Aladdin Xが2025年12月に発売予定のNintendo Switch/Nintendo Switch 2 向けタイトル「スイカゲーム ぷらねっと」。同作の先行体験会がメディア向けに行われた。
「スイカゲーム」は、同じフルーツをぶつけて“シンカ”させ、スイカを作りながらハイスコアを目指す、シンプルでカジュアルなパズルゲーム。プロジェクター事業を行っていたAladdin Xが自社の製品に標準搭載オリジナルコンテンツとして搭載したことから始まり、その後Nintendo Switch版を2021年12月に発売後、1年9ヶ月の時を経て、ゲーム実況配信やSNSなどのUGC(ユーザー生成コンテンツ)で盛り上がっていき、ジャンルや世代を超えたヒット作として認知されることとなった。
そうした結果は数字にも表れており、2025年10月現在ではスマートフォンを含めた累計ダウンロード数は1,200万を突破。各アワードへの選出や日本マクドナルド、JRAとのコラボなど、より幅広い展開を見せている。
Aladdin Xが「スイカゲーム」に関して掲げているのは、幅広い世代に受け入れられやすいIPとしての確立。現状でも先ほど触れたゲーム外でのコラボレーションのほか、香港・台湾エリアへの商品展開やApple Arcadeへの提供といったグローバル展開も行われている。そうした状況の中で新作タイトルの開発にも取り組み、今回紹介する「スイカゲーム ぷらねっと」がリリースされることとなった。

「スイカゲーム ぷらねっと」では、従来のボックス状のステージから円形ステージへと変更に。まさに“ぷらねっと(惑星)”のタイトルが示す通りの360°好きな場所にフルーツを落とすことができる。フルーツが収まる体積はやや狭くなっているようだが、幅広い場所からスイーツを落とすことができるのと、円形ステージでは重心が中心にあることから、慣性の働き方がまた違ったプレイフィールを生み出している。

また、ポッピィーをぐるっと回して移動する際、円形になったことで移動距離が増えているため、BまたはXボタンを押しながら移動することで高速移動が可能となっている。

そうしたステージの作り以外でも、本作ではシンカに応じて画面右下のゲージが徐々に溜まっていき、MAXまで溜まると“超シンカ”タイムに突入する。BGMやビジュアル演出が変化するという意味での楽しさがあるだけでなく、ゲージ内の光が一周する前にシンカをすれば“超シンカ”が継続し、終了後にシンカの数などに応じたボーナススコアが獲得できる。これにより、ハイスコアの戦略も大きく変わってきそうだ。


また、本作では前作のプレイヤーから寄せられていたフィードバックも反映。その中で一番大きいのが、フルーツがあふれてもすぐにゲームオーバーにならないこと。数秒以外に戻ればセーフになるということで、反動などによる不意なゲームオーバーを避けることができ、かつ状況に応じてリカバリーが可能となる。

ここまでが大きな変更要素になってくるが、逆に言うとそれ以外は基本的に従来のシンプルなルールが踏襲されており、遊びやすさは健在。また、スキンによるカスタマイズ機能や自身のプレイ状況の確認なども備えており、痒いところに手が届く作りだ。
また、本作ではNintendo Switchに加え、Nintendo Switch 2 でもリリース予定。Nintendo Switch 2 における特徴的な機能が「おすそわけ通信」。発売開始時点ではローカル通信のみ対応予定のため、本機能でのNintendo Switch Onlineへの加入は必要無く、Nintendo Switch 2 本体1台とNintendo Switch 2 版のソフト1本があれば、ほかの人がNintendo Switchでもローカル通信で最大4人の協力プレイが可能となっている。

今回の試遊会でもスタッフの方やほかメディアと一緒に4人プレイを試したのだが、コミュニケーションを重ねながらなんとかスイカを作ることに成功。一人で黙々とやっていくことも楽しいが、こうしてみんなで相談しながらトライ&エラーを重ねていくのは、ローカル通信での協力プレイならではの醍醐味だ。

ベースがシンプルなゲームであるため、体験会に臨むまでは正直どこに手を入れるんだろうという気持ちだったのだが、実際に遊んでみると、筆者が前作でストレスに感じていた点がしっかりと取り除かれ、その上で円形ステージや“超シンカ”などによる新たな楽しさを提供しており、今年の2月に制作決定、4月から開発スタートという短期間でのプロジェクトにも関わらず、しっかりとコンセプトをもって制作されたことがうかがえた。

そして気になる価格だが、本作はNintendo Switchが前作と変わらず240円(税込)、Nintendo Switch 2 がおすそわけ通信機能を盛り込んだ上で300円(税込)と、このジャンルだけを見ても破格とも言える価格設定となっている。体験したからこそ、正直この金額には驚かされた。
なお、前作にあったようなプロジェクターに搭載する形でのゲームの提供は現時点では未定とのことだが、発売以降の展望として、発売タイミングで有料のスキンが配信されるほか、前作同様にスマートフォン版などへの展開も予定しているとのこと。とはいえ、手に取りやすいという意味でもまずは12月に発売となるNintendo Switch/Nintendo Switch 2 で触れてみてはいかがだろうか。

(C) 2025 Aladdin X Inc. スイカゲームはAladdin X株式会社の登録商標です。
※画面は開発中のものです。
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