2025年3月6日に発売予定の「幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争」とカラオケパセラのコラボが2025年2月25日~3月31日に開催。ここではメディア向けに開催された先行試食会の模様をお届けする。

目次
  1. トークショーで語られたリマスター版の魅力
  2. 質疑応答&囲み取材
  3. コラボフード・ドリンクを試食!
「幻想水滸伝 I&II HDリマスター」パセラコラボ先行試食会レポート:河野純子氏描きおろしイラストの美麗さや、あの“グレミオのシチュー”の美味しさに感動……!の画像
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トークショーで語られたリマスター版の魅力

「幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争」の発売を記念して開催される今回のコラボ。開催期間は2月25日~3月31日までで、開催場所は「カラオケパセラ池袋本店」「カラオケパセラ秋葉原電気街店」「カラオケパセラ新宿靖国通り店」「カラオケパセラなんば道頓堀店」の4店舗となる。

最初に、開発陣によるトークイベントが行われた。登壇者は「幻想水滸伝」シリーズプロデューサーの内藤塁氏と同シリーズIP&ゲームディレクターの崎山高博氏、本作のディレクターである大串達也氏の3名がリマスター版の魅力や、カラオケコラボの経緯などを語った。

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――今回発表されたコラボの経緯について教えてください。

崎山:カラオケパセラ様よりご提案をいただき、今回のコラボが実現しました。パセラ様は料理も魅力のひとつで、「劇中に登場するシチューなどを再現したコラボをやりたい」とお声がけいただきました。

――崎山さんを中心にフードやドリンクのメニューを選定いただいたそうですが、監修をしてみていかがでしたか?

崎山:これまでいろいろな監修物がありましたが、「幻想水滸伝」シリーズでコラボフードやコラボドリンクの監修することははじめてでした。グレミオのシチューなどゲームの世界に登場する食べ物を再現するのはとても楽しかったです。キャラクターや紋章を模したものなど、見た目としても非常にインパクトのあるものが完成したのではないかなと思っています。

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――実際に試食されてみて、どのメニューがお気に入りですか?

崎山:私はやはり“グレミオのシチュー”です。こちらは「幻想水滸伝II」である条件を満たすと入手できるレシピで作る特製シチューで、ゲームでは材料に豚やエビなどが使われたミックスシチューでしたが、今回は「幻想水滸伝I」の冒頭シーンのものを再現しました。

そのシチューを再現するにあたり、キャラクターデザイン担当の河野純子さんの描き下ろしイラストを元にしています。イラストは彩りを考えてトマトが盛り付けられていますが、最初のラフではローストされたチキンが一匹丸ごと盛り付けられていたため、今回のコラボメニューではそのラフを再現する形で提案させていただきました。「幻想水滸伝I」でグレミオが調理している鍋のスープのドットもブラウンで、そのあたりの色も再現しているので、ぜひゲームをプレイしながら確認していただきたいです。

――内藤さんのお気に入りメニューはどれでしょうか?

内藤:パセラ様といえばハニートーストなので、僕は“ムクムクプチハニトーグリンヒル仕立て”です。ムクムク以外の4匹(※マクマク、ミクミク、メクメク、モクモク)もパセラさんにお願いしましたが、今回は残念ながらムクムクだけに……。なお、ハニトーに乗っているアイスは塩を使った“ナナミアイス”ではないので安心してください(笑)。

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――大串さんはいかがですか?

大串:私も“グレミオのシチュー”と言いたいところですが、今回ちょっとおもしろかったのが“始まりの紋章プレート”です。原作のシーンが好きなのですが、そのシーンを思い出すようなメニューになっています。ふたつの紋章が描かれたバンズを挟んでひとつにするというのは、とてもおもしろい発想だなと思います。ぜひ、みなさんのお気に入りメニューも、SNSなどでポストしていただけたらうれしいです。

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内藤:ぜひ、まだゲームをプレイしたことない人もパセラに来ていただいて、で少しでも「幻想水滸伝」の一部に触れていただけたらと。このコラボメニュー情報も今日解禁ですので、まずはゲームの発売前に昔話で盛り上がっていただき、発売後はぜひゲームをしながら来店して、ずっとここでメニューを食べていただけたらいいなと。ドリンクもかなり数があるので、コンプリートは大変かもしれませんが、ぜひよろしくお願いします。

――「幻想水滸伝II」には料理対決というミニゲームがありますが、リマスター化にあたり、この料理対決イベントの裏話はありますか?

大串:「幻想水滸伝II」ではハイ・ヨーというキャラクターを仲間にすると、本拠地で料理対決というイベントが起こるようになります。オリジナル版では“からあげ”のメニューを英訳した際に、“フライドチキン”という表記になっていました。ただ、ドット絵を確認すると魚のような形をしていたので、バグの報告が上がってきました。確認しみたところ、魚のからあげだったことがわかり英訳を修正しました。この料理対決はメニュ-も豊富で非常におもしろいイベントだと思っています。プレイヤーのみなさまも楽しんでいただけたらうれしいです。

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崎山:リマスター作業ですべてのセリフを再確認しているなか、いちばん楽しかったパートはこの料理対決でした。料理対決では審査員がランダムに選ばれるため、1回のプレイですべてを見ることが難しいのですが、制作者特権ですべてを確認しました(笑)。この料理対決はミニゲームとしても非常に完成度が高く、ランダムで選ばれる審査員の好みがバラバラのなか、限られたレシピの中で最大公約数的な料理を完成させるゲーム性の高さが魅力です。

さらに、イベントで司会を務めるフー・タンチェンが放つ軽快なセリフで、審査員たちの意外な一面なども見えてきます。数多くのキャラクターが登場する「幻想水滸伝」のよさが存分に発揮された、すばらしいイベントだと思います。

ちなみに、私は「幻想水滸伝V」のディレクターを担当したのですが、本作の料理対決がシュンミンというキャラクターが登場する料理イベントを作るきっかけにもなっています。

――制作の裏話、ありがとうございます。リマスター版では原作と変わった点はどんな部分でしょうか?

大串:いろいろとありますが、まずサウンドの話をしますと、原作のすべての音源は高音質化して原作の音をより魅力的にお聴きいただくことができるようになっています。原作でも印象深かった効果音に関しては、可能な限り原作のテイストを感じられるようにしました。ほかにも足音、水の音、虫の声などを追加し、より臨場感のある環境にしています。そのほか、メニュー画面などUIに関しても見やすく、使いやすくなるように変更をおこないました。装備変更やキャラクターの入れ換えもオリジナル版から変更しています。バトルシステムは原作の良さをそのままに、倍速やおまかせバトルのショートカット機能などを追加しました。

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崎山:「幻想水滸伝I」のキャラクターは、キャラクターデザインを担当している河野さんにあらためて描き下ろしていただきました。オープニングだけではなく、会話中のセリフの横に表示される顔グラフィックも130枚以上すべて描き直していただいています。本作はキャラクターたちを集めて、自分でパーティ編成を考えてバトルを楽しむのがおもしろさなので、ぜひ楽しんでいただきたいです。

大串:キャラクターひとりひとりにちゃんと物語があり、仲間にする際に彼らの物語を知ることができます。リマスター版で初めて「幻想水滸伝」シリーズをプレイされる方は、コラボカフェに登場するキャラクターたちの物語もゲーム内で見つけて、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

内藤:今日の会場はバリをテーマにしたデザインですが、じつはつい先日インドネシアに行ってきました。インドネシアでも予約が好調で「インドネシアのファンってどういう人なんだろう?」と思って、メディアカンファレンスを開催させていただいたのですが、そこで感じたのが「幻想水滸伝」シリーズのファンは世界中にいるということです。そんな世界中からゲームの予約をたくさんいただいてるなか、より多くの人に作品の魅力を伝えていきたいと感じています。30年前に生まれた作品が、まさか今ここでコラボされるというのもなかなか感慨深いところもあります。オリジナル版を制作していた先輩方たちに感謝しつつ、いまの人たちに遊んでいただけたらと思います。

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――多くのキャラクターが登場するのが「幻想水滸伝」シリーズの魅力ですが、みなさんのお気に入りのキャラクターを教えてください。

内藤:私はテオ・マクドールですね。テオが息子と対峙しなくてはいけないなか、自分の命を投げ出すみたいなシーンは、当時の自分にはなかなか理解できなかったのですが、自分自身が父親という立場になり、「父親はこうあるべきなんだろうな」と考えさせられます。

崎山:私は「幻想水滸伝I」ではマッシュ・シルバーバーグ、「幻想水滸伝II」ではシュウです。とくにシルバーバーグ家に関連したキャラクターは、物語を裏で支えていく軍師という重要なポジションにいますが、「幻想水滸伝I」が発売されたころは、とりあえず世界の悪いヤツを倒していくという展開の物語が多く、こういったキャラクターが活躍する作品が少なかったです。軍師がいて戦争をおこなうというような、非常に骨太で地に足がついた物語は「幻想水滸伝」シリーズの魅力であり、オリジナリティだったと感じています。

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大串:私は「幻想水滸伝I」と「幻想水滸伝II」の両方で活躍するビクトールがお気に入りです。彼は冒頭から登場して、主人公の頼れる先輩仲間でありコミカルな役を持つキャラクターです。また、ネクロードの過去の因縁など、いろいろ奥に秘めたものも感じる存在です。あとは「幻想水滸伝II」のナナミも好きです。ずっと主人公に寄り添ってくれるようなキャラクターで、ムクムクとともにこの殺伐とした話のなかで、ホッとさせてくれるような存在じゃないかなと感じています。

――ファンに向けてひと言ずつメッセージをお願いいたします。

大串:「幻想水滸伝」の魅力は108星、つまり108人という多くのキャラクターが紡ぐ物語にあると思います。ファンの方はもちろん、初めて遊ばれる方にも、登場するキャラクターにさまざまな物語があり、それを隅々まで楽しめるという重厚さをぜひ味わっていただきたいです。リマスター化を経て原作の良さはそのままに、より遊びやすくなったと思ってます。お手に取っていただけたらうれしいです、よろしくお願いいたします。

崎山:制作中はコラボメニューの監修や、予約特典紹介の動画に出演するなど、思ってもみなかった体験をさせていただきました。おかげさまで予約は好調で、紹介した特典付き商品は予約終了になっているものが多く、うれしく思っています。今回のパセラ様とのコラボはカラオケに来た方たちが「こんなコラボメニューがあるんだ」と、「幻想水滸伝」に興味を抱いていただけるのではと考えていますし、なによりファンの方たちが「幻想水滸伝」の世界を思い出すきっかけにもなるのではないかと思います。ぜひパセラ様に足を運んで、このコラボを皆さんに楽しんでいただければと。

内藤:昨年の東京ゲームショウで発売日を発表して以来、多くの方から注目を集めていると感じております。とくにユーザーさんのおかげで“日本ゲーム大賞2024 フューチャー部門”で賞をいただけましたし、パセラ様を始め多くの方々にご協力いただきました。弊社のライセンスメンバーも、制作メンバーも一丸となってこのこのリマスター版を盛り上げようとしています。東京ゲームショウのステージで発表しているように、「幻想水滸伝」はまだ始まったばかりで、これが最初の一歩となる“ファーストステップ”だと思ってます。ここをしっかりと地固めして、つぎのステップに踏み出したいと考えていますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。

質疑応答&囲み取材

質疑応答および囲み取材の時間も設けられたので、そちらの内容もお届けする。

――次のステップというお話がありましたが、それは新作ということになるのでしょうか?

内藤:まだ何も言えない状況です。ただ、いまは過去シリーズを遊んでくださっていたファンを中心に盛り上がっているなか、そのファン層をさらに広げていくことがセカンドステップになると考えています。「幻想水滸伝」を知らない方もたくさんいますので、「幻想水滸伝」というIPにより多く触れてもらえるチャンスを作れないかと考えています。

――コラボメニューのドリンクで対象となるキャラクターを決めた理由、どのような味や見た目でキャラクターを表現したのかなど、こだわりなどあれば教えてください。

崎山:キャラクターの選定はパセラ様の方からご提案いただいた形です。パセラ様でご用意できる素材を使って、たとえば、“II主人公のタピオカフルーツジャスミンティー”であれば、レモンの欠片をふたつ盛り付けて主人公の武器であるトンファーをイメージしていますし、“ぼっちゃんのミックスジュース”であれば、オレンジを盛り付けてソウルイーターの紋章にある鎌をイメージしています。

――メニューを決める際のパセラさん側とのやり取りで、印象に残っていることはありますか?

崎山:今回のコラボメニュー作りは「グレミオのシチューってどんなものだろう」という部分から始まっています。SNSなどではホワイトシチューという意見が多かったんのですが、ゲームを確認するとブラウンシチューの色だったので、「これこそがグレミオのシチューだよね」と。また、先ほどお話したように、河野さんが描いたイラストのラフでは、具材としてチキンが盛られていたので、メインにチキンを盛り付けていただくようにお伝えしました。そうしたら、とても大きくて食べ応えのある形になっていて、ビックリしました(笑)。

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また、“ムクムクプチハニトーグリンヒル仕立て”は、ムクムクの“ムクムク感”といいますか、顔の造形などを食材で表現できるか試しましたが、最終的にはイラストがいちばん見栄えもいいので、もなかに印刷する形になりました。“始まりの紋章プレート”の、バンズが合わさったらふたつの紋章が合体して始まりの紋章になるというアイデアは、パセラ様からいただいたもので、「これは天才だな」と思いました。

――シリーズ自体が長く続いていることもあり、20歳以上のファンも多いと思うのですが、コラボのドリンクがノンアルコールのみの理由はありますか?

崎山:お酒も第2弾があるなら考えたいですね(笑)。

――コラボメニュー作りにかけた時間と苦労した点などあれば教えてください。

崎山:約数か月間になります。コラボメニューはこちらでしっかりチェックはおこないつつ、基本的に料理の味付けや食材などはパセラ様におまかせで、今日初めて試食させていただきました。

こだわったのはメニューの名前です。ビクトールならば“傭兵隊長”、フリックならば“青雷”を入れる提案をさせていただきました。

――制作側から「この季節だからこういったものを取り入れてほしい」というような要望を出すことはあるのしょうか?

内藤:こちらはコラボをしていただいている立場なので、逆に言うとこちらがいかにパセラ様側からのご希望に添えられるかですね。パセラ様以外とのコラボもやってきましたが、“どんな目的でコラボをやりたいか”が重要です。いちばん大事にしているのは「幻想水滸伝」という世界を毀損してほしくはないという思いです。もちろん、毀損してコラボをやろうと考える方はいませんし、過去にコラボをおこなってくださる相手さまも、「幻想水滸伝」シリーズが大好きだという方が多いです。今回も積極的に内容を提案してくださいましたし、信頼してお任せしています。

――リマスター版について、先ほどシステム面での変更点をうかがいましたが、グラフィック面での進化などあれば教えてください。

大串:グラフィックは多岐に渡って変更していますが、フィールドはすべてイラストから3Dに新しく作り直しています。街中やダンジョンもHD化して、かなり鮮明になりました。また、バトルも背景を3D化して、紋章のエフェクトや協力攻撃なども新しく作り直しているので、ぜひこちらもご注目ください。

崎山:フィールドはイラストで描いていた部分をすべて差し替えています。オリジナル版はドット絵で滝の水しぶきなどを表現していましたが、本作では3Dのエフェクトで制作しており、でリマスター化としてふさわしい表現になっています。

――コラボメニューを試食してみての感想をお願いします。

内藤:“グレミオのシチュー”のチキンの柔らかさには驚きました。

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大串:私もです。“グレミオのシチュー”の肉の柔らかさはすごいと感じましたし、この値段でこの味が食べられることに驚きましたね。“始まりの紋章プレート”のハンバーグもしっかりしていましたし、“ムクムクプチハニトーグリンヒル仕立て”に関しても、私はプチハニトーを食べたことがなかったのですが、食べやすいサイズでよかったです。また、ドリンクは“II主人公のタピオカフルーツジャスミンティー”をいただいたのですが、タピオカがタップリ入っていて、食べ応えもあっておいしかったです。

崎山:ほとんど言いたいことを言われてしまいました(笑)。ただ、組み合わせて食べられるメニューになっているのがいいですね。ドリンクもキャラクターの色合いも、“II主人公のタピオカフルーツジャスミンティー”ならば、主人公の服の色をしっかり反映しているなど、こだわりを感じられたのでぜひ注目してみて欲しいです。

――ありがとうございました。

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コラボフード・ドリンクを試食!

最後に試食の模様をお届け。コラボ期間中に味わえるメニューは、3品のフードと6品のドリンク。フードは「ムクムクプチハニトー グリンヒル仕立て」「グレミオのシチュー」「始まりの紋章プレート」、ドリンクは「ぼっちゃんのミックスジュース」「II主人公のタピオカフルーツジャスミンティー」「青雷のフリックソーダ」「なに?何か用?」「傭兵隊長ビクトールコーク」「一生のお願い」となる。

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試食した感想としては、全体のクオリティーがとても高いことが挙げられる。どのメニューもボリュームがあり、味もしっかりとしており満足できる内容。「幻想水滸伝」のファンではない友だちを誘っても、きっとコラボメニューの美味しさによろこんでもらえるのではないだろうか。

なかでもとくにオススメなのが“グレミオのシチュー”。ブラウンシチューの味がしっかり染み込んだチキンはとても柔らかく、口のなかでとろけていく。

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輝く盾の紋章と黒き刃の紋章が描かれたバンズをハンバーグや野菜を挟んでひとつの“始まりの紋章”にする“始まりの紋章プレート”はこの時点でアイデアの勝利だが、歯ごたえのバンズと肉厚のハンバーグ、そして濃厚なソースが合わさり、とても食べ応えのある一品だった。

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“ムクムクプチハニトーグリンヒル仕立て”はパセラのハニトーということでハズレなし。ホイップクリームやアイスの甘さを堪能しつつ、酸味のあるストロベリーソースとキウイソースで味変を楽しめるのもうれしかった。

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ドリンクはバニラアイスがトッピングされた“なに?何か用?”を試飲。混ぜる前はシロップの甘みを存分に感じることができ、混ぜたあとは甘みのなかに酸味が加わるおもしろいドリンクだった。そのほかにもジャスミンティーのなかにタピオカがたっぷり詰まった“II主人公のタピオカフルーツジャスミンティー”など、どれも美味しそうだったので、ぜひ体験してみて欲しい。

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開催期間は2月25日~3月31日まで。コラボメニューを1品注文ごとにランダムでオリジナルカード型ブロマイド(全13種)が1枚もらうことができる。

1981年生まれ。東京都出身。2000年よりゲーム雑誌のアルバイトを経て、フリーライターとしての活動を開始する。アドベンチャーゲームやロールプレイングゲームなどのジャンルを好み、オールタイムベストは「東京魔人學園剣風帖」。ほかに思い入れのあるゲームは「かまいたちの夜」「月姫」「CROSS†CHANNEL」「ひぐらしのなく頃に」「ダンガンロンパ」「カオスチャイルド」「ライフ イズ ストレンジ」「レイジングループ」など。

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