ初のオンラインマルチプレイモード「みんなでかまいたち」
「みんなでかまいたち」はPS Vita、PS3のハードの垣根を超え、1ルーム最大100人のユーザーで挑むネットワーク推理対戦ゲーム。プレイヤーはそれぞれ探偵となり、犯人・凶器・死体の隠し場所を突き止めるために尽力することになる。一つ一つのゲームはルールによって2日~1週間というタームごとに行われ、ユーザーは毎日少しの時間ゲームにアクセスして推理合戦を行う。
容疑者の証言を聞いたり、他人の持つカードを偵察したり、つぶやき掲示板「かまいったー」を使用して他プレイヤーと協力したり捜査をかく乱したりと、複数のユーザーで推理の楽しみを共有できるモードだ。
ゲームの流れ
探偵の基本は情報収集と推理。事件に居合わせた容疑者の証言を聞いたり(捜査)、他プレイヤーの情報を盗み見たり(偵察)しながら情報を集め、手持ちの情報(情報カード)から真相を推理する(推理)ことがプレイヤーの一連の行動となる。推理で犯人・凶器・死体の隠し場所を突き止めるとゲームクリアだ。
捜査
まずは事件現場に居合わせた容疑者たちに情報を聞き出そう。話を聞きたい容疑者を選択し、その上で何の情報を聞くか決定する。ルールにより1日にできる捜査回数は定められており、また、嘘をつく容疑者もいるため、質問内容、情報の真偽については注意が必要だ。
偵察
同じ事件を嗅ぎまわっている探偵(他プレイヤー)を偵察し、情報を盗む。「参加者一覧」では他プレイヤーが所持している情報カードの構成比率などが確認できる。闇雲に当たらず、数値を吟味し、新情報入手のための見極めが偵察のポイントとなるぞ。
推理
情報を集めたら、次は推理。集めた情報カードを確認しながら、マトリックス表に正しいと思われる情報のみを記入し、最後に「推理」ボタンを押す。犯人・凶器・死体の隠し場所を正解するとゲームクリアとなる。ルールによっては容疑者の中に嘘つきが混在している場合があるため、情報の真偽を見極めながら推理を進めよう。
情報が揃っていなくても、記入された項目全てが正解であれば、正解数に応じてポイントを獲得できる。しかし、一つでも間違いがあると大幅に減点されてしまう。クリア後も推理が可能なので、全てのマスを正解で埋めて、「真クリア」を目指そう!
お役立ちテクニック
防御
有益な情報は人に渡したくないもの。そのような時は情報に鍵をかけ、防御することが可能だ。防御中のカードは偵察された場合でも、内容を知られることはない。ただし、偵察の主が引き当てた防御中のカードに偵察回数をもう一度分消費すると、防御を崩され内容を知られてしまう。
かまいったー
かまいったーは捜査状況などを一言つぶやける機能。他プレイヤーのつぶやきを見ながら推理をすすめたり、事実とは違うことをつぶやいて情報をかく乱したりと、その使用方法はプレイヤー次第だ。
ざしきわらしのおつげ
ルールで定められた枚数分「ざしきわらしカード」を持っていると、ざしきわらしからお告げ(ヒント)をもらえるぞ。
事件のあらましはプレイヤー次第で変わっていく……
「みんなでかまいたち」は自分で紡ぐ、もう一つの「真かまいたちの夜」
プレイヤーが行った行動や、他のプレイヤーに偵察された事実などは「事件のあらまし」に追加され、その事件をめぐるプレイヤーだけの「真かまいたちの夜」が綴られていく。
(C)2011 CHUNSOFT
※画面は開発中のものです。
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