カプコンより発売中の「ストリートファイター6」にて、2026年3月17日に参戦予定の追加キャラクター「アレックス」の先行プレイ動画を公開しました。
今回プレイしてきたアレックスは、「ストリートファイターIII」シリーズで主人公を務めた男です。主人公と言いつつ奇抜な技が多かったり、アーケードモードをクリアしたらリュウにボコボコにされるエンディングだったりと、“ネタキャラ”として扱われがちだったアレックス。
ですが、「ストリートファイター6」では大幅にイメチェンし、カッコよさもパワーアップして帰って来ました。

まず、モーションキャプチャーを担当したのは、アレックス使いとしてもおなじみのプロレスラー“ケニー・オメガ選手”です。代名詞的な技である「Vトリガー」や「片翼の天使」が必殺技として実装されているほか、入場シーンや各種モーションからも“ケニー・オメガ選手らしさ”を感じることができます


さらに、専用のBGM「GO!ALEX!~希望誕生~ by JAM Project」も話題になりました。こちらは、タイトルにある通りアニメソング歌手グループ「JAM Project」が歌っています。某トラなマスクみたいな、昭和のプロレスアニメ感のある歌がなかなかどうしてアレックスにマッチしていますね。
これらのことから、かなり気合と愛をこめて開発されているアレックス。基本的には先行プレイ動画の方でざっくりした概要はご紹介しているので、記事のほうではもう少し細かいところの話をしていこうと思います。
※本記事で使用している画像及び映像は、全て3月17日に予定している「バトルバランス調整」反映前の体験版を使用しています。

まずはコンボトライアルの映像を確認!必殺技はシンプルだけど“構え”はテクニカル
プレイ動画の冒頭では、コンボトライアルの映像と合わせて解説を行いました。中でも注目は、波動拳コマンド+強パンチで出る「フラッシュチョップ」。こちらは、ガードで有利&ヒット時に背面やられを誘発する技となっており、ヒット後に引き中キックやパワーボム(コマンド投げ)がつながります。リーチも長めです。
PVを見た時点では「めっちゃ投げ技多いな!」とおもっていたのですが、どうやら背面から技を当てたり、構え中の技をカウンターで当てたりすると専用演出として投げモーションが出るみたいです。コマ投げをたくさん実装するのではなく、こういう形で“プロレスっぽい投げ技”を多数実装してくれたのは、「なるほどな!」という感想でした。

動画では、モダン操作のアシストコンボもチェックしているのですが、アレックスはアシスト適正がちょっと低いかもなぁという感想です。だからと言って普段モダンの人が使いにくいわけではないと思います!(詳細は後程)
アシスト強攻撃が溜めないとキャンセル不可の単発技扱いになってしまう点や、弱アシストコンボが発生の遅い立ち弱キック→確定反撃の無い弱フラッシュアックスと言う技構成のため、暴れで使いづらい+読まれるとインパクトされやすい。さらに、アシスト中攻撃もしゃがみ中Pから直でOD技を出すタイプのアシストコンボであるため、連発するとあっという間にバーンアウトしてしまいます。

ですが、このキャラクターは通常技を主体に戦いつつ、必殺技はキャンセル又は投げでしか基本的に使わないので、普段モダンを使っている人でもクラシックで使いやすいのでは? という感想です。アレックスがシンプル過ぎるがゆえに、クラシックで良いかもという印象を持ちました。

新技の構え「ブレイカースタンス」については、対戦のフェーズでもお話していますが思ったより手元は忙しくはなく、シンプルに使うことができました。今回のアレックスはコマンド技に統一されていますが、元々はタメキャラだったため、過去作のタメ技が構え中の派生として実装されています。
- 弱P:連打キャンセル可、他派生の一部や必殺技でもキャンセル可能
- 中P:過去作で言うしゃがみ強パンチ、通称“肩”。ヒット時に相手を打ち上げる。
- 強P:過去作でいう前+強パンチ、通称“ラリアット”。ガードで有利&カウンターで背面やられを誘発
- 前P:おなじみスラッシュエルボー、通称“肘”。カウンターで浮くようになりました
- 弱K:小ジャンプをする技。通常ジャンプと軌道が違うので見にくい攻めが出来そう
- 中K:飛び上がって相手を踏みつける技、通称“イェイ!”。ガードでも有利っぽい?※
- 強K:派生もできるスライディング系攻撃。
- N投げ:オーソドックスな投げ技。カウンターで演出が変化
- 前投げ:立ち状態のみ投げられる移動投げ、通称“DDT”。なお、本作ではDDTが出るのはカウンター以上の時限定。
これらの派生+前後ステップで使いますが、ご覧の通り近距離で機能する技が弱P、強P、投げくらいしかありません。どっちかと言うと中距離で構えて突っ込む用途の方が多そうです。タメ技をタメなくていい代わりに構えを経由して使ってくださいね、という調整意図なのかなと思います。
※トレーニングモードで検証できたわけではないので、実装後にきちんとしたフレーム表をあわせてご確認ください。

そもそもガードの上からキャンセルして構えに行ける技がしゃがみ強パンチや、ホールド版立ち強パンチ/キックくらいなので、ごちゃごちゃした攻めは意外とできないのかも?
研究次第ですが、シンプルにキャンセルラッシュして打撃OR投げの選択を迫ったほうが最初は強そうに感じました。
対戦を見ながら要所を解説!アレックス、やっぱり通常技が強い
動画後半では、CPU同士の対戦映像、並びに筆者が使用したアレックスの対戦映像を見ながら要所で解説を入れています。
実際に使用してみたわかった点としては、思ったよりドライブラッシュのコンボはシンプルだなぁという感想です。基本的に、ドライブラッシュで走った後はガードで有利のとれる引き中K→しゃがみ中Pがつながるので、これが出来ればOKと言う感じでした。

他に見所としては、やはりPV公開時点から話題になっていた特殊SA2、「オメガウィングバスター」でしょう。
この技はケニー・オメガ選手のフィニッシュ・ホールド「片翼の天使(ワン・ウィング・エンジェル)」を再現した技なのですが、発動条件がODパワードロップ(背面からコマンド投げヒット時専用技)からのみ派生できる代わりに、結構ダメージが高かったです。

発動モーションの指差しから、繋ぎの「Vトリガー」、そしてフィニッシュ時の翼の演出まで素晴らしい仕上がりです。ぜひ、カプコン公式YouTubeチャンネルでアップされているモーションキャプチャーの様子とあわせてチェックしてみてほしい技ですね。

なんとか近づいてコマンド投げを仕掛けたいアレックスですが、中距離でやることはしゃがみ中Pキャンセルラッシュか、構えて“イェイ!”(エアスタンピート)するか、エルボーで突っ込むかという感じなので、そこまで窮屈さはないなぁと思いました。
もうちょっと内側に入りこめれば、かなりのリーチを誇る立ち強パンチも選択肢に入ってくるので、さらに厚みが出ます。
生ラッシュ自体は結構遅めかなぁ~と言う印象だったので、どの必殺技で突っ込むかを散らしていく感じになりそうです。

技そのものではなく、演出として投げ技が多かったり、専用BGMや豪華モーションアクターが用意されたりとかなり気合の入ったアレックス。やっと主人公の風格が出てきたかもしれません。
プロレス好きはもちろんなのですが、率直にカッコいい男性キャラクターを使いたい人にもオススメできると思います。
性能的なオススメをするなら、地味に長めの通常技が主体なのでエドが得意な人の引っ越し先になるかもしれません。さすがに、エドほど優秀な通常技というわけではなさそうですが。
バトルバランス調整も含めて、かなり期待の出来るアレックス参戦は3月17日。まだ少し先にはなりますが参戦日までワクワクを募らせて、ぜひともアレックス参戦と同時に“希望誕生”してください。

(C)CAPCOM
※画面は開発中のものです。
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