DU BOOKSは、5月23日に発売予定の書籍「ゲームデザイナー 小島秀夫論」について、ゲームクリエイターの藤澤仁氏が日本語版解説に寄稿することを発表した。

本書は、小島秀夫氏のこれまでの歩みや手掛けた作品について詳述された書籍。小島氏のゲームの物語や演出、ゲームシステムに至るまで、様々な角度で研究した著者の分析が楽しめる一冊となっている。

また、中川大地氏と吉田寛氏の推薦コメントも公開されたので、ぜひチェックしてみよう。

製品ページ
https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK379

以下、発表情報をもとに掲載しています

日本を代表するゲーム研究者も大推薦!

書籍「ゲームデザイナー 小島秀夫論」の日本語版解説にゲームクリエイターの藤澤仁氏が寄稿!中川大地氏や吉田寛氏の推薦コメントもの画像

中川大地(評論家/編集者/ゲーム研究者)

映画のミミクリ(模擬)から、ゲームでしか表現しえない世界体験の創出へ。

米日の戦後カルチャーを遊び心をもってリメディエートすることで、現代ゲームを新たな総合芸術へと昇華させたホモ・ルーデンスの哲人・小島秀夫の軌跡を、緻密な調査と国際基準のゲーム研究・批評の概念装置を結集して多面的に解析。

日に日に崩壊してゆくパックス・アメリカーナの現実を、ゲームの側から逆照射していくだろう最新作「デス・ストランディング2」を受け止めるための知的準備としても、本書は最適なパラテクストとなってくれるはずだ。

吉田寛(東京大学文学部教授、「デジタルゲーム研究」著者)

商業ゲームに高度なテーマとメッセージを持ち込み、〈作家〉としてのペルソナを自覚的に築き上げてきた小島秀夫。その「プログレッシブ」なゲームデザインを、社会批評的な物語、ミクストメディアの美学、テーマに沿ったルールに基づくシステム、再帰性(メタ性)という四つの側面から分析し、その独特なデザインセンス、ビジョン、哲学を解明する。

「スナッチャー」から「ポリスノーツ」を経て「ときめきメモリアル」へ。そして「メタルギアソリッド」から最新作「デス・ストランディング」へ。日米を往還するゲーム研究者ブライアンにいざなわれて、新たな小島秀夫を発見せよ!

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー