元日本一ソフトウェア社長の新川宗平氏がコンテンツプロデューサー、「異世界居酒屋『のぶ』」で知られる蝉川夏哉氏が初代編集長を務める「キマイラ文庫」の作家陣へのインタビュー企画の第2弾。今回はヤマモトユウスケ氏へのインタビューをお届けする。
目次
小説家が好きなように作品を楽しく書ける“遊園地”をテーマにした電子小説レーベル「キマイラ文庫」。スタートアップメンバーは蝉川夏哉氏、ヤマモトユウスケ氏、横田純氏、そして発起人でもある喜多山浪漫氏。初代編集長は蝉川氏が務め、コンテンツプロデューサーには元・日本一ソフトウェア社長で、現・スーパーニッチ代表の新川宗平氏が就任している。

サイトでオリジナル小説を無料公開しつつ、ゲーム化率100%、コミカライズ率100%を目指しており、商品化の題材を探す企業に向けたショーケースの役割も果たしている。
Gamerでは、このキマイラ文庫とのコラボ企画を実施。蝉川夏哉氏、ヤマモトユウスケ氏、横田純氏へのインタビューをお届け。各作家陣がエンタメの世界に足を踏み入れた理由や、キマイラ文庫で手がける小説の魅力を聞くとともに、作品がゲーム化をするならどのような内容にしたいのかをお聞きした。なお、インタビューには発起人の喜多山氏とプロデューサーの新川氏にも同席いただいている。記事を読んで作品のゲーム化に興味が生まれたメーカーはぜひGamerや新川氏に連絡して欲しい。
蝉川夏哉氏へのインタビューに続く連載第2回は、「アオハルクエスト」を手がけるヤマモトユウスケ氏へのインタビューだ。
制作協力:キマイラ文庫
アオハルクエスト
晴天学園は突如、生徒・職員合わせて一万人が異世界のジャングルに転移し、全員が異種族へと変貌した。
身長わずか30センチになった生徒会長・黒揚羽聖十郎は、モンスターや過酷な環境、さらには学園内の政争や自身の失言により、窮地に追い込まれる。
しかし、異世界を生き抜く鍵は「青春」にあることが判明。青春すればスキルが覚醒するという謎の法則に従い従い、生徒会は全力で青春活動をサポートすることに決定。
これは異世界で青春に命を懸ける高校生たちの、長い一夏の物語である。

ヤマモトユウスケ
「#壊れた地球の歩き方」が第九回ネット小説大賞小説賞受賞し、書籍化やコミカライズを経験したウェブ小説家。
幼いころからずっと本を読んでいた
――蝉川さんにもお聞きしたのですが、ヤマモトさんが思春期にハマっていた作品を教えてください。小説やマンガ、ゲームなどいろいろなジャンルがありますが、どの分野のエンタメにハマっていましたか?
ヤマモト:私は完全に小説です。「ハリーポッター」シリーズや青い鳥文庫、はやみねかおる先生の作品からはじまり、順当にライトノベルを読むようになりました。中高時代は1日1冊ペースで本を読んでいて、高校時代からは私でも書くようになりました。
――エンタメのなかでもとくに本が好きだったんですね。
ヤマモト:そうですね。家計が厳しくてゲームを買ってくれなかったので本がいちばん身近にありました。中学生のころにPSPを買ってもらうまではずっと本を読んでいましたね。
――PSPがはじめてのゲームだったんですね。
ヤマモト:兄のプレイステーションは家にあったのですが、あくまで兄のものなので兄が遊んでいないときに触らせてもらうような感じでした。
――本に関してはライトノベルではなく「ハリーポッター」のようなハードカバーの厚いものから読み始めたのでしょうか?
ヤマモト:よちよちの子どものころから絵本をめくっているタイプだったらしいです。そこからずっと本は読んでいて、「ハリーポッター」も家のなかにありました。ゲームはなかったけど本はいっぱいある家だったので、そのなかで読みやすいものを順番に読んでいきました。
――本のジャンルのなかではファンタジー系がお好きなのでしょうか?
ヤマモト:ファンタジーとミステリーが好きです。ミステリーは先ほども話したはやみねかおるさんの「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズや「怪盗クイーン」シリーズ、ライトノベル作家だと「世界でいちばん透きとおった物語」を発表された杉井光さんが好きです。最近ですと「元彼の遺言状」の新川帆立さんも気になっています。
――ゲームはPSPが初ということですが、思い出に残っている作品はありますか?
ヤマモト:それはもう「モンハン」(モンスターハンター)ですね! PSPはほぼモンハン専門機でした。「モンスターハンターポータブル 2nd」が発売される少し前に「モンスターハンター ポータブル」のベスト版が発売されて、それを学校で友だちと遊んでいましたね。
――「モンスターハンター ポータブル」は社会現象でしたね。私はすでに社会人でしたが、学校でもすごく流行していたのでしょうか?
ヤマモト:みんなやっていました。「モンハン」をやっていない男子はいなかったのではないでしょうか。
――そのPSPは親にねだって買ってもらったのでしょうか。
ヤマモト:いや、祖母に買ってもらいました。入学祝いに腕時計でも買うかどうか聞かれたのですが、PSPのほうがいいと言いました(笑)。
――当時は腕時計よりもゲーム機のほうがうれしいですよね(笑)。
ヤマモト:そうですね(笑)。すごく大切な思い出です。
――そんな小説やゲームの思い出があるなか、作家になろうと思ったきっかけはどこにあったのでしょうか? 高校時代から小説は書いていたそうですが……?
ヤマモト:小説を書こうと思ったのは、「小説になろう」があったからです。高校のころになると親からパソコンに触ってもいいと言われるようになったので、趣味として小説を書き、投稿するようになりました。最初こそ業界入りを目指していたわけではないですが、書いていくうちに目標も生まれ、せっかくならプロになりたいと考えるようになりました。書籍化のオファーをいただいた作品は大学4年生のときに書いたもので、私が社会人を辞めて地元に戻ったタイミングにお話をいただいたので、そのままプロの小説家としてデビューすることを決めました。
――プロになるのが決まったから会社を辞めたというわけではなく、偶然が重なった形だったんですね。
ヤマモト:なかなか大変なことを言うタイプの会社だったので、先のことは決めずに辞めてしまい、地元に戻りました。これからどうしようかな……と思ったところで書籍化の声がかかったという形ですね。
喜多山:自分からもヤマモト先生に質問させていただいてよろしいでしょうか? ヤマモト先生が小説を読むところから書くことになった推移を詳しく聞かせて欲しいです。この記事の読者の方々のなかには本は読むけど書いたことがない人や書きたいけど書けない人もいると思うので、そういった方のお手本になるといいなと思いました。
ヤマモト:確実にきっかけになった出来事はふたつあって、ひとつはパソコンに触れることができるようになったことです。めちゃくちゃプライベートな話ですが、中学卒業のタイミングで親が離婚して、締め付けが緩くなって、パソコンを自由に触れるようになりました。もともと自分の考えていた物語設定など黒歴史ノートっぽいものはしたためていたのですが、キーボードがあると各段に書きやすくなったので小説としてまとめるようになりました。そういったツールの変化と、もうひとつは「小説家になろう」の存在です。小説を発表する場所があったことで、ステップを踏みやすくなっていました。たぶん、「小説家になろう」がなければ小説を書いていなかったと思います。
喜多山:家にパソコンがあって、「小説家になろう」の存在を知っていても書かない人は多いと思うのですが、そういう人が書くようになる方法はありますか?
ヤマモト:うーん、そうですね。極端な話、書きたい人はもう書いていると思うんですよね。書くためのハードルはすごく下がっていますし、パソコンではなくスマホで書いているプロの作家さんもかなりいらっしゃいます。
書籍化したときの校正のチェックもスマホでPDFを開いておこなっているという話も聞きますし、ツール的には誰でも小説が作れる時代にはなっていると感じています。やるかどうかは個人の気持ち次第かなと考えています。
――ヤマモトさん自身が二次創作ではなくオリジナルを書こうと思った理由はどこにあったのでしょうか。当時の「小説家になろう」はオリジナルが主流だったのでしょうか?
ヤマモト:いえ、当時は二次創作を書いていた人が「小説家になろう」に流れ込んできていてとても二次創作が多かったです。その後に「小説家になろう」自体がプロを輩出するサイトに変わっていき二次創作が禁止になりました。私自身は黒歴史ノートを作品として形にしたかったので、オリジナル以外の選択肢は考えていませんでしたね。
関西の作家交流会で幹事を担当したことをきっかけにキマイラ文庫に参加!
――そんなヤマモトさんがキマイラ文庫に参加したきっかけをお聞かせください。
ヤマモト:関西の作家飲み会の幹事を何回かやらせてもらっていて、そのときの縁からですね。ラノベ作家で「小説家になろう」からデビューした作家は横のつながりがほぼないので、ちょっとトラブルがあったとしても相談相手がいなかったりするんです。
――蝉川先生も仰っていました。
ヤマモト:私自身、別名義でデビューしたときに出版社側とトラブルがあったのですが、蝉川さんにアドバイスをしてもらい、助けてもらいました。そのときに横のつながりが大事だということに気付き、作家の飲み会や交流会を定期的に開催することを決めました。そんななか、その飲み会に喜多山さんがいらっしゃることになったのですが……そのときはなんというかすごくパワフルな人が来たなと思いました(笑)。
喜多山:(笑)。「小説家になろう」でたくさんの人に見てもらうにはどうすればいいのか、そこらへんのお作法がまったく分からなかったので、いろいろお聞きしましたよね。ヤマモトさんは私にとっての小説家の師匠です。
ヤマモト:いやいや、そんな大したものじゃないですよ。ランキングが1日3回更新されるとか、ポイントはブックマークでも入るとか、サイトの仕様を説明しただけです。
喜多山:でも、すごく勉強になりました。
――喜多山さんとしてはそういった交流をしていくなかで一緒にキマイラ文庫をやりたいという気持ちが芽生えてきたのでしょうか。
喜多山:そうですね。ヤマモト先生は率先してラノベ作家さんの交流会の幹事をやられていますし、実際にお話してお人柄もとても素晴らしい方だなと思いました。そしてなにより作品がおもしろいんです。おまけである読者に向けてのコメントなども含めてユニークな文章が好きで、ぜひ一緒にキマイラ文庫で活動したいと思いました。
――新川さんからヤマモトさんにお聞きしたいことはありますか?
新川:そうですね……。ではキマイラ文庫のどういう可能性に期待しているのか、どういう作家さんに今後来てほしいのかお聞かせ願えますでしょうか?
ヤマモト:キマイラ文庫に期待していることは、他業界とのクロスオーバーです。小説家というと印税でウハウハというイメージを持った方もいると思いますが、そんなに儲かるわけではありません。もちろんヒット作を飛ばす方もいますし、刊行点数も増えてはいるのですが、1冊あたりの発行部数はどんどん減っています。Webからのデビューだと、そもそも紙書籍ではなく電子のみだったり紙書籍が出たとしても5,000部を切ったりしています。
――出版不況ですもんね。
ヤマモト:初版5,000部を切ると、1冊1,000円の本で、印税率が10%としても50万円になります。実際には印税率が10%あるところはかなり少なくてWeb系だと8%を切っているところも少なくないですし、初版5,000部も出せない、余裕のないレーベルがたくさんあります。そのため、1冊を出しても印税として手元に入るのは3、40万円ぐらいで、1冊にかかる労力を考えると専業の小説家が得られる金額としては厳しいものがあります。もちろん、小説を出せば出すほど累計となって人気も増えていきますし、それで生きていくことは可能ですが、Webからのデビューだと2冊目もなかなか出せないという厳しい状況もあります。
――うーむ……。
ヤマモト:だからこそ、予算の額がぜんぜん違う業界の方とクロスオーバーを目指せるチャンスがあるのがキマイラ文庫の魅力だと思っています。Web系の作家にはめちゃくちゃおもしろい小説を作るけど、なかなか恵まれずにいる人がたくさんいると思っているので、そういう方が別業界の人とのクロスオーバーで人気が爆発していったら、世の中にもっとおもしろいものが生まれるのではないかと思っています。
――なるほど。
ヤマモト:たとえば私は「RE:異世界から帰ったら江戸なのである」の左高例さんの作品が好きで、もっと注目されて欲しいと思っています。本当におもしろいものを書く人がしっかり世の中に知られるようになってくれるとうれしいです。また、すでに有名な作家さんがキマイラ文庫でオリジナルの小説を書くというケースもおもしろいのではないかと感じています。
生徒1万人のマンモス校が丸ごと異世界転移する「アオハルクエスト」!
――では、ここからは「アオハルクエスト」の魅力についてお聞かせください。生徒総数一万人のマンモス校が丸ごと異世界に転移するストーリーということで、とてもスケールが大きい話になっていますね。小説だからこそできる風呂敷の広げかたなのかなと感じたのですが、どのように思いついたのでしょうか?
ヤマモト:もともと大学生ぐらいのときには草案が出来ていました。私が高校生ぐらいのときは異世界転生もののジャンルがとても強かったので、自分も異世界転生もののフォーマットで物語を作るならどういうことができるのか考えました。もともと世界観を考えるのが好きで、世界を成立させるのに必要なものを考えたり、その世界でどんなドラマが生まれるのか考えたりしていたのですが、あまりにも風呂敷が大きくなりすぎて、当時の私には書くことができないという結論になりました。ただ、30歳を過ぎた今だったら書けるのではないかという思いも募ってきており、そんなタイミングでちょうどキマイラ文庫の機会をいただいたので書いてみることにしたという形です。
――なるほど。温めていたものを満を持して書くことにしたと。
ヤマモト:あと、こういうキャラクターが多い群像劇もので、特殊な設定もあったりする作品はWeb小説だとあまり受けが良くないことが多いんです。自分としてはおもしろい話になるという自信はあったので、どこかしらで書きたいとは思っていました。
――「アオハルクエスト」を読んでいておもしろかったのが、主人公で威厳のある生徒会長・黒揚羽聖十郎が身長30cmのかわいいダークフェアリーになってしまうところです。どのようにしてこういう設定になったのでしょうか?
ヤマモト:生徒会長の黒揚羽聖十郎と副生徒会長の如月院・F・真理愛はヒーローとヒロインという立場で最初に作ったキャラクターです。そのときにヒーローは直接戦うのではなく言葉を使ってやり合うようなキャラクターにしようと思いました。
――戦闘力が無いというところからマスコット的なキャラクターになったんですね。
ヤマモト:そうです。私はもともと戦闘ではなく口先やハッタリで渡り合うキャラクターが好きなのですが、その設定で考えていった結果、マスコットになりました。小さいほうがおもしろいかなと(笑)。
――主人公たち以外にも、いろいろな種族に変貌した学園の生徒たちが登場しますね。野球部がエクストリームな試合をはじめる展開はおもしろくて目が離せなかったです。今後はどのように盛り上がっていくのでしょうか?
ヤマモト:今後は「アオハルクエスト」というタイトルを回収するような青春を軸にした形に移行していきます。いろいろな部活の生徒が異世界でサバイバルをしていくなかでどのような行動をしていくのか、生徒会を中心に描いていくので楽しみにしていただければ。自分としてはこの「アオハルクエスト」でいちばんやりたかったのが、生徒総会というか、解散総選挙なんです。ストーリー全体のなかで聖十郎の政権の信を問われるタイミングが来るのですが、そこがいちばんの盛り上がりになればいいなと考えています。
――本作の舞台となる晴天学園は生徒が1万人もいるような巨大な学園ですが、どのように設定を作っているのか気になります。途中で思いついた設定を自由に組み込めるように余白を残して作っているのでしょうか?
ヤマモト:はい。キャラクターに関しては思いつきで増やせるようにしています。小説を書いているときに、ここにもう1キャラがいたほうがおもしろくなるなと感じたら、そのタイミングでキャラクターの設定を即座に考えて足すということもよくやっています。
――キャラクターが多いと設定が膨らんで大変ではないでしょうか?
ヤマモト:キャラクターに関してはエクセルでまとめています。ただ、登場させたものの、まだ表に組み込んでいないキャラクターも多いので間に合っていない部分もあります(笑)。
――そのエクセルにはキャラクターの名前や部活、種族などが記載されているのでしょうか?
ヤマモト:そうですね。あとはキャラクターを考えるとき絶対にやることとして、それまでなにをしていたのか、作品のなかでなにをするのか、作品が終わったあとにどこにいくのかは必ず考えるようにしています。どこで生まれたのか、どんな家庭で育ったのかということを1行、2行だけでも書いておくことでキャラクターの言動に軸ができるんです。
――なるほど。新川さんは「アオハルクエスト」の魅力はどんなところにあると思いますか?
新川:タイトルにある“アオハル”……漢字で書く“青春”でしょうね。私にはそんな青春の学生時代は当然なかったのですが、こんな人たちがいたら学校が楽しかっただろうなというワクワクが詰まっていると感じます。とくに私は聖十郎というキャラクターがすごく好きです。最初に登場したときから、口先だけでいろいろなことを乗り越えていくキャラクターであることが伝わってきてワクワクさせてくれました。一方で聖十郎だけで話が進んでいくのかというとそういうわけではなく、野球部の話をはじめ、いろいろなキャラクターがストーリーに絡んでくる群像劇になっていて、そこもすごく楽しめています。この野球部の話であればビッグフッドに変異した生徒が活躍したりと、ただの青春モノではないストーリーになっていましたし、今後はどういったキャラクターが活躍するのか気になります。ヤマモト先生の頭のなかにある構想を早く読みたいと思っています。
――ビジュアルを想像すると楽しい小説ですが、ゲーム化するとしたらどんなジャンルのものにしたいですか? 「高機動幻想ガンパレード・マーチ」や「BULLY」のような学園シミュレーションや、もしくは野球部分だけに特化したハチャメチャな野球ゲームなども考えられますがいかがでしょうか。
新川:なにかしら軸があるといいなと思います。私がイメージしたのは学園運営シミュレーションですね。野球部や家庭科部など、学校のなかにそれぞれの部活の施設があり、プレイヤーがその各施設の能力を上げていき、最終的に元の世界に戻ることを目指すゲームとか。冒険に出るシチュエーションも入れておき、そのときはそれぞれの部活からキャラクターを選んでパーティを組めるようにするとおもしろいかもしれません。あくまで学園を拠点として、その学園を成長させることを軸にしたシミュレーションとかにすると「アオハルクエスト」らしくていいのかなと。
――確かにおもしろそうですね。ヤマモト先生はいかがですか?
ヤマモト:私も新川さんの考えたそのゲームが遊んでみたいです。ちょっとずつ成長させたり設備をアップデートをさせていくようなゲームが好きなので、新川さんがおっしゃった通り、学園を防衛したり、外を冒険したりしながら、学園を運営していくシミュレーションにしたらおもしろそうですね。
――実現して欲しいですね。ぜひ、この「アオハルクエスト」をゲーム化してくれるメーカーさんを待ちましょう。
新川:はい。本当に募集していますので、ぜひお声がけいただければと思います!
――では、最後にヤマモトさんのほうから読者にひとことお願いします。
ヤマモト:キマイラ文庫はこれまでなかった取り組みです。手探りではありますが、必ずおもしろいものを届けるという覚悟でやっているので今後とも応援していただけるとうれしいです。まだキマイラ文庫を読んだことが無い人は、ぜひサイトを覗いてもらって、私の作品やほかの作家の皆さんの作品を読んでみて欲しいなと思います。
――ありがとうございました。
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