イチオシのギャルゲーを大ボリュームで紹介する連載企画「ギャルゲー一本釣り!!」。第47回はエンターグラムより2020年1月30日に発売された「IxSHE Tell」の魅力をお届け!

三度の飯よりギャルゲーが大好きな私が己の煩悩の赴くまま旬のイチオシゲームを紹介する連載企画「ギャルゲー一本釣り!!」。今回はエンターグラムさんよりPS4/PS Vita/Nitendo Switch用ソフトとして発売された「IxSHE Tell」を紹介しますよ!
本作はPCゲームブランド・HOOKSOFTによる同名作品のコンシューマー移植作です。“告白されて始まる恋愛ADV”というジャンル名からもわかる通り、スタート時点からヒロインたちが主人公を大好きという、告白するまでを描くことの多い恋愛アドベンチャーゲームというジャンルの中では異色の作品となっています。
今回なぜこのタイトルを選んだといえば…、人生、たまにはモテ体験もしてみたいよねと!(本音が3割程度含まれています) ということで、いつもの通り基本的な情報をおさらいしつつ、ゲーム序盤のプレイインプレッションをお届けしたいと思います。
あらすじ
今ここに宣言する! 我々生徒会はついに恋愛の自由を勝ち取った!
宣言と同時に学生たちが押し寄せ、俺を中心に歓喜の輪が学園中に広がっていく。
創設から百数十年、長きに渡り学生を縛っていた恋愛禁止の校則。
今日はそんな校則が撤廃となった日であり、そして……この学園において俺が、
今後語り継がれていく英雄となった日でもあった。
しかし、ここで大きな誤算――
学生代表の責任者ということで、俺にはのんびり恋愛を楽しむ時間など存在しなかった!
これでは何のために恋愛解禁を成し遂げたのかわからない。
かといって問題が起きれば解禁は白紙に戻されるかもしれない……
「私に恋愛を教えてくれませんか?」
そんな俺に突然告白してきたのは、昔なじみの美少女編入生。
さらにその翌日――
「先輩への恋心、受け取っていただけませんか?」
「パーフェクトに可愛い私の彼氏はキミ以外あり得ないわ!」
兄弟校のカリスマ生徒会長、
さらにはミスコン 2連覇中の学園のアイドルまで!
けれど数少ない「恋愛否定派」の生徒会副会長は重々しく俺に告げる――
「私と男女の過ちをたくさんしましょう! そして目指すは恋愛解禁の撤回よ!」
そう、誤算とはまさに「嬉しい誤算」だったのだ!
「でもみんなの気持ちは嬉しいけど、まずはお互いを知るところから始めたいんだ」
「じゃあ私で決まりだね、だって私は一番の理解者なんだから♪」
この瞬間を待っていたとばかりのタイミングで告白をきめてくる幼馴染。
恋愛が解禁になって早々、学園屈指の美少女たちからモテモテ状態に。
こうして全力でアプローチをかけてくる彼女たちとの恋愛が突如として始まったのだった――
ヒロイン紹介
花守 栞織(はなもり しおり)
主人公至上主義、ザ・大和撫子な幼馴染
主人公の幼馴染であり、これまでどんな時もそばにいた一番の理解者。
「恋愛解禁」においては自身の目的のために貢献した。落ち着いた性格に、控えめで口数も少なく、主人公を影で支える姿から周囲には大和撫子として一目置かれている。しかし、実際には口下手で人前に出ることが苦手なだけ。口には出せないでいるが自分の意思ははっきり持っており、気持ちを行動で表現する。
そのため大胆な行動に出ることが多く、主人公と話す時は必然的に距離感が近くなりドキッとさせられてしまう。主人公と一緒の時間になによりも幸せを感じるため、常にそばにいて尽くしてくれる。
「ふふっ♪ それとも告白は全部断って、私にする?」
小清水 香純(こしみず かすみ)
甘い言葉は好意? 故意? 誘惑・魅惑の編入生
幼い頃に面識があり、再び主人公と会うため編入してきたという美少女。
その目的は主人公に告白するためであり、再会したその日に想いを打ち明けられる。主人公の望むことならその全てを受け入れると言い、こちらにだけ無条件の好意を向けてくれる。しかし香純から手を出すことはなく、とにかくこちらに手を出させようと甘い言葉で誘惑してくる。
あまりにも真っ直ぐに気持ちを向けられるため、それが純粋な好意なのか、裏に何かあるのか常に選択を迫られる。温厚な性格で人当たりはいいが、実家がお金持ちらしくどこか世間ずれしたところがある。
「二宮さんが私の胸、身体とはいえ
まずは興味を持ってくださることが嬉しいので」
結城 彩楓(ゆうき あやか)
派手好きだけど実はピュア、自爆系学園のアイドル
ミスコン2連覇中、男女問わず圧倒的な人気を誇る学園のアイドル。
チヤホヤされることが大好きで、褒められたいという気持ちが彩楓を動かしている。そんな彩楓だからこそ、陰ながらの自分磨きには余念がなく、恋人になる男性にも自分と釣り合うだけのスペックを求めている。
明るく派手な性格からついつい遊んでいるように思われがちだが、むしろ真逆で本人はいたってピュア。女性として軽く見られることには不快感を示すほどで、男女関係にはウブで良識的。そのため主人公を誘惑しようとしては、逆に自分が恥ずかしさに耐えられなくなってテンパってしまう。
「鼻にかけるわけじゃないけど、私ビジュアル的には悪くないと思うの」
古塚 由依(こづか ゆい)
将来有望 包容力溢れるカリスマお嬢様
同じ島内にある、兄弟校のカリスマ生徒会長。実家は古くからの街の名家で、学園とも縁の深い生粋のお嬢様。
好奇心が強く、じっとしているのが好きではないため他人に頼るより自分から行動を起こす。女性としてのプライドが高いため、外見で人柄を判断されることを好ましく思っていない。
そのため由依自身が考える「オトナのいい女」であろうと常に心がけている。特に主人公に対しては、時折年下とは思えない母性にも似た包容力を感じさせ安心感を与えてくれる。そんな大人びた言動が板についた由依だからこそ、ふいに見せるあどけない表情にドキッとさせられる。
「先輩が望んでくださるなら、
その時は私が先輩の支えになりますわ」
山吹 芳乃(やまぶき よしの)
あなたは敵よ、だけど好き! 自縛スタイルの副会長
芯の通った素直な性格で、非常にストイックな生徒会の副会長。
自分には厳しい芳乃だが、他人にはなかなか厳しくできないとっても心の優しい女の子。生徒会選挙中は会長候補として、「恋愛解禁」を掲げる主人公と対立していた「恋愛否定派」代表。
そのため主人公への恋心を必死に否定しようとするが、否定すればするほど意識してしまう。しかし素直すぎるがゆえ、その好意は誰から見てもバレバレ。そんな愛嬌もあって、お固い雰囲気を漂わせていても、頼れる副会長としてみんなの愛されキャラになっている。
「体を許すからって、こ、心まで許すわけじゃないんだからね!」
主人公紹介
二宮 肇(にのみや はじめ)
みんなが待ちこがれていた革命児、主人公
恋愛禁止という長きに渡る学園の歴史を変え、「恋愛解禁」を勝ち取った学生たちのヒーロー(生徒会長)。
といえば聞こえはいいが、本心は自身の「彼女を作って楽しい青春を過ごしたい」という欲望を満たすための大改革。とはいえ学園側を説得するためのしたたかな下地作り、大きな学生運動にまで広げた支持基盤固めもあり、その破天荒な行動力が多くの学生の心を動かし、学生たちからカリスマ的な人気を得るにいたっている。
プレイインプレッションをお届け!
あらすじで紹介した通り、本作のストーリーは創設から百数十年にわたって学生を縛っていた、恋愛禁止の校則が廃止となったところから始まります。その立役者となったのが、主人公である二宮 肇。彼自身はただ自身の彼女を作りたいという欲望を満たすための行動ではあるのですが、結果的に学園内ではカリスマ的な人気を得ています。
体験版でもプレイできるプロローグ部分ではそんな肇の生徒会長としての姿を見ることができます。そして、主人公の幼馴染で一番の理解者である“花守 栞織”、幼い頃に面識があり、再び主人公に会うために編入してきた“小清水 香純”、ミスコン2連覇中の学園のアイドル“結城 彩楓”、兄弟校のカリスマ生徒会長でお嬢様の“古塚 由依”、「恋愛否定派」として主人公と対立していた生徒会の副会長“山吹 芳乃”と、彼を取り巻く魅力的なヒロインたちが紹介されることになります。
ギャルゲーを遊んでいる方にとっては、導入はヒロインの顔見せで終わるかと思いますよね。しかしなんと、プロローグのうちに全員から告白されてしまうんです! 何だこのモテ男は……。
本作は基本的にはオーソドックスなテキストアドベンチャーゲームですが、上記の通り最初からモテモテなので好感度は最初からMAXです。そんな本作ならではのシステムが「パートナーセレクション」。女の子たちからの恋のアプローチに対して、こちらが“いいな”と感じたらキュンポイントをプレゼントしていきます。
ただし、これもヒロインのルート分岐に直接影響する要素では無く、1日につき10あるキュンポイントはいつでも好きなように振り分けられます。フィーリングのままに、とにかく可愛いと感じたらキュンポイントを入れてあげましょう!
このほかにも、特定のシーンでほかのキャラクターの視点も楽しめる「クロスビューイング」、みんなで楽しむイベントのあとに、お気に入りのヒロインを選んで2人きりの時間を過ごす「おかわりイベント」、リアルタイムな返答で反応が変化する「リアルタイムクリック」と、多彩なシステムが搭載されています。
これら全てに共通するのは、行動の結果がルート分岐に直接の影響を及ばさないことです(※一部の選択肢は変化します)。ここまでストレスレスな恋愛アドベンチャーゲームは珍しいなと思うくらい、とにかくニヤニヤしながらゲームを進めていきました。
こういったシステム以外にも、カメラワークも意識した立ち絵のバリエーションやイラストの表現手法など、画面上の演出も豊かです。共通ルートだけでもラブコメとしての魅力がたっぷりで、ヒロインたちの愛らしさを味わうことができました。
そうしたやり取りを経て、いよいよ肇は告白に応える1人を選んでいくことになります。ここから先はぜひ実際のプレイで確かめてみてもらえればと思います!
第47回、いかがだったでしょうか。個人的にはサブキャラクターもいい味を出していて面白いので、ぜひチェックしてもらえればと思います。
ということで、今回はここまで。次回は春先あたりに出したいと思いつつ、気長に待ってもらえればと!
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