現在開催中の「ヘブンバーンズレッド」(以下、「ヘブバン」)と東京タワーのコラボレーションイベント「ヘブンバーンズレッドin東京タワー ~タワー奪還作戦~」。イベントの模様と、プロデューサーの柿沼洋平氏のコメントをあわせてお届けする。
2025年3月1日から4月20日にかけて、東京タワーフットタウンで開催中の「ヘブバン」と東京タワーのコラボイベントとなる「ヘブンバーンズレッド in 東京タワー ~タワー奪還作戦~」。
今回のコラボの特徴は、「ヘブバン」屈指の人気キャラクターでもある白河ユイナが隊長を務める第30G部隊に焦点を当てた体験型イベントという点で、これまでの「ヘブバン」のコラボとは一風変わった形式となっている。

セラフ部隊の一員として、東京タワー内に潜むキャンサーを探し出す
休暇を利用して東京タワーへ遊びにきた第30G部隊がキャンサーと遭遇し、現地でセラフ部隊を編成することになる……というストーリー仕立ての設定が用意されており、参加者はセラフ部隊の一員として東京タワーの4箇所に潜んでいるキャンサーを探し出すことが目的となる。
イベント参加する場合は、まず東京タワーフットタウンの1Fの特設ショップにて本イベントへの参加チケットを購入。ラリーシートを受け取り、東京タワーにいる4体のキャンサーを見つけた階数を記載して提出すると、ゲーム内の基本SSスタイルのイラストをモチーフにしたトレカ1枚をランダムで交換できるという流れになっている。
今回筆者はスタッフに案内してもらったので、4ヶ所を短時間で回ることができたのだが、中にはなかなか気づきにくい場所に設置されているものもあったり、ノーヒントで探す場合、結構歩き回る必要が出てくるかもしれない。
メインデッキでは、描き下ろしの第30G部隊のイラストを用いたフォトコーナーも設置されている。「ヘブバン」での筆者の個人的な推しは“ロリータ先輩”こと菅原千恵なのだが、この菅原の私服姿がめちゃくちゃ可愛く、ほぼ等身大のパネルを撮影できて非常に満たされていた。
また、コラボ開催期間中に6日間イベントに参加してログインスタンプを集めると、描き下ろしイラストが描かれたミニアクリルボードに加え、ラリーの特典でもあるトレカをさらに1枚ランダムで獲得できるようにもなっている。


フットタウン1Fの特設ショップでは、今回のコラボを記念したオリジナルグッズが多数販売されている。ラリーの参加にはチケットが必須となるが、物販に関してはチケットなしでも購入可能だ。
目玉は今回のために描き下ろされた私服衣装の第30G部隊で、BIGアクリルスタンドや等身大タペストリー、東京タワーが描かれたアクリルスタンドにキーホルダーなど、ユイナだけではなく隊員一人一人のグッズが用意されている。3月4日から全国50ヶ所のサントリー自販機にて販売が始まるコラボラベルドリンクも、特典のコースター付きで販売されている。
第30G部隊だけではなく、第31A、第31C部隊の面々のミニキャラが描かれた缶バッジやアクリルキーホルダー、アクリルチャーム、アクリルスタンド、アクリルコースターといったグッズも販売されている。各キャラクター達の衣装は、歴代の東京タワーの制服がモチーフとなっているそうで、今回のコラボイベントならではのグッズが多数ラインナップされている。
一定の会計ごとの特典も用意されており、一会計4,400円(税込)ごとに第30G部隊のメンバーの名刺カード、11,000円(税込)ごとにアクリルチャームと、ラリー特典のSSスタイルトレカがランダムで付属するようになる。


さらにショップでは、ミニアトラクションの輪投げゲームにチャレンジすることもできる。今回の描き下ろしイラスト全24種が描かれたしおりが景品として用意され、参加時に1枚、1回成功するごとに1枚ランダムで獲得できる。
体験型イベントから東京タワーコラボならではの多数オリジナルグッズまで、盛りだくさんの内容となっている「ヘブンバーンズレッドin東京タワー ~タワー奪還作戦~」。今回主役に抜擢された第30G部隊は「ヘブバン」内でも人気キャラクターの多い部隊だけに、プレイヤーなら見逃せないイベントとなっている。
最後に、プロデューサーを務める柿沼洋平氏に、本イベントを中心としたお話も聞くことができたので、あわせて掲載する。
プロデューサー・柿沼洋平氏インタビュー
――今回のコラボはどういった形で実現したのでしょうか?
柿沼氏:こういった外部とのコラボレーション企画は、我々から持ちかけるケースと、先方からご提案いただくケースの両方があるのですが、今回間に立っていただいた企画会社のMENUさんのご担当さんが熱心な「ヘブバン」ユーザーの方で、熱量がすごくて。その方からいろいろなご提案いただいて、ただグッズを販売するだけじゃない、スタンプラリーで東京タワー中を回るという企画が実現しました。

――本コラボの見どころは、どんな部分になるでしょうか?
柿沼氏:今回グッズ用の描き下ろしイラストは、第30G部隊の私服に加えて、歴代の東京タワーの制服を模したミニキャラもご用意しておりまして、東京タワーを余すことなく味わっていただける内容になっています。グッズの点数についても、今回かなり頑張らせていただきました。
あとは何より、ラリーシートにキャラクターを編成し、東京タワー内のキャンサーを探していただく体験型のコラボイベントになっています。全部集めていただくと景品との交換ができるようになってもいますので、そういった普段のコラボイベントとは違った部分を楽しんでいただければと思います。
――「ヘブバン」はいろんなコラボをやっていますが、今回はこれまでとは結構毛色が違っているような印象です。
柿沼氏:やっぱりご担当の方の熱量によるところが大きいのかなと。今回はMENUさんの方から「こんなこともやっていいですか?」「これを置いてもいいですか?」みたいなご提案を色々いただけて、我々としてもありがたかったですし、お客様にも自信をもってお届けできるコラボになったんじゃないかと思っています。
――今まで、こうしたコラボでは第31A部隊がほとんどだったと思うのですが、今回は第30G部隊がメインになっていたことにも驚きました。
柿沼氏:おっしゃる通り、これまでコラボというと第31A部隊がメインとなることが多かったのですが、我々としてもできるだけ31A以外にも焦点を当てたいという想いを常に持っていました。今回それを第30G部隊で実現できたというのは嬉しい部分で、今後も第31A部隊以外のキャラクターにもフォーカスした機会を設けられればと思っています。
――個人的には、期間イベントでお馴染みの丸山部隊がメインのコラボとかも見てみたいです(笑)。
柿沼氏:それは面白そうですね(笑)。まさにそういう、部隊の枠を越えたユニークな企画みたいなのもいつか実現できればと思っています。
――今回、30Gの面々の私服衣装が描き下ろされていますが、「ヘブバン」のゲーム内では私服衣装ってほぼ出てきてないですよね。今後、登場する可能性もありますか?
柿沼氏:可能性がないというわけでは決してないのですが、基本的に「ヘブバン」は、麻枝さんのメインストーリーという、プレイヤーの方々に届けたい体験価値がまず中心にあり、そこから逆算する形であらゆる実装物を決めていっています。なので、メインストーリーに没入していただくために必要なところを優先して実装していきたいというのが基本的な考えです。
逆に、今回のような外部コラボはそこに縛られないので、ゲーム内では見られないようなキャラクターの一面を、今後もいろいろお見せできればと思っています。

――3周年を記念した2月のアップデートでは、コラボ以外では初の新プレイアブルキャラクターとなる七瀬七海のSSスタイルが実装されましたが、反響はいかがでしたか?
柿沼氏:これについてはかなり大きく、非常に良い反響をいただいております。七瀬七海はログインボーナス画面で毎日目にするキャラでもありますし、お客様からの愛着も強く、ファンミーティングなどでも「実装して欲しい」というお声を前々から多くいただいていました。
発表した瞬間の盛り上がりも大きかったですし、リリース後もポジティブな反応をたくさんいただいており、3周年という節目のタイミングでそれが実現できたのはとても良かったのではないかと手応えを感じています。
――ただ、キャラクターの追加は今まであえて避けてきていたところでもあると思うので、一度やってしまうと、どうしても次も……という期待も高まってしまいますよね。
柿沼氏:そうですね。そこは我々の方でも重々承知しておりまして、「ヘブバン情報局」の方でも、今回はあくまでも期間限定の特例という形での実装となることをご説明させていただいております。
今後もキャラクターの追加については慎重に判断する方針ですが、お客様から様々なご期待があることは分かっておりますので、そのあたりのバランスをうまく取りながら、皆様にご納得いただけるような形でサービスをご提供していければと思っています。
――最後に、プレイヤーの皆様へのメッセージをいただければと思います。
柿沼氏:今回の「ヘブンバーンズレッドin東京タワー ~タワー奪還作戦~」は、ただ見るだけではなく、自分がセラフ部隊の一員になって、東京タワーに潜むキャンサーを見つけ出すという、一種の体験が楽しめるイベントになっています。是非多くの方にお越しいただけますと嬉しいです。
――ありがとうございました。
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